『BL、海王社、水原とほる(ライトノベル)』の電子書籍一覧
1 ~23件目/全23件
-
34歳独身。人たらしの貴生は、結婚願望がありながらも、プロポーズを断られて以来、恋愛から遠ざかっていた。
会社帰りに偶然入った店で、美貌のバーテンダー・樹に出会い、寂しそうな笑顔に惹かれていく。
男性相手に運命を感じたのは初めてで、つたないながらも、貴生は樹をデートに誘うが……? -
陸自の特殊任務隊に所属するストイックで秀麗な秋元。
数年前の実務任務の怪我で足を負傷し現役を退いて以来、才能ある人材のスカウトマンだ。
今度のスカウト対象は、総務大臣の私設秘書兼SPに就く旭。
旭に協力を頼むと、思いがけず入隊の条件として秋元の身体を求められた。
逸材を手に入れる条件として身体を差し出すことくらいなんでもないこと。
抱かれるのは一度きりのはずだったが、最初の任務ののち、ふたたび旭に身体を求められて――? -
ある朝、区役所に勤める相楽雅文の元に、男前の弁護士の和田が訪ねてくる。話によると雅文の先祖の「呪い歌」が、和田の依頼人に災いをもたらしているという。確かに相楽家の祖先は高名な歌人だったが到底信じられないものの、調査のため不愛想な和田と行動を共にすることに。そしてゲイで消極的すぎて恋愛経験が乏しい雅文は、和田の生真面目で優しい一面に触れて想いを募らせていく。だが文献を調べていくうちに呪いを暴こうとする者にまで不運をもたらすことを知り――?
-
恋人に突然別れを告げられ、命を絶とうとしていた怪奇作家の了則は、淫靡で邪悪な物の怪の禍に助けられて契約を交わした――。
それから禍は、この家に棲みつく代わりに了則の精を吸いとっている。
美貌の禍は本来、人の肉を喰らう化け物だ。
なのに人のような情や温もりに了則は癒されていく……。
けれどもこれは捕食行為で愛情ではない。
分かっていながらも惹かれる心は止められず――。 -
政財界のアドバイザーとして特別な使命を帯びた国の特殊機関・ヘプタゴンに所属する宗教学者の七生。
その日、七生に捜査協力を依頼してきたのは、眼光の鋭い公安警察の鬼防だった。
ある教団の背後に蠢く不穏な闇を明らかにしようと昼夜を問わず調査を進めるうちに、思いのほか情の厚い鬼防に惹かれていく。
戸惑いを隠せない七生だが、ある朝鬼防に押し倒されキスされてしまう。
そんな矢先、事件の核心に迫った七生は教団に狙われて――!? -
訳あって人目を避けて村外れの古民家に暮らす画家のハルヲ。
そんなハルヲのオッドアイはこの世のものでないものを映しだす。
ある雨の日、鬼憑きの男・白井と出会い好奇心で家に招き入れてしまう。
極道と縁を切りこの地へ来たという白井と生活するうち、寡黙な男の孤独に触れて惹かれ始める。
そして夜半、酔った白井に体を抱き寄せられ唇を重ねられた…。
想いが通じあったと喜んだのも束の間、幸せな時間は長くは続かず──。 -
美貌の青年実業家として成功していた祥。
しかし自ら立ち上げたIT関連事業が倒産したため、日雇いの肉体労働をすることに。
そんな折出会ったのは、この世で信じているのは金くらいという心の乾いた大城という男だった。
経営コンサルタントを名乗り脱税専門の商売をする悪党だ。
大城に過去の弱みを握られ嬲られる祥だったが、やがて「どん底から這い上がる気があるなら俺と手を組め」と仕事を持ちかけられて──? -
「貴方の為に、舞い踊りましょう」幼少時から将来有望な京劇役者の卵として励んでいた俊明は、父が亡くなり夢を断念した――。大学生になった俊明は、休暇で台湾に行った際、高級クラブの京劇に代役として出演することに。そこで俊明が出逢ったのは、片足をひきずった元刑事で汚れ仕事専門の私立探偵・三島だった。俊明は日本に戻り、失踪した学友の捜索を三島に依頼するが、手付金代わりに凌辱されてしまう。しかも事件に巻き込まれ、拉致されてしまい――!?
-
「料理も見事だが、美しい支配人だな」清王朝の末裔である偉龍が、中華街の老舗料理店と共に華僑の裏社会を率いて数年。ある日、店の常連の神嶋恭司に熱く口説かれる。ところが神嶋は暴力団関連の不動産会社に与し、中華街の土地を狙っているという噂を聞く。偉龍は神嶋の思惑を知るため、誘いに応じ抱かれるようになった。体だけのはずだったのに、許されない相手と解っていながら神嶋の情熱的な愛に溺れてしまい――?
-
愛から逃げて、生きてきた――。トップアスリートトレーナーとして渡米していた朋彦は、恋人と別れて失意のまま帰国した。今は個人相手のスポーツジムに勤務している。ある日、大手酒造メーカーの御曹司・真之の担当トレーナーをつとめることになった。本気の恋はしない。そう決めていたはずが、駆け引きを知らない年下の真之からの遠慮のないアプローチに心を乱されてしまう。身体の奥深くまで抉られて、久しぶりの快感に酔いしれる朋彦。深入りしてはいけない。分かっていながらも、その心を止められず……?※こちらの作品にはイラストが収録されています。尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
-
施設で育ったハーフの武生は、ウリの仕事をしながらいつかアメリカに父親を捜しに行くという夢を抱いて生きている。そんな武生の前に現れたのは、全国でも有名な暴力団の幹部・結城。結城は五年前の抗争で妻子を亡くして以来、明日が見えない毎日を死んだように生きていた。結城の奥底に見え隠れする優しさと虚無感に次第に惹かれていく武生。だが、武生と結城の前に、過酷な暴力団の掟が立ちはだかって―――。
-
母を亡くし、倹しい生活を送っていた晶(あきら)。しかし戦後の中華街で幼なじみの敬生(けいせい)と志を同じくし、日本人でありながら中華街に生きる台湾人としてそこを守ってきた。そんなある晩、中国から来た凱士(がいし)という美丈夫に出会う。表向き貿易会社を営む凱士だったが裏では中国マフィアとの繋がりがあると噂されていた。中華街を脅かすものの正体を探るため、晶は凱士の懐に潜り込む。「あんたの仲間として認めるなら抱かれてもいい」晶の挑発に乗った凱士は、晶の身体を暴き立てようと甘くも狂おしい快楽を与え…。晶は凱士と中国マフィアに自分の運命を翻弄されていく中、深まる謎…「凱士は何者なんだ?」
-
病気の母のために暴走族を抜け、整備工場で勤務する翠。彼は暴走族の時代の後輩が犯した過失を庇い、弁護士の北原に謝ることに。北原は一見すると知性的で温和な男だったが、何でも言うことを聞くから許してくれないかと頼み込む翠に突然キスをしてきた。「その程度で我慢しているんだ。十分紳士だろう?」紳士然とした北原が一変して、したたかで不遜な笑みを浮かべた。真夜中を駆け抜ける男たちのデッドヒートラブ。
-
大学生の有也はある日ゲイバーで、以前病院で出会った優しい研修医の高林と再会する。しかし当時憧れていた高林は、実はサディスティックな男らしい。恋人ができるなら、高林のような人がいい――。ずっとそう思っていた有也は、高林に一晩の相手に誘われて抱かれてしまう。酷くされても、我慢すれば本気で好きになってくれるかもしれない。有也を覚えていないことは分かってるけれど、当時の優しさを忘れられず……。
-
美しい捜査検事の礼一は地検で注目を集めるエリートだったが、談合事件の捜査途中である圧力がかかり異動を命じられる。不本意な処遇に自棄になった礼一は、場末の立ち飲み屋で意気投合した自衛官の大守と爛れた夜を過ごしてしまう。二度と会わないはずが事件の捜査対象として駐屯地で大守と再会し、恋人のような関係に。しかし、いつまた遠くへ行ってしまうかもしれない。大守は愛する国と人のために、命を捧げる覚悟を決めた男だから――。
-
東京に憧れ上京して数年。フリーターの祐二は、同棲中の恋人の暴力に身も心も疲れ果てていた。そんな時、ふらりと入った書道展で関晃一という男性に出会う。50過ぎで都市銀行の支店長を務める彼は紳士で、素性を知らぬ祐二にとても優しくしてくれる。夕食に誘ったり、相談に乗ったり、歳の離れた友人ができたと喜ぶ晃一。胸が高鳴る祐二だったが、彼には妻子がいる。決して惹かれてはいけない…。祐二は晃一に別れを告げ、東京を離れる決意をするが…?
-
長年付き合っていた恋人に一方的に別れを告げられて一年が経った。ある日飯島佳史は、元恋人の病死を彼の弟・南方修司から聞かされる。悲しみと後悔に暮れる佳史。そのあげく追い討ちをかけるように「病気だと聞かされて兄貴の元から逃げたんだろう?」と鋭く責め立てられ、憎しみの余りか陵辱されてしまう。何も知らされていなかった佳史は修司の誤解に戸惑いを隠せず…?
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。