『ファンタジー、佐藤さとる(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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タカシとサトミが、人間のことばを話すとらネコに会い、ネコに変身する「口笛を吹くネコ」、アリを小人にかえる魔法のステッキ、作文を書いてくれる魔法のえんぴつ……ヒロシの作るお話がふしぎで楽しい世界にさそう「ぼくは魔法学校三年生」に、「この先ゆきどまり」「角ン童子」「ぼくのおばけ」など、現代の語部・佐藤さとるのファンタジー童話7編を収録。
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コロボックルの国は、町はずれの丘の続きの、おむすびをころがしたような形の小山にあります。コロボックルの人気者・トコちゃんが、国の中で素敵な冒険をする表題作ほかのコロボックル童話と、「魔法使いの近道」「百番めのぞうがくる」「壁の中」「魔法のチョッキ」など、魅力あふれるファンタジー童話を11編を収録。
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佐藤さとるファンタジー童話集。がけのくぼ地の椅子に腰かけたジュンが、「こっちへこい、腰かけさせてやるぞう」と、向かいのダイスケ鉄塔(高圧線用)に呼びかけると、いきなり目の前のがけ下から、男の子が現われた。それが、ダイスケ鉄塔のおバケ蜂山十五だった……。神秘の世界へいざなってくれる長編ファンタジーの名作「ジュンと秘密の友だち」ほか。
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ふと手にしたかんづめから、ふしぎな声がひびいてきた。いったい、このかんづめの正体は何だろうか? 不思議な世界をかいま見る、斬新で魅力あふれる、ファンタジーの名手が贈る童話集! ――スーパーマーケットで、ふと手にしたパイナップルのかんづめから、不思議な声がひびいてきました。それは、ぼくだけに聞こえる、テレパシーのような現象でした……。というSF童話の傑作「宇宙からきたかんづめ」のほか、「こおろぎとお客さま」「かえるのアパート」「魔法の町の裏通り」など、神秘の世界に誘う、ファンタジーの名品を12編収録。
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日常の世界から不思議な世界へあなたをいざなう……香り高いファンタジー童話集。斬新で魅力あふれるファンタジー! ――かおる君が、魔法の鳥の羽根で机をなでると、おかしなことに、部屋は広い海に、机は小島に、椅子は大型のヨットに変わりました。このふしぎな世界で、王さまになったかおる君は、ゴチャゴチャ虫を退治するため、ヨットに乗って小島に向かいます……。という「ぼくの机はぼくの国」ほか、「おしゃべり湯わかし」「しかられ坊主のヒミツ」など、神秘的世界を描いた佳品19編を収録した、ファンタジー童話集。
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「ぼくのてのひら島はどこにあるのかな」……太郎は、いたずらのお仕置の跡のある手を見ながら、考えます。そのてのひら島で、虫の神さま――太郎そっくりのいたずら虫クルクル、双子の姉にそっくりの泣虫アンアンとシクシク、太郎が偶然会った女の子ヨシボウに似たおこり虫プンなどが活躍……現実と空想の織りなす名品「てのひら島はどこにある」ほか、「タツオの島」「マコト君と不思議な椅子」を収録。
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ある日とつぜん、不思議な小鬼にとりつかれたシノブは、となりのきかんぼのチコちゃんがレディーに変身する夢をみたり、すばらしい絵がかけるようになったりします……。少年のナイーブな心と感覚をあざやかに描いた表題作にくわえ、「秘密のかたつむり号」「じゃんけんネコ」「迷子のおばけ」「ネコの盆踊り」など、殊玉のファンタジー童話8編を収録。
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編物名人のおばあさんが、蝶の羽の模様を編物で編んだら、不思議にも編物は、空中に浮き上がります。この模様で飛行機の翼を編んだおばあさんは、畑を越え、森を越えて、月夜の大空へ……という野間児童文芸賞受賞の「おばあさんの飛行機」ほか、「カラッポの話」「帰ってきた大男」「だいだらぼっち」「いたちの手紙」など、佐藤さとるファンタジー童話の名作13編収録。
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「そこなし森の話」に続く、佐藤さとるファンタジー童話集の第2巻。建築家の卵、太郎の頭の中から飛びだしたふしぎな童子が、太郎の長年の憧れを叶える「名なしの童子」ほか、「水のトンネル」「箱の中の山」「ろばの耳の王様後日物語」「かくれんぼ」「海が消える」「ネムリコの話」など、現実の向うの神秘な世界を垣間見せてくれる、魅力あふれる名品12編収録。
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「コロボックル物語」の著者・佐藤さとるのファンタジー短編集。日常の世界の向こうにある奥深い神秘の世界を、ちらりとのぞかせてくれる珠玉の短編。「龍宮の水がめ」「四角い虫の話」「不思議なおばあさん」「鬼の話」「掌編三話」「そこなし森の話」「夢二つ」「椿の木から」「きつね三吉」「不思議な不思議な長靴」「わすれんぼの話」「龍のたまご」など収録。
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動物や機械としゃべれる<赤んぼ言葉>を駆使する、赤んぼ大将・タッチュン。ある日、仲良しの目覚まし時計に起こされて、パワーショベルの中に迷いこんだキョウリュウの魂を取り出しに出かけます。でも、暴れるパワーショベルに振り落されたタッチュンは、海へ……。ファンタジー童話の名品「海へいった赤んぼ大将」「赤んぼ大将山へいく」の2編収録。
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小精霊が語るファンタジー、空想豊かな奇譚怪談――小さな草庵と風変わりな小精霊が、ある日悠然と、童話作家の机の上に出現した。着流しに袖無し羽織、半白総髪まげの、方寸と名乗る仙人は、以来作家の眼前に出没し、不思議な物語を語ってきかせ、作家を興趣尽きない別天地に誘う。中国の奇書「聊斎志異」から発想し、日本の風土に合せて鮮やかに換骨奪胎し、趣向を凝らした、知的なショートファンタジー傑作物語集。
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日本が誇る小人、コロボックル。彼らは人間と「トモダチ」になる前に、細かく審議をする。つむじ曲がりのじい様(コロボックル)ツムジイは、コロボックルの迅速な動きが「見える」不思議な目を持つタケル(人間の少年)と「トモダチ」になった。二人の友情と別れ、タケルの成長、汚染された池の救出大作戦。思わず快哉! <全6巻>
◎「心の中に、大きな世界を。とても豊かな財産を。……コロボックル物語は、私たちの先頭を走って行くべき道を照らしだしてくれる」<中島京子「解説」より> -
伝説の「コロボックル」、日本の小人。彼らは、現代に生きていた! そして学校を作り、新聞を作り、今、「飛行機」を作ろうとしている。飛行テストで事故に遭い、人間の少年につかまって覚悟を決める「ミツバチ坊や(コロボックルの少年)」。彼を救うため、全力で仲間を探すコロボックルたち。胸が熱くなる冒険譚。<全6巻>
◎「悪ガキ男子・シゲマツも夢中になった――男子でピアノを習ってるヤツと、昼休みに図書室に行くヤツが、とにかく苦手で嫌いだった乱暴者のオレだよ。でも、コロボックルだけは大好きだったんだ。」<重松清「解説」より抜粋> -
私たちが、すっと読み継いでいきたい物語。250万人が愛した、日本の小人(コロボックル)の物語、復刊! ――びっくりするほど綺麗なつばきが咲き、美しい泉が湧き出る「ぼくの小山」。ここは、コロボックルと呼ばれる小人の伝説がある山だった。ある日、小川を流れる靴の中で、小指ほどしかない小さな人たちが、ぼくに向かって手を振った。うわあ、この山を守らなきゃ! 日本初・本格的ファンタジーの傑作。<全6巻>
◎「久しぶりで本書を読んで感じたのは、これはなんと、純度の高いラヴストーリーそのものではないか、という驚きだった。」<梨木香歩「解説」より>
◎「初版が出て五十一年、いつのまにか本は半世紀を越えて生き、作者の私は八十歳を過ぎてしまった。いくつになろうと、私が作者であるのはまちがいないのだが、このごろはなんとなく自分も、読者の1人になっているような気がする。そして読者としての私も、この再文庫化を大いに喜んでいる。」<佐藤さとる>
◎「これが、僕がコロボックルを描く最後になるかもしれない。」<村上勉> -
佐藤さとるさんから直接有川浩さんに書き継ぐバトンが手渡されたコロボックル物語――コロボックル(日本の伝説の小人)の世界でも、人間世界と同じように、むかし話やおとぎ話が語り継がれている。コロボックル版の桃太郎や一寸法師、そして神話など……。著者から読者への長い手紙も書かれているスペシャル版。そこから、コロボックルの真の姿が明らかとなる。いわば、コロボックル物語全6巻の、エピソード・ゼロの物語。<『小さな人のむかしの話』改題作品>
◎「類稀な物語に出会えた子どもの中に、やがて、自らも素晴らしい物語を紡ぐ人が現れます。この講談社文庫の各巻の解説者の名を見れば一目瞭然ですが、『だれも知らない小さな国』に始まる「コロボックル・シリーズ」もまた、いまは優れた作家となった多くの人々が子どもの頃に出会い、愛し続けている物語なのです」<上橋菜穂子「解説」より>
★累計260万部の名作、村上勉氏描きおろしイラストとともに全巻絶賛発売中!
『だれも知らない小さな国』解説:梨木香歩
『豆つぶほどの小さないぬ』解説:有川浩
『星から落ちた小さな人』解説:重松清
『ふしぎな目をした男の子』解説:中島京子
『小さな国のつづきの話』解説:佐藤多佳子
『コロボックルむかしむかし』解説:上橋菜穂子 -
「心から」信じられるものがありますか? 信じられるものがあると、人は、強くなれる。260万人に読み継がれ、書き継がれる宝物! ――図書館に勤める杉岡正子は、日本に伝わる小人・コロボックルのことを描いた本『だれも知らない小さな国』に出会う。そして、「私が見たのはコロボックルかも」と著者に手紙を書いた。正子とコロボックルの関係は、驚くべき新しい出会いにつながる。心洗われるコロボックルワールド完結篇。<全6巻>
◎「コロボックル物語は、お守りであり、なぐさめであり、道しるべだった」<佐藤多佳子「解説」より> -
ぼくはクリノヒコ。身長3センチ2ミリ。コロボックルの中では大きいほうだ。ぼくたちの国で新聞を出す話をしているときに、大ニュース。先祖が飼っていた豆つぶくらいの小さないぬ「マメイヌ」が、今も生きているかもしれないという。創刊号はこのスクープだ! 累計250万部の日本が誇る傑作ファンタジー。<全6巻>
◎ファンとして、コロボックルが復刊することが、本当に嬉しい。ぜひシリーズを通して彼らのその後を追ってほしい。読むほどに「コロボックル・サーガ」の魅力に取りつかれること請け合いである。<解説・有川浩> -
笛の名手である与平は、あるとき天狗様から、子供のカラス天狗に笛を教えてやってほしい、と依頼される。九郎丸という少年は、不思議なカラス蓑を脱ぐと、人間の姿に早変わり。このカラス蓑がなくなると、カラス天狗の姿に戻れない、と聞く。そして、与平と九郎丸との師弟生活が始まった。次第に九郎丸への愛情がふくらんだ与平は、カラス蓑を焼き捨ててしまおうとするが……。鎌倉・室町時代の背景を見事にとらえ、赤い鳥文学賞を受賞した、戦国歴史ファンタジー。
◎コロボックルシリーズを生み出した佐藤さとるによる新作! ――ファンタジーのさきがけ、「鬼が島通信」連載時から単行本、ソフトカバー、そして文庫版になるまで改稿に改稿が重ねられた渾身作。鎌倉・室町時代背景の中、師弟関係の愛情、カラス天狗同士の友情、戦が続く混乱の世で生きた人々を見事に描き、村上豊氏の挿絵とともに赤い鳥文学賞を受賞。今までになかった歴史ファンタジー。
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