『辞事典、文藝春秋(実用)』の電子書籍一覧
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長年、日本と韓国の間の懸案だった「慰安婦問題」。2015年12月28日の日韓外相会談で「最終かつ不可逆的な解決を示した」合意が結ばれたはずだった。しかし、政権が交代すると文在寅大統領は合意について「新方針」を発表、日本側に追加措置を促してきた。なぜ韓国は国家間の合意をひっくり返し、ゴールポストを動かすのか。そこには韓国の民主主義に対する独特の考え方があった。日韓関係の内情に通じる著者が、やっかいな隣国と、どう付き合うべきかを鋭く分析!※「月刊文藝春秋3月号」に掲載された記事を再編集した電子書籍オリジナル
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「三省堂国語辞典」略して「三国(サンコク)」。
そして 「新明解国語辞典」略して「新明解」(赤瀬川原平著『新解さんの謎』でブームとなった辞書である)。
二冊ともに戦後、三省堂から刊行された辞書で、あわせて累計4000万部の知られざる国民的ベストセラーだ。
しかし、この辞書を作った(書いた)二人の人物のことは、ほとんど知られていない。
「三国」を書いたのが、ケンボー先生こと見坊豪紀(けんぼう・ひでとし)。
「新明解」を書いたのは、山田先生こと山田忠雄(やまだ・ただお)。
二人とも国語学者だが、「三国」と「新明解」の性格はまったく異なる。
「三国」が簡潔にして、「現代的」であるとすれば、「新明解」は独断とも思える語釈に満ち、
「規範的」。そこには二人の言語観・辞書が反映されている。
本書は、二人の国語学者がいかにして日本辞書史に屹立する二つの辞書を作り上げたかを
二人の生涯をたどりながら、追いかけたノンフィクション。
著者は同じテーマで「ケンボー先生と山田先生」(NHKBS)という番組を制作したディレクター。
同番組はATP賞最優秀賞、放送文化基金賞最優秀賞を受賞。番組には盛り込めなかった新事実や
こぼれおちた興味深いエピソード、取材秘話なども含めて一冊の本にまとめた。
本書で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞している。
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