『科学、同人誌・個人出版、ピヨ イーパブ コミュニケーションズ(実用)』の電子書籍一覧
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亀井俊博先生の『環境神学』の著書が、12月1日に電子書籍とPOD版で出版されました。
(POD版:B5判、106ページ)
日本発の、聖書信仰・福音派の『環境神学』、待ち望まれた書籍です。
著者は、「はじめに」の中で、次のように記しています。
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(B)環境支配の神学から、環境に仕える神学へ
(a)この書の願い
そこで、この書では「環境神学」と題して、キリスト教は神学思想として「環境」をどのように理解してきたか、また「環境」に対して働きかけてきたかを、必要に応じて他宗教の「環境」観と比較しつつ、解明してみたいと思います。その上で、21世紀以降も、厳しい自己反省を行いつつも、キリスト教神学こそがこの地球規模の環境危機の解決に、責任の一端を担える思想であることを示したいと願っています。
(b)時間(歴史)と空間(地理、環境)
そもそも「環境神学」という神学分野が確立している訳ではありません。むしろ救済史神学として「歴史の神学」は“時間”を軸に、古代アウグスチヌスの「神の国」以来から確立しています。しかし、「地理の神学」さらにそれを発展させた「環境」を主題とした“空間”を軸とする神学は、まさに環境問題の提起された現代の要請に神学的応答としてなされているものです。以下、「環境神学」の歴史の概観を述べます。
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皆様、ぜひ、電子書籍、また、POD版でご購入くださり、ご愛読いただけましたら嬉しく思います。
編集者より
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現代社会をいかに生きるのか? 確かな道しるべをあなたに!
亀井俊博牧師による『カイザルと神』には、様々な領域で「正しいこと(義、正義)」「善(愛)とされること」の価値観が揺れ動かされている現代社会に生きる私たちに、問いかけ、行くべき道を指し示すとても大切な内容が記されています。
イエス・キリストは、「あなた方は、世の光です。地の塩です。」と弟子たちや大群衆を前に語られました。
遣わされた社会での使命と責任をあらためて見つめ直し、心に刻むためにも、ぜひ、ご一読くださいますよう、お勧めいたします。
著者は、「はじめに」の中で、次のように述べています。
「私のナラティヴ」を語り伝えてゆきたいものです。
(編集者)
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『ナラティヴ(語り)』
私的ナラティヴ(語り)
「ナラティヴ」(narrative、語り)とは私自身によって語られる物語であり、既成の物語とその内容を意味する「ストーリー」(story、既成の物語)とは異なる。実存的な私の語りだと言われます。1960年代、文芸理論として提唱された概念で、最近はセラピーでも用いられています。私は日本の伝統文化を受け継ぐ「語り部」を、何事かの体験の証し、ナラティヴと解釈して継承したいのです。
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● ナラティヴな福音書
私の信奉するキリスト教でも、新約聖書の第2区分の「手紙」には教義や、倫理、教会共同体論が書かれていますが、第1区分は4つの「福音書」と言う物語集です。
2千年前、イエス・キリストと言う強烈な印象を与えた人物に出会い、生き方が変えられたた人々は、単なる教義に回収できない何かを感じ、生々しいイエス像を4つの視点(生活の座)から物語ったのだと思います。ナラティヴ(語り)でないと伝わらない何かがあるからです。勿論、4つの異なる視点の根底に、それらを支える(生命の座:神の国、ヘーゲルの言う理性、滝沢克己の言うインマヌエルの原点)原点があることも含めてです。これに倣って私の関心のある「社会神学」と言う分野をナラティヴと言う形でお話しさせて頂きます。この分野の多様なナラティヴ提示の一助となることを願っています。
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聖書が語る人間の誕生 〜創世記1章・2章を読む〜
奥田昭牧師による聖書の最初の書物(旧約聖書・創世記)からの、とてもわかりやすい天地創造、人間の誕生についての解説です。
初めて聖書を手にされる皆様、また、クリスチャンの皆様にとりましても、「創造論」についての主要な見解と「進化論」の問題点について理解を深める中で、神様からの祝福に満ちた知恵を受け取られることでしょう。
日本のキリスト教会から久しぶりに出版される、「天地創造」と「創造論と進化論」のわかりやすい「キリスト教入門書」、待望の一書です。
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<はしがき>
人間はどのようにして生まれたのでしょうか。
人間の誕生については、現在世界で大きく分けて二つの考え(世界観)があります。一つは、人間は進化の結果として誕生したと考える、もう一つは、人間は神により造られたと考える。前者は科学的知識に基づくもので通常「進化論」と言われています。後者は聖書に基づくもので通常「創造論」と言われています。
ダーウィンの言う進化論という色メガネをはずして、聖書という別のメガネをかけると神の造られた別の世界が見えるように思えます。
神によって造られた人間の誕生はどのようになっているのか、聖書にはどのように書かれているのでしょうか。
「聖書のことは聖書に聞け」、というキリスト教会での格言があります。聖書にはどのように、語られているのでしょうか。
<著者紹介>
奥田 昭 (おくだ あきら)
1943年、大阪市出身。牧師。日本福音神学会会員(西部部会)
関西大学法学部卒業後、社会人教育に携わる。
2001年日本の「有名講師700人」(日本実業出版社)の一人に選ばれる。
資格教育の図書多数出版
45歳の時に受洗、2009年64歳で関西聖書学院(KBI)修了
2009年より愛知県にある瀬戸サレム教会に5年、2013年より犬山キリスト純福音教会に5年それぞれ仕え、2018年3月、主の示しにより退職。
郷里大阪に帰り、「ハレルヤ サンライズ チャペル」で開拓伝道を開始、現在に至る。演歌ゴスペルの会を主宰 -
必見!『モダニティ 上巻「近代科学とキリスト教」』
亀井俊博牧師による、モダニティ 上巻「近代科学とキリスト教」は、現代社会とキリスト教について、「近代科学」との関係において論説されています。この「講話」を読み進まれる皆様は、新たな光、洞察に富んだ知恵を見出されることでしょう。
この書籍の「電子書籍化」にあたり、亀井牧師が以下の一文(抜粋)を記しておられます。
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・・・・・ そこで、本書、略称「モダニテイ、上巻」の位置づけをお話します。
キリスト教原理論と言える教義学『「まれびとイエスの神」講話』に於いて、神の創造の秩序として、“関係の神学” を説いています。即ちキリスト教の説く創造者なる神の被造世界を大きく人称関係、非人称関係に分節しました。
本書は神の被造世界の中での、非人称関係即ち自然との関係を、近代科学との関係で解明しています。近代科学のキリスト教起源論に立つ説論です。そして、それは被造世界の人称関係、非人称関係いずれも原関係である創造者なる神との関係によってこそ成立する、と主張するキリスト教神学からは当然のことであります。
「はじめに神は天と地を創造された」(創世記1:1)、と聖書冒頭の宣言の通りです。
ただ、古代、中世科学と近代科学の成立には大きな飛躍があり、そこにキリスト教の影響なくして起こりえなかった歴史的ユニークさがあるのです。従来の啓蒙史観による、近代科学非キリスト教起源論との違いを解明したものです。
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(2018年12月)
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<目次>
第一講 「科学」と言う言葉
第二講 科学の歴史
第三講 後期近代科学(現代の近代科学)思想のキリスト教的前提
第四講 後期近代科学の問題点
第五講 科学とキリスト教の衝突
第六講 まとめと展望
追加エッセイ
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<著者の紹介>
亀井 俊博(かめい としひろ)
1942年 香川県に生まれる
単立西宮北口聖書集会牧師、芦屋福音教会名誉牧師
同志社大学法学部法律学科卒、日本UPC聖書学院卒
(同志社大学神学部、神戸改革派神学校、神戸ルーテル神学校聴講)
元私立報徳学園教師 元モンテッソーリ幼児教室「芦屋こどもの家」園長
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