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『ファンタジー、幻冬舎メディアコンサルティング、0~10冊(文芸・小説、ライトノベル)』の電子書籍一覧

1 ~52件目/全52件

  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    あの日、両手いっぱいのふうせんは、いっせいに大空に飛び立った。

    ミルフィーユが4歳になったクリスマスイブ。
    とうさんに買ってもらったたくさんのふうせんは、とつぜんのつよい風にさらわれてしまいます。
    氷の大地や、息をのむような大都会、どこまでも青い海の中、そして、深いみどりのジャングル……。
    ミルフィーユのもとへ帰るため、ふうせんたちは長い長い旅にでます。
    ダイナミックなスケールで詩情豊かに描かれる、大切な人に贈りたい絵本。

    ある夜、ゴリラの親子が眠りにつこうとすると、空におつきさまが11個も浮かんでいるのが見えました。
    「とうちゃん、よぶんなおつきさま、とってきてよ」
    子どものゴリラはとうちゃんにせがみます。
    息子かわいさにとうちゃんは、ジャングルでいちばん高い木に登り、両手をのばしておつきさまをつかみます。すると……
  • 春に愛された少女は、村中の人々に愛されている。

    ここは、とある冬の長い村。冬をもたらすオオカミ「冬の神様」の住む森がそばにあるために、そこにはなかなか春がやってこなかった。

    「春を呼ぶ」という不思議な力を継承する少女リリーは、長い冬を終わらせ、止まっていた季節を動かすために、今年も愛馬に乗って村中を巡る。凍てつくような村に春の花を咲かせ、春の匂いを呼び起こし、春の日差しを注ぎ込んだ。待ち望んでいたあたたかな光に喜ぶ村人たちは、この少女のことを、とても大切に思っている。しかし、それはリリーが「春を呼ぶ少女」だから――ではない。そのことに、彼女はまだ、気づいていなかった。 『春を呼ぶ少女』

    リリーたち一族は、どうして春を呼ぶ力を持つようになったのか。そのきっかけは、一人の少女のちいさな勇気だった。
    寒さで体を壊さないよう、冬のあいだ村を離れて暮らす病弱な弟を心配していたリリア。そんな彼女の気持ちを知ったやさしい魔法使いが、彼女にある提案を持ちかける。魔力を持たないまだ幼いリリアに、春を呼ぶという重大な仕事はできるのか――。 『はじまりの物語』

    柔らかくてあたたかい、2人の「春を呼ぶ少女」のお話。

    【目次】
    春を呼ぶ少女
    はじまりの物語

    【著者プロフィール】
    桜小路いをり(さくらこうじ・いおり)
    2005年生まれ。乙女座。幼い頃から読書と空想が好き。
    13歳のときにオリジナルの小説を書き始め、創作の楽しさに夢中になる。
    2021年に始めたnoteでは、「読み手さんの心を灯す記事」を目標に、素敵な音楽や本との出会い、ささやかな想いをゆるりと発信中。
    執筆のおともは、ミルクたっぷりのアイスカフェラテと、ふわふわのぬいぐるみ。
    私の紡ぐ言葉が、あなたの瞳に映る世界をより鮮やかに、より優しくする「魔法」になることを願って。
  • ちょっと不思議、だけど愛おしい。

    もしも動物たちや花の精霊と話ができたら――。
    個性あふれる仲間たちとの出会いを描く、ほっこり短編小説集。

    運転手に化けた狸とのアイロニックな世間話――「タクシードライバー」
    ネズミに鯵の塩焼きを盗まれた哀れな愛猫とのドタバタなリベンジ劇――「猫とネズミ」
    庭に咲くピンクの花に宿る可愛い精霊のささやかな“お仕事”――「捩花の精霊」
    ほか、15編の物語。
  • 過去も現在も未来もない、あるのは断片的な記憶だけ――

    夢から夢へと自由に行き来する男は、文明の栄枯盛衰を垣間見る。
    これは虚構か現実か。時空を超えて展開される摩訶不思議な旅行奇譚。

    「どっちみち死ぬんだから食ってあげましょうね、あなたの夢を」
    妻との死別をきっかけに仕事を辞めた男は、思い出が残る中国を訪れる。
    道中で出会った奇妙な仲間とともに、文明を辿る旅が始まった――
    夢と現実が交差する世界を描いた、予測不能なファンタジー小説。
  • 光は善か、闇は悪か。


    闇を食い止めるべく、観音様から光の力を授かった英良(ひでよし)は、悪意に付け狙われる日々を過ごす。
    闇導師・鏑木は、「毘沙門天」「広目天」を刺客として送ったが、英良は彼らを闇から解放し、二武人とともに戦いに身を投じていくのだった。
    そして転生を繰り返し、再び生を受けた彼は、一人の老人から宿命づけられた衝撃の事実を聞かされる 。
  • その出会いは僕に甘美な時間と、
    底知れぬ絶望をもたらした――。

    目立った失敗もせず、開業医として順風満帆な人生を送っていた昌平。
    しかし、ある母娘に出会い惹かれていった先には……。
    佐世保を舞台に描かれる大人のファンタジー小説。
    『美しいものはどこか滅びの美学を持っている』(本文より)
    突然現れた幸せは、ある日夢だったかのように消え去っていく。
    儚いからこそ美しい人間模様。
  • 自分をゆるすには、どうしたらいい?
    惑星の全てをたべてしまった、心やさしいかいじゅう・ブギーの物語。

    宇宙の片すみにある小さな星、「ペントン」。ここでは、さまざまな生きもの達が助けあい、おだやかにくらしています。
    その中でもひときわ大きな体を持つ かいじゅう・ブギー。
    ブギーはとてもやさしい心の持ち主で、村に住む生きもの達のお手伝いをしながら、小さな友達エイミーと毎日楽しくすごしていました。
    ある日、村の老木は一年に一度のごちそうである大きな赤い実を、ブギーとその弟ムンゴに持っていってほしいとエイミーにたのみます。
    エイミーは長い道のりを大きな実をせおって歩き、二匹のところに持っていきますが、そこには弟のムンゴしかいなくて……。

    【著者紹介】
    北まくら
    岩手県盛岡市出身。1979年生まれ。広告代理店等で経験を積み、2013年よりフリーランスの映像ディレクターとして活躍。また、ユニークな視点から生み出される写真が定評を得ている。趣味は旅。
  • チャタロウ
    胸の中の石
    マッチの箱

    大きなねこの話
    慎二

    【内容紹介】
    チャタロウ
    ◎どこにでもいる普通の猫・チャタロウ。ある日、ぼんやりと空飛ぶ風船を見ていると……。「俺もふわふわと空に浮かんで旅に出たいなあ」。
    道行く中で出会うかけがえのない仲間たちとの、自分探しの冒険が始まる。
    心あたたまる、短編ファンタジー小説。

    胸の中の石
    ◎仕事も長続きせず、酒乱で家族みんなに迷惑ばかりかけてきた父の、突然の死。
    母、兄、私の3人でつつましやかな生活を営むも、なぜだか胸の中には冷たい石がある…。

    マッチの箱
    ◎昔はみんな使ってくれていたのに、今では誰も使ってくれないマッチ。
    さみしい気持ちのマッチ箱は、おばあさんが昔語ってくれた憧れのタバコの香りに想いをはせる。


    ◎ダンスクラブの若い店員のふとした手の動きに、ちょっと心を惹かれる中年の女性。
    うわべと本音が入り混じる混沌の世界。

    大きなねこの話
    ◎何不自由なく暮らす大きな茶色い猫。おいしい食べ物、きれいな水、何もかも満たされているけれど――。
    すっかりと年老いてしまった猫が窓から眺める先にいたのは、自由気ままにかけ回る2匹の若い猫。久しぶりに心が動き始める。

    慎二
    ◎高校卒業後、仕事を転々とし、惰性で暮らしていた麻。そんな彼女がスーパーマーケットで出会ったやせぎすの男・慎二。
    やさしげな印象の慎二に徐々に惹かれていく麻であったが――。

    【著者紹介】
    こんにちは、朝野きのこです。
    初めて書いた短編集です。
    「チャタロウ」三部作はやんちゃで、心根の優しい猫の話です。自分がゆるりとした気分を味わいたくて書き始めました。読んで下さった方もゆるりとした気分になって下さればとても嬉しくおもいます。
  • 守ってみせる。君と約束したから。

    勇者シンとその付き人のユウ。2人は魔物たちから国や村を命がけで救ってきた。しかし恐ろしい魔物は次から次へと現れる。そして訪れた最大のピンチ。2人は民を、友人を、守り切れるのか–––。
    友情が胸を打つアクション系ファンタジー。

    【目次】
    目次
    王城内(王の間)
    隣国への旅路(道中)
    隣国付近(とある森の中)
    隣国(中心都市)
    シンvs.グラスト
    王国への帰り道
    王国(中心都市)
    とある雪原の丘
    魔物討伐の帰り道(夜)
    とある雪原の丘
    雪原への道
    とある雪原の森林
    王国(町の孤児院)
    ???城内(王の間)
    王国(町の孤児院)
    とある渓谷
    白大蛇戦後(休憩中)
    とある渓谷(討伐再開)
    殺将・ダイナゾール
    シンvs.ダイナゾール
    とある渓谷(戦いの決着後)
    王国(中心都市)
    王国(町の孤児院)
    王国(中心都市)
    王国(中心都市の外れ)
    王国付近のとある平野
    生と死の狭間の空間
    王国付近のとある平野

    【著者紹介】
    有木和人。
    2001年10月生まれ。佐賀県出身。21歳のしがないフリーター。
    趣味は漫画・小説・アニメなど、日本のエンタメ。
    高校生の頃から、自分が執筆した物語を出版するのが夢で、今作が念願の1作品目。
    この作品をきっかけに、僕という1人の小説家を好きになってもらえたら嬉しいです。これからも、気が向いたら色々な作品を執筆していこうと思っています。
    次の夢は、自分が最高に面白いと感じれるラブコメ作品を完成させること。
  • 三つ子の感性(たましい)百までも!

    BANG!地球に接近していた大型彗星を極太レーザー砲が一撃!地球の危機を救ったのは大国でも、スーパーヒーローでもない。いったい誰が?——「縁の下の知力持ち」
    夏休みの自由研究、小学四年生の私が選んだテーマは“夢”。夢で頬をつねっても痛くないって本当?トイレの夢を見た際のオネショ対策は?しかし夢は狙って見られるものではなく…。私の自由研究の成果はいかに。——「自由研究(小学校四年生編)」
    友人Bが語るナイショの怪談。人を湖に引きずり込む怪物、そして彼が抱える罪悪感。ホラーな結末に背筋が凍る——「手招き」
    ほか、ユニークな9つの短編集。

    【目次】

    縁の下の知力持ち
    児童たちの仁義
    価値基準
    迷子
    自由研究(小学四年生編)
    自由研究(小学五年生編)
    自由研究(小学六年生編)
    手招き
    助っ人

    【著者紹介】
    無才 安(むさい やす)
    1987年5月5日、神奈川県大和市に生まれる。
    学生時代から日記を書き始め、現在に至るまで、およそ六十冊以上の記録をしたためる。内容は、周囲の人間模様、職場のアレコレ、本や映画の感想、昨夜見た夢の内容、三日坊主で終わる決意、掌編小説、社会情勢、哲学、将来の展望などなど。
    執筆の実績・ナシ。日記は万年筆、小説はパソコンを使用。
  • もし、宿命があるとしたら。
    死でさえも引き裂くことのない絶対的な愛があるとすれば……。

    この世の果てにある小さな島での物語。
    この島の「囁き森」で明かされるカトリーヌの秘密。
    カトリーヌが愛し、別れた人たちの秘密。
    しかし、この「囁き森」は呪われた森だといわれている……。

    〈目次〉
    第一部 銀の画鋲
    第二部 舞台の下手
    第三部 カトリーヌと囁き森

    〈著者紹介〉
    智佳子サガン(ちかこ さがん)
    ピアニスト。
    熊本市在住。熊本私立九州女子学院高等学校卒業。
    熊本市の並木坂にあるライブミュージックのお店「太陽と北風」を営むかたわら、小説を執筆。
  • 一匹の猫が招く、時空を超えた恋愛ファンタジー

    高校推薦も決まったお気楽な中学三年生・水野洋子は、初夏の月夜、畑で美味そうに茄子を食べる奇妙な三毛猫に出会う。人語を解し、何百年もの長寿を誇るその猫は、自分が住まう地元の八幡社はかつて城があったところだと言い、その城主が辿った悲しい運命を物語る。洋子と猫は陰謀によりわずか十五歳で落命した〈殿〉を想い、その末裔の同級生男子も巻き込んで霊の召喚に成功するが……。

    室町時代から令和へとタイムスリップした〈殿〉と洋子の繰り広げる、淡くもほの甘い恋物語。

    〈目次〉
    第一章 不思議な出会いからの始まり
    第二章 招魂と入れ替わり
    第三章 京都で剣士になる
    第四章 武将現る!?
    第五章 別れは十五夜の先に
    第六章 草原での別れ
  • 一冊の本が二つの世界を繋ぐ壮大な物語。

    雲海に浮かぶ異世界「エガミ」の小さな島に暮らす少女・ラムカ。
    ある日突然、彼女は何者かに追われ崖から転落した。意識が戻ると魚と船が融合した生き物の上に。そして目の前に現れたのは、顔は動物、身体は人間の姿をした動物の記憶を持った「零族」と言われる者たちだった。ラムカは彼らとともに、すべての記憶があるという「記憶の森」を目指し旅に出る。

    一方、現実世界「モンド」に住む少年・カイユは、『雲海のエガミ』という不思議な小説を読み進めていくうちに、夢の中での出来事と小説の内容が繋がっていることに気が付くのだった。
    交わるはずのない二つの世界の住人が出会うとき、世界は崩壊に向かって加速していく。
    果たして、ラムカとカイユを待ち受ける結末とは――。
  • ステップを踏むように、描いては消して、消しては描いて。

    事務職のアルバイトをそつなくこなしながらも
    どこか物足りない毎日をすごす、琴。
    ある有給休暇の金曜日、気が付くと知らない場所にいた。
    そこは夢と現実が交差する不思議な空間で――。
    彼女の「自分を探す旅」がいま始まろうとしていた。
    期待の新人、渾身のデビュー作!
  • 戦争も原爆も過去ではない。手遅れになる前に、これが役立ちますように……。(本文より)

    記憶を失い、見知らぬ場所で目覚めた少女・ジュリは、ユイトという少年と出会う。彼は被爆者だった母を亡くし、自身を虐待し続けた父を殺害した末、自殺したのだった。二人が出会ったのは原爆と何らかの関わりをもつ死者がゆく、謎めいた死後の世界。そこは覇権をかけて常に争う大ウ帝国、サルタン国等の諸国群、原爆投下後最初にできた国・魔界、罪を犯した者が赴く地獄界、嘘をつかず良心を信じる者のみが入れる天界、龍の住む村で構成されていた。そこでの学び、仲間たちとの冒険、そして邪悪な大帝国軍対連合軍による戦いを経て、ジュリとユイトが再生へ向かうまでを描く、一大スペクタクル!

    〈著者紹介〉
    しきべ かひ
    東大のお膝元で、貸本漫画と図書館と書店の立ち読みハシゴ、さらに印刷会社の雑誌盗み読みの幼年時代。
    能と歌舞伎、宝塚に映画、COMやガロ等、ザ・ビートルズにピンクフロイド、そしてレッドツェッペリン、クイーン等々で育った私は「見ちゃった豚」なのでしょう。
    ですから、ご感想を下さいませ。
  • 君たちそれぞれが、“世界一強い”と思うものを探し出してきてほしい

    王さまからの突然の指令にはじまった、王子と王女の強いもの探しの旅。
    彼らが各国を渡り歩き、辿り着いた「本当の強さ」とは――。
    今こそ親子で楽しみたい、平和を考える物語。
  • 転生する猫・ネロに見守られながら成長していく龍二と茜の物語

    子どもの頃、家庭内暴力にさらされ、両親が亡くなって施設で育った龍二。一方、両親、兄ともに空手家で、自らも空手家として育った茜。この二人が、空手を通じて知り合い、結婚する。二人はネロというネコを子ども代わりに可愛がる。
    そんな時、茜が原因不明の昏睡状態に陥り、入院してしまう。心配しながらもネロと二人で生活することになった龍二だが、ある日パソコンで執筆中にネロに噛みつかれる。「いい加減にしろニャ! バカリュウジ!」という声が頭の中に聞こえて……。
    七六六五日とは、龍二・茜・ネロがともに過ごした21年間の物語なのだ。
  • 造り手たちの物語と、人生が重なり合う。

    幼い記憶に残された、母親との思い出の香りを求め
    タイムトリップをつづける香織。
    旅の先で辿り着いた真実とは――
    ワインの歴史が人を紡ぐ、心温まるファンタジー小説。
  • 目に見えているこの体は誰だろう、誰のだろう、ぼくか、ぼくのか、
    しかし、ぼくとは誰だろう。

    船が難破し、一切の記憶を失った光(ひかる)。
    蘭の花が香る清艶な女性に導かれたのは、
    混沌と秩序がうねり合う“ナーダの国”であった――。
    神秘の島で解き明かされていく、彼自身の正体とは。圧巻のファンタジー小説。
  • 「覚えてる? あの日の事を。
     美奈子は今だって真っ白だよ」

    小樽幻想
    あかい部屋
    しあわせの青いバラ
    おじいさんの窓
    赤い風船
    雪玉ゆきべエ

    心の深奥を旅する短編小説6篇
  • 天命の石板をさがせ!

    ごく普通の会社員である犬山光輝は、普段はテレアポの仕事をこなし、オフの日はバンド活動でギターを弾くという、同じことのくりかえしにどこか虚しさを抱いていた。そんな彼がある日、目を覚ますとなぜか古代中東にワープしていた!状況が飲みこめずにいる光輝の元に現れた天使から告げられたのは、驚きの使命だった。それは、世界を支配しようとしている悪者よりも先に、5つの「天命の石板」を探せというものだった。はたして、光輝は石板を見つけだし世界を救うことができるのか?!異世界を舞台に繰り広げられるファンタジー小説。

    第1章 「心に太陽を」
    第2章 「宇宙からのメッセージ ここはどこ?」
    第3章 「神との対談」
    第4章 「吟遊詩人の理由と覚醒」
    第5章 「シャスタ山」
    第6章 「シャスタ山 後編 意外」
    第7章 「石板のありかロードマップ人の存在」
    第8章 「旅立ちのとき、もらうもの、精霊の地パタゴニアへ会う人帰る人」
    第9章 「精霊の地にて石板あらわる」
    第10章 「アンカラ、ハンムラビ王の御前にて」
    第11章 「アンカラ、火に包まれる」
    第12章 「悪魔の地オシマ、新しい世界へ」

    舞姫(まいひめ)
    名古屋出身アラサー男子。
    童話や脚本などの執筆経験だけでなく、実は占い師としての活動実績もあります。
    僕らの目に見えないものから届くメッセージの、大切さや素晴らしさを様々な表現でお伝えしてきました。
    時空を超えて展開するこの物語で、読者の皆さんの心に、キラキラ輝くようなドキドキワクワクと、最後には心温まるような安心感や新しい世界へ羽ばたくような想いを抱いてもらえたら嬉しいです。
  • 武道に打ち込む女の子が、
    不思議な力で自然の脅威に立ち向かうスペクタクルファンタジー。

    天真爛漫な女の子・佐久間結衣は、
    動物と会話できる特殊な能力を持っていた。
    愉快な仲間たちと協力しながら、ときに笑い、ときに泣き、
    困難を乗り越えて成長していく。
    これは、日本の未来を支える子供たちの物語。
  • ――運命の相手とは、いつかは必ず巡り合える人のことだ。

    サンタクロースのアドニアは、国王陛下の特使として、ひとりの少女がプレゼントをねだれない理由を探ることに。トナカイのラブロフと共に大地の世界へ降り立った彼女の運命は大きく動き出す。美しい物語世界と個性豊かなキャラクターが織りなす、心温まるファンタジー。

    〈著者紹介〉
    青山 太洋(あおやま たいよう)
    1960年3月19日生まれ。関東学院大学建築設備工学科卒。2021年「小節は6月から始まる」で小説家デビュー。徳島市で自営業を営みながら、多数の小説を執筆中。
  • 人類vs.機械。
    運命にあらがう2人の"少女"の過酷な戦いを描いたダークファンタジー、開幕!


    恐怖の殺戮マシーンに人類はどう立ち向かうのか
    高度知的無機生命体・機械兵(アトルギア)に支配され、人口の95%が失われてしまった世界。
    放浪の旅をするエリサとゲイツは、幼き最高司祭者・サヤが統べるアオキ村へと辿り着く。
    当初は村人たちと距離のあった2人だったが、次第に打ち解け村を挙げての祭りに招待される。
    そんな折、村の近くで機械兵(アトルギア)の残骸が見つかり――。
  • 神殿に仕える神士となるための学舎で育った元孤児のウトゥスラは、兄弟子の度を越えた愛情に耐え兼ねケガを負わせてしまったことから放校となる。
    神士であった養父の「貴き父に罪を償え」という遺言により、遺品である滑石を携え、ケス湖に沈んだとされる貴き父の御座のあるケストラントを目指す――。

    表題作『霧の向こう』の他、駆け出しの運搬史であるイズィルカフが手に入れた護符にまつわる呪いと厄災『メリメスの護符』、勇猛な海戦隊「コライオの青鮫(コライオン・イッシュ)」と海賊王ゴアナンの激闘『コライオの青鮫』の全3篇を収録。

    <著者紹介>
    高橋 利行(たかはし としゆき)
    高3のとき、同級生の紹介でメルニボネのエルリックと出会ったことをきっかけに幻想世界に足を踏み入れる。その果てにランクマ―の都にたどり着いた。目がしょぼついた今でも、さまざまな『異世界地図』を前にすると食い入るようにながめてしまう。
  • 人類がやっとの思いでたどり着いた火星には、高度に発達した巨大都市が築き上げられていた。調査を進めると、はるか6600 万年前にすでに地球と火星を行き来していた生命体の存在が分かってくる。恐竜リップ――。彼らはなぜ、火星に不自然なほどきれいなミイラを残したのか。そして光り輝くペンダントの意味とは?
    人類誕生以前の壮大な物語を描いたエンタメSF 小説。
  • オリオナの街で暮らす少⼥・ナオミには、重い病で⼊院する祖⺟がいた。
    ナオミは、祖⺟を助けたい⼀⼼で伝説の魔⼥に会いに⾏く。
    ナオミを捕えようと待ち構える魔⼥から救い出したのは、「死神」だった――。
    なぜ、ナオミは魔⼥に狙われるのか。死神が彼⼥を助ける理由とは。

    永遠の命を授ける魔⼥伝説が残る街。
    そこには、この世に未練を残す者たちと魔⼥の野望が渦巻いていた――。
  • 表題作「残滓」ほか、怪しくも美しい11篇を収録。

    「私と結ばれたいのだろう? さぁ、お前さんが望むように愛し合おうではないか」
    かつて山奥に祀られていた神と、病に冒され孤独に生きる人間。
    死を待つふたりが迎える結末は――。

    表題作「残滓」ほか、怪しくも美しい11篇を収録。

    <著者紹介>
    水無飛沫(みな しぶき)
    明治大学文学部を卒業。
    Webやイベントなどで小説の発表をしつつ、脚本の提供などを行う。
    学生時代より各国の神話や海外文学を好んで読む。
    民話に興味があり、各地方をフィールドワークしながら図書館に入り浸ることもしばしば。
    異類婚姻譚など、幻想的な題材を情緒豊かに表現することを得意とする。

    <目次>
    天気雨
    蛇恋
    孤蝶
    太陽と鳥と

    真夏の雪女
    あさきゆめみし
    雉恋
    黒無垢
    館 前編
    館 後編
    残滓
  • 絵と音楽と文学と。3つの要素で楽しむ 超訳 昔ばなし。「花咲か婆さん」「みなし芳一」「不思議の国の有栖篤郎」「裸の平民」など、さり気ない風刺で現代社会を映し出す愛とユーモアたっぷりの25編と4つの詩。
  • 政治力学への要諦と現今世界情勢の完璧な予測。『CKOYする世界 男心と秋の空』に続く、シリーズ第2弾。

    ■巫山戯 瑠奈/フザケ ルナ
    慶應義塾大学法学部政治学科卒業
  • “死神”の宿命を負った少女の愛と葛藤の物語

    人に触れるだけで命を奪うスキルを持ってしまった少女―恭子―。感情の起伏により発動してしまうその能力に、人に触れることを恐れ、他人との関わりを避け、感情を殺して孤独な人生を送っていた。だが、その能力は国家機関が知ることになり、諜報部員としての誘いに迷う中、他国の諜報機関の刺客との戦いで感情を解放する喜びを知ってしまった恭子は、誘いを受け入れて自ら戦地へと赴く。
     任務を終えて日本に帰国した恭子は、防衛省の極秘機関に配属されテロ組織殲滅の為戦う日々を送るが、人を殺す事への罪悪感と毎夜襲う死者からの悪夢、そして人の温もりを一生得られない自分の能力を忌み、苦悩していた。苦悩する恭子の心を次第に和らげていったのは、相棒の猛だった。次第に猛に心を許す恭子。しかし猛が凶弾に倒れ――。その刻。
     ――彼女の真の覚醒が始まる――
  • これは不吉だと言われる“砂鳥”たちが、幸福な当たり前を作ろうとする物語。

    草原の国には砂鳥と呼ばれる者たちがいた。
    砂鳥が歌うと、町が崩壊する。かつて栄えていた愚か者の町は、今はもう砂しか残っていないという。

    ある日肉屋のハットは客引き中に散歩屋のホーカーと出会い、自分の家の食事会に招待するが、ホーカーに店の秘密を暴かれてしまう。
    肉屋の内情を知っている散歩屋とは一体何者なのか。
    ハットはホーカーの謎を突き止めようと声をかけると、愚か者の町に連れて行かれて……。

    今、2つの歯車が合うように、閉ざされた過去が明らかになる――。

    <著者紹介>
    千羽鳥(せんばちょう)
    バターロールパンやクロワッサン、食パンを何もつけずに食すのが好き。
    本棚には専門資料から漫画まで色んなものを並べている。もう二つほど本棚を増やすか検討中。しかし設置する場所がない。
    なぜかメモ帳を冷蔵庫に入れる癖があり、よく困る。
    取材旅行と称し方々を探索するものの、塀の割れ目や巨大なアロエなどばかりを見ている。
    昨今は河原に赴いては綺麗な石を発見するのが趣味。
  • 時空を超えた龍王の皇子と龍神守の里の姫との愛を描いた挿絵漫画小説。

    龍神守の里の嫡男・羅技は女の子のように美しい容姿であるが、木刀1つで猪を狩るギャップが魅力。里人の間でも羅技にまつわる噂話がやまない。
    ある日、阿修のクニの長が友好を結ぶ為に里にやって来るが……。

    時空を超えた天に仕える眷属の長、龍王とその皇子と地上人の姫との愛と絆を描いた超大作挿絵漫画小説。

    <著者紹介>
    玉野のももたろう(たまののももたろう)
    挿絵漫画小説53冊。
    伝承話を引用して新たな伝説として描き、母の入所している介護施設と関連するデイサービスで朗読会を行う。
    今作は日本各地を取材旅をして聞いた伝承話をモチーフに玉野のももたろうなりにアレンジして描いた挿絵漫画小説。他にイラスト、漫画、日本画、アート作品を手掛けている。
  • 不思議な能力「夢解き」を持つ青年に翻弄された、ある女子大生の物語。
    都内の女子大学に通うなほ子は、親友・ニホに誘われ参加した合コンで「夢を通して人々の深層心理に入り込むことができる」という青年・静真と出会う。
    地味な見た目で出世意欲のない彼はタイプではなかったが、なぜか静真とニホの関係が気になるなほ子。
    静真よりもずっと理想的で、家柄も容姿も申し分ない相手から結婚の申し出を受けたのに、なぜ、静真のことが気になるのか。なぜ、あの日以来、夢に静真が現れるのか――。
    それぞれが複雑に絡み合う、衝撃の結末が待ち受ける。

    〈著者紹介〉
    野村あさ子(のむら あさこ)
    神奈川で生まれ育ったが、現在は鹿児島で飼い犬の為に働きながら小説を書いている犬の下僕。犬は天使だと思っている。三国志で一番好きな登場人物は曹操。最後の晩餐に食べたいのはざるそば。週に一回は蕎麦を食べたい。飲み物なら珈琲。長らく読書と犬の写真を撮ることくらいしか趣味がなかったが、最近、工具の美しさに目覚めつつある(ただし、機械いじりはできない)。好きな文筆家は佐伯誠。
    鹿児島の文芸誌『あかね』にて、ほぼ毎号、小説やエッセイを書いています。また、投稿サイト『エブリスタ』にも、小説を載せているので、覗いていただければ幸いです。
  • 最強の女魔人グレースの、優雅で刺激的な結婚生活。
    すべては愛する人のため。
    そのラストに、あなたは必ず涙する。
    「私の悪行はジョニーには黙っていてね」
    日系人の建築家ジョニー・ノグチは、復讐のため魔人を召喚するが、
    現れた美しきグレース・リーに一目惚れし、結婚にこぎつける。
    平穏な結婚生活を守るため、ジョニーに内緒で邪神副帝ベルゼブブの手助けをするグレース。
    だが、闇の主が彼の命を狙っていることを知り―。
    最愛の夫を守るため、彼女が迫られる究極の選択とは。
  • 人と人との縁が不思議に絡み合うファンタジー小説。

    奇跡的に人気企業への就職が決まり、順調な社会人生活を歩みだしたレイ。
    会社帰り、自称四国犬の美青年・桃太郎に突然声をかけられる――。
    「中に高校生の女の子がいる」「あの子を助けて欲しいんだ」

    <著者紹介>
    水無月 薫(みなづき かおる)
    文学部卒業後、広告会社勤務。
    会社勤めのかたわら美大の大学院でデザインを学ぶ。
    美大在学中に『金曜日の魔法』を執筆。
  • 捨てられた少女は、死神と出会う――。

    「あの森に入っちゃいけないよ……。あの森には、魔女が住んでいるからねぇ……。」
    植物と話ができる能力を持つアン。黒ずくめの男ジンに拾われて以来、質素ながらも幸せに暮らしていたある嵐の夜、アンは森で遭難したリドリーを小屋にかくまう。アンの薬草の知識を目の当たりにしたリドリーは、病気の妻を助けてほしいと彼女に救いを求めるが――。
    魔女狩りに巻き込まれていくアンをめぐる運命を描いたファンタジー小説。
  • 未来の扉は我々が切りひらく――
    太平洋戦争末期から戦後復興期、時空を超えて日本を支えたヒーローたちがいた。

    1945年8月、広島。日本軍が東京から送りこんだ最後の秘密兵器とは――
    人々の祈りと願いが国の運命を、愛する人の命をその手に取り戻す。この信頼と絆は時代を超えても変わることはない。
    日本の混迷期を舞台に駆け抜ける壮大なファンタジー。いま、生命が蘇える!
  • 美しき姫たちの終わりなきクロニクル。

    天界、魔界、地上界。3つの世界は互いに影響し合いながら、奇妙なバランスを保って成立していた。選ばれし少女たちは己の運命を受け入れ、“境界の守り人"として可憐に闘う――。

    悠久の昔。地上界と魔界との間でひとつの協定が結ばれた。これにより、魔界の者がむやみにこの世界に現れ、人々の魂を奪うことが禁止された。しかし、魑魅魍魎は人の魂を渇望するあまり、たびたび地上へやってくるのだった……。
    これは、巫女と眷属の姫たちの、時空を超えた宿命の物語。
  • 東日本大震災から10年――
    コロナ禍の今、
    希望と勇気と復活の
    ファンタジー大河ロマンを。

    満天の星に現れた北極星の化身ミョーケン。その魔法に命を救われた少年が、
    先祖の地・千葉へ緊急避難。
    千葉一族のルーツに秘められた「妙見」の謎。
    その解明に挑み、天の気の魔法「ミョーケン」を体得して、孤児の逆境から飛び立つ。
  • 剣は使うが血は流さぬ。強い意志と決意を胸に、大きな賭けに出るシルヴィア・ガブリエル。仮死で生まれた運命の子は、はたして未来への扉を開くことができるのか!?巨岩石が複雑に林立する魔境ギガロッシュ。その奥に偶然辿り着いた行き場のない人々。彼らはその閉ざされた世界に籠もり独自の村を形成していった。時を経ること二百余年、地形のもたらす困難さと誰伝えたとも知れぬ恐怖伝説により、未だ固く遠く外界から閉ざされていた村は高い技能を伝承、発達させながらも、次第に閉塞感に苦しめられていた。小さな村の自給自足の生活の中では、彼らの技術や腕も今や宝の持ち腐れ。外の風に触れたいという想いは村人の誰もが持っていたが、外界へ出ることに二の足をふんでいたのだ。そんな折、運命を背負った若者が一人、村を丸ごと外の世界に戻そうという画策を胸に、村の将来を救うべく外の世界へ赴く。類いまれな美貌と才覚を備えた彼は異邦人の医者と領主の側近を味方に、策略と突発的な事件を重ねながら計画を密かに準備していく。生きることの意味と遺される者の想いを深く描く、感動のヒューマン・ファンタジー。
  • 幼馴染の良子、順、万、小夜子の4人は、ある""死""を境に不思議な現象に巻き込まれていく。自分たちが生まれてきた理由とは、なぜ自分以外の記憶をもつのか、美しい羽の意味とは……?叶わなかった恋、叶えられなかった想いが時を越えて動き出す。
  • 江戸時代に生きるカヨと、現代に生きる佳奈――。
    ふたりを結びつけたのは、不死身の若きサンタクロースだった。

    江戸後期。雪が降り積もるクリスマスイブの晩、
    出羽の国にサンタクロースが空から落ちてきた!?
    不死身の生を享けたサンタクロース・レオンは村娘のカヨと出会い、ふたりは永遠の愛を誓った――。それから200年後、英国。ラグビーを観戦することになったOLの佳奈は、偶然レオンとカヨの物語を耳にする。
    ラグビーをきっかけに不思議な運命に翻弄される3人。時空を超えた物語がいま開幕する。
  • 大人への寓話――。
    あなたなら何を選び、何を捨てますか?
    知りたいんです、生きてきた証、運命のアルゴリズム。

    やる気も欲も減ってきたのに老けこむには少しばかり早い「大人」。
    やる気も欲もないのに他人よりも少しでも上の立場でいたい「青年」。
    厳しくも温かい「白髭の老人」との出会いからありきたりな日常は非日常へとスピードを上げて転がっていく。暗躍する政治家と企業家、真っ直ぐで純情な娘、一途な家族……。
    ラストシーンであなたは誰に共感するだろうか?
  • 極北の冷たい海に囲まれた隔絶の地、トゥーレに5頭のホッキョクギツネが生まれた。やがて子ギツネ達は自分で狩りをするようになるが、ソルだけはどうしても狩りができなかった。「ボクのために何かを新たに殺すのはダメなんだよ」そういってソルが食べるのは既に死んでいる生き物ばかり。ホッキョクギツネは生まれて約3カ月で親離れをする。はたしてソルは極北の冬という長い試練を耐え抜き、トゥーレの地で生きて行けるのか。「生きるってことは、食うってこった」――雄大な自然と命のつながりを、極北の島に住む生き物たちの目線で描いたファンタジー小説。
  • 世界同時核戦争によって人類が滅亡するその時、一人の天才が5万年後の地球再生プログラムを残した。5万年後の地球。生き残った動物たちは言葉を獲得し、火山噴火による天候不順と深刻な食糧難に苛まれ、新たな世界戦争が起こっていた。ヒト族の平和主義者が、天才の住んでいた洞窟から燃える聖火と七本のトーチ、食糧(エサ)、そして書物を発見する。そこには、「聖火をマリリンの丘に点火すれば平和が訪れる」と書かれていた。「天才」は、戦争の根本原因を弱肉強食の生態系にあると結論付け、超自然的な食物によるまったく新しい生態系の構築を目論んだのだ。
  • 日常の生活へ違和感を覚えたことはありませんか。どんな人でも一度は思ったことがあるはずです。「子供のころに夢に見た、ファンタジーの世界へ行くことができたらな……。」本書では、ただの夢物語ではなく、実際にファンタジーの世界へ自分自身を導く、新しい脳内エクササイズを提唱します。小説パートでは読み応えのある物語が展開し、実践編では小説パートで展開された物語の中に実際に入り込むための方法を解説します。小説×実用書という一度で二度おいしい、新感覚エッセイ!
  • 養父母の元から、母の実家である赤槻家に引き取られることになった15歳の少年「美緒」が、成田空港に降り立ったところからこの物語は始まる。父親が誰なのかを知らない美緒は、赤槻家で異父姉「美馬」の助けを借りてDNA鑑定を行い、実の父「シルヴィ・シャミル」にたどり着く。最初は受けいれがたかった美緒も、シルヴィの人柄にひかれ、次第に父と認め交流を深めていく。シルヴィも美緒を息と子認め、入籍させる手続きを進める。そのころ、赤槻家のすぐそばの教会で、自殺したはずの美緒の母「清絵」が美緒を産んだ頃と変わらぬ若さを保ったままの状態で生きていることを、新聞記者の「水島千佳」が発見した。清絵は自殺したのではなく、コールドスリープをかけられ、つい最近まで眠りについていたのだった・・・
  • 自由を得るために働いているのに、経済というシガラミに捕らわれていく男の苦悩を描いた「シティ2015年」。自立を求めてバイトをはじめた少年が、社会に潜む権力闘争に直面して懊悩する「強力物語」。300年という宇宙航行から帰還したスペース・マンが、衰退した地球に帰還する「水郷のほとりで」。夫との離婚を決意し、愛車のグースに跨り地平線の向こうへ駆け抜けた“わたし”の軌跡を描く「太陽を嗅ぎに」。自由に生きられる場所――それぞれの「ハビタブル・ゾーン」を求めて彷徨う人びとの姿を描いた短編小説4編を収録。
  • ひょんなことから、タイムスリップしてしまった新聞記者・蒲生鷹介。行った時代は天正十年、戦国時代の真っ只中、「本能寺の変」が起こった、正にその時だった。ここぞとばかりに蒲生が行ったのは「信長へのインタビュー」。信長の口から語られたのは、自身の半生、そして『天下布武』への思いだった。日ノ本の国を思う天下人、織田信長の素顔がそこにはあった。本編は信長への取材記事と、蒲生が実際に歩いて取材した天正十年夏の安土、そして京都という天下の中心で起きた真実の歴史に迫る、二部で構成されている。
  • 蜘蛛の巣編みの達人である独身中年蜘蛛の藤兵衛の下に、ある日伝助と名乗る若蜘蛛が訪ねてきた。弟子入りを志願する伝助は、実は藤兵衛の奥義である「六角亀甲紋」の編み方を盗みに来たスパイだった。縄張りを移動し生計を立てる二匹は、旅の途中で様々なトラブルに見舞われる。カマキリ、キイロスズメバチ、セアカコケグモと次々と強力な敵達が藤兵衛と伝助の前に立ちふさがるが、二匹は知恵を使い、トラブルを乗り越えていった。旅を続けるにつれ二匹の絆は深まっていった。別れた妻と娘の情報を手に入れた藤兵衛と、スパイであり弟子である立場の狭間で悩む伝助。旅の末に二匹に待ち受ける結末とは?
  • 小屋を飛び出した豚が問う、人間社会の不条理な「業」。現代人が囚われた「法」の滑稽さを描き出す、疾走する諧謔・風刺小説!

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