『文春文庫 2017電書の森フェア、加藤廣、1円~(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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志摩水軍の若き継嗣・九鬼守隆。
水平線の彼方を眺めつつ戦国の世に育つ。
父・嘉隆に連れられ安土城で「天魔」と懼れられた信長に会い、
この覇者が頑迷な京の暦学者達に苛立っていることを知る。
やがて本能寺の変――。
羽柴秀吉が巧妙に信長の後継ポジションを掴んで行く。
村上水軍より強いと言われた九鬼水軍の頭領・守隆を主人公に、
史料の徹底検討から浮かび上がる「ありえたかもしれない戦国時代後の日本」の姿。
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朝鮮出兵で九鬼水軍の大型鉄甲船は苦戦する。
父・嘉隆は戦功をあげられず怯えるが秀吉は「夢のまた夢」の辞世を遺し病没。
趨勢は一気に家康に傾く。
関ヶ原で東西に別れた嘉隆と子・守隆。
父は敗れ、子は家康の海外進出の青写真を知る。
実現されなかった天下人たちの夢に寄り添った九鬼守隆の生涯を描く戦国小説!
※文字の大きさによって、文章がきれいに表示されない場合があります。 -
驚天動地の歴史ミステリーは、安土城の終焉から幕を開ける――。本能寺から消えた信長の遺骸。その謎を追う太田牛一の執念が掴んだ恐るべき真実とは。斬新な信長像が話題を呼んだ傑作長篇!小泉純一郎氏が首相在任中、感銘を受けた本として、話題をさらった本書は、消えた信長の遺骸を追う本格歴史ミステリー。安土城や本能寺の建築構造に触れたり、隠密集団の秘術が解明されるなど、和製『ダ・ヴィンチ・コード』として紹介されたことも。数々の歴史の謎が解かれていくカタルシスは、まさに一気読み必至! 経営コンサルタントとして地域経済を長く見つめてきた加藤廣氏の、75歳時の衝撃的デビュー作。
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秀吉の秘技、家康の妄執、天下人たちの意外な素顔を巧みに描く、「本能寺3部作」外伝!信長の命により息子の信康を自刃させてしまった家康。日々鬱々として過ごす家康は、ある日名案を思いつき、臣下の服部半蔵を安土城に派遣する。果たしてその結果は? 表題作「安土城の幽霊」ほか、信長、秀吉、家康と持ち主の運命を左右する器の物語など、著者初めての中篇歴史小説集。
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敗者の美学、ここに極まれり! 『信長の棺』『秀吉の枷』につづく「本能寺3部作」ついに完結!「愛宕山に詣でて、戦勝祈願のために一夜参籠(さんろう)する」。朝廷との密会を重ねる光秀の暴走を止められない左馬助。そして本能寺の変――。大ベストセラーとなった本格歴史ミステリー長篇は、すべての謎を解き明かしながら、明智家の壮絶な「死の門出」で終局を迎える。宴を彩る「落城の譜(ふ)」の調べ、そして左馬助と綸(りん)が貫いた真実の愛とは。
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嫉妬の棘が光秀を狂わせる――。『信長の棺』『秀吉の枷』につづく「本能寺3部作」ついに完結!後醍醐天皇から錦旗(きんき)を賜った祖先を持つ三宅弥平次はその出自を隠すべく、明智家の養子となって左馬助を名乗り、信長方についた主君とともに参謀として頭角を現すようになる。秀吉との出世争い、信長の横暴に耐える光秀を支える忠臣には、胸に秘めたある一途な決意があった。「本能寺の変」をめぐる純愛を描く、感動の歴史長篇。
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