『えんため大賞小説部門、B.A.D.(ファミ通文庫)、雑誌を除く(ライトノベル)』の電子書籍一覧
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「そう、繭墨あざかと小田桐勤――――――――最後の事件だよ」 残酷で切なく、醜悪に美しいミステリアス・ファンタジー第12弾。
「小田桐君、何故、内臓は落下するんだと思う?」再び内臓落下事件が起きた。いつかどこかで見た怪異を、繭墨は紅い女の罠だと言い、反撃の切っ掛けになるかもしれないと涼やかに笑った。最近の繭墨はなんだかいつもの彼女らしくない。人の死を嗤い、不幸を悦び、惨劇を望む最低で最悪な少女。それでも僕は彼女の力がなければ生きられず、だからこそ救わねばならないはずだったのに……。残酷で切なく、醜悪に美しいミステリアス・ファンタジー第12弾。 -
「ねえ、小田桐勤。君は繭墨あざかを、殺さなくていいのかい?」――残酷で切なく、醜悪に美しいミステリアス・ファンタジー、第11弾が登場!!
「繭墨あざかは、必ず殺される運命にあるんだよ」その言葉の意味に改めて気づく。未来を見る御影粒良【みかげつぶら】は繭墨と自らの死を予言した。だが、運命は自分の手で変えられなければおかしい。粒良は死の条件を覆すため協力を求めてきたのだ。ふたりの死を回避するには粒良の左眼を潰さねばならない。そのため僕らは、自らの肉を食事としてふるまう代わりに、自殺を求める少女の宴に参加するのだが……。残酷で切なく、醜悪に美しいミステリアス・ファンタジー第11弾! -
陰湿な痛みを味わわされれば、時に、人は鬼になる--。大反響のミステリアス・ファンタジー、あざかの運命に迫る最終編の開幕!!
「胡蝶の夢」それが繭墨からのメールだった。繭墨霊能探偵事務所にはまたも退屈が満ちている。そして繭墨の限界を見計らうように依頼人は訪れた。『友人宅の水槽に人間の手が沈んでいた』『夜に土を掘る音がして眠れない』。しごく退屈な依頼を繭墨はひき受け、僕も事件が少しでも真っ当な結末になるよう走り回る。それはいつもの日常だったはずなのに--残酷で切なく、醜悪に美しいミステリアス・ファンタジー、繭墨あざかの運命に迫る最終編、開幕! -
異能のゴスロリ少女・繭墨あざかと、腹に「鬼を宿した」青年・小田桐勤が出会う、残酷で切なく、醜悪に美しい怪異の数々。大反響のミステリアス・ファンタジー第9弾!!
「嘆こうが悔やもうが、それが君という人間だよ」チョコレートを齧りながら繭墨あざかは言う。唐繰舞姫の足を奪い、復讐を果たした嵯峨雄介は失踪した。久々津は雄介を殺し、自身の死をもって主を守れなかった償いをするという。この憎悪の連鎖を止めなければいけない。彼が死ねば僕は一生後悔する。久々津の拷問から逃れた僕は、駆けつけた白雪の助けによって雄介の行方をつきとめるが--残酷で切なく、醜悪に美しいミステリアス・ファンタジー第9弾! -
異能のゴスロリ少女・繭墨あざかと、腹に「鬼を宿した」青年・小田桐勤が出会う、残酷で切なく、醜悪に美しい怪異の数々。大反響のミステリアス・ファンタジー第8弾!!
「二人が殺されたからと言って、ボクに困ることは何もない」繭墨あざかは柔らかく、だが断言する。彼女の言葉は理解できるが、怒りは募る。ヒルガオを失った嵯峨雄介は、唐繰舞姫と繭墨あさとを殺すと言い、失踪した。この復讐を止めなければ、今度こそ彼の心は崩壊するだろう。焦りと後悔に苛まれる僕に、繭墨が告げたのは、あさとが座敷牢から抜け出したという最悪な事態の訪れだった--残酷で切なく、醜悪に美しいミステリアス・ファンタジー第8弾! -
異能のゴスロリ少女・繭墨あざかと、腹に「鬼を宿した」青年・小田桐勤が出会う、残酷で切なく、醜悪に美しい怪異の数々。大反響のミステリアス・ファンタジー第7弾!!
「どうせ、退屈だ。暇潰しにはなるだろうさ」そう言い繭墨あざかは依頼を受けた。弟の死の真相を知りたいと依頼人は語った。さらには弟の恋人が、彼の髑髏をもって逃げたという。同じ日、僕は事務所内に隠れていた少女を発見する。みすぼらしい格好で繭墨のチョコレートを食い散らかした幼い少女は、僕に無邪気な笑顔をむけてきた。その腕に、乾いた髑髏を抱きしめながら--残酷で切なく、醜悪に美しいミステリアス・ファンタジー第7弾! -
異能のゴスロリ少女・繭墨あざかと、腹に「鬼を宿した」青年・小田桐勤が出会う、残酷で切なく、醜悪に美しい怪異の数々。大反響のミステリアス・ファンタジー第6弾!!
「なぜ眼球を抉るんだろうね?」平穏な日々を嘲笑うかのように繭墨あざかは問いかける。近隣を騒がす"目潰し魔"。そいつに眼球を狙われていると、チョコレートを齧りながら優美に語る。まるで危機感のない繭墨を急かし、事務所から避難させようとした矢先、傘を掲げたヤツが現われた。その紅く濡れた傘が僕の頬を掠めた瞬間、鋭い痛みが眼孔を貫き--僕の視界は血に染まり消失した。残酷で切なく、醜悪に美しいミステリアス・ファンタジー第6弾! -
異能のゴスロリ少女・繭墨あざかと、腹に「鬼を宿した」青年・小田桐勤が出会う、残酷で切なく、醜悪に美しい怪異の数々。大反響のミステリアス・ファンタジー第5弾!!
「忌ま忌ましい」燃えさかる炎を前に繭墨あざかは囁いた。麗泉女学園生徒の自殺に端を発した、奇怪な紅い花にまつわる一連の事件。その裏に見えるのは、異界へ置いてきたはずの繭墨あさとの影だった。そして学園で出会った、猫の仮面に黒いマントを纏った少女、神宮ゆうり。少女は芝居じみた仕種と、あさととよく似た歪んだ笑みで僕たちに告げる。「--猫は狐の使者だ」と……。残酷で切なく、醜悪に美しいミステリアス・ファンタジー第5弾! -
異能のゴスロリ少女・繭墨あざかと、腹に「鬼を宿した」青年・小田桐勤が出会う、残酷で切なく、醜悪に美しい怪異の数々。大反響のミステリアス・ファンタジー第4弾!!
「それじゃあ、行こうか--小田桐君」いつものように紅い唐傘の陰で繭墨あざかは囁いた。白雪があさとに捕まった。無力な僕ができることは少なく、結局はこの異能の少女に助けを求めるしか術がない。だが、あさとへの手がかりを掴み、事務所に戻った僕が目にしたのは、引き千切られた繭墨あざかの姿だった。無惨な光景を前に、僕はようやく決意する。狐を殺そう、と--。残酷で切なく、醜悪に美しいミステリアス・ファンタジー。因縁と対峙する第4巻! -
異能のゴスロリ少女・繭墨あざかと、腹に「鬼を宿した」青年・小田桐勤が出会う、残酷で切なく、醜悪に美しい怪異の数々。大反響のミステリアス・ファンタジー第3弾!!
「善悪の判断のある者に頼みたまえ。ボクみたいな人間は役に立たないよ」繭墨あざかは知人からの頼みを断わった。『人魚』に関する悪趣味な"娯楽"に飽きたのだ。だが、あるおとぎ話を読んだ彼女は一転、依頼を受けると言い出した。その微笑みは不吉な兆しにしか思えない。それでも、僕はもう馬鹿げた怪異による犠牲者を出したくなかった。たとえこの手が届かないものであったとしても--。残酷で切なく、醜悪に美しいミステリアス・ファンタジー第3弾! -
異能のゴスロリ少女・繭墨あざかと、腹に「鬼を宿した」青年・小田桐勤が出会う、残酷で切なく、醜悪に美しい怪異の数々。大反響のミステリアス・ファンタジー第2弾!!
「まぁ、どちらにしろ、退屈な話だけどね。ボク好みの要素なんて欠片もないよ」欠伸をしながら黒いゴシックロリータを纏った少女・繭墨あざかは言った。”動く落書き”の犯人を捕まえる。いつも通りの馬鹿げた事件は、僕と繭墨を異能の一族・水無瀬家の誇りと絶望と裏切りの渦中に巻き込んでいく。自らの矜持のため、人の命を踏みにじる彼らに僕は怒りを覚えるが--。残酷で切なく、醜悪に美しいミステリアス・ファンタジー、大反響の第2弾!! -
残酷で切なく、醜悪に美しいミステリアス・ファンタジー!
「小田桐君。理由なく人を殺せるぐらいでないと、狂っているうちには入らないさ」チョコレート片手に、彼女は僕に告げた。傲慢で冷酷で我が儘な偏食家。そして紅い唐傘を手にゴシックロリータを纏い、僕の絶望に突き放した微笑を浮かべる14歳の異能の少女、繭墨あざか。けど、あの満開の桜の下、彼女は言った。僕の傍にいてくれると──。第11回えんため大賞優秀賞。残酷で切なく、醜悪に美しいミステリアス・ファンタジー!
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