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『芥川賞受賞作品、501円~800円、雑誌を除く(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~18件目/全18件

  • 「普通」とは何か?
    現代の実存を軽やかに問う第155回芥川賞受賞作

    36歳未婚、彼氏なし。コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。
    日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、
    「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる――。

    「いらっしゃいませー!!」
    お客様がたてる音に負けじと、今日も声を張り上げる。

    ある日、婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて、
    そんなコンビニ的生き方は恥ずかしい、と突きつけられるが……。

    累計92万部突破&20カ国語に翻訳決定。
    世界各国でベストセラーの話題の書。

    解説・中村文則
  • 781(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    井戸川射子
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    第168回芥川賞受賞!

    思い出すことは、世界に出会い直すこと。
    最初の小説集『ここはとても速い川』が、キノベス!2022年10位、野間文芸新人賞受賞。注目の新鋭がはなつ、待望の第二小説集。

    幼い娘たちとよく一緒に過ごしたショッピングセンター。喪服売り場で働く「あなた」は、フードコートの常連の少女と知り合う。言葉にならない感情を呼び覚ましていく表題作「この世の喜びよ」をはじめとした作品集。

    ほかに、ハウスメーカーの建売住宅にひとり体験宿泊する主婦を描く「マイホーム」、父子連れのキャンプに叔父と参加した少年が主人公の「キャンプ」を収録。

    二人の目にはきっと、あなたの知らない景色が広がっている。あなたは頷いた。こうして分からなかった言葉があっても、聞き返さないようになっていく。(本書より)
  • 「じいちゃんなんて、早う死んだらよか」。

    ぼやく祖父の願いをかなえようと、孫の健斗はある計画を思いつく。自らの肉体を筋トレで鍛え上げ、転職のために面接に臨む日々。
    人生を再構築していく中で、健斗は祖父との共生を通して次第に変化していく――。

    瑞々しさと可笑しみ漂う筆致で、青年の稚気と老人の狡猾さを描ききった、羽田圭介の代表作。

    新しい家族小説の誕生を告げた第153回芥川賞受賞作が待望の文庫化!
  • 50万部突破の感動作、2020年、最強の布陣で映画化決定!田中裕子、蒼井優が桃子さん役を熱演、「南極料理人」「モリのいる場所」で最注目の沖田修一が脚本・監督。すべての人生への応援歌。
  • 602(税込)
    著:
    沼田真佑
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    第157回芥川賞受賞作。

    大きな崩壊を前に、目に映るものは何か。

    北緯39度。会社の出向で移り住んだ岩手の地で、
    ただひとり心を許したのが、同僚の日浅だった。
    ともに釣りをした日々に募る追憶と寂しさ。
    いつしか疎遠になった男のもう一つの顔に、
    「あの日」以後、触れることになるのだが……。

    樹々と川の彩りの中に、崩壊の予兆と人知れぬ思いを繊細に描き出す。

    芥川賞受賞作に、単行本未収録の「廃屋の眺め」(「文學界」2017年9月号・受賞後第一作)、「陶片」(「文學界」2019年1月号)を併録。

    綾野剛・松田龍平主演で映画化(大友啓史監督)、2020年初頭に公開予定。

    ※この電子書籍は2017月7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 通夜が奇跡の一夜に。芥川賞受賞作

    ある秋の日、大往生を遂げた男の通夜に親戚たちが集った。
    子、孫、ひ孫三十人あまり。
    縁者同士の一夜の何気ないふるまいが、死と生をめぐる一人一人の思考と記憶を呼び起こし、
    重なり合う生の断片の中から、永遠の時間が現出する。

    「傑作」と評された第154回芥川賞受賞作に、単行本未収録作「夜曲」を加える。

    解説・津村記久子
  • 616(税込)
    著:
    本谷有希子
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    子供もなく職にも就かず、安楽な結婚生活を送る専業主婦の私は、ある日、自分の顔が夫の顔とそっくりになっていることに気付く。「俺は家では何も考えたくない男だ。」と宣言する夫は大量の揚げものづくりに熱中し、いつの間にか夫婦の輪郭が混じりあって…。「夫婦」という形式への違和を軽妙洒脱に描いた表題作が第154回芥川賞受賞! 自由奔放な想像力で日常を異化する傑作短編集。
  • シリーズ7冊
    815(税込)
    著:
    花村萬月
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    街で人を殺し、身を隠すため、自分が育った古巣の修道院兼教護院に舞い戻った青年・朧(ろう)。その修道院でもなお、修道女を犯し、神父に性の奉仕をし、暴力の衝動に身を任せて教護院の少年たちや動物に鉄拳をふるい、冒涜の限りを尽くす。あらゆる汚辱を身にまとう──もしや、それこそ現代では「神」に最も近く在る道なのだろうか? 世紀末の虚無の中、〈神の子〉は暴走する。目指すは、僕の王国! 第119回芥川賞を受賞した戦慄の問題作にして、「王国記」シリーズ第一作。
  • 726(税込)
    著:
    小野正嗣
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    三十五になるさなえは、幼い息子の希敏をつれてこの海辺の小さな集落に戻ってきた。希敏の父、カナダ人のフレデリックは希敏が一歳になる頃、美しい顔立ちだけを息子に残し、母子の前から姿を消してしまったのだ。何かのスイッチが入ると大騒ぎする息子を持て余しながら、さなえが懐かしく思い出したのは、九年前の「みっちゃん姉」の言葉だった──。痛みと優しさに満ちた〈母と子〉の物語。 表題作他四作を収録。芥川賞受賞作。
  • 703(税込)
    著:
    柴崎友香
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    第151回芥川賞受賞作。「春の庭」
    書下ろし&単行本未収録短篇を加え 待望の文庫化!

    東京・世田谷の取り壊し間近のアパートに住む太郎は、住人の女と知り合う。
    彼女は隣に建つ「水色の家」に、異様な関心を示していた。
    街に積み重なる時間の中で、彼らが見つけたものとは――
    第151回芥川賞に輝く表題作に、「糸」「見えない」「出かける準備」の三篇を加え、
    作家の揺るぎない才能を示した小説集。

    二階のベランダから女が頭を突き出し、なにかを見ている。(「春の庭」)

    通りの向こうに住む女を、男が殺しに来た。(「糸」)

    アパート二階、右端の部屋の住人は、眠ることがなによりの楽しみだった。(「見えない」)

    電車が鉄橋を渡るときの音が、背中から響いてきた。(「出かける準備」)

    何かが始まる気配。見えなかったものが見えてくる。

    解説・堀江敏幸
  • 770(税込)
    著:
    吉村萬壱
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    私は風呂無しアパートに住む、高校の倫理教師。サチコが、突然アパートに押しかけてきた日から、私は堕ちはじめた。入浴料二千五百円、サービス料一万二千円の店で働く痩せたソープ嬢。手首には無数のためらい傷。2人の奇妙な共同生活の中で、セックスと暴力だけが加速していく。その果てにあるのは? 人間存在の深奥を見据えて深い感動をよぶ傑作小説。「笑い、怒り、おぞましさ……これほど感情を翻弄された小説は久しぶりです」と山田詠美氏激賞の、戦慄の芥川賞受賞作!
  • 660(税込)
    著:
    円城塔
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    無活用ラテン語で書かれた小説『猫の下で読むに限る』で道化師と名指された実業家のエイブラムス氏。その作者である友幸友幸は、エイブラムス氏の潤沢な資金と人員を投入した追跡をよそに転居を繰り返し、現地の言葉で書かれた原稿を残してゆく。幾重にも織り上げられた言語をめぐる物語。〈芥川賞受賞作〉
  • 638(税込)
    著者:
    菊村 到
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    昭和文学史に名を残す不朽の戦争文学。第37回(昭和32年度上半期) 芥川賞受賞。

    終戦から六年後のある日の夕方、ひとりの男が新聞社に勤める私のところに訪ねてきた。投降前に硫黄島の岩穴にうずめてきた日記を米軍当局の許可を得て掘り出せることになった。そのことを記事にしてほしいという。私はいくつか疑念を抱きながらも記事にした。ところが、後日、彼は硫黄島に渡り、現地で自殺してしまう。男を死に向かわせたものは何だったのか。私は男の足跡を辿りはじめる。昭和文学史に名を残す不朽の戦争文学。
  • 世界に外も中もないのよ。この世は一つしかないでしょ─二〇歳の知寿が居候することになったのは、二匹の猫が住む、七一歳・吟子さんの家。駅のホームが見える小さな平屋で共同生活を始めた知寿は、キオスクで働き、恋をし、時には吟子さんの恋にあてられ、少しずつ成長していく。第一三六回芥川賞受賞作。短篇「出発」を併録。
  • 594(税込)
    著者:
    開高健
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    子供の人間性を引き出すプロセスを描いた芥川賞受賞作「裸の王様」ほか初期傑作集

    無口で神経質そうな少年・太郎が、ぼくの画塾へと連れられてきた。太郎の父は画材会社を経営しているが、彼が描くのは電車やチューリップの絵ばかり。人間が1枚も描かれていないスケッチブックに彼の孤独を見たぼくは……。閉ざされた少年の心にそっとわけいり、いきいきとした感情を引き出すまでを緻密に描いた芥川賞受賞作「裸の王様」ほか3編。世間を真摯なまなざしで切り取った、行動する作家・開高健の初期傑作集。
  • 649(税込)
    著:
    三田誠広
    レーベル: 河出文庫

    田舎から上京し、学園紛争真っ只中の大学に入学した僕。何も知らない母親っ子の僕が、いつの間にかセクトの争いや内ゲバに巻き込まれ、年上のレイ子と暮らすことになる……。芥川賞受賞の永遠の青春小説。
  • 616(税込)
    著:
    藤野千夜
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    ゲイのカップルの会社員マルオと編集者ヒカル。ヒカルと幼なじみの売れない小説家菊江。男から女になったトランスセクシャルな美容師たま代……少しハズれた彼らの日常を温かい視線で描き、芥川賞を受賞した表題作に、交番に婦人警官がいない謎を追う「主婦と交番」を収録した、コミカルで心にしみる作品集。(講談社文庫)
  • シリーズ3冊
    607838(税込)
    著:
    庄司薫
    レーベル: 中公文庫

    みんなを幸福にするために、強くやさしく勇気ある男になるために、薫クンはいま何をなすべきか。「赤頭巾ちゃん気を付けて」に続く第二話。

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