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『ニコニコカドカワ祭り コイン60倍、松本清張、1円~(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~45件目/全45件

  • 429(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    現実に起った外国人神父による日本人スチュワーデス殺人事件を推理したドキュメント・ノベル

    殺人容疑者の外人神父は国外に逃亡して、ついに事件は迷宮に入った。日本にとって国辱ともいうべき「スチュワーデス殺人事件」。かつてアメリカの占領下にあった日本で続発した怪事件が、アメリカの陰謀によるものとして「日本の黒い霧」を書いた作者が、真実追究の念から、徹底的にこの犯罪を洗い上げる。
  • 770(税込)
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    名奉行だからこそ曲がったことをするのだ。清張時代サスペンス!

    吉宗から人捜しの命が下りるが調査はいきづまっている。情報収集に出た隠密は命を落とした。権力者の悪は裁かれない大岡裁きの闇を明らかにしていくスリリングな長編小節。

    ※本書は角川文庫版(一九八七年刊・三分冊)を底本とした新装版です。
  • 770(税込)
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    大岡裁きは美化されている! 痛烈な批判を込めた時代サスペンス。

    江戸城の目安箱に入れられた一通の書面。それを読んだ将軍徳川吉宗は大岡越前守に探索を命じるが、その最中に芝の寺の尼僧が殺され、旗本大久保家の存在が浮上する。将軍家世嗣をめぐる思惑。本格歴史長編。

    ※本書は角川文庫版(一九八七年刊・三分冊)を底本とした新装版です。
  • 429(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    実話に基づく放火殺人事件を題材に警察のずさんさを突く表題作ほか傑作短編集

    10年前、日光市におこった一家無理心中事件に疑惑!土地の一住職の熱心な懇願により、警察はついにこの事件の再捜査に踏み切った。10年のブランクのため難航する捜査。事件直後、現場から消失した小切手の行方は? 捜査線上に浮かび上がった謎の朝鮮人は?終戦後の混乱期にみられた警察の強引な捜査に、鋭い批判の目を向けた表題作ほか「情死傍観」「特技」「山師」「部分」「厭戦」「小さな旅館」「老春」「鴉」を収録。松本清張の傑作短編集!
  • 506(税込)
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    あと43分で日本が滅亡する!

    「重大事態発生」。官邸の総理大臣に、防衛省統幕議長がうわずった声で伝えた。Z国から東京に向かって誤射された核弾頭ミサイル5個。到着まで、あと43分! SFに初めて挑戦した松本清張の異色長編。
  • 429(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    教育界の知られざる闇と人間の強い欲望。昭和の巨匠が描く社会派長編。

    日本史教科書編纂の分野で名を馳せる島地章吾助教授は、学生時代の友人の妻などに浮気心を働かせていた。教科書出版社の思惑にうまく乗り、島地は自分の欲望のまま人生を謳歌していたのだが……社会派長編。

    ※本書は昭和四十一年一月十日初版の角川文庫を分冊、改版したものが底本です。
  • 275(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    昭和30年代作品群から厳選した粒ぞろい短編集。

    昭和30年代短編集(3)。学問に打ち込み業績をあげながら、社会的評価を得られない研究者たちの情熱と怨念。「笛壺」「皿倉学説」「粗い網版」「陸行水行」の計4編。「粗い網版」は初文庫化。

    ※本書は、昭和30~40年代作品群から、研究者たちの孤独をテーマに4作品を選び、新たなタイトルを付けたオリジナル文庫が底本です。
  • 385(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    教科書販売に於ける過熱競争の行き着く先とは。清張の鋭い正義感が光る傑作

    ついに教授になった島地には、妻の他に、二人女がいた。教科書出版社の売り込み競争に踊る、醜悪な人間像が次第に浮き彫りになっていく。昭和の巨匠が満を持して挑む、教育界の闇とその行く末とは。

    ※本書は昭和四十一年一月十日初版の角川文庫を分冊、改版したものが底本です。
  • 748(税込)
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    トランクの死体は発送者本人だった…!競馬界を舞台に描く本格長編推理小説

    東北本線・五百川駅近くで死体入りトランクが発見された。被害者は東京の三流新聞編集長・山崎。しかし東京・田端駅からトランクを発送したのも山崎自身だった。競馬界を舞台に描く巨匠の本格長編推理小説。
  • 297(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    前衛水墨画の旗手としてクローズアップされた女流画家二人の愛欲と陰謀を浮き彫りにした問題作

    暗闇から飛び出してきた男が、いきなり硫酸をあびせかけた。夜鳥のような悲鳴をあげてうずくまるふみ子……。前衛水墨画の旗手として、一躍マスコミにクローズアップされた彼女はライバルの滝村可寿子をけ落すため、その美貌と肉体を駆使して画壇の権力者を籠絡し、着々とその名声を高めて行く。しかしその果てに彼女が得たものは何か? 格調高い芸術の世界を舞台に、そこに渦巻く愛欲と陰謀を見事に浮き彫りにした松本清張の問題作!
  • 682(税込)
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    乱れ飛ぶ怪文書!女子大理事長の椅子は?思いもよらぬ大どんでん返しとは?

    学園の関西見学旅行中、大島理事長と女事務員秋山が取った別行動は、私立探偵の調査で明白だった。その事実を学園理事に訴える投書が、謙一の腹心鈴木事務局長によって偽造されたが、防御を固める大島は、一夕謙一を料亭に接待した。しかし、席上、話は意外な展開を見、二人は互いの牙をむき出した。石田専務理事の解任を画策する大島。乱れ飛ぶ怪文書。……学園経営権をめぐる激しい攻防の果て、遂に緊急理事会は招集された。……
  • 550(税込)
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    悪妻からの解放を思い続ける画家が考え出した殺人方法は、イタリアの小説がヒントだった!

    こめかみに青筋をたて、矢沢辰生のアトリエに飛び込んできた妻。「殺してやる!」と喚いた彼女は、画架のそばにあった揮発油を奪うと、いきなり彼の頭から振りかけた。その手にはいつの間にかマッチが……。画家の矢沢は、美術記者から聞いたイタリアの作家ピランデルロの小説「死せるパスカル」に激しい共感を覚えた。主人公と同じ妻の異常な嫉妬に悩む彼は、自分も小説のように妻から解放されたいと強く願う。そしてある日……。 歪んだ夫婦の心理に鋭いメスを入れた傑作!「六畳の生涯」を併録。
  • 209(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    学閥への復讐計画を描く表題作ほか、野心と失意の世界を描く傑作短篇集

    美術史家としてすぐれた才能をもちながら、学閥から追放され敗残の生活を送る宅田老人。贋画の天才酒匂鳳岳の発見によって開始される学閥への復讐は、まず、鳳岳の描いた「秋山束薪図」が、未発見の浦上玉堂の作と評価されて成功するかにみえたが…。表題作ほか「上申書」「剥袋」「愛と空白の共謀」「装飾評伝」を収める。
  • 550(税込)
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    死体で発見された業界紙記者。病院経営をめぐる黒い霧と謎の連続殺人

    深夜の路上に毒殺死体で発見された元新聞記者島田は、「シュウ」と記する不思議な紙片を持っていた。タクシー運転手三上は、その死体を目撃した折の客の挙動に不審を抱き、客が都厚生局職員山中であることを突き止めた。そして山中はまた、不二野精神病院事務長飯田、都議岩村ともつながりを持つことを知った。(三人の関係に何かがある!)と三上は思った。……病院経営をめぐる黒い霧と謎の連続殺人を描く、巨匠の長編社会派推理。
  • 594(税込)
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    私立女子大学の理事長の椅子をめぐり対立する現理事長と専務理事の激しい攻防

    東京西郊に2万坪の敷地とホテルと見まがう白堊の近代校舎を持つ、私立女子大学「若葉学園」。今日の隆盛は、学園専務理事石田謙一の辣腕によるものであったが、彼の胸中には、現大島圭蔵理事長の椅子を奪い、学園経営を一手に収めようとする、どす黒い野心があった。大島理事長と学生課事務員秋山千鶴子との秘密の関係を知る彼は、そのスキャンダルを暴こうと図るが、彼自身もまた、バア・マダムと情事を重ね、一人息子恭太の非行に悩む身であった。……
  • 726(税込)
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    巨富を握る闇の実力者と戦時中の隠匿物資の謎。要人殺人犯の罠に落ちた青年が真相を追究する

    男は、心臓を鋭利な刃物で刺され、右胸の皮膚を円く抉ぐられていた。新緑の四月初め、場所は、東京西方の田園を流れる川のほとり。……警察の捜査は、男が愛知の硯職人で、死の前、甲州の山あいの一鉱山を訪れたことを突きとめたが、続いて起こる、二つの殺人。被害者は、旧日本軍憲兵の前歴を持つ浮浪者と、東南アジアR国から秘密の目的で来日した一外国要人。謎の渦中に巻きこまれた若者崎津の前に、事件は、意外な拡がりと様相を示して展開する。――巨匠松本清張の、野心的推理長篇!
  • 506(税込)
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    病院関係者を次々に襲う殺人事件、思いもよらぬ犯人の出現!

    タクシーの運転手は寡黙だ。その内側に、客に対する様々な心理や感情を働かせていても、それを語ることがない。言わば〈無言の観察者〉である。この存在は、作家の興味をそそる。生身の欲望を秘める人間が他人の生命を預かる病院、これは興味以上に、無気味である。『地の指』とは、土地が暗示する真相を意味している。(「作者のことば」より)巨匠の長編社会派ミステリー。全2冊完結篇。
  • 253(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    人生の皮肉、孤独をテーマとする12編からなる初期作品集

    “死にたくない。商売がこんな大事なときに死んでも死にきれない”――町場の印刷工場の主・村野末吉は、病院のベッドで思った。苦労を重ね続けた人生が、ようやく好転しかけていた。彼は意を決して、縁者から多額の借金をし、最上等の個室に入り、心臓手術の担当医にも十分な謝礼をした。そして無事、退院を果せたが……。表題作ほか「湖畔の人」「ひとり旅」「九十九里浜」「賞」「春の命」など、人生の皮肉、孤独をテーマとする初期作品12編を収録。
  • 407(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    野心家の銀行常務の夫と大学助教授の間で揺れ動く、美しい人妻の心の遍歴

    東都相互銀行の若手常務で、野心家の夫塩川との生活に心を満たされぬ信子は、大学の通信教育を受け、独身助教授浅野を知った。彼女の知的な美しさに心を惹かれて愛を告白する浅野。信子は、その想いの激しさにたじろぐが、夫は、妻の不貞を疑いながら、二人の接近を画策した。不倫をでっち上げることで実業界への飛躍を図ろうとしたのだ――。巨匠松本清張が、美しい人妻の心の遍歴の行末を描く、長編サスペンス!
  • 319(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    エリート官吏の死の謎に秘められた国際的陰謀とは?

    昌子は、九州旅行で知り合った経済官僚の堀沢と交際、結婚。堀沢は出世を目ざす秀才で神経質、強いエリート意識と、心の底を明かさない冷たさがあった。平穏で空虚な日々ののちに起こった、妹伶子と夫の失踪。宮城県作並温泉の山峡で発見された2人の死体に、新聞は不倫の恋の清算と書きたてたが、妹は夫を好まず、夫もまた彼女を敬遠していた……。若手官僚の死の謎に秘められた、国際的陰謀を描く、巨匠の力作。
  • 297(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    昭和27年、三原山に墜落した日航機「もく星」号事件の真相に迫るドキュメント・ノベル

    昭和27年4月9日、羽田を離陸した大阪経由福岡行の日航機「もく星」号は伊豆大島の三原山に激突、全37名の命が奪われた。米人パイロットと米軍管制官の間にどんな交信がなされたのか。全員救助の報が絶望に変わる一夜の間に、米占領軍で何が画策されたのか。犠牲者のひとり、ダイヤ密売の美女は何者なのか。世を震撼させた事件の謎に迫り、「40年目の真実」を明らかにした、完結した長編としては巨匠生前最後の作品となった渾身作。
  • 385(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    山陰とウィーンを飛び交う大胆な構想と緻密な計算が行き届いた、巨匠の傑作長編推理。

    負債をかかえて逃避行をする谷原は、同宿の設計士と“計算狂”の美女についての話をするうち、大金儲けのヒントを得る。それは、石見銀山坑内発掘と高圧線下の細長い土地の利権にかかわるからくりであった。早速、電力会社から1億2千万円の補償金を獲て、さらに勝負に出ようとする。しかし往年の殺人疑惑が谷原殺しを引き起こし、その接点には、「数字のある風景」があった……。巨匠の傑作長編推理。
  • 462(税込)
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    一つの利権をめぐって対立する師弟関係の結末など珠玉のサスペンス短編集

    教授の職を追われ故郷へ身をひいた恩師を訪ねた玖村は,大学への復帰を恩師に依頼される。師弟の立場の転倒から生じた秘かな優越と侮蔑。しかし玖村のその肚の中の愉しみは、ふとしたことで覆えされる。表題作ほか「鬼畜」「喪失」「二階」「発作」「一年半待て」「捜査圏外の条件」を収録。
  • 231(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    嫉妬の炎に包まれて、地位を悪用する役人と無実の罪人など、戦国時代に取材した力作5編

    佐渡金山奉行所への転任を上役からこわれた時、寺社奉行所役人黒塚喜介の頭の中を不意によぎるものがあった。2年前、妻との仲を疑い、八丁堀与力を動かして伝馬町の牢へ送った無頼者弥十。その赦免が間近いのだ。いっそ、金山の暗い坑の底で、地獄の苦しみを彼に味あわせたい。……喜介の胸に、どす黒い憎しみと嗜虐心のほむらが一気にふき上げて来た。表題作「佐渡流人行」ほか、直木賞候補作「西郷札」など秀作短篇4作を併わせ収める。
  • 550(税込)
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    罪を犯した人間の不安感に苛まれる妄想の日々など、人間の深層心理を捉えたスリリングな恐怖推理小説集

    井野良吉は味のある役者として人気が出、映画出演も決まり幸先のよいことであったが、その幸運は、破滅へと近づくことでもあった(「顔」)。出張先から帰らない夫の身を案ずる信子は、従弟の俊吉から思いもかけない“夫の裏切り”を聞かされる(「白い闇」)。平凡に穏やかに続く日常生活という仮面をはぎとると、欲にのまれた人間たちの罪と罰がみえてくる。人間の深層心理を捉えたスリリングな恐怖推理小説集。
  • 550(税込)
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    野武士集団に身を投じる主人公。愛と誇りを守るため果敢に戦う男たちの、友情とロマンにみちた長編冒険小説

    関ヶ原戦の一年後。信州高島藩の若侍、伊助と家老、兵部はある約束をかわす。伊助が主君の敵、丹後を討てば、その報酬として、兵部の美しい娘、美世を嫁にもらうというのである。が、命懸けで豪傑丹後を暗殺したというのに、兵部は約束を無視しようとする。伊助は、復讐の念に燃え、無法の野武士集団に身を投じる――。強靱なパワーと意志力とそして寡黙なやさしさをたくわえて、愛と誇りを守るため果敢に戦う男たちの、友情とロマンにみちた、長編冒険小説!
  • 297(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    地域開発をめぐり殺害された市長の謎の行動と対立派閥議員の行動が謎を呼ぶスリリングな傑作長編ミステリー

    北海道の北浦市長春田は陳情上京中に失踪、数日後に武蔵野の林で絞殺体となって発見される。捜査陣は、政敵早川議員に疑いを向けるが、直後早川の溺死体が地元の沖合いに浮かび、事件は予想外の展開をみせる。地域開発としての埋立計画を契機に、それぞれの愛憎が北海道―東京間を行き交う、スリリングな傑作長編ミステリー。1991年に改稿に着手、執拗なまでに推敲し完成させた著者最後の推理作品。
  • 297(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    常に斬新でなければならない一流デザイナーの苦悩を、華やかな業界を背景に描いた傑作サスペンスロマン。

    美大を卒業したばかりの葉子は、憧れの葛山デザイン研究所に入所する。尊敬する鬼才、葛山の下で精一杯、勉強したかったからだ。が、不可解な葛山の言動から、彼の作品のオリジナリティに疑惑をもつ。真実を知りたいという熱い思いにかられ、葛山の周辺を次々に追及する葉子の前にあらわになった意外な真相とは――。常に斬新でなければならない一流デザイナーの苦悩を、華やかな業界を背景に描いた傑作サスペンスロマン!
  • 638(税込)
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    河越の古戦場に埋れた長年の怨念を重ねた、緻密な大型長編推理

    山内上杉家の末裔の事業家山内定子が創った八王子郊外の結婚式場「観麗会館」は、その高級感がうけて大変な繁盛ぶりだ。経営をまかされている小心な婿養子善朗はある日、口論から激情して定子を殺し、死体を会館の名所である「断崖」に埋め込んでしまう。門出を祝う式場が奇しくも墓場となり、その上空を不吉なカラスが飛び交い、新たな事件が発生する……。河越の古戦場に埋れた長年の怨念を重ねた、緻密な大型長編推理。
  • 550(税込)
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    名将武田信玄の初陣から無念の死まで、波乱激動の生涯をたどる迫真の長編小説

    戦国乱世のただ中に、天下制覇を目指した名将武田信玄。その初陣から無念の死まで、波乱激動の生涯をたどる迫真の長編小説である。大国の当主同士が一騎打ちを演じた唯一の合戦として名高い川中島の戦い、軍師山本勘助の巧妙な活躍ぶりなど、歴史の転換点、名場面の仕組みを周到な時代考察をふまえて、鮮やかに描いていく。虚々実々のかけ引き、壮大な勇気、そして決断のあり様などに魅きこまれるうちに、今を生きる私たちの処世や対企業組織の活路が見えてくる。巨匠による、異彩をはなつ歴史読物。
  • 550(税込)
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    小学生の殺意?――眼に見えない運命に操られ、破滅へと導かれる男女を描く連作推理集

    仮眠から目覚めると、私の横に健一がいた。その手に出刃庖丁が握られている。私は危うく声を上げかけた。……夫を亡くし保険の集金人をする小磯泰子と二十年振りで出会った私は、妻の眼を盗んで家に出入りし、密かな逢瀬を楽しむようになった。が、その一人息子で6歳の健一は何故か私に親しまず、その異常な挙動に私は自分への殺意を感じた。少年の殺意。――私にはそれを否定し切れぬ過去があった。「潜在光景」ほか「典雅な姉弟」「万葉翡翠」「鉢植えを買う女」「薄化粧の男」「確証」「田舎医師」を併載。眼に見えぬ運命の糸に操られ、破滅へと導かれる男女を描く連作推理集。
  • 550(税込)
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    男たちの醜い欲望にもまれながら健気に自立の道を求めるヒロインの美しき挑戦

    東京の女子大学を卒業してR新聞社資料調査部に働く順子は、ある日外国要人の写真を係に取り違えて渡し、その日の夕刊の写真誤用は社内に大きな波紋を呼んだ。部長末広と次長の左遷。――責任を感じた順子は編集局長川北に辞表を提出するが、川北は意外にも彼女を銀座のクラブに誘う。二人の接触は、川北に恨みを抱く末広により、スキャンダルとして暴露された。社内に激化する醜い派閥争い。職場への夢を失った順子は、一夜川北から財界の怪物海野を紹介されるが…。人生の確かな手ごたえを求めてさまよう、一女性の心と行動を鮮やかに捉えた巨匠の長編現代ロマン。
  • 253(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    失踪した大学教授の死体をめぐる謎をはじめ、素材、テーマ別に多彩な変化を見せる推理短編6編

    Q大理学部の中年教授が大学からの帰途に失踪、赤坂のマンションの一室で首吊り死体となって発見された。自殺か、他殺か?当人が一度も口にしたことのない場所で死んでいたこと、カバンの中にしまう習慣の手帖が洋服のポケットにあったこと、などの不審点から他殺説が浮上。教授と若い女の話し声を耳にしたという隣室夫婦の証言で、捜査の的は、謎の女の追求に絞られたが……。表題作ほか「額と歯」「やさしい地方」「繁盛するメス」「春田氏の講演」「速記録」を収録。素材、テーマに多彩な変化を見せる推理短編集。
  • 550(税込)
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    擬装倒産で私腹を肥やした経営陣をめぐる殺人事件。犯人像が二転、三転する社会派推理小説

    会社更生法という大企業優先の悪法を逆手にとり、擬装倒産で私腹を肥やす弱電機器の大手メーカー、イコマ電気社長。傘下の中小企業は軒並み行きづまり、自殺者が出るに及んで、ついに彼等の怒りが爆発した。そのさなか、前経理担当重役の杉村が失踪! 殺された疑いが……。不合理な社会のひずみをクローズ・アップし、激しく糾弾した松本清張の社会派長編推理小説。
  • 506(税込)
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    法と裁判制度は何か?を問い、その限界を鋭く指摘した野心作

    柳田桐子は、強盗殺人事件の犯人にされた兄の弁護を依頼に、著名な大塚弁護士を訪ねて九州から上京する。が、依頼をことわられる。偶然、桐子を知るジャーナリスト阿部はこの事件に興味をもつが、桐子の兄は獄死する。上京し、酒場の女になった彼女の心は、大塚への復讐に燃える。巨匠が見事に描きあげた復讐譚。
  • 1965年、実際に起きた邦人殺人事件を謎解くドキュメント・ノベル

    19××年8月末の夕方、アムステルダム市内の運河に浮かんでいた、銀色のジュラルミン製トランク。――その内部には、血まみれの下着と共に、首と手首と脚を切断された、男の胴体があった。オランダ警察は、下着の文字と黄色の皮膚から、被害者は日本人と判定、身元は、ベルギー駐在の一商社員と知れた。……国際犯罪を描く、巨匠松本清張の本格推理小説!「セント・アンドリュースの事件」併載。
  • 319(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    松本清張がつむぐ、軍師・黒田官兵衛の波乱にみちた生涯。

    天正三年、羽柴秀吉と出会い、軍師・黒田官兵衛の運命は動き出す。秀吉の下で智謀を発揮して天下取りを支えるも、その才ゆえに不遇の境地にも置かれた官兵衛の生涯を描いた表題作ほか、二編を収めた短編集。
  • 275(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    永年の職場を失った男たちが引き起こす生々しい事件と犯罪。晩節をテーマに選び抜いた、粒ぞろいの短編集。

    会社のOB会で拾う不満のタネ。退屈な隠居部屋でうごめく春機。必死で守り抜いた暮らしを全取っ替えしたい衝動――ある日を境に永年の職場を失った男たちが引き起こす生々しい事件と犯罪。諦めと寂しさ、執着と滑稽。彼らの孤独な姿を、懐かしい昭和日本の風景と共に見事に描き切った清張文学の真骨頂である。秀逸な短編を次々著した昭和30年代の作品を中心に、人生の晩節をテーマに選び抜いた、粒ぞろいの短編集。
  • 緻密な時代背景とスリリングな展開。時代小説の名手が一気に書き上げた粒ぞろいの短篇集

    岡っ引きに頼まれた色事に勤しむ無宿人竜助。が、それは覗きの罠であった(「夜の足音」)。将軍家光が上洛。その際の噂で自滅する武士の話(「噂始末」)。大名家の娘の縁談に関わる旗本と春日局の意地(「破談変異」)。大久保彦左衛門が今わの際で自らの恥多き人生を振り返る(「廃物」)。緻密な時代背景とスリリングな展開。時代小説の名手が一気に書き上げた粒ぞろいの短篇を収録。
  • 506(税込)
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    小さなつまづきが運命を悲劇に変える、世にも怖ろしい七つの結末。心の暗部を映し出す清張文学の絶品集。

    20年ぶりに再会した泰子に溺れれていく私は、同時に彼女の幼い息子の不信な目に怯えていた(「潜在光景」)。借金苦で自殺した社長はなぜ80通もの遺書を残していたのか(「八十通の遺書」)。わが子をさりげなく殺そうと気を配っている父親の言動。しかし息子はそれを察知していた(「鬼畜」)。日常のちょっとした躓きがその後の運命を大きく変えた、世にも怖ろしい6つの結末。人間の闇に分け入った傑作短篇集。
  • 275(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    妻の死の真相を探るうちに、思わぬ運命に巻き込まれていった一官吏の悲劇を描く力作長編

    役所勤めの浅井が、妻の死を知ったのは、出張先の宴会の席であった。外出中、心臓麻痺を起こし、助けを求めて駆け込んだ化粧品店で息絶えたという。義妹によって知らされたその死に場所は、妻から一度も聞いたことがなかった地名であった――。妻の死の真相を探るうちに、一転して脅迫される立場になるという巧みなプロットの面白さ。小心な官僚の心理描写の卓抜さ。清張サスペンスを満喫する長篇小説。
  • 550(税込)
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    1953年芥川賞受賞表題作など清張最初期の短編集

    史実に残っていない小倉在住時の森鴎外の足跡を10年の歳月をかけてひたむきに調査する田上耕作とその母。病、貧乏、偏見、苦悩の中で、衰弱が進んでくる(「或る『小倉日記』伝」)。自らの美貌と才気をもてあまし日々エキセントリックになるぬい。夫にも俳句にも見放され、「死」だけが彼女をむかえてくれた(「菊枕」)。昭和28年芥川賞を受けた表題作ほか、孤独との苛酷な戦いをテーマにした、巨匠の代表作品集。
  • スリルと緻密な時代背景。松本清張の時代短篇は光っている!

    花莚問屋の主人庄兵衛は報恩講の席で、娘婿への相続を発表し、仕合せの中にいた。しかしその夜、店の蔵で、雇人が殺された――「蔵の中」。中風の夫のために信心詣りを欠かさない袋物問屋のお房が落ちた罠――「西蓮寺の参詣人」。穀物問屋大黒屋に出入りする厄介者留五郎が惨殺され、その死体には大八車の轍の跡があった――「大黒屋」。わずかな手がかりをもとに岡っ引きが真相に迫る、スリリングな時代短篇集。
  • 昭和史の謎に挑んだ松本清張の代表作!

    昭和23年1月26日、帝国銀行椎名町支店に東京都の腕章をした男が現れ、占領軍の命令で赤痢の予防薬を飲むよう告げると、行員らに毒物を飲ませ、現金と小切手を奪い逃走する事件が発生した。捜査本部は旧陸軍関係者を疑うが、やがて画家・平沢の名が浮上、自白だけで死刑判決が下る。膨大な資料をもとに、占領期に起こった事件の背後に潜む謀略を考察し、清張史観の出発点となった記念碑的名作。
  • 浮気、出世欲、金儲け……昭和30年代、転がるように堕ちていく男女の愛憎劇を描いたミステリー短編集

    戦後の窮乏生活が遠のき、古来の慎ましさと新しい欲望が錯綜する昭和30年代――。高度成長直前の時代の熱は、地道な庶民の気持ちをも変えていく。浮気・出世欲・カルト宗教・金儲けにはまり、やがて三面記事の紙面を賑わす殺人事件へ。武蔵野の自然や駅前の町並みなど旧き良きニッポンの風景の中で堕ちていく男女をテーマにした短編を厳選。オウム事件を予言するような怪ミステリーを含む5編を収録する。

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