『俳句・短歌、文春e-Books(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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ガンの病床で作ったのも、俳句でした。
俳句の話から、縄文、仏教、懐かしのプロレス話に
あの人との逸話まで――縦横無尽に綴った仰天エッセイ!
リンパがんのステージIIIと診断され、ほとんどの連載もお休みに。
そんな中で綴ったのは、長年秘かに続けていた俳句について。
「俳句の季語は縄文である」と語る夢枕獏が、ずっと考えてきたこと、
今書いておきたいことを詰め込んだ“夢枕節”炸裂の闘病×俳句(!?)エッセイ。
【目次】
第一回 真壁雲斎が歳下になっちゃった
第二回 尻の毛まで見せる
第三回 オレ、ガンだからって、ズルくね
第四回 「おおかみに螢が一つ――」考
第五回 翁の周辺には古代の神々が棲む
第六回 すみません、寂聴さん書いちゃいました
最終回 幻句のことをようやく
補遺 野田さん
あとがき 言葉の力・そしてあれこれ -
2012年「行け広野へと」で短歌研究新人賞次席、2013年歌壇賞受賞。
注目の歌人・服部真里子の第一歌集『行け広野へと』(2014年本阿弥書店刊)を電子書籍化。
三月の真っただ中を落ちてゆく雲雀、あるいは光の溺死
雪は花に喩えられつつ降るものを花とは花のくずれる速度
春だねと言えば名前を呼ばれたと思った犬が近寄ってくる
八月をすぐ遠景にしてしまう日暮れの舟のしずかな離岸
遠雷よ あなたが人を赦すときよく使う文体を覚える
19歳から27歳までの8年間に作られた歌から、全289首を収録。
現代歌人協会賞受賞作。 -
“ことばあそび”の世界へようこそ! 気鋭の歌人、山田航さんは、実は回文(上から読んでも、下から読んでも同じ文)作りの達人でもありました。ひとつ紹介しましょう。「眠たいが眠ると太る、胸が痛むね」(ねむたいがねむるとふとるむねがいたむね)回文以外にも、辞書1冊あれば、いえいえ、満員電車で吊り広告を見上げるしかない数分間にも、ことばあそびの入り口は無限に開かれています。アナグラム、パングラム、アクロスティック(折句)、しりとり、なぞなぞ、早口言葉など、シンプルで奥が深い“ことばあそび”の魅力へいざなうエッセイ。和田ラヂヲさんのシュールなイラストも魅力。
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