『女性マンガ、中山紗良、401円~500円(マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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愛していればいるほど、あの時の悲しみは深くて…
「シエラ…」自分の名を呼ぶ懐かしい声に、シエラは思わず息をのんだ。10年前に恋人だった愛しいディランの声――。ハイスクールの頃、シエラは2歳年上のディランに恋をし、身も心も捧げた。けれど卒業を控えたある日、ディランは突然、同級生のクレアと結婚し音信不通となったのだ。裏切られ、踏みにじられ、心が血を流すような苦しみからやっと立ち直ったと思っていたのに。まさか10年の歳月も、彼の裏切りも、彼への想いを消すことはできなかったというの? -
結婚の理想と現実を見極められなかったばかりに…
人気料理家スカイは実業家ニックと婚約解消をした。スカイは温かい家庭を望んでいたのに、ニックは結婚後も自由に過ごしたいし、子供も欲しくないと言う。求めるものが違いすぎて、もう一緒にはいられない。スカイは傷ついた心を癒すため、バカンスに出かけた。ところが、有名人のスカイを周囲はそっとしておいてくれない。うんざりする彼女を運命はさらに追いつめる。この世で最も会いたくない人物――ニックと再会したのだ! しかも彼は昔の恋人を同伴していて…。 -
過去の悪夢に囚われ、愛に踏み出す勇気を失って…
元夫ニックに負わされたトラウマを克服するため、ミーガンは勇気を出して絵画教室の扉をたたいた。絵を描くことはかつて無上の喜びだった。再び絵と向きあい、自分を取り戻したかったのだ。講師カイルに導かれ、ミーガンの心は癒されていく。けれど、同時にカイルに対して尊敬以上の感情が芽生えはじめた。カイルは優しすぎるし魅力的すぎる。でも、このまま彼に惹かれて依存するようになれば、過去のあやまちを繰りかえしてしまう。ミーガンは激しく動揺して…? -
亡き親友の夫を愛しながら形だけの結婚をするなんて
介護のため困窮していたタニスは、亡き親友の夫トムに便宜結婚を申しこまれる。子供のベビーシッターを探していたトムは、結婚すればお互いの問題が解決すると言うのだ。申し分のない条件に、彼の提案を受け入れたタニスだが、かりそめの結婚式で唇を合わせたとき、その冷たさに体が震えた。トムは私を愛していない。彼の心は永遠に亡き妻のもの。なのに私は彼に惹かれている。この先、想いが届くことはないという絶望を抱えながら、彼と暮らさなければならないの!? -
悲惨な初恋相手と再会し、純潔を踏みにじられて…
イーディは予期せぬ再会に息をのんだ。セバスティオ! 4年前、背伸びして訪れたナイトクラブ。ひと目で恋に落ち、邪険に扱われてあっけなくふられた。その彼がディスプレイデザイナーとして働く私にどうして突然仕事を依頼してきたの? 当時、ラグビーのスター選手だった彼は、今や銀行頭取として華やかに活躍している。私の存在など知るはずもないのに。彼の依頼なんて絶対にお断りよ! ところが周囲の圧力から、彼の屋敷に住み込んで仕事をするはめになり…!? -
夫の兄に惹かれてしまう自分が許せなかったから…
浮気性の夫デヴォンと別れて2年、シエナのもとに、元夫の兄アダムが突然現れた。シエナは弟とは正反対のアダムが苦手だった。彼がそばにいるだけで体が熱くなるから。ところが突然現れたアダムの用件を聞き、シエナは動揺した。半年前に事故で亡くなったデヴォンは、ある女性と子供をもうけていたが、女性は5万ドルで子供をアダムに押しつけたという。アダムは自分と同居して2週間だけ子守りをしてほしいと懇願した。シエナは彼の提案したある条件に逆らえず…。 -
罪を犯した娘に下された罰は囚われの花嫁になること
父の詐欺事件に巻きこまれて破産したジェンマは恋人も失い、唯一残された生きる道をモデルの仕事に求めていた。ところが、砂漠の国サイディアで撮影をしていたとき、人前で肌をさらした罪で国王ミカエルに捕らえられ、厳しい裁定を下される。それは国王の妻のひとりとして異国の宮殿に閉じ込められるという、愛し愛される権利を彼女から永遠に奪う最悪な罰だった。結婚式もないまま国民の目にさらされ、王と16日間のハネムーンを過ごすため宮殿へつれ去られるが…。 -
自分を裏切った夫にすがるしかない屈辱に耐えて…!?
モーガンは意を決し、5年間別居する夫の豪邸に足を踏み入れた。ギリシアの海運王とは知らずに恋に落ち結婚したが、不実なふるまいに耐えきれなくなり、アメリカに逃げ帰っていたのだ。だが今、詐欺事件に関わった父が誘拐され、莫大な身代金が必要になったモーガンは彼に頼らざるを得ない状況に陥っていた。端正な顔に冷ややかなあざけりの表情を浮かべ、黙って小切手をさし出した夫に、モーガンは今も変わらぬ彼への想いを悟られないよう必死に耐えていた…。 -
一夜の情事の相手は得体の知れない魅力的な男性で?
幼稚園教諭のローレンは、とてもまじめで堅実なタイプ。そんなローレンが友人の結婚式で初めて出会った相手と一夜の過ちを犯してしまった。アレックスという名前しか知らない彼はとても魅力的だったけれど、もう二度と会うことはないと思っていた。ところが、なりゆきから彼とルームシェアをするはめに。ローレンはけじめをつけようと、絶対にベッドをともにしないというルールを設けるが、得体の知れないアレックスにたびたび誘惑され、心は激しく揺れて……。 -
一時の情熱を過ぎたあとの、ふたりの愛の行方は――。
彼が死ぬはずない――。富豪にもかかわらず危険な冒険に命をかける夫オルシーノ・チャッツフィールドをひとり待つ寂しさと恐怖で、ポピーは5年前別居を選択した。しかし彼がヒマラヤ山脈で雪崩に遭遇したとの知らせを受け、急ぎ現地へ飛んだ。そこで待っていたのは大怪我を負いつつも冷たく突き放す夫の姿。ポピーは自分が呼ばれたのは間違いだと去ろうとするが、復帰するまで身のまわりの世話を要求される。その見返りに正式に離婚しようと提案されるが…。 -
真面目な私がプレイボーイと共同生活!?
趣味を楽しみ仕事を程よくこなし、お酒と音楽で1日を終わる。そしてそこにキレイな女性がいればもう最高――そんな独身生活を謳歌するトレバ―に贈られたクリスマスプレゼントは小さな息子!? 妹の遺児を育てるヘイリーはそんな彼に会う前から不信感いっぱいだった。だけど意外にも息子のことを告げると、誠実にDNA鑑定を提案し、結果が出るまで彼の自宅に滞在しないかと提案される。妹と正反対の地味な私とは間違いが起きるはずない。そう思っていたのに…。 -
どんなに惹かれあってもキス以上はダメなんて…!
エリカは小さな頃から父との間に壁を感じていた。そして、ある日突然やって来た弁護士クリスチャンから衝撃的な事実を告げられる。――私は父の子じゃなかった! エリカは大富豪ジャロッド家の隠し子で莫大な財産相続人だと言うのだ。自分のルーツを知るため、エリカは不安な気持ちを抱えたまま兄姉たちが待つコロラドへ向かう。それを察したクリスチャンはやさしく彼女を気遣い、気づけばふたりは惹かれあうが…彼は“契約”に縛られ、キスすら許されない関係だった。 -
はじめて愛した相手は契約結婚した夫で…!?
ナニー派遣会社に勤めるマギーは豪華なペントハウスを訪ねた。そこで待っていたのは会社経営者のジェイスンと生後1か月の息子ブレイディ。なんて美しい父子なの…。ドキッとするマギーだが過去の手痛い恋の経験から男性を警戒していた。しかも依頼主よ! そんなマギーに彼は驚きの提案をした。「僕と結婚して息子の面倒をみてくれたら、100万ドル支払う」マギーは自分が育った児童養護施設を経営危機から救うため結婚を承諾してしまうが――!? -
旅先での恋人が、跡継ぎを望む海運王だったなんて…
ギリシアのサントリーニ島でのバカンスから3か月。セリーナは体の異変に気づいた。旅先のロマンスと割りきっていた恋人の子を妊娠したのだ。貧しい漁師のニコスに責任を負わせるつもりはない…そう決意して再びサントーニ島を訪れたセリーナは驚愕した。彼はギリシア屈指の海運会社CEOとして現れたのだ。これはいったいどういうことなの!? 3か月前とは別人のように厳しく、後継者となる子どもを婚外子にしたくないと言い放つニコスにセリーナは凍りついた…。 -
傷心の大富豪のもとに舞い降りた、小さな愛の使者。
法律事務所で働くエリーは、担当するイタリアの実業家レオニツィオの離婚問題に頭を抱えていた。彼は妻が妊娠している我が子を手放す気はないと親権を要求している。だが、出生前DNA鑑定の結果、父親はレオニツィオではなかったことが発覚したのだ。子どもに希望を見いだしていた彼に事実を伝えるのはつらい役目になった。妻の裏切りと、離婚が決定し予想以上に落胆する彼を慰めるうちに一線を越えてしまうエリー…。彼の子を身ごもることになるとも知らずに――。 -
情熱を燃やし尽くす、これはただひとときの情事…。
企業弁護士リディアは絵の道へ進むことを諦めきれず会社に辞職願を出した。だがその矢先、上司のジェイクからノルウェーへの出張の同行依頼をされてしまう。仕方なく同行するリディアだったが大きな計算違いが起きた。ジェイクが美しすぎてついデッサンをとってしまうのだ。一方、夢中で筆を走らせる彼女に惹かれたジェイクはついに堪えきれず驚きの提案をした。この国にいる間だけ、ふたりの情熱を燃やし尽くそうと…。堰を切ったように互いを求めあうふたりだが…! -
ボスを好きなのは絶対内緒。でも、いつまで私は…!?
アンナはマイアミの大企業の有能な社長秘書。ボスのパーカーはとっても魅力的で、当然彼女は彼に惹かれていた。だが、そんなことはおくびにも出さずに仕事一筋だった。ある日、突然の父親の死によって生じた相続問題にイラついていたパーカーは、ロンドンへの出張に気まぐれからアンナに同行を命じた。内心ドキドキの彼女だったが「彼は私のボス」だと自分に言いきかせるしかなかった。彼の心の中で、とある変化が起きはじめていたことも知らずに。実は1週間前に…? -
誕生日に出会った一夜限りの恋人に心さらわれて…。
ひとりぼっちの誕生日を迎えるはめになったジェーンは、今日を特別な日にするために「以前からしたかったこと」を実行した。ひとつめは「長身で黒髪の素敵な男性にキスすること」。しかし勇気の出ないジェーンは、街で見かけた男性を写真に収めるだけで満足しようとする。だが、盗撮に気づいた男性ミッチがジェーンをきつく咎めた。素直に謝罪する彼女の姿にミッチの怒りは消え、彼女の願いを叶えるだけでなく、夢のように情熱的な一夜をプレゼントするのだが……。 -
大好きな彼と結婚したのに片思いのままなんて…。
ずっと片思いだったジェイに、父の遺言を利用して結婚をもちかけたべス。素直になれない自分には、彼の心をつかむ方法はこれしか思い浮かばなかったのだ。しかし1年後、ふたりは別居していた。原因は彼の浮気だ。相続のための結婚とは言え、いつか心も結ばれると思っていたのに…。そんなある日、ついにジェイから書類が届く。離婚届だと恐れ、開封せず返事をしないべスにしびれを切らしたジェイが現れた。その時、ふたりの抑えきれない感情と衝動は止められず…! -
恋愛よりもキャリアが大事。そう思っていたのに…。
仕事ひと筋のターリアは恋愛よりも昇進を目指していた。そしてついに重要な発表があると言われる日がやって来た。今目指しているポストには自分しか適任者がいない。だから発表の内容は――そう心躍らせていた朝、会社のロビーでターリアは男性にぶつかり、ひと目で魅了されてしまう。息を飲むほど素敵な彼…いったい誰? けれどその答えはあまりにも衝撃だった。彼の名はケイス。いきなり現れて私の昇進を奪ったのだ。そして上司となった彼は私の身も心も狙い…!? -
いい夫婦を演じてた私たち。それは間違っていたの?
結婚情報誌『ハッピー・ウエディング』で働くリアンは上司に離婚していることは内緒にしていた。編集長が“幸せな結婚生活”を送っている人物こそが、よい記事を書けると信じているからだ。ある日、ハネムーン実地調査で夫の同伴が必要になるが、写真で顔も知られているため代理は不可能…。しぶしぶ元夫ミッチのもとへ会いに行くが、そこにいたのは固い弁護士ではなく人生を素直に楽しむ彼だった。新たな一面に恋に落ちそうになるが――だめ、結婚だけは無理よ…! -
私を胸躍らせたラブレターは、美しい姉宛てだったの!?
地味で真面目な25歳のオナーは、いつも人気モデルの姉ヘレンの陰に隠れていた。だがそんなオナーにも、ついに恋の女神が微笑んだ。地元主催のチャリティ舞踏会の夜、ひどい風邪で意識朦朧としていた彼女を車まで運んでくれた人がいた。後日その彼から手紙が届き、文通が始まったのだ! いつしかそれは熱いラブレターに変わり、オナーの胸をときめかせた。でもそれは、ある日手紙のなかで彼がオナーのことを“ヘレン”と呼びかけるまでのことだった…。 -
冷たいボスが開く晩餐会にはヴィンテージドレスで。
スコットランドの名門ストラッチャン家で臨時秘書を務めることになったジョージア。豪奢なお屋敷に心わきたつ彼女だが、当主のキアは冷酷でビジネスの会話しかしない。しかし、晩餐会でヴィンテージドレスに身を包んだジョージアを見たときからキアの心は揺れ動き始めた。そして嵐の夜、ジョージアの部屋を訪れたキアは怯える彼女に対し、今までにない感情にかられる。熱情に流されるままに結ばれるふたりだが、キアの口から出た言葉は期待を裏切るものだった。 -
パーフェクトな彼に夢中! でも恋してはいけないの。
キーリーは自分の目を疑った。上司に大切なクライアントと紹介されたラクランは先日、彼女が電話で罵倒した相手だったのだ。心理学者である彼のラジオ番組が不満で、電波上で彼を罵ったことは、絶対に秘密! わけあって結婚しないと決めたキーリーは、ウェブデザイナーとしての成功を目標としていた。この仕事を逃すわけにはいかない。でも彼は知ってか知らずか私をつれ出し、溢れんばかりの魅力を見せつける。用心しなければ、彼に私の心を見透かされてしまいそう。 -
互いの心の空虚を埋めた、忘れられぬ一夜の恋。
母の死とともに出生の秘密を知ってしまったイジー。空虚な心を抱えて入った酒場で出会ったローマンに惹かれ、一夜をともにしてしまう。しかし翌朝、彼の姿はなく、そこで彼らの関係は終わってしまった。1年後、ふたりは偶然再会する。変わらず美しいイジーだったが、その腕には赤ん坊の姿があった。自分と関係したあとすぐに他の男の子供を宿したという彼女に憤りを感じたローマンだが、赤ん坊があまりに自分に似すぎていることに疑念を抱き…!? -
契約上の恋人に女性としての魅力を見せつけたい!
独身主義をつらぬくケートは家族にすら同性愛者だと誤解されてしまう始末。そんな彼女が偶然救った男性ロイは元フットボール選手のスター! しかも今はジゴロ!? 一緒に帰省する恋人もいないケートに彼の口から出た言葉は「僕を雇ってみないか?」。家族の目にうんざりしていたケートは、恋人役を演じるロイとともに帰省する契約を交わす。彼とはあくまでも恋人のふりをするだけ。絶対にそれ以上の関係にはならないという決意とは裏腹にケートの心は揺れ動いて……。 -
毎年訪れる悪夢の“あの日”に、救いの天使は現れた…。
雨の降る寒い夜、ベスはようやくイタリアのサルデーニャの古城に着いた。冷たく堅牢な城…城の主、銀行家のチェザリオ・ピラスもこんな冷たい人物かしら…。突然ロンドンからやって来たベスに、チェザリオは迷惑そうな顔を隠そうともしなかった。だがベスは彼の頬の傷と、どこか暗い陰の漂う端整な顔立ちに魅力を感じてしまう。いいえ、見とれている場合じゃないわ。ベスは腕のなかの赤ん坊を抱きなおした。「ここに来たのは、この赤ちゃんがあなたの子だからです」 -
父のお気に入りの秘書は、なぜか私にイジワルで…。
「わしの代わりができるのは、おまえしかいない」心臓発作で倒れた父親に頼まれ、経済的なピンチに陥っているオークション・ハウスを立て直すことになったエイミー。仕事に不慣れな彼女をサポートするのは、1年半前に入社してきた父親の個人秘書ディラン・コープランド。濃いブルーの瞳をもつハンサムな男性だがどこか謎めいていて、初めて会ったときからエイミーは苦手だった。でも今回は彼の協力が必要不可欠。仕事のパートナーとして一緒にいるはずが…? -
シエナは途方に暮れて休暇をとり、叔母のレストランの扉を叩いた。高級レストランのマネージャーに念願の昇進が決まったとたん、新任の料理長がろくでなしの元婚約者だと知らされたのだ。ところが扉を開けた男性を目にした瞬間、つかのま悩みを忘れた。ブレット・キャメロン――十代のころ叔母の店で修行し、成功をおさめた新進気鋭のシェフだ。そしてシエナの初恋の相手……。彼に温かい歓迎の笑みを向けられ、たちまち顔が赤くなる。野暮ったい少女から変身したのに、彼の魔法にかかったままのようだ。するとブラットは叔母が旅行で留守だと告げ、驚くべき提案をしてきた。叔母を助けるため、ここでしばらく一緒に店を開けないか、と。
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恋もキャリアもすべて失ったジュリエットは、故郷の母のもとで抜け殻のように過ごしていた。地味でいじめられっ子だった私が、今では慎重でしっかり者、そしてできる女に成長していると思ったのに…。今は思い出のつまった故郷で少しでも自分を取り戻さなければ。そう思った矢先、意外な人物に再会する。突然姿を消したグレガーが、どうしてここに!? 困惑するジュリエットに気づかず彼は“シンデレラ”と軽い調子で呼ぶ。初恋の彼は私を覚えていない。この再会は、運命のいたずら?
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幼いころから美しい姉レイチェルに振り回されてきたアイヴィは、父の遺産も姉にひとり占めされて、経済的にも苦しい状況にあった。そんな彼女の心の支えは親友のメリー。アイヴィはメリーが大好きだけれど、メリーの兄スチュアートだけは大の苦手だった。彼はアイヴィを姉と同じく奔放で遊び好きと思い込み、冷たい態度で接してくるのだ。ひたすら彼を避けていたアイヴィだったが、ある夜、メリーの家のバスルームで遭遇してしまう。具合の悪いアイヴィの様子に、誘惑されたと勘違いしたスチュアートは、思いきり濃厚なキスをしてきたのだった!
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ジェインは親友のシルヴィアとランチに来ていた。恋に生きる親友とは対照的に、ジェインの生活は会計士の仕事一色の毎日。しかし、そんな彼女の世界をひっくり返す男性がレストランに入ってきた。なんて美しいの・・・! まるで絵画から抜け出したかのような彼。うっとりとその彼を見つめる自分に気づき、慌てて店を飛び出した。地味な私とは無縁人よ。しかも今日は担当するセミナーの初日! しっかりしなさい私。――まさか、そんな。さっきの彼が目の前にいるなんて。
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ミッシェルのもとに送られてきた結婚式の招待状。それは10年つきあっていたケヴィンからだった。なぜ!? いつもケンカして別れては、すぐに仲直りしていた私たちだったのに…。ショックを受けるミッシェルを慰めたのはお金持ちで有能でハンサムな、完璧すぎるタイラー。あまりにも完璧すぎる彼に反感を感じていたが、1番の友人でもあった。彼のやさしさにミッシェルはある計画を思いつく。それはタイラーと恋人のふりをして結婚式に出席することだった!
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恋人の裏切りによって傷ついた心を癒すため、サスキアはロンドンの喧騒を離れ、ひとりトスカーナの別荘を訪れていた。しかし、突然バスルームのドアが開きサスキアは凍りついた。現れたのはよく知っている男――幼い頃から憧れ、憎んでいた義理の兄ルーシアスだった! いつもセクシーな美女にとり囲まれていた、優秀で容姿端麗な義兄ルーシアス。血の繋がらない彼のその姿にサスキアは劣等感を覚え、ずっと反発していた。よりによって、どうして今あなたが現れるの!?
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旅先のイタリアで道に迷ったエリン。そこに現れたのは、黒馬にまたがった驚くほどハンサムな男性だった。ふたりはたちまち恋に落ち、出会いの5日後には結婚式を挙げた。エリンはフランチェスコという名前しか知らなかったのだが、実は彼はヨーロッパの資産家リストの1番上に名前が載るような銀行家だった。突然の環境の変化に、エリンはとまどうことばかり。あげく夫の浮気を疑い、フランチェスコは彼女を慰めもせず、ふたりの結婚生活は暗礁に乗りあげたが…!?
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モリーは幼なじみのリアムに、ずっと恋をしていた。けれども、もう25歳になるというのに、地味な服装とおとなしい顔立ちの、どこから見ても典型的な図書館司書。このままではリアムが振り向いてくれるはずもない。誕生日を境にモリーは決心した。絶対リアムを振り向かせてみせる。そのためにまず私を女性と認めさせなければ。手始めに彼女は嘘をついた。私にはずっと心を寄せているミスターXがいる、と。たわいもない嘘がどんな結末を招くかなど予想もせずに…。
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