『ライトノベル(ラノベ)、TL、ソーニャ文庫』の電子書籍一覧
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――この愛を貫き通す覚悟を決められよ。
軍神伝説の残るゴラド王国の王太子ラウルのもとへ
嫁ぐことになった前法皇の娘アディス。
異母兄に父を殺されたアディスは、
復讐のためラウルを利用しようとするが……。
「あなたは俺の妻だ。今日から、聖戦が終わるその日まで」
謎めいた言葉とともに昼夜問わず激しく求められ、抗うことができない。
欲望のまま貪られて身も心もラウルに溺れていく。
しかし異教徒との聖戦が迫る中で、
いにしえの軍神伝説に縛られた彼の血の宿命を知ってしまい――!?
宿命に囚われた王太子×人質同然の花嫁、呪われた盟約を打ち破る恋。
【目次】
第一章 神童と軍神
第二章 花嫁は復讐を胸に抱いて
第三章 血と雨の記憶
第四章 恋を知らない二人
第五章 二人の選択
第六章 この雪がとけるまで
第七章 私の人生、私の命
最終章 聖戦
エピローグ
あとがき -
お前の味をもっと教えろ。
人間の王女ヴィオレットは、和平のため、獣人の王のもとへ嫁ぐことに。
だが獣王デュミナスは、ヴィオレットに会うなり「匂いがきつい」と顔を背け、会話すら嫌がる有り様だった。
憤慨しながらも傷つくヴィオレット。仮面夫婦になるのかと思いきや、彼は初夜からまさに獣のように激しく求めてきて……!?
常に冷静であることを美徳とするヴィオレットと口下手なデュミナスは、常識の違いも災いしてすれ違ってばかりなのだが――。 -
――おまえと俺は、離れてはいけない。
閉ざされた世界で生きるミースは、
ある日、ヨナシュという冷たい目をした男に攫われる。
人違いでの誘拐だったが、悪意を知らないミースにとっては、未知と出会う冒険の旅となっていた。
一方ヨナシュは、人質の人懐こさを怪訝に思いつつも無下にはできず、逃亡の旅を続けてしまう。
特殊な環境で育ったふたりは、芽生えた想いの名を知らぬまま、
心を通わせ、次第に離れられなくなってゆく。
だが、その旅は許されるものではなく、国を揺るがす事態に発展し……?
女嫌いの略奪者×謎を秘めた無垢な娘、恋を知らぬふたりの不器用な愛の行方は……?
【目次】
序章
一章
二章
三章
四章
五章
六章
七章
八章
九章
十章
終章
あとがき -
――あとどれだけ捧げれば、君を取り返せるだろう。
兄の起こした反乱により領地を追われ、
40歳も年上の公爵と政略結婚をしたマリカ。
だが夫と夫婦関係はなく、いずれ“仮父”を呼ぶと告げられていた。
仮父とは、子供をつくれない夫の代わりに妻に子種を分けてくれる男のこと。
嫌悪感を抱くマリカだが、仮父として現れたのは、
かつての婚約者で初恋の人アデルだった。
愛しい男の熱に溺れ、マリカはつい彼への恋心を漏らしてしまう。
そんな彼女にアデルは「一緒に地獄に堕ちよう」と、不穏な言葉を告げてきて……。
最凶騎士×薄幸の公爵夫人、すべてをなげうつ狂愛に翻弄されて……。
【目次】
プロローグ
第一章 翠海の悪戯娘
第二章 偉大なる公爵の道具
第三章 再会
第四章 愛する覚悟
第五章 春呼びの風
第六章 悪戯娘がくれたもの
エピローグ
あとがき -
生涯一度きりの恋、
地獄へ堕ちても共に。
王と一度も閨を共にしたことがない王妃リアナ。
暴政から民を守るため先王妃と王から蔑まれても耐え忍び、
幼い頃から共に育った護衛騎士ユーウェインが側にいてくれることを心の支えにしていた。
そんなある日、王が意識不明の重体になってしまう。
跡継ぎがいないまま王が崩御すれば、王位を巡って争いが起きかねない。
それを回避する術に悩むリアナの寝室に現れたユーウェインは
彼女の身体を暴いて純潔を散らし『密通』という大罪を犯してしまい……。
護衛騎士×純潔の王妃――誰にも祝福されない背徳の共犯者。
【目次】
プロローグ
1 籠の中の王妃
2 罪深い夜
3 二度と神には祈れない
4 共に堕ちる地獄
5 変化
6 王の目覚め
エピローグ
あとがき -
――俺の俺はまだ一人前ではない。“虐殺王”と恐れられる若き国王レオンの、
夜の教育係を任されたエゼル。
「閨事に関して右に出る者はいない」
という噂から白羽の矢が立ったのだが、
実際のエゼルは亡き夫と夫婦関係がなく、
ただの耳年増なだけであった。
困り果てたエゼルは酒の力を借りることに。
だが泥酔した結果、女王様のようにレオンを跪かせ、
彼のあそこを踏んづけるという暴挙に出てしまう。
翌朝青くなるエゼルだが、
罰を受けるどころか、引き続き“指南”をお願いされて……?
童貞“虐殺王”×耳年増な純潔未亡人、閨事指南は恋の始まり……!?
【目次】
序章
1章
2章
3章
4章
5章
6章
7章
8章
終章
あとがき -
――もっと俺に甘えてこいよ。
人類は男女の他にα、β、Ωの三つのバース性を持つ。
両親の死後、突然変異でβからΩになってしまった妃翠。
見つかれば国に管理され、αとの子供を産む道具にされてしまう。
唯一の協力者も亡くし、絶望していたとき、
圧倒的な存在感を放つαの男・大雅と出会う。
その途端、妃翠の身体は急に熱くなり……?
「俺と番になるか、無差別にαを誘惑し、犯されるか。今すぐ選べ」
情欲に濡れた目で見つめられ、なぜか喜びを感じた妃翠は、彼を奥深くまで受け入れて――。
傲慢なαの帝王×ひとりぼっちの幻のΩ、抗うことのできない運命の恋!
乙女系オメガバース!
【目次】
一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
エピローグ
あとがき -
――君を取り戻す、そのためだけに生きてきた。
幼い頃、『白い結婚』を前提に、
公国の第二公子ガイウスと政略結婚した皇女ルイーザは、
政治問題が片づき故国に戻されても、彼を一途に想い続けていた。
だがそれから十二年、彼が結婚したという話を聞かされる。
失意の中、ルイーザも政略結婚で別の国に嫁ぐことになるが、
輿入れの途中で何者かに攫われてしまう。
目を覚ますと、そこには成長したガイウスがいた。
彼はうっとりとした眼差しを向け、ルイーザに愛を囁くと、
当然のように身体を重ねてきて――!?
執愛公主×一途な皇女、政略に翻弄された初恋の行方は……?
【目次】
序章 別離
第一章 出戻りの皇女
第二章 たった一つの
第三章 恋情
第四章 愛情と逃亡
第五章 戦
終章 船上で笑う
番外編 手形
あとがき -
君はこれから俺に飼われるんだ
寡黙で冷徹な辺境伯ハロルド。
整った美貌と長身のせいで威圧感がある彼を恐れる使用人が多い中、
メイドのアイリーンだけはハロルドに敬意を向けていた。
そんなハロルドから突然求婚されてアイリーンは困惑するが、
彼のまっすぐな愛に心揺さぶられてしまう。
しかし想いを受け入れるには身分差がありすぎる。
身を引く決意をしたアイリーンを、
ハロルドは塔に閉じ込め媚薬を飲ませて純潔を強引に奪い、
ペットとして側にいるよう命じて――。
寡黙な辺境伯×純真なメイド、まっすぐな愛は執着へと変貌して――。
【目次】
プロローグ
第一章 求婚
第二章 身分
第三章 凶行
第四章 かりそめの日々
第五章 初恋
第六章 激情
第七章 二人の想い
エピローグ
あとがき -
――僕の「王妃」はここにいる。
若き国王アンドレアスは、異国の王女と政略結婚することに。
だが輿入れの直前、王女は姿を消し、身代わりの娘リーラを寄こされる。
無垢で無防備な彼女に庇護欲を掻き立てられ、
つい世話を焼いてしまうアンドレアス。
腹を探りあわなくていいリーラとの生活は、彼に安らぎを与えていた。
だがある日、王女発見の報せが入る。
国へ戻ろうとするリーラにアンドレアスは、国王の仮面を脱ぎ捨て、
一人の男として欲望をぶつけるが……。
本音を見せない孤高の王×他人の心に敏感な偽の花嫁、たった一度の我が儘な恋。
【目次】
プロローグ
第一章 身代わりの花嫁
第二章 王様はやや過保護
第三章 新婚休暇
第四章 反転
第五章 王の愛
第六章 誰よりも愛された偽妃
エピローグ
あとがき -
この身体を誰かに触れさせたのですか?
枢機卿が起こした事件の責を負い、
還俗して第四皇女ルイーゼと婚姻することになった聖王ライナルト。
しかし、感情が昂って“聖力”を暴走させたトラウマを抱える彼は
ルイーゼに怪我をさせないため“白い結婚”を申し入れる。
了承したルイーゼだったが、実は“聖力”を“精力”と勘違いしていて……。
精力絶倫という、人には言い難い悩みを打ち明けてくれたと
思い込んだルイーゼが導き出した答えは、
ライナルトを縛って閨事を遂行することだった――!?
トラウマ持ちの元聖王×天然皇女、白い結婚を貫くはずが――?
【目次】
序章
第一章 婚姻
第二章 初夜
第三章 夫婦
第四章 心の傷
第五章 子作り
第六章 襲撃
第七章 真実
終章
あとがき -
――ずっとこうして、二人で可愛がってあげよう。
幼馴染であり、侯爵家の嫡男でもあるエラルドに嫁いだルチア。
穏やかな結婚生活を送っていたが、
エラルドは医師として戦地へ赴き帰らぬ人となってしまう。
壊れそうなルチアを支えたのは、亡き夫の異母弟であるグレンだった。
積年の恋心をぶつけられ、エラルドの遺言も見せられたルチアは、
茫然自失のままグレンの荒々しい愛を受け入れる。
だがそこへ、死んだはずのエラルドが戻ってくる。
どこか変わってしまった彼に、驚きの提案をされて――?
柔和で策士な兄と不愛想で一途な弟。“二人の夫”の愛欲に、純真な令嬢は翻弄されて……。
【目次】
プロローグ
一度目の結婚
打ち砕かれた希望
暴かれる本心
二度目の結婚
背徳の蜜夜
獣の理
堕ちた天使
エピローグ
あとがき -
心と身体が歓喜に震える。
これが恋か――。
人間を蝕む瘴気に満ちた魔女の森で、
猫のレグナルドと暮らしている片羽根の妖精リアンヌ。
ある日、怪我をしたラーシュレイフを助けるのだが、
人間を惑わす魔女だと勘違いした彼はリアンヌを乱暴に押さえつけてしまう。
しかし、リアンヌの背に妖精の羽根があるとわかると感涙にむせんで縋りつき、
あげく羽根を撫で回し頬ずりまでしだして!?
羽根は妖精にとって急所。リアンヌはわずかな刺激にも過敏に反応してしまい……。
生き急ぐ王子×妖精の末裔、切ない愛の記憶に囚われて……。
【目次】
序 章 壊れゆく音
第一章 羽根の結界
第二章 魔女の森に住む魔女
第三章 美男子からの誘惑
第四章 恋の練習
第五章 秘密
第六章 衝動と劣情
第七章 再生の朝
終 章 幸福な未来へ
あとがき -
――これ以上なにもしないと思っているのか?
伯爵令嬢のライラは、森で倒れていた美少年サイラスを拾う。
執事として働くことになった彼は、ライラにだけはなぜか横柄で意地悪。
けれど嫌みを言いつつも、いつも彼女の支えになってくれていた。
だがある日、ライラは第二王子の婚約者選びの審査を受けることに。
同行したサイラスはどこか不満げな様子で、
二人はあるきっかけで喧嘩をしてしまい……。
「時間をかけるつもりでいたのにな」
情欲を孕んだ声でそう言うと、彼は突然ライラを押し倒し――!?
謎を秘めた俺様執事×お人好しな令嬢、素直になれない二人の恋の行方は――!?
【目次】
プロローグ 少年、拾いました
1章 バーネット伯爵家
2章 招待状
3章 プレマリアージュ
4章 修道院
5章 嵐の夜
6章 性技指南
7章 密約
8章 舞踏会
9章 最終審査
10章 王宮
エピローグ マリアージュ
あとがき -
しゃべるな可愛い!
俺をよしよししろ!
忌み子と蔑まれていた王女サフィーヤは祖父に騙され、
慕っていた狼獣人リカルドに服従を強いる腕輪をつけ隷属させてしまう。
戦争で国が滅び、離ればなれになった数年後。
マフィアの首領となったリカルドは隷属から解放されるため、
サフィーヤを探し出し殺そうとするが、
なぜか「よしよし」をねだった自分に困惑する。
憎悪を滾らせているのに、リカルドは彼女の世話を焼き、外敵から守らずにいられない。
さらには抑えきれない衝動に囚われて――。
狼獣人マフィア×薄幸の(元)王女、絶対服従の枷を壊すまでは溺愛おあずけ!?
【目次】
序章
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
終章
あとがき -
――俺は欲しくない。欲しがってはいけない。
家族のため、親子ほど歳の離れた伯爵に嫁いだナーシャは、
夫とは夫婦関係がないばかりか
王太子の愛妾として差し出されてしまう。
物のように扱われ、自分の存在を虚ろに感じるが、
国王の庶子ギュンターとの出会いがナーシャを変えていく。
一方ギュンターは、
夫のいる身でありながら、王太子の愛妾になったナーシャを苦々しく思っていた。
だが、ナーシャの純朴さを知るにつれ、惹かれる気持ちを抑えきれず、
ついには背徳の一夜を過ごしてしまい――!?
恋愛に潔癖な軍人×薄幸の伯爵夫人、不貞を憎む男は背徳の愛に溺れて……。
【目次】
プロローグ
第一章 不幸な結婚
第二章 涙のわけ
第三章 葛藤
第四章 初夜
第五章 非情
第六章 誓いのキスと旅立ち
エピローグ
あとがき -
――あの日からずっと、私は君しか欲しくない。
偶然の出会いをきっかけに、
外資系の大手企業に転職することになった沙羅。
自分を誘ってくれた外国人社長のライナスはいつも優しくて紳士的。
けれどなぜか、沙羅に度々甘い言葉を囁いてくる。
国民性の違いだろうと、勘違いしないようにしていたが……。
「君を世界一幸せな花嫁にしてあげたい」
と、突然のプロポーズ!?
恋愛初心者の沙羅は、引くことを知らないライナスに翻弄されて、
淫らな欲望を引き出され――。
だが、ライナスにはある秘密が……!?
腹黒スパダリ御曹司×恋愛初心者のアラサー女子、重すぎる溺愛に囚われて――!?
【目次】
プロローグ
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
エピローグ
あとがき -
身の程もわきまえず
貴女のすべてを私は奪う――
反乱軍に国を滅ぼされた元皇女オデットは、
籤で選出された騎士ユリウスの妻として下げ渡されてしまう。
その男は、かつて教師としてオデットに仕えていた技官“ジョン”だった。
密かに心を寄せていた“ジョン”が、容姿も身分も名前もすべて偽って
反乱軍を宮殿に引き入れた裏切り者と知り、オデットは屈辱に打ち震える。
ユリウスに処女を強引に奪われてしまうが、
ある理由からオデットの身体に施されていた『呪い』が発動してしまい……。
背信の騎士×亡国の皇女、
踏みにじられた想いの行く先は――?
【目次】
序
1 追憶
2 裏切り
3 鳥籠
4 闇の声
5 嵐の前
6 迷宮
7 夜明け
終
あとがき -
――潰しましょう、あなたのためならいくらでも。
亡き母が平民だったために、王女でありながら父や乳母たちから虐げられているブランシュ。
けれど、乳母の息子で侯爵家の嫡男アルマンだけは、いつもブランシュを助けてくれていた。
優しい彼に恋心を抱くブランシュだったが、乳母が火事で亡くなったすぐ後に、
アルマンはその死を悼む様子もなく、突然キスをしてきて……!?
真意がわからず混乱するブランシュをよそに、
アルマンは彼女をさらなる官能の深みへ堕とそうとするのだが……。
壊れた貴公子×薄幸の王女、凶悪な純愛に囚われて……。
【目次】
プロローグ
第一章 毒虫と花
第二章 花開く恋
第三章 祈り紐をなくした日
第四章 求め合う心
第五章 愛の時間
第六章 王女の目覚め
第七章 全てを赦した日
エピローグ
あとがき -
――おまえはもう二度と飛び立つことはできない。
終わりの見えない快楽に、リーナは淫らに声を上げながら涙を零した。
眉目秀麗な若き国王フェネクスに捕らわれてから、どれほどの時が流れただろう。
彼は誰の言葉も聞こうとはしない。
リーナが王宮に招待された夜から、
その華奢な身体を組み敷き、欲望のままに貪るだけだった。
「今さら後戻りなどできると思わないことだ」
フェネクスの真意がわからぬまま、ただいたずらに時が過ぎていく。
だがフェネクスの正体が、リーナの大切な文通相手だと知り――!?
愛を知らない寡黙な王×悪意を知らない箱入り令嬢、重すぎる執着愛に囚われて――!?
【目次】
序章
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
第八章
終章
あとがき -
大好評、ソーニャ文庫アンソロジー第2弾!
極限の愛、届かぬ気持ち、絶望の中の恋……
人の世に拒絶された者たちは、唯一の愛にすべてを捧げる。
人気作家陣が描く、ひたむきで切ない異端の純愛! 4編収録!
◆おやすみ、愛しい人(山野辺りり)◆
英雄として戦地から戻ったものの別人のようになっていた幼馴染。
エマは必死に彼の笑顔を取り戻そうとするが……。
◆バケモノと恋を影にひそませて(八巻にのは)◆
大学生の莉緒は引きこもり御曹司(32歳)の世話係。
ダメすぎる大人だけれど放っておけない理由があって!?
◆恋廓あやし絵図(葉月エリカ)◆
吉原に売られた音羽は、純朴な絵師と心を通わせる。
愚かなことと知りつつも彼との将来を夢想するが……。
◆灰の王と歌えぬ春告げ鳥の話(藤波ちなこ)◆
火事により容姿を損なった王子は声を失った娘と惹かれ合う。
その恋がもたらす騒乱を知らず――。
カバーイラスト&扉絵:Ciel
【目次】
おやすみ、愛しい人(山野辺りり)
バケモノと恋を影にひそませて(八巻にのは)
恋廓あやし絵図(葉月エリカ)
灰の王と歌えぬ春告げ鳥の話(藤波ちなこ) -
もう逃がしてはあげられない――。
呉服店に奉公している雪子は、同じ奉公人の蓮治に切ない恋心を抱いていた。
蓮治は雪子を妹のように可愛がってくれるが、
彼の目に大人の女性として映らないことがもどかしく恋心は募っていくばかり。
毎夜、悍ましい夢に悩まされるようになった雪子は不眠で体調を崩してしまう。
日中も夢に似た不穏な気配を感じて怯える雪子を支えてくれたのは蓮治だった。
あるきっかけから共寝するようになった二人は、淫らなふれあいを求めるようになり……。
陰のある青年×純真な少女、深く重い恋情を秘めた大正ロマンス。
【目次】
序章
第一章 桜月夜
第二章 逢瀬
第三章 夜更けの秘め事
第四章 契り
第五章 祝言
終章
あとがき -
――あなたを幸せにしたい、そのためだけに生きている。
数年前、最愛の母を火事で亡くしたレーアは、
義母や義妹に蔑まれながらも、屋敷の離れでひとり慎ましく暮らしていた。
そんなレーアの心の支えは庭師見習いのシーグ。
口数は少ないが、いつも優しく見守ってくれている彼に淡い恋心を抱いていた。
だが突然、レーアの結婚が決まってしまう。
貴族と庭師、どうせ叶わぬ恋だったのだと諦めようとするレーアだが……。
「あなたを誰にも渡したくない」
深夜、寝室に忍んできたシーグに熱い眼差しを向けられて――!?
一途な天然ストーカー×植物好きの純朴な令嬢、寡黙な庭師の裏の顔は隠密貴族!?
【目次】
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
第八章
第九章
第十章
第十一章
第十二章
あとがき -
認めない。俺がお前を愛しているなど――。
田舎貴族の娘ララローズは、
ある日突然、無実の罪で投獄されてしまう。
そこに現れたのは、以前、旅先で出会い、
名も知らぬまま淡い恋心を抱いた美貌の男。
なんと彼は、国王ジェラルドであると言う。
さらには、ララローズの曾祖母に呪いをかけられていると告げてきた。
初めて耳にする話に驚き戸惑うララローズ。
だがそんな彼女をよそに、
ジェラルドは旅先での紳士的な態度から一変、
冷酷な支配者の目で、解呪のためにその身を差し出せと命じてきて――!?
魔女の呪いを受け継ぐ国王×おせっかいな魔女の子孫、呪いがつなぐ恋の行方は――!?
【目次】
プロローグ
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
エピローグ
あとがき -
――ちゃんと俺を見て。もう子どもではないんです。
圧政を敷く父に反旗を翻し、帝国を打倒した皇女ライネリア。
その後は独り静かに隠居暮らしをするはずが、
ある事情で7歳年下の少年ウルリヒを養うことに。
感情が薄く、小鹿のように細く小柄な彼。
守らねばと思うライネリアだったが、
それから約8年、彼は筋骨隆々のヒグマのような大男に成長していた!
一人前の男になった彼を見て、子離れせねばと思うライネリアだが――。
「愛の押し売りに来ました」
獰猛な目をしたウルリヒに、寝室で突然迫られて……!?
年下番犬従者×鈍感アラサー(元)皇女、養い子の激重な想いに囚われて――!?
【目次】
序章
第一章 青
第二章 碧
第三章 緋
第四章 黒
第五章 白
第六章 紫
終章
あとがき -
――おまえ、毎日毎日、僕になんの用がある?
没落した侯爵家の嫡男、ヴァレリに恋をしていた伯爵令嬢のルチアは、
いつの間にか仲間になっていたごろつきたちの力を借りて、
行方不明だった彼を旧市街で見つけ出す。
だがヴァレリは貴族嫌いなのだという。
ルチアはそんな彼に好かれようと、町娘を装い奮闘するが、すべてが空回り。
焦った彼女はごろつきたちの助言に従い、
言葉の意味をよく知らぬまま“既成事実”をつくろうとするが……?
ヴァレリはルチアを娼婦だと思いこみ、事態は思わぬ方向へ!?
生真面目な没落貴公子×ごろつきを従える箱入り令嬢、恋の追いかけっこの行く末は……?
【目次】
1章
2章
3章
4章
5章
6章
7章
8章
9章
10章
11章
あとがき -
私は貴女の従者であり、犬であり、奴隷です!
前世で恋仲だった悪魔サマエルと死に別れたリリス。
生まれ変わって再び恋を……と約束し、三百年を経て無事に再会!!
今世こそ彼と共に幸せに……と思っているのに、恋が始まらない。
サマエルは彼女を崇め奉り甘やかすけれど、リリスが欲する愛だけはくれない。
あげく「私を下僕としてこき使ってくださいませ!」と切望してくる始末。
どうにか身体を重ねて蜜度の濃い一夜を共にできたのに、
サマエルはリリスに従属する魔法を自分にかけていて――。
下僕志願の最凶悪魔×前世の記憶持ち転生令嬢、
私は貴方の恋人になりたいのですけど!?
【目次】
プロローグ
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
第八章
エピローグ
あとがき -
――お傍に置いてください、この先もずっと……。
ある日突然、国王の愛妾となるよう命じられたジゼル。
けれど彼女には想い人がいた。
兄の命の恩人である軍人ウォレスだ。
元奴隷という生い立ちのせいか、
ジゼルを女神と崇め、下僕のようにふるまう彼。
縮まない距離に落ち込みつつも、
ジゼルは彼と過ごす日々に幸せを感じていた。
だが王命には逆らえない。
悲痛な想いで彼を諦めようとするジゼルだが……。
深夜、部屋に忍んできた彼に縋るように見つめられ、
罪と知りつつ彼と一夜を共にしてしまい――!?
元奴隷の軍人×国王の愛妾、背徳の主従愛!
【目次】
プロローグ
1章
2章
3章
4章
5章
6章
エピローグ
あとがき -
たとえ死んでいても私は貴女に狂喜する。
ある事件に巻き込まれて死亡した魔女のイヴ。
しかし屍は朽ちることなく、協力者さえいれば生き返ることができる。
その機会を待ち続けていたイヴは数十年の歳月を経て、
なぜか侯爵家嫡男ユリウスの部屋へ棺ごと運び込まれてしまう。
夜毎に棺の蓋を開けては、屍状態のイヴにうっとりと愛を囁くユリウス。
彼にとってイヴは母親以外で初めて心を動かされた女性であるらしい。
「ネクロフィリアのうえマザコン!?」とイヴは警戒していたのだが……。
ネクロフィリアの貴公子×死せる魔女、ひと目惚れ執着ダークロマンス。
【目次】
プロローグ 魔女が死んだ日
第一章 貴公子、死体を手に入れる
第二章 満たされた生活
第三章 初めての蘇生
第四章 過去が繋がるとき
第五章 終着の春
第六章 ネクロフィリアの若き国王
エピローグ 最愛の人と生きる未来
あとがき -
――もっと構って、俺を見て!
思いがけず、辺境の侯爵邸でメイドとして働くことになったアイラ。
屋敷の主人は、顔が見えないほど伸び放題の髪に、
貴族らしからぬラフな格好をした、変わり者の若き侯爵ルーカスだった。
普段は領地に引きこもり、社交界にも顔を出さない彼。
人嫌いで誰とも結婚するつもりはないと渋っていたが、
アイラに気づいた途端、態度が一変!
突然、結婚するとまで言い出して――!?
戸惑うアイラをよそに結婚話は強引に進み、初夜を迎えることになるのだが……?
人嫌いの変わり者侯爵×世話焼き没落令嬢、身代わり花嫁の溺愛新婚生活!
【目次】
序章
1章
2章
3章
4章
5章
6章
7章
8章
終章
あとがき -
――これでようやく、二人だけの世界だ。
両親を亡くし、修道女見習いとなっていたピオニーは、
ある日、国王に見初められ、愛妾となるよう命じられる。
国王はピオニーの初恋の人・ザックと瓜二つ。
けれど、陽気で傲慢な彼は、
寡黙で思慮深かったザックとはまるで違う。
別人であることに落ち込むピオニーだが、
次に会った時、彼は自分をザックだと言ってきて!?
「ようやく会えた」
情熱的なキスに甘く優しい愛撫。
彼は、昔と変わらぬ静かな愛でピオニーを包み込む。
けれどザックにはとある秘密が――。
謎めいた美貌の王は、初恋を叶えるためにすべてを壊す。
【目次】
序章
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
終章
あとがき -
――俺は諦めない。
絶望を味わわせてやる。
金貸しの両親を亡くして以来、裕福な暮らしから一転貧乏生活のロニエ。
そこへ謎の美青年ジャックが「恩返しをさせてくれ」とぐいぐい入り込んできた!
汚部屋をいきなり掃除するジャックにロニエはドン引きしまくり。
けれど美味しい食事にほだされ丸め込まれて、ジャックと同居することに。
しかし、ジャックの目的は恩返しをすることでも、家政夫をすることでもなく、
ロニエを徹底的に誑かし惚れさせてから最下級の奴隷とすることで……?
容姿端麗な謎の貴公子×ものぐさ翻訳家、相互不理解こじらせリベンジラブコメディ。
【目次】
プロローグ
第一章 自分の不幸は砂利の味
第二章 牛と豚と人
第三章 棒を濡れた穴に出し入れするやつな~んだ
第四章 あの白い尾が翻し
第五章 金と縁
エピローグ
あとがき -
――ぼくはただ、きみと幸せになりたいだけだ。
白い容姿を理由に、忌み嫌われていた孤独な村娘のジアは、
隣国の少年ルスランと恋をして、
幼いながらも結婚を誓い合っていた。
だが、戦争によりふたりは離れ離れになってしまう。
数年後、ルスランはジアを探すため、
貴族でありながら王の暗殺部隊となり、
彼女の暮らす国に潜入を果たす。
そこで思いもしない再会をしたふたりは、
会えずにいた歳月を取り戻すかのように愛を交わし、
互いのぬくもりに溺れていく。
しかし再び、別離の危機が訪れて――!?
暗殺隊の騎士×鳩に愛される村娘、すべてを敵に回す一途な愛!
【目次】
序章
一章
二章
三章
四章
五章
六章
七章
八章
九章
終章
あとがき -
俺からお前を奪う人間は、皆殺しだ……。
女王の血を引きながらも、
父が異国人であるために“穢れた王女”と蔑まれるリーシュカ。
最愛の父を殺され、悲しみに暮れる彼女の前に現れたのは、
初恋の男ルドヴィークだった。
獣のような残忍さをのぞかせる一方、
昔と変わらぬ優しさでリーシュカを案じてくれる彼。
女として見られていないと知りつつも、
どうしても惹かれてしまうリーシュカだが……。
「本当はお前を誰にも渡したくない」
あるきっかけで独占欲をあらわにした彼に、甘く激しく求められ――!?
美しき“死の商人”×不遇の王女、一途で凶暴な独占愛!
【目次】
プロローグ 僕がもし大人になれたら
第一章 嵐の訪れ
第二章 異国の男
第三章 乙女の誘惑
第四章 狂乱の宴
第五章 選ぶのは俺だ
第六章 旅立ちの朝
第七章 蘇った花
第八章 恋獄の獣
エピローグ 大人になれた俺たちは
あとがき -
――大丈夫。邪魔者は、すべて俺が取り除くよ。
父が大罪を犯したために両親を処刑されたエルナは、
得意の薬づくりで民を助けながら、
修道院でつつましく暮らしていた。
だがある日、自分のつくった薬のせいで、
皇太子ユリアンの具合が悪くなってしまう。
彼はエルナにとって、元婚約者の弟で、大切な幼なじみ。
責任を感じるエルナにユリアンは、
自分が回復するまで専属の薬師になるよう命じるのだが……。
「俺と結婚してくれ」
深夜、寝室に忍んできた彼に、
まっすぐな言葉で求婚されて熱烈に求められ――!?
腹黒策士な皇太子×健気な令嬢、“無邪気な幼なじみ”の仮面に隠した獰猛な執着愛!
【目次】
序章
一章 都への召喚
二章 皇太子の求婚
三章 薬酒の誘い
四章 愛の証明
五章 真実の姿
終章
あとがき -
余に卑猥な夢を見せてほしい。
夢を操る力を持つターシャは、
いやらしい夢を希望する客に応えていたせいで
『淫夢の魔女』と呼ばれていた。
不本意な呼び名が原因で拉致され、
皆に恐れられている皇帝バルトに「卑猥な夢」を所望されてしまう。
しかも淫夢で皇帝のモノを奮い勃たせなければ処刑!?
さっそく夢を操るが、性欲どころか感情の起伏もないバルトは
淫夢を見ることができない。
そんな彼がようやく見た夢には、
なぜか淫らな下着をつけた“ターシャだらけ”のハーレムが現れて……。
有能で“不能”な美貌の皇帝×淫夢の魔女、淫らな夢で世継ぎ問題を解決!?
【目次】
プロローグ
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
エピローグ
あとがき -
――ああ……、これが愛の味か。
“妖精色”と呼ばれる珍しい色の目を持つ王女シャーリーは、
父王に命じられ隣国へ嫁ぐことに。
だが途中、迷い込んだ先で妖精王と名乗る美貌の男と出会う。
彼は目が合った途端、「不味い!」と言い放ち不機嫌になるが、
シャーリーを自分の花嫁だと言い、強引に結婚式をあげてしまう。
意地悪な言動でシャーリーを振り回す一方、
閨では丁寧に快楽を刻み込む彼。
その不器用な優しさに触れ、彼に惹かれていくシャーリーだが、
ひとつ気がかりなことがあって……。
オレ様世話焼き妖精王×幽閉王女、異種間溺愛新婚生活!?
【目次】
プロローグ
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
エピローグ
あとがき -
どれだけ僕を嫌い憎んでも
君の全てを手に入れる。
神殿の下働きをしているユスティネは、
幼い頃に王太子の座を追われ聖職者となったレオリウスの世話係に突然任命される。
美しく高貴な人に仕えることに最初は臆していたものの、
穏やかなレオリウスの人柄に触れ、
ユスティネはいつしか心惹かれるようになっていた。
だが、あることをきっかけに変貌したレオリウスに純潔を奪われてしまう。
レオリウスはユスティネを神殿奥深くに監禁し、
子を孕むまで陵辱し続けるつもりだったが……。
王位継承権を簒奪された聖職者×世話係の乙女、
逃れられぬ運命に翻弄された想いの行方は──。
【目次】
序幕
1 宝物の時間
2 夜の川
3 王太子の帰還
4 日陰に咲く花
5 誓い
終幕
あとがき -
逃がさない。俺の……俺だけの……聖域だ。
義兄の罠に嵌り投獄されたアンジェロ。
憎悪を胸に牢獄で十二年間を耐え抜き脱獄に成功したが、
逃亡中の怪我で死にかけてしまう。
そんな彼を救ったのはダイクロイック・アイを持つ少女アリーナだった。
六年後、アンジェロはファルコと名を変えマフィアの首領に、
アリーナは派手な衣装を身に纏う踊り子になっていた。
姉のため薬を求めるアリーナを
ドラッグで身を持ち崩したと誤解したファルコは、
絶望と怒りから彼女の純潔を奪い蹂躙してしまうが──。
死神と異名を持つマフィアの首領×清廉な踊り子、激しい憎悪に囚われ見失った愛の行く末は──!?
【目次】
プロローグ
1 パレルモの踊り子
2 シチリアマフィアの暴君
3 愛人はテアトロに祈る
4 天使は堕ちゆく
5 死神は聖女に焦がれる
6 運命の歯車はかくも回りき
7 聖女は死神に恋をする
エピローグ
あとがき -
――ああ、姫様……俺なんかに、こんなご褒美を……っ
子爵令嬢の小早川環は、
父の借金のせいで没落し、遊郭に売られてしまう。
初客として現れたのは、かつての下男で、
初恋相手でもある相馬圭吾だった。
今や実業家として成功した彼は、大金を支払い環を身請けする。
だがそれは、妻や愛人にするためではなく、
環にふさわしい伴侶を見つけるためだという。
昔のように「姫様」と呼び、嬉々として下僕のようにふるまう相馬。
縮まぬ距離に傷つく環だが、
深夜の浴室で、己に向けられる変質的な欲望を目の当たりにし――!?
卑屈な忠犬実業家×素直になれない没落令嬢、罪と悔恨で歪んだ主従愛 !
【目次】
序章
一 屈辱の再会
二 母の呪縛
三 拝跪する恋情
四 狂いだす歯車
五 浅薄な目論見
六 ねじれる想い
七 崩壊
終章
あとがき -
俺に貴女を殺させないでくれ
国を滅ぼす災厄という汚名を着せられ、
一族を粛清された辺境伯の息子アーレスト。
苛烈な復讐心を滾らせ屈辱の二十年を耐え抜いた彼は、
効果的な復讐方法として国にとって最も重要である
『祝福の儀式』を担う“聖女”を奪い殺すことを計画する。
しかし、聖女として過酷な役目に殉じようとするセーラの健気さに心揺さぶられてしまう。
儀式の重要性を忘れ果てた人々がセーラを嘲り蔑むことに苛立ち、
憎しみをますます募らせていくアーレストだったが――。
復讐心を滾らす辺境伯×純粋培養の聖女、ふたりの出会いは滅びの始まりだった――。
【目次】
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
第八章
第九章
あとがき -
――どんな出会い方をしても、僕は君を好きになる。
生まれたときからの婚約者で初恋の相手、ユーリと結婚したサーシャ。
緊張しつつ迎えた初夜は、花嫁姿で愛されて幸せいっぱい。
けれど次第にユーリのおかしな性癖が明らかに!?
彼は毎夜サーシャに特殊な服を着せ、妄想ストーリーの中で行為に及ぶのだ。
「君は本当にかわいいね」
甘い囁きに優しい愛撫。
確かに彼の愛は感じるけれど、サーシャの姿はなぜか王女や修道女や町娘……。
困惑するサーシャだが、彼の性癖の裏には深い苦悩が隠されていて――。
妄想プレイで愛を深める貴公子×純朴で一途な令嬢、普通でない新婚生活の行方は……!?
【目次】
序章
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
第八章
終章
あとがき -
ティナの白い足を
愛でていいのは俺だけだ!
『野獣騎士』と恐れられる騎士団長クレドは女性が大の苦手。
副官ティナはそんなクレドに想いを寄せていた。
しかし“ある夜”をきっかけに彼を諦めて騎士団を去り、
結婚相手を探すことを決意する。
男だと思っていた副官が実は女性だったと知りクレドはパニックに陥るが、
『隠れてティナの絵を描き散らす癖』は彼女への恋心によるものだと自覚する。
ティナの妹ルルの手助けで、
なんとかティナと二人で出掛けるようになれたものの、
初心すぎてキスすらできない有様で――。
女性が苦手な騎士団長×小柄で凛々しい(元)女騎士、純情こじらせ体格差ラブコメディ!
【目次】
プロローグ
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
第八章
第九章
エピローグ
あとがき -
――君が憎い。私をただの男にした君が……。
姉の元夫レヴィアスに恋をしていたセルレイナは、罪の意識に苛まれていた。
姉が彼を捨てて平民と駆け落ちするのを止められなかったばかりか、
姉がいなくなった夜、泥酔していた彼と結ばれてしまったからだ。
だがそれから一年後、セルレイナは戦地から凱旋したレヴィアスに
スパイ容疑で監禁されてしまう。
彼は、「検査」と称して彼女の身体を淫らに嬲り翻弄するが、
その冷徹な眼差しの奥には、あの夜と同じ、情欲の炎が滲んでいて……。
若き将軍×罪に囚われた令嬢、理性を壊す執着愛!
【目次】
プロローグ 彼女の過ち
第1章 王女の家庭教師
第2章 罪の夜と再会
第3章 姉からの手紙
第4章 囚われて
第5章 不穏な足音
第6章 取り戻したもの
エピローグ 本当に罪深いのは
あとがき -
――酷いお方だ。俺の想いは必要ないと?
妖精のような可憐な外見とは裏腹に、豪胆で自由奔放な女王シャーロット。
彼女は変装をして偽名を使い、城下町である情報を集めていた。
そこで辺境伯の嫡子アルバートと出会う。
彼は継母に父親殺害未遂の濡れ衣を着せられ、故郷を追放されていた。
互いに素性を隠しつつ、惹かれていく二人。
やがて、切なくも甘い一夜を共にする。
けれど、女王が自由に結婚できるはずもない。
シャーロットはアルバートの幸せを願い、身を引こうとするのだが……。
不遇の貴公子×孤高の女王、絶対的な身分差に阻まれた恋の行方は――!?
【目次】
『神々の歌』
序章
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
終章
あとがき -
――俺からあなたを取り上げないでくれ……
家族を惨殺され、復讐の鬼と化した亡国の王子ルシアノ。
悪の限りを尽くし、ついには敵国の女王アラナのもとにたどり着く。
だが彼女は命乞いをするどころか、自身の死を願っていた。
興を削がれたルシアノは、強引にアラナを抱き、苦しませようとする。
しかし、ともに過ごすうち、憎しみは執着へと変わり、彼女との未来を望むようになり……。
彼女を生かすのは復讐のため。
そう言い訳をしつつアラナに溺れるルシアノだが、彼女は依然として死を望んでいて……。
復讐に狂う王子×死にたがりの女王、凄惨な過去に囚われたふたりの行く末は――!?
【目次】
序章
一章
二章
三章
四章
五章
六章
七章
八章
九章
十章
終章
あとがき -
ソーニャ文庫初のアンソロジー!
仮初の結婚、両片思い、身分差……
逞しくも美しい騎士に、一途に激しく愛される。
人気作家陣による、極上騎士の独占愛! 4編収録!
◆「残念姫」は騎士団長の腕の中(富樫聖夜)◆
姉の婚約者を密かに思い続けていた第四王女は、姉が他の男と密会しているところを見てしまい――!?
◆博愛騎士の激愛(秋野真珠)◆
失恋して自暴自棄になった侍女は、誰にでも愛想のいいナンパな騎士に、あるお願いをするが……?
◆わたくしは形だけの妻ですから(春日部こみと)◆
女王の命令に従い、憧れの騎士と結婚した侍女。だがこの結婚は仮初のものと思っていて……。
◆わたしの黒騎士(荷鴣)◆
国を滅ぼされ処刑される前夜、薄幸の姫は、戦場で行方知れずになった優しい騎士との幸せだった日々を思い浮かべ――。
カバーイラスト:yoco
【目次】
「残念姫」は騎士団長の腕の中(富樫聖夜)
博愛騎士の激愛(秋野真珠)
わたくしは形だけの妻ですから(春日部こみと)
わたしの黒騎士(荷鴣) -
いやらしくて、綺麗で――穢したくなる
第一王子の妃候補に選ばれた嵐の夜。
伯爵令嬢エステルは義兄ジェラルドへの秘めた想いを遂げ身籠ってしまう。
侍女の策略でジェラルドから見放され、
激高した養父によって急遽、老富豪へ嫁がされて五年。
未亡人となり莫大な遺産を得たエステルは悪女と呼ばれるようになっていた。
そんなエステルの前に軍服を纏ったジェラルドが現れる。
ある事件の容疑者として地下倉庫に監禁されたエステルは
ジェラルドに清純な身体を執拗に嬲られ――。
傲岸不遜な軍人×貞淑な“悪女”、理性が灼き切れるほど獰猛な執愛。
【目次】
序章 消えた一夜
第一章 悪女エステル
第二章 狂犬ジェラルド
第三章 現実からの逃走
第四章 狂犬の悔恨
第五章 野犬の献身
第六章 悪魔と狂犬
終章 クローバーに願うことは
あとがき -
――勉強不足の悪い子には実習が必要だろう?
2年間、なぜか離宮に幽閉されていたアシュリー。
落ちこぼれの33番目の皇女とはいえ、どうして自分だけ?
父皇帝に直談判すると、初めて任務を与えられる。
「田舎に引きこもっている宰相候補のレーニエを、帝都に連れ戻せ」というものだ。
レーニエはアシュリーのかつての個人教師で、ずっと会いたかった大好きな人。
喜び勇んで彼の説得に向かうアシュリーだったが……。
にこやかに微笑む彼に突然求婚され、“淫らなお勉強”までさせられて――!?
隠居中の若き宰相候補×みそっかす皇女、天才策士の執愛の罠!?
【目次】
プロローグ
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
エピローグ
あとがき -
――あなたは私の獲物です。誰にも渡しません。
幼い頃に両親を失ったオリア。
そんな彼女を育ててくれたのは悪魔のノワールだった。
人間姿の時は恐ろしいほどの美形だが、普段は黒いモフモフ狼姿の彼。
対価を払えば何でも叶えてくれる、兄のような存在だ。
契約なんて関係なく、ずっと傍にいてくれたらいいのに……。
そう願いつつも、オリアは幼い頃に交わした契約の内容を思い出せずにいた。
「待てません。そろそろ私も限界です」
けれど、あるきっかけで二人の関係は淫らなものに変わっていき――!?
オカン系悪魔×お人好しの町娘、無自覚な独占愛!
【目次】
プロローグ
1 モフモフ悪魔と乙女の日常
2 乙女はそのモフモフに跨がりたい
3 悪魔は食事を所望する
4 乙女の願いは平凡な日々
5 悪魔と乙女が紡ぐ夢
エピローグ
あとがき -
――愛するわけではない。これは復讐の手段だ。
ルヴォー家の令嬢アイディーリアは、
政敵であるフォンタナ家の嫡子シルヴィオと惹かれあい、
ひそかに愛を育んでいた。
だが、ルヴォー家の陰謀によりフォンタナ家は粛清され、
シルヴィオも行方不明になってしまう。
それから五年、
罪の意識に苛まれる彼女の前に、
隣国の大公となったシルヴィオが現れる。
「おまえに許されるのは、俺の慈悲を乞うことだけだ」
愉悦の笑みを浮かべる彼に純潔を奪われたアイディーリアは、
それから毎夜、熱い欲望を穿たれて――。
復讐を誓う大公×贖罪に囚われた令嬢、引き裂かれた恋人たちは再び惹かれあう――
【目次】
プロローグ
一章 惨劇の日
二章 再会がもたらす受難
三章 不道徳な蜜月
四章 裏切り
五章 苦悩と真実
六章 疵を癒やす
エピローグ
あとがき -
――どうでもええ。俺には椿様がおればええ。
人魚の宝が眠るとされる『夜海島』。
その島の網元の娘・椿は、得体の知れない妾の子として、
島民の羨望と嘲笑とを同時に集めていた。
だが彼女には、逞しくも美しい“狂犬”が常に寄り添っている。
8年前島に流れ着き、椿によって助けられた記憶喪失の青年・潮だ。
閉鎖的な島で、椿は彼にだけ心を開き、彼も盲目的に椿を崇拝していた。
互いに恋情を抱きつつ、主従の関係を貫いてきた二人。
しかしある出来事をきっかけに、官能の深みにはまってゆき――。
寡黙な狂犬と妖艶な網元の娘の、明治純愛怪奇譚!
【目次】
queen
あとがき -
――満月の夜だぞ。夜這いするのは当然だろう?
恋愛関係になかったとはいえ、二度も婚約破棄をされたヴィクトーリア。
元婚約者の結婚式でやけ酒をし、厄介な男と情熱的すぎる一夜を共にしてしまう。
常に女性たちに囲まれている女たらしの騎士・レオナルトだ。
一夜の過ちで忘れるつもりだったのに、彼は翌日屋敷に押しかけ、結婚を迫ってくる。
彼の執拗かつ奇抜なアプローチに振り回されつつも、
その想いの強さにほだされていくヴィクトーリアだが……。
彼が彼女に近づいたのはある理由があって――!?
傍若無人な俺様騎士×恋を知らない令嬢、運命の“プリンセス”は絶対に逃がさない!!
【目次】
序章
1章
2章
3章
4章
5章
6章
7章
終章
あとがき -
――逃げては駄目ですよ。これはオシオキなのですから。
匂いだけで人を当てられるほど
鋭い嗅覚を持つ公爵令嬢のイスラは、
周囲に馴染めず引き籠もりがち。
だが、不幸なハプニングにより、
王太子の近衛騎士・ノアと結婚することに!
『幽霊騎士』と揶揄されるほど存在感のない彼。
けれど、ノアは決してイスラの嗅覚のことを
気味悪がったりはしなかった。
そんな彼に惹かれていくイスラだが……。
迎えた初夜、ベッドの上の彼は普段の地味さから一変、
まるで別人のように雄の色気ムンムンで迫ってきて――!?
影の薄い『幽霊騎士』は、ベッドの上ではケダモノでした!?
【目次】
序章
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
終章
あとがき -
――待っておいで、君はもうすぐ私のものになる。
田舎の修道院で貧しくも清らかに育ったアンジェは、
突然、義兄と名乗るヘデン侯爵クリストファーに引き取られる。
神々しいまでに美しい義兄に溺愛されるうちに
徐々に心惹かれていくアンジェ。
だが、血が繋がらないとはいえ世間では近親婚は禁忌。
思い悩み距離を置こうとする彼女を、クリストファーは激しくかき抱く。
「君が好きなんだ。この憐れな義兄を助けてくれ……」
執拗に愛撫され何度も彼を受け入れるうちに、
アンジェの倫理観もやがて崩れ去り――。
完全無欠の若き侯爵×純真無垢な義妹、背徳と策略が少女をからめとる――。
【目次】
プロローグ
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
エピローグ
あとがき -
――愛ではない。私はただ、君の躰がほしいだけだ。
没落令嬢のクロエは、病気の母親のため、高級娼婦の道を選ぶ。
初めての相手は国王の賓客で武器商人のミハイル。
クロエより一回りは年上のはずなのに、驚くほどに若々しい美貌を持つ彼。
クロエはじっくりと時間をかけて初心な躰を開かれて、極上の快楽に溺れていく。
「愛してるよ、可愛いクロエ」
それは、彼がこの国を去るまでの仮初の言葉。
わかっているのに惹かれる気持ちを止められない。
だが彼がクロエに近づいたのは、ある目的のためだった――!?
謎を秘めた武器商人×純朴な高級娼婦、仮初の恋が永遠の愛に変わる時――。
【目次】
第一章 クルティザンヌ
第二章 蜜愛遊戯
第三章 前兆
第四章 いくつもの嘘
第五章 逃避行
第六章 愛のままに
あとがき -
――今はまだ、あの男の代わりでいいから……。
憧れの騎士と政略結婚をしたレティーシャ。
だが彼はレティーシャを抱く気になれないと、
初夜の契りを交わさぬまま赴任地に戻ってしまう。
夫の無事を祈り、待ち続ける彼女だが、
ある日、彼の部下シーザーに夫の訃報を届けられる。
さらには、夫の愛人を名乗る女とその息子も現れて……。
「俺なら、あなたを悲しませたりしないのに」
傷つき自暴自棄になったレティーシャは、
女としての自分を必要としてくれるシーザーに縋り、
ついには一線を越えてしまい――。
一途な騎士×薄幸の未亡人、逃れられない背徳愛。
【目次】
プロローグ
第一章 嵐の夜に
第二章 夫の裏切り
第三章 愛人と隠し子
第四章 絶望の淵で
第五章 刹那の慰め
第六章 溺れる身体、移りゆく心
第七章 新たな約束を、あなたと
第八章 幽霊の来訪
第九章 決着の時
エピローグ
あとがき -
――僕の愛を受け入れて。
清華妃奈子には、忘れたい男がいた。
両親の離婚を機に自分の後見人となった、10歳年上の御影雪哉だ。
妃奈子の淡い初恋の相手でもある彼。
しかし、優しい笑顔の奥に潜む男の欲望を知った妃奈子は、
逃げるようにして彼のもとを離れた。
早く結婚相手を見つけ、彼から自立したい。
そう思い、出会いを求める妃奈子だったが――。
「僕を嫉妬で狂わせるつもりですか?」
仄暗い笑みを浮かべた雪哉に押し倒されて、淫らなキスをしかけられ……。
“幼馴染みのお兄ちゃん”の重すぎる愛!
【目次】
プロローグ
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
エピローグ
あとがき -
――好きな女に飼われるのって、ぞくぞくするだろ?
「俺の姿は気にいったか?」
恐ろしいほどの美丈夫(全裸!)を前に、カルディアは唖然としていた。
魔女の血を引く彼女は、
小さくて不格好な竜のオルテウスと『番の儀式』をした。
番になれば絆が強まりずっと一緒にいられるからだ。
けれど、初めて人の姿に変身した彼は予想外のイケメン!
「俺はお前だけに触れたいんだ」
熱い眼差しを向けられ、優しい愛撫で蕩かされ、
彼と甘い一夜を過ごすカルディア。
だが彼は、亡くなったはずの前竜王かもしれなくて――!?
オレ様ワンコな(元)竜王×落ちこぼれ魔女、異種間ラブコメディ!
【目次】
プロローグ
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
エピローグ
あとがき -
――君のためなら、命も誇りもすべてを捨てる。
悪神の呪いと恐れられる致死率の高い疫病――リゴウ熱。
その治療剤の製造者であるイナは、森の奥で王太子リィギスと出会う。
過酷な環境で育てられたイナと、
生来の容姿ゆえに『呪いの王子』と忌避されているリィギス。
孤独な二人は惹かれあい、儚い逢瀬で恋を育んでいく。
「可愛い、全部可愛い、僕のイナ……」
誠実で優しいリィギスに甘く情熱的に抱かれ、
深い愛と快楽に溺れていくイナ。
けれど彼女には、リィギスには言えない残酷な秘密があって……!?
清廉潔白な“呪いの王子”×死期が迫る少女、絶望で歪んだ純愛の行方は……?
【目次】
プロローグ
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
第八章
第九章
エピローグ
あとがき
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。