セーフサーチ設定を変更しました
ページの先頭です

『文化、上野誠(実用、新書)』の電子書籍一覧

1 ~3件目/全3件

  • 一神教とは異なり、日本人にとって神は絶対的な存在ではない。山岳や森林をはじめ、あらゆる事物が今なお崇拝の対象となり得る。遠くさかのぼれば、『古事記』に登場する神々は、恋をするばかりか嫉妬もし、時に寂しがり、罪さえも犯す。独特の宗教観や自然観はどう形成され、現代にまで影響を及ぼしているか。「カムナビ」「ミモロ」などのキーワードを手がかりに記紀万葉の世界に分け入り、古代の人びとの心性に迫る。
  • 温故知新、それは歴史を知ること
    まれびと、姿の見えない神さま、ご先祖さまを知ることが、自らの足元を見つめることになる

    折口信夫没後70年――今読みたい教養の書
    古典学者、民俗学者、歌人として全国を旅し、
    日本人の魂のありようを見つめ直した知の巨人

    【目次】

    第一章 神と人との関係こそ文化だ
    ・他界への憧れ
    ・日本の踊りは宗教のみなもと
    ・「やしろ」とは何か ほか

    第二章 いのちのみちしるべ
    ・「たま」と「たましい」
    ・魂と肉体
    ・「消える言葉」と「残す言葉」と ほか

    第三章 男と女とお客さま
    ・お客さんが文化をつくる
    ・「いはふ」
    ・神と神の嫁 ほか

    第四章 精霊との対決
    ・「もののけ」とは何か?
    ・「たたり」は神さまのデモ
    ・かっぱ ほか

    第五章 年中行事があるからこそ
    ・ひな祭りと人形
    ・魂とお正月
    ・月見になぜ花を供えるのか ほか

    第六章 歌と語りと日本人
    ・「かたり」と「うた」と
    ・日本の恋歌の特徴
    ・俳句と短歌の違い ほか

    第七章 日本の芸能のかたち
    ・ものまね
    ・「かぶき」とは何か
    ・隠者文学 ほか

    第八章 折口信夫が目指したもの
    ・民俗学の目的
    ・万葉びと
    ・もうこれ以上、日本を悪くしてはならぬ ほか
  • 日本人の創造力の源。

    〈本書には、明確な主張がある。それは、世界を知ろうと思う人は、まず足元を見つめよ、ということである〉。
    悠久の歴史の中で培われてきた日本人の思考や行動原理。自らの足元を見つめ直し、咀嚼し、理解することでグローバル社会での羅針盤が見えてくる――。
    〈『古事記』『日本書紀』に池造りの記事が多い理由〉
    〈「おてんとうさまが見ている」は恐ろしい道徳教育〉
    〈日本の「何でも教」は教会で七五三を祝ってしまう〉
    〈「大愚」であることが求められる日本のリーダー〉
    〈床の間と芸の道から考える日本的なおもてなし〉
    〈大陸、半島、島国――。東アジア三か国の宿命〉など、昭和のベストセラー『梅干と日本刀』(樋口清之著)を彷彿とさせる読みやすく、わかりやすい文章で、日本文化の深淵に迫る好著。〈ホモ・サピエンスは、食糧交換もするが、幸福も交換し合うのである〉〈歴史とは何かものごとを考える時に、ひとつの指針を与えてくれる知恵そのものなのである〉――読めば、ストンと腹に落ちてくるフレーズが多数収録。

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

ページ先頭へ

本を予約しました

※予約の確認・解除はこちらから

予約済み書籍

キャンセル及び解除等

発売日前日以降のキャンセル・返品等はできません。
予約の確認・解除、お支払いモード、その他注意事項は予約済み書籍一覧をご確認ください。