『同人誌・個人出版、BCCKS Distribution(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
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美しく怖い、哀しく怖い、深く怖い・・・。人間の生理に訴えるアジアの恐怖譚。中国、タイ、マレーシアなど各地に伝わる都市伝説的な超怖い話。「本当にあったアジアの超怖い話」改訂.電子版
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エンタメ系SF雑誌「銃と宇宙」ガンズ&ユニバース、ユル誕!
愉快! 痛快! 爽快!
エンターテインメントのフロンティアを目指して、銃弾は放たれた!
カラダは重力を振り切って衛星軌道を目指す!
そしてハートははるか外宇宙へ!
さあ行こう!
ビッグバンの向こう側へ!
斜め上の異次元へ!
過去へ! 未来へ! 可能性の地平線へ!
略称は「ガンズ」!
メンバー固定で、不定期刊。よろしくねっ。 -
齊官英雄の幾多の小説の中から選り優りの作品をテーマ毎に特集するセレクション集。
セレクション<Ⅰ>「一期一会の別離」
人生における一期一会の出逢いと別れを特集するセレクション第Ⅰ集。
人生の一時期や一生に一度の機会に於ける巡り合いや関わり合いや別れ合い。忘れ得ぬ記憶の中から鮮明に蘇えるあの人この人、あの一コマこの一コマ、それは今を生きるその人それぞれの、その時々の生そのものなのである。
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大雨の翌朝、言葉を手に入れ考えることを始めたハシボソガラスがいた。その名はジョシュア・デッドストーン。夢にまで見た海辺へと川を下る旅路で奇妙な鳥たちに出会いつつ、ジョシュアは南へ、南へと旅を続けていた。やがてジョシュアが見た意味の海とは。標題の「カラスのジョシュア」とその他二篇(「ねこやまん」、「幼形のマヌー」)を収録した著者の小編集第三集です。
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青海玻 瑠鯉の第2詩集。テーマは「朱夏」。
生物の営みや、人間の性(さが)と業(ごう)......。人間の<魂>の深淵を見つめ描いた、本能と官能の詩集。
資生堂WEBマガジン『花椿』今月の詩で2018年8月に掲載された「すいか、と、めろん」を収録! -
7編のオリジナル百合小説を収録した短編集。
・彼女の選択はいつも正しい
恋愛禁止のアイドルに「それなら恋人役になって」と言われ、彼女と恋人ごっこをはじめたマネージャー。いつしか自身も恋人ごっこを楽しみはじめたマネージャーだったが……。
・お湯をそそいで三分間
わたしが働くコンビニに、いつもカップやきそばを買いにくる活発な女子高生の曽根さん。あるとき急な出勤でレジに入っていると、やってきた曽根さんが手にしていたのは……。
・酒と肴と女と女
居酒屋で他愛のないおしゃべりに興じる悠里とわたし。気楽な女子のふたり呑み……では済ませられない事情が、わたしたちにはあった。
・The Rose Tattoo
腕に刻まれた赤と黒のバラのタトゥーが印象的なバイト仲間の秋ヶ瀬さん。無愛想な彼女に惹かれ、わたしは日々ささやかなアプローチを仕掛けているけれど……。
・紅茶にとろけるチョコレート
仲間内の誰かが失恋するたびに開かれる女子会。最後は決まって樹里とわたしだけいつものバーでふたり呑み。それは毎度のことだけど、今夜はどうも空気が違う。
・月がきれいで
親友の文佳はもうすぐ結婚して引っ越してしまう。会うのが最後ってわけじゃないけれど、ふたりきりで過ごすのに今夜ほどふさわしい夜はなかった。なぜならきょうは満月だから。
・あまく危険な香り
お義理で参加しているママ友たちのお茶会。誰とも目を合わせないようにと心がけているけれど、唯一うっかり視線を合わせてしまうママがいる。そんな彼女から食事に誘われ……。 -
怪談、意味がわかると怖い話、人怖、奇妙な話、不条理な話、せつない話……
100文字でつづる小さな100の物語 -
青海玻 瑠鯉、初の詩集。 テーマは「青」と「海」。
ネットやインディーズ雑誌などで発表した数多の詩編から、厳選した15編を収録。
美を追い求めてやまない「抜けば玉散る刃」の才能が綴った処女詩集。 -
仕事ぶりは優秀ながら欠勤を繰り返す祐未と、当たり障りのない好青年を演じることで深い孤独を隠す徹。同じ会社で働くふたりは互いに似たもの、そして異なるものを同時に感じ、交流を深めていく。誰かに似た“大学図書館で眠る女子学生”と、誰かに似た“自転車で海を目指す男子学生”の記憶を暗黙の裡に分かち合いながら──。
モラトリアムの白昼夢と大人が生きる都会の現実の狭間でもがく若者たちを描いた幻想的な中編小説。 -
シリーズ17冊各330円(税込)レーベル: BCCKS Distribution出版社: BCCKS Distribution文藝MAGAZINE文戯8 Fall
巻頭企画は「旅」。
辿り着いた者、辿り着けなかった者たちの物語をお楽しみください。 -
あって無いような才能を振り絞り、持てる技術の粋をかき集めた電子詩集の第五弾。
書き溜めた詩は、掃き溜めの詩か。ここは孤高か孤独は毒か、はたまた死に際の詩は皺くちゃな詩か。
道なき未知なる詩を目指した数奇な13篇。
【所収作品】
・言葉の果て
・メテオの邂逅
・黒い鳥
・何処か行き着く宛のないまま
・はじめから終わりまで
・ダークマター
・言葉と無い世界
・東京
・一月一日
・洗面台で
・猫の踪跡
・イン ザ マスク
・閉められる窓 -
こちらは既にkindleから出版している『異世界探索』の3巻と4巻を一冊にまとめ、一部加筆修正したものになっています。
中間領域からどうにかもとの現実世界に戻ってくることができた俺と静香のふたりは、その後、無事久美子と合流を果たす。俺と静香のふたりは、自分たちが中間領域で体験したことや、中間領域とは如何なるものであるのかを久美子に話して聞かせる。そうして中間領域について話していくうちに、ふとある可能性が浮上する。それは異世界探知機を持っていたがために、望は異世界人に襲われてしまうことになったのではないか、というものであった。なお、現在、異世界探知機は、久美子の後輩である典弘が所有しており、望が失踪してしまっていることから、急に典弘のことが心配になった俺たちは典弘に電話をかける。だが、そのかけた電話は繋がらない。心配になった俺たちが直接典弘の会社を訪ねてみると、典弘はここ数日会社を無断欠勤しているということが明らかになった。いよいよ典弘のことが心配になった俺と久美子と静香の三人は、典弘が一人暮らしをしているアパートを直接訪ねてみることにするのだが、しかし、そこで意外なことが起こって――――。
見え隠れする異世界人の存在。彼らの目的は一体何なのか? そして望たちはどこへ連れ去られてしまったのか⁉『異世界探索』特別編第2弾‼ -
AIが、揚げた芋のように
ふわりと香ばしい思い出を呼び起こす。
タイムスリップしたかのように、
かつて手にした小説の世界が甦る。
阿賀北の風が、
心に虚数のように揺らぎながら響き渡る。
阿賀北とAI、
二つの異なる存在が交錯し、
新たな世界を描き出す――
(生成AI「Xaris」による巻頭詩より)
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新潟県・阿賀北地域が拠点の創作イベント「阿賀北ノベルジャム2023」で結成されたチーム「揚芋衆」によるアンソロジー。
掲げられたテーマ「あい(AI、愛、i、逢いetc…)」を各々解釈し綴られた小説をご賞味ください。3作品には共通のモチーフが登場します。ひとつは「揚げた芋」。そしてもうひとつは……?
【収録作品】
陶山松風『桜は今も。』
茶屋休石『i架ける空』
藤沢チヒロ『新発田まで、傷心旅行に行ってきました』 -
シリーズ9冊220円~726円(税込)レーベル: BCCKS Distribution出版社: BCCKS Distribution「童貞の卒業」それは少年が大人のオトコになるための通過儀礼。男子高校生は美人の幼なじみのお姉さんから、そしてインテリ大学生の男は、イギリス文学に精通した知性溢れる女の子から性の手ほどきを受ける…。生まれて初めて味わうセックスの悦びとときめきに満ちた2編を収録。
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「彼女の生命は根底からおびやかされた」――英詩人クリスティナ・ロセッティ(Christina Georgina Rossetti, 1830 - 1894)の代表的物語詩。名作を新訳でお楽しみください。アーサー・ラッカムによる挿画四枚を収録。
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2059年4月5日、全世界で小型核爆弾が爆発。そしてコンピューター・ウィルスがあらゆるインフラをダウンさせ、最強に培養された細菌やウィルスが人の命を奪い…世界は「大崩壊の時代」に入った。悪魔教団モルス教が仕掛けた大崩壊時代に、生き残った勇者(ブレイブス)たちが立ち向かう。これは超長編叙事詩物語の「始まりの記」である。
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この「アッシャー家の崩壊(The Fall of the House of Usher)」は、19世紀アメリカの文学者エドガー・アラン・ポー(Edgar Allan Poe, 1809 - 1849)の代表作の一つとされる短編ホラー小説です。名作を新訳でお楽しみください。テキストはグリスウォルド編『エドガー・アラン・ポー最新作品集』(1850年)に拠る。
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本田太一は作家になる夢を抱いていた。暇さえあれば思いつくままにコラム・掌編・短編・長編を綴っていた。書き上げた作品の何れも現在活躍中の人気作家の著と読み比べても全く遜色がない。と確信していたが……。
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こちらは既にkindleで出版している『異世界探索』の一巻から二巻を一冊にまとめ、少しお求めやすくしたものになっています。
東京都の荻窪で便利屋をやっている俺と久美子のもとにある日奇妙な依頼が舞い込んできた。それは異世界に迷い込んでしまったと思われる妹を現実世界に連れ帰って欲しいというものであった。主人公である俺は、あまりにも現実離れした依頼内容に最初依頼を断ろうとするのだが、しかし、依頼者の提示した報酬に目の眩んだ妹の久美子が、勝手に仕事を引き受けてしまう。
ほとんどなし崩し的に、依頼者の妹を探すはめになった俺だったが、その過程で様々なあり得ない体験をしていくことになる。そしてそんな俺の前に、遂に異世界の入り口がその扉を開くのだったが―――。 -
久坂夕爾が発行する、個人詩誌「午前」第10号。2022年から2023年に作成した詩5編と自由律俳句を掲載しています。
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元石神様の小太は恋人の夕晴と結ばれて、甘く幸せな日々を送っていた。そんな中、あるトラブルメーカーが舞い戻り、平和な村に異変が……! 新しい石神様である『お月様』とともに、小太は村の人を守ろうとするが……。電子書籍『子ぐま神様の恩返し~一生に一度の奇跡の恋~』の番外編です。
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僕が十歳の時、父さんの再婚によって、切子(きりこ)は同い年の妹になった。そして十七歳の夏、それまでの謎がすべて明らかになった時、思いもしなかった結末を迎える――。
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こちらは既にkindleから出版されている『VIMANA』シリーズの11巻と12巻を一冊にまとめ、少しお求めやすくしたものになっています。
辛くも火星教徒の魔の手から逃れることができた小百合たち四人は、地球に存在する科学研究機関において、自分たちがもといた世界への戻り方を調査してもらっていた。やがて、調査の結果、小百合たち四人には無事もとの世界へ戻れるということが判明する。だが、そのためには、ある厳しい条件をクリアしなければならないということも新たに明らかになった。果たして、その厳しい条件とは?
一方、その頃、エシュナは地球への亡命を希望してきた次期エスタリア帝国皇帝リブクートと、その護衛役であるエルリラを伴って、小百合たちから遅れること一週間ほど経ってから、マルダカンタ要塞から地球へと向かって出立していた。そしてあともう少しでエシュナ達の乗る船が地球へと辿り着きかけた、まさにそのとき、今はなきムー帝国の復活を目論む勢力が、エシュナ達の乗る船へと攻撃をしかけてきた。果たしてエシュナの運命は?
また同時期 、エルーナは、皇太子暗殺計画露見を恐れるオプトラス中将の放った刺客たちに追われていた。斃しても、斃しても、次々から次へと新たに現れる追手。そして遂にエルーナは絶体絶命の窮地を向かえてしまうことなるのだったが―――。
『VIMANA 特別編』第4弾‼ -
ナチスドイツが残した大量の金塊が北極海の4000メートルの深海で眠る。時を超え、金に迷わされた国家や企業が暗闘を始める。その闇を解くロンドン警視庁の刑事リロイは、やがて北アフリカへと。金塊(インゴット)を巡る卑しい人間たちの物語。
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中嶋雷太小編集第一集「人間と死」に続く第二集です。今回は現代社会での幽霊たちの物語三編。「コンビニ幽霊」、「ミライちゃんがいたあの日々」と「守護霊松子の後始末」の三編で構成しています。私たちが喪失した身近な「死」との文化を見つめ直す、心温まる幽霊譚です。
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詩を殺すのは詩人というミステリー。
詩を生かすのは読者であり、
甦らすのもまた読者である。
第一弾『端正なる狂気』、第二弾『Not』、第三弾『天使』と続く小さな電子詩集の第四弾。
詩で詩を洗う惨劇(!?)の詩を七篇。
詩人は詩を書くことで詩を殺めてしまうのか。
(※本詩集は怪奇系作品ではありません。)
【所収作品】
・記号論
・知覚とその断片
・恐怖の谷
・文学ラグナロク 序
・葬られたる秘密
・雨と炎
・影を踏まないように
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少年の頃の 思い出はほろ苦い 物が有る。
その中で 忘れてならないものもある。
それは 将来の為 大事なものがある。 -
さあ週末だ、着物を着るぞ!
雨降りの日も、気温四十度の日も、赤城おろしが吹きすさぶ日も。
埼玉県の最北端で、着物にうってつけじゃない休日まで、元気に遊ぶ着道楽のエッセー。
毎週末に一度、着物を着る生活を続けて三年。
トライアンドエラー真っ最中の着物ライフは、笑いなしには振り返れない!
・着物にうってつけじゃない日
・どっしりとした紫色の振袖
・手抜きがお上手
・運転免許証の更新は着物で
・着物泥棒!
・着物仲間よりも洋装の親友と
・生まれたてかよ?
・着物のお手入れが面倒だ
・窮屈な着付けがお好き
・おばあちゃんにモテる着物
・お洒落から遠ざかる春 -
男であれ女であれ、青年であれ半青年であれ、人間は成熟した人生を送るのに無くてはならないものを掴む為に、或る時期、大人への階段を昇り降りする。獲得にしろ、喪失にしろ、人生の新しい局面を切り拓いて行くチャレンジャブルな大人への階段を、時には激しく、時には沈静して、昇降する。それは、驟雨の如く、強烈で、然も短く、将に人生の時の瞬なのである。
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将棋界に巨星現る。現代のモーゼ の様である。若手旗手である。
そして各界に 野球界 ボクシング界 他影響が出て来てくれそうだ。 -
創作は呪縛だ。恋にも似た呪縛だ。常軌を逸する程まで追い求めねばならない美しい幻である。
第一弾『端正なる狂気』、第二弾『Not』と続いた小さな電子詩集第三弾。創作の“天使”たちへ捧ぐ深謀深慮を巡らせた…つもりの七つの詩。
【所収作品】
・天使
・烏鷺の争い
・プレローマ
・永遠の皮肉
・残滓
・名刀
・魔人 -
アメリカは各州に高度な自治権が存在しており、とくに警察機関は奴隷制度の時代から独自の牙城を築いてきた。
西海岸サウス管区・強盗殺人課のジョン・ワイズバーグ刑事はそのギャングのような風貌で麻薬の売人たちから金の取り立てにいそしむ。そしてその金を離婚した妻への慰謝料と養育費にあてていた。
そんなある日、女子大生猟奇殺人事件が管内で発生する。被害者からは「モンドラーゴの神よ、我に永遠の魂と命を」と書かれたメッセージが見つかった。
すぐに事件を解決できると高を括る刑事たちだったが、なんの手がかりもないまま第二、第三の犠牲者を生んでしまう。被害者たちの共通点がまったく見あたらずに捜査は難航するのだった。
ジョンはチカーノギャングに命を狙われているうえ、収賄の嫌疑がかけられて内務調査室の捜査が迫っていた。
二転三転する連続猟奇殺人事件はわずかな手がかりを糸口に予期せぬ展開を迎える。最後にジョンが目にする光景とは。そして「モンドラーゴの神」が意味するものとは──。 -
「詩は文学の王である」(サマセット・モーム)
失墜した権威を勝手に嘆き、取り戻すべく言葉の沼に投じた小さな電子詩集。蛮勇の詩が八篇。
【所収作品】
・期待と液体
・端正なる狂気
・ぼくの心は夜を待っていた
・美しい幻
・恍惚
・センチメートル
・消星
・未来 -
iPプロジェクトのアンソロジー詩集(太陽書房)に名を連ねた著者が放つ小さな電子詩集。
第一弾『端正なる狂気』に続く第二弾は、権謀術数を尽くした…と思ってる詩を九篇。
【所収作品】
・Not
・四行詩
・歯ぎしり
・嫌な日
・四十雀
・血脈
・時計仕掛けの詩
・しずく
・砂の翼 -
紀暁嵐著『閲微草堂筆記』は、中国の清代に書かれた著作である。内容は、主に明代・清代の怪談、奇談、論談(物ごとの是非・善悪を論じ述べること。議論)である。
日本では知られていない神や精霊、幽霊の話が次々と紹介される。
本書『閲微草堂筆記』2は、その中の「灤陽消夏録」四、五、六である。 -
紀暁嵐の『閲微草堂筆記』は、中国の清代に書かれた著作である。内容は、主に明代・清代の怪談、奇談、論談(物ごとの是非・善悪を論じ述べること。議論)である。日本では知られていない神や精霊、幽霊の話が次々と紹介される。本書は『閲微草堂筆記』中の「灤陽消夏録」一、二、三である。
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こにちは既にkindleから出版している『失われた世界へ』の14巻に15巻の一部を加え、加筆・訂正したものになっています。
エフィシア姫の救出に無事成功し、ジーの宇宙船に乗って五十万年前の火星へとタイトラベルした主人公たちだったが、彼らが自分たちがもといた世界へ戻るためには、更にその異なる世界線の火星で待ち構えている宿敵――――遠藤久美子たちを撃退する必要があった。主人公たちは早速遠藤久美子たちを撃破するべく行動を開始するのだったが、しかし、敵の術中の嵌り、人口空間―――閉鎖空間のなかへと閉じ込められてしまう。主人公たちはどうかにその人口空間から脱出しようと藻掻くものの、しかし、その人工空間には強力なプロテクトが施されており、脱出することはほぼ不可能であるということがわかる。と、そんなとき、主人公たちは自分たちが閉じ込められている閉鎖空間のなかである奇妙な残骸物を発見する。それは宇宙戦艦の残骸と思われるもので、主人公たちが内部を調べてみたところ、そこには多くの巨人族の遺体と、更にまだ生きている――――冷凍睡眠機のなかで眠りに着いている巨人族の女性がひとり見つかった。主人公たちはその巨人族の女性をジーの力を借りて目覚めさせると、彼女に一体何があったのかを確認する。すると、巨人族の女性は驚くべき事実を口にした。果たしてその驚くべき事実とは⁉ そして主人公たちは無事閉鎖空間から脱出することはできるのか⁉ -
著者三年ぶりとなるSF短編集をオルタニアから。
現実と地続きの近未来世界から想像もできない遠未来の摩訶不思議な世界まで、静かで美しく、時に激しく、時に冗長で──万華鏡のように色とりどりな世界が、読者の脳内空間を拡張してくれることでしょう。
(一部作品はオルタニア掲載時から内容を改訂しています)
-掲載作品-
鉄くらげ工場の少女
碧き新世界のうた
冬の終わり
感情師グレイ
梅ダンジョンから愛を込めて!
欲しがりませんカツまでは -
とある街のとある探偵事務所。そこで探偵の助手をはじめた和田さんは、なかなか相談者が訪れない毎日に、街の平和を感じていた。
ある日探偵から本を持ってくるように言われ、ついに推理法を見られると期待する助手。
しかし、そこには驚愕の早とちりが潜んでいた。
探偵の元にやってくる、事件と言うにはどうでもいい依頼の数々。推理しているのかしていないのか。
ひたすらゆるい、ミステリー短編集。 -
裏社会で暗躍する凄腕の殺し屋セス。日系人特有の顔立ちから「ベイビーフェイスド・アサシン(童顔の暗殺者)」と呼ばれていた。
アメリカでの流通拡大を目論むメキシコの麻薬カルテル。そして協力関係を築く西海岸ギャング。それを阻止するためアメリカ政府は、FBI・DEA・入国管理局による合同捜査本部を設置する。しかし潜入捜査官殺害事件、組織的な隠蔽、内通者の存在とますます混迷を深めていく。
アメリカとメキシコ。麻薬と武器による双方の「貿易」が成り立つ限り、暴力の連鎖は終わらない。
レイチェルと出逢ったことで、心の平穏を見つけたセス。ささやかな幸せを望んで暗殺家業から足を洗うべく最後の仕事に向かう──。 -
「カミラが帰ってこない」
少年ビトは、失踪した姉カミラの行方を必死にさがしていた。
メキシコでは、麻薬カルテルによる性的人身売買目的の拉致が横行していた。麻薬の製造密輸のほかに高収益を見込めるからだ。
カルテルとの癒着によって腐敗した地元警察などあてにならない。そう悟ったビトは、ひとりの日本人シカリオ(暗殺者)の存在を知ることになる。
「日本人の血には、戦いに千年の歴史がある」
そのシカリオに姉の救出を依頼すべくビトは、命がけで国境を越えていく。果たして、彼はシカリオを見つけ出し、姉を救出することはできるのか。
各プラサから集結したカルテル総勢300人に対し、たったひとり戦いの火蓋を切る──。 -
ある日ある夢をみた。それは青春を、通過しようとした頃の、後悔のない、愛や恋についての、爽やかな夢だった。
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主にTwitter上でつぶやいていたたった140字の童話のような寓話のような詩のようなものを140編まとめたものです。
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日本史には「面白い」があふれている!鎌倉~戦国時代に登場するさまざまな武将たちの中でも、ビッグネームの陰に隠れて目立たない人たちにあえてスポットを当てて語り尽くす与太話エッセイ。NHK大河ドラマで話題の武将も取り上げて、日本史の入門書としてうってつけです。
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公園で5歳の幼女が行方不明になった。それから目に見えて変化していく17歳の大川雪柾。彼が幼女を誘拐した動機は、想像を絶するほどおぞましいものだった。
※R15 エロはありませんが、グロが苦手な方はご遠慮ください。 -
登山ガチ勢による山岳短編集。低山でのヒューマンドラマから龍の背に登るファンタジーまで、個性豊かな5作品をお届けします。総文字数約40000字。
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祖母から孫へ、紗袷(しゃあわせ)の着物が託されたその年に、高齢者と若者は未知のウイルスの脅威に引き離される――。北埼玉で暮らす着物好きの美乃里が、“不要不急”の着物を通じて、人とのつながりを紡いでゆく。
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数十年ぶりに桐箪笥から出された畳紙はすっかり黄変している。紙面には「藤村呉服店」という店名と、「騎西町」から始まる住所が書かれていた。合併によって現在の加須市となった祖母の出身地だ。おそらく若い頃に行きつけだった着物店なのだろう。
「開けてみろ」と祖母が得意げに促す。美乃里はまだしっかりとしている紙縒をほどいた。よほど思い入れのある一枚となれば娘時代の振袖か。それとも、思い切って手を出した伝統工芸品や作家物か。果たして包みを開いて現れたのは、透き通った布地の上にもやもやとした模様がうごめく、見たこともない着物だった。
「うそ、もしかして紗袷じゃない!」
「いいもんだべ」 -
時間をめぐる物語。東京・南青山の時計修理店の店主・黒野は毎週金曜の夜、近くのバー・ジャダでアブサンを楽しむのが楽しみな静かな男。ただ、新月の夜になると「時」に悩む客が黒野の隣に座り、不思議な「時」の話を語ります。酩酊を深める黒野。人にとっての「時」とは……オムニバス・ストーリーが絡み合いながら描かれた、大人の為の物語です。
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◆USBメモリに込められた初恋
不治の病で自宅から出られない角田ゆかりは、可愛がっている猫のパワーに語りかける。
「あなたも外に出てみたいわよね」と。パワーに託したゆかりの願いは夢となって叶うが、ただの夢だったはずの想いは、不思議な形で現実の愛となって残されていた。
◆ラブとおじいちゃんと私
川中こずえはある日、おじいちゃんと犬のラブと一緒に山菜を摘むため山を訪れた。しかしその山には奇妙な集団が巣食っていた。
謎の施設、不思議な美少年。わけがわからないまま捕らわれたこずえは、それでも大切なおじいちゃんとラブを救うために従順に過ごして生き残ることを心に誓う。
◆過去視
二十九歳の竹下真亜子は悩んでいた。競馬の選手でありながらどうしても勝利に繋がらない日々を過ごし、恋人である雄二も妻子持ちの男なのだ。
両親は早く帰郷して結婚しろと急かしてくるが、どうしても決断できずにいた。そんな真亜子は突然、自身の過去を覗き見ることとなる。真亜子の下した決断とは、未来の自分の幸福を願うものだった。
◆さら・シリウス:あらすじ
◆新羽 耀:文章
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謎めいた医科大学を舞台に、僧侶と女医と山猿が大活躍する医学仏教奇譚。乞うご期待!
医学仏教奇譚『作務衣猿山太郎』、ほか2編収録。
医学と仏教の境界に起こる葛藤、森の奥で少年たちが体験する夢幻など、和風シュールレアリズムの先駆を独走する幻想文学金字塔。 -
◆陰湿な復讐者
深夜、予感はしていた。ろくでもない訪問者が客としてくるのだと。佐代子は自分の店の片付けをしていた。こじんまりとしたスナックにかつての旧友がやってくる。彼は人を殺した後だった。そして佐代子は港の倉庫に閉じ込められる。倉庫内はガソリンがまかれていた……。
◆同じ穴の貉
植木屋をしている早田正雄は、子供たちが寄り付かないのは酷い古女房のせいだと思っている。そんな中、剪定を頼まれているお得意様の庭にあるトンネルを思い出す。ある晩そのトンネルに……。
◆土気色の景観
イラストレーターであるまさみは、自身の仕事の事で悩んでいた。良い仕事が入ってこない。そんなまさみの元に有名アーティストからの曲が贈られてくる。この曲のイメージでジャケットの絵を描いてくれ、と。その経緯で、まさみはある一つの“イラスト”を完成させる事になる。
◆ブリーダー
幸江が結婚した男はどうやら何名もの妻をめとっては、別れたのだという。ある日、幸江は秘密の地下室の扉を開く。サイコパスは会話が通じない。現代の青髭譚。
◆解体ショー
沙織は他人のものが欲しい。何故なら沙織は恵まれていないから。沙織にとって、世界はバラバラに見える。全てがバラバラだ。沙織には解体癖がある。あるべき姿に戻そうと。大人になって、沙織は男からよくモテた。沙織は男達を“作品”にする事に決めた。
さら・シリウス:あらすじ
朧塚:文章 -
こらちは既にkindleから出版している『漂着、魔法世界』の一巻から三巻までを一冊にまとめ、お求めやすくしたものになっています。
西暦二千百ニ年。人類は、遂にタイムトラベルの技術を現実のものとしていた。人類はそのテクノロジーを利用することによって、様々な時代へ観光旅行へ出かけるようになっていたが、そのなかでも特に人気の時代となっていたのが、恐竜が生息している白亜紀の時代であった。
小学五年生の磯山慶は、夏休みを利用して家族と共に白亜紀の時代へ旅行に出かけることになる。
だが、その道中、慶の乗っていたタイムシップは思わぬトラブルに見舞われ、本来目的地としていた時代とは全く違う、未知の時代へ不時着してしまうことになる。
彼らはその未知の時代からどうにかもとの世界へ戻ろうするのだったが、しかし、タイムシップは動力系統に致命的なダメージを負ってしまっており、もとの時代へ戻ることはほぼ絶望的であることが明らかになる。唯一の希望は、救難信号を受信した、未来の人類が救助に来てくれることであったが、しかし、なかなか救助はやってこない。
と、そんなとき、彼らは偶然、自分達がいる世界には、ある不思議な物理法則が存在していることに気が付くことになる。それは一見すると、魔法のようにも思える物理現象であったがーーー。
果たして、何故そのような未知の物理法則が存在しているのか? そして磯山家が辿り着いた時代は一体いつの時代なのか!?
襲い来る巨大な昆虫型異生物と、異世界文明。 -
SNSに蔓延る悪徳高額情報商材屋の注意喚起漫画。
2022年夏コミ新刊。
後半に、プログラミングやオンラインサロンの注意喚起もまとめてます。 -
愛と憎悪、金と名声、怒りと復讐、男と女が織りなすクライムサスペンス
仮面夫婦
経済的に不自由はないが、妊娠して以来、夫とはずっとセックスレスだった。そんな彼女に、ストーカーがまとわりつくようになった。(「問題小説」2005年10月号掲載)
火炎の夢
雑居ビルが全焼し、風俗店の従業員と客が犠牲になった。
娘を火事で失い、家庭も崩壊した郁恵は、復讐のため、ある男に近づいた。(「問題小説」2007年2月号掲載)
代理処罰
ブラジルからの出稼ぎ日系人、矢沢ジョンが働く工場に役員が天下ってきた。
その男の名前は忘れようにも忘れられないものだった。
帰国前にどうしてもカタをつけなければならない。(「問題小説」2007年8月号)
実名報道
杜撰な初動捜査や報道による人権侵害を告発する新聞記者・武田はテレビで脚光を浴びていた。
その陰で、ある事件が起きていた。(「問題小説」2008年2月号掲載)
ヤミ金キラー
両親を死に追いやった金融詐欺事件。
主犯格二人に下された判決は執行猶予付きだった。
釈放後は再び同じ犯罪を繰り返すに違いない。(「問題小説」2009年8月号)
花模様
男は蘭の花と同じ。
水をやり過ぎると根は腐る。肥料を与え過ぎると葉ばかりが成長する。
「枯れない程度に与えたヤツだけが、見事な花を咲かせるのよ」(「問題小説」2010年2月号掲載)
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久坂夕爾が不定期で発行する個人詩誌「午前」。通巻第9号。今号は、詩、自由律俳句、エッセイを掲載しています。
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ホストクラブに蠢く男と女のミステリー
フィーリャ・ダ・プッタ
富夢の体は怒りに震えた。幼い頃の屈辱がまざまざとよみがえる。
カルロスを死に追いやった竹田への復讐を心に誓った。(「問題小説」2004年8月号掲載)
依存症な女
ホステスの沙織は薬物に溺れていた。
何者かにつきまとわれる幻覚に怯えていた。(「問題小説」2004年11月号掲載)
示談好きな女
六本木でトップクラスの売り上げを誇るホステスの美奈代。ライバルの麻美に競うようにホストクラブに通い続け、金が底をついた。(「問題小説」2004年12月号掲載)
真珠ブラの女
ある女を妊娠させてくれる男を探している。ホストクラブに通い詰めの女が酔いに任せて言った。
その夜、彼女は店から追い出されたが……。(「問題小説」2005年4月号掲載)
妻を演じる女
美沙子は妻として申し分のいない女だった。ブランド品を買い漁ることを除いては。
株式投資で儲けたというのだが……。(「問題小説」2005年6月号掲載) -
『誰にも見せない顔』
真佐美には中学時代からの親友・渚沙がいる。落ち込んでいるときに慰め、励ましてくれる渚沙は真佐美にとってかけがえのない存在だ。ある日、渚沙の夫の松原から呼び出された真佐美は、誰にも見せない渚沙の裏の顔を知らされて……。
『すてきなご縁』
会社をクビになったカスミは、引越し先で上品な老女に出会う。道に迷っていた老女を目的地まで送ったお礼にと邸宅に招かれ、そこで「実はあなたにお願いがあるのよ」と老女から切り出されたこととは……。
『強い風に吹かれて』
あの夏の日、美咲は夜の海にいた。合コンを兼ねた海辺のバーベキューは、地元の不良たちによって悲惨すぎる思い出に変わった。それから十年が経ち、成功を収めた美咲の前にあの夜のことを知る男が現れる。
『探偵事務所のオプション』
探偵事務所を営む「わたし」の元に、保険金殺人で兄を殺されたという依頼者が訪ねてくる。容疑者の篠田月絵は、高齢男性との結婚を繰り返しては遺産を受け取っている。そこで「わたし」は、依頼者にあるオプションメニューを提案する。
『海峡の点滅』
小さな海峡に面した街に、夜中の十二時になると対岸から光の点滅が届く。誰がなぜそんなことをしているのか……さまざまな思いをめぐらせ、また願いをこめて海峡の点滅を見る人の中に、一人だけその真相を知る女性がいた。
『お楽しみはこれから』
経営の危機にあった老舗温泉旅館を立て直した美奈子。メニューを和食から洋食に切り替え、女性専用の宿にした戦略が大当たりして、チェーン展開を狙っている。その路線に反対していた美奈子の夫は、謎の失踪をしていて……。 -
女友だちと大川の花火見物に出かけ、あわよくばいい男に出会いたいと願う16歳のお稲だが、意に反して何度も災難が降りかかる表題作『ケンカ売りの少女 ~ 大江戸イリュージョン ~』。そのほか、見かけるたびに違う帽子を被っている謎の女性との遭遇を描いた『帽子の女』、フラメンコの踊り子とギター職人の若い夫婦が絆を再生する物語『スイートライフ』の計3篇を収録したユーモア短編小説集。
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渋谷で雑誌向けの撮影していた椎名武生は、写した写真の中に、カメラを見て笑みを浮かべている女に気づく。よく見ると、その女はカメラではなく、椎名を見て笑っているようだった。翌日、その女を探し出して問いただしてみると、知り合いの人に似ていただけだと言い張る。その女、北川奈乃は、数年前から人の心が読める能力を身につけていた。その能力のせいで、彼女は思いもよらない騒動に巻き込まれていく。
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エッセイ、それは日本語で言うと随筆である。随筆とは、知識をもとに考え、思想、感想を書くものらしい。僕は日頃色々、思っていることがある。それは、何なのかと疑問を持ち、読書をして少しずつ理解していく。世の中の色々な問題、自分の趣味、そして、生き方などなど。それを、僕の見解を入れて、エッセイしてみました。軽い気持ちで書いてみたけれど、僕の思いを共有してくれたら嬉しいと言う気持ちいっぱいのエッセイです。そして、全てのパンク達へ。
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