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『憲法・法律、一般財団法人東京大学出版会、その他(レーベルなし)(実用)』の電子書籍一覧

1 ~4件目/全4件

  • 最高裁判事を務めるなど、法曹実務においても主導的役割を果たしてきた刑法学の泰斗の古典的名著を、新たに「復刊によせて」を収録し待望の復刊。古くて新しい問題である「危険」の概念を深く掘り下げ、往来危険罪や放火罪をはじめとする危険犯の理論的問題について解決の糸口を導き出す。


    【主要目次】
    第一章 問題の所在と本稿の目的
    第一節 従来の判例・学説
    第一款 序
    第二款 具体的危険をめぐる問題状況
    第三款 抽象的危険をめぐる問題状況
    第二節 本稿の目的

    第二章 刑法における危険の概念――予備的考察
    第一節 法益侵容の危険
    第一款 危険判断の構造
    第二款 結果としての危険
    第二節 危険判断の方法
    第一款 危険判断の基準
    第二款 危険判断の基礎

    第三章 具体的危険犯の処罰根拠
    第一節 従来の学説の検討
    第一款 一般的危険説
    第二款 具体的危険説――「事前判断」の立場
    第三款 客観的危険説――「事後判断」の立揚
    第二節 具体的危険とその判断
    第一款 我が国の判例の若干の検討
    第二款 「事後的」危険判断

    第四章 抽象的危険犯の処罰根拠
    第一節 従来の学説の検討
    第一款 純粋不服従説と批判
    第二款 抽象的危険説
    第二節 抽象的危険犯の解釈の試み
    第一款 抽象的危険の意義
    第二款 危険の「推定」について
    第三款 「準抽象的危険」の概念

    終章 危険犯の類型

    復刊によせて
  • “ウーバー配達員は「労働者」か?”
    ギグワーカー問題の根底に迫る

    ウ―バーイーツなどデジタルプラットフォーム・ビジネスの台頭は、単発の仕事を請け負う「ギグワーカー」の登場など従来とは異なる社会現象を生み出し、労働法の世界にも新たな課題を投げ掛けている。この近時の大きな変化のなか、これらを近視眼的に捉え法技術的な議論を展開するだけでは、問題の本質に迫ることは難しい。そもそも労働法はどのような社会状況のなかで生成し、展開され、今日に至っているのか。プラットフォーム・ビジネスの出現と成長が、労働法の基盤や構造にどのような課題を投げ掛けているのか。そのなかで各国はどのような法制度の改革を行おうとしているのか。問題の解決に向け、本書は労働法の基底にある「労働者」概念にまで遡り、日本・ドイツ・フランス・イギリス・アメリカを対象に、歴史的・比較法的な視点からプラットフォーム・ビジネスがもたらす課題と展望を明らかにする。


    【主要目次】
    第1章 問題の所在と日本法の状況(水町勇一郎)
    1 問題の所在
    2 日本法の状況
    3 本書の課題と構成

    第2章 ドイツ法(橋本陽子)
    1 はじめに
    2 労働者概念の生成
    3 具体的な労働者性の判断基準(判断要素)
    4 社会保険法上の「就業」概念
    5 最近の動き
    6 自営業者のための特別法
    7 むすび

    第3章 フランス法(水町勇一郎)
    1 はじめに
    2 歴史――「労働契約」概念の生成と展開
    3 動揺――「プラットフォーム」型就業と「労働契約」概念
    4 現在の「労働契約」概念――その解釈枠組みと判断要素
    5 むすび

    第4章 イギリス法(石田信平)
    1 はじめに
    2 Employeeの概念
    3 Workerの概念
    4 ギグワークの労働者性とWorker概念改革案の動向
    5 むすび

    第5章 アメリカ法(竹内(奥野)寿)
    1 はじめに
    2 被用者概念及び判断基準の歴史的展開――2つの潮流
    3 主要な労働・社会保障立法における被用者概念及び判断基準
    4 プラットフォームエコノミーの進展と就労者保護をめぐる動向
    5 むすび

    第6章 各国の要約と比較法的考察(水町勇一郎)
    1 分析の視点
    2 要約
    3 比較分析
    4 むすび――日本への示唆と課題

    【著者】
    石田信平(いしだ・しんぺい):専修大学法科大学院教授
    竹内(奥野)寿(たけうち(おくの)ひさし):早稲田大学法学学術院教授
    橋本陽子(はしもと・ようこ):学習院大学法学部教授
    水町勇一郎(みずまち・ゆういちろう):東京大学社会科学研究所教授
  • 「リベラルアーツは、古典を通じて自由な態度で認識能力をきたえ、未知の課題を発見し、学際的な分析を深めたうえで、より良い世界のために行動することを目指します。このような考え方に基づき、本書は古今東西の古典を幅広く紹介しながら、「法」を切り口にしつつ、人間の目指すべき自由とは何かを探求していきます。
    古典は過去に書かれたものですが、リベラルアーツにおける古典の探究は、いまだ答えが出ていない最先端の現代的課題に取り組むことにつながっています。このことを意識しつつ、本書は哲学、政治、歴史といった伝統的な学問分野から 始まり、ジェンダー・セクシュアリティ、メディア・コミュニケーションといった現代的な課題に展開していきます。」(「はじめに」より)
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    定評ある前田刑法総論の全面改訂新版.学習しやすいように目次構成を大きく変え,重要なトピックを厳選,学習者に必要な最小限度の論点をわかりやすく解説する.議論の筋道を骨太に示すことで,具体的事実を前提に自分で解決する力を養う.大幅にリニューアルし,コンパクトになった究極の刑法テキスト.

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