『音楽、主婦と生活社、0~10冊(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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15歳での鮮烈なデビューから25年、クラシックギタリスト・村治佳織が
「これまで」、そして「これから」を綴った、初めての書き下ろしエッセイです。
これまでの歩みを振り返りながら、音楽やギターのことについてはもちろん、
日々の中で感じたこと、かけがえのない大切なこと、大切な人たちのこと──
天才少女から世界的なアーティストになった彼女が、
自分の耳で聴いて目で見て心で感じたことを余すところなく言葉で紡ぎました。
毎日がちょっと素敵に、もっと大切なものになる
“佳織流・生き方のヒント”が散りばめられた一冊です。
「大好きな街」で撮影した、貴重な撮り下ろしショットも多数収録!
【目次】
言葉を届ける──まえがきにかえて
Part.1 ギターのこと 音楽のこと
最初の記憶/ギターを弾く人/ユーワクに負けない/はじめの一歩/15歳のレコーディング
育て、育てられ/「この一音」にこだわる/楽器に合わせる/正解はひとつじゃない
乗り越えられない試練は/人生は楽しむもの/素敵な「まさか」/気持ちの居心地
Part.2 日々のこと 好きなもののこと
宝物/大またで、ぐんぐんと/心のオアシス/誰かがいて「私」が/好きな服を着る
10歳からのプレゼント/セピア色の思い出/恋とか、愛とか/割れて、新しいものが
Part.3 大切なこと、生きるということ
それが、愛/「わからないこと」も受け入れる/静かで小さく豊かな世界/病は気から
体が一番、心も一番/人に甘える/本屋さんと空/私の故郷/心を保つ
出会いが「私」をつくる/目には見えないものだから/なりゆきまかせに
すべては誰かとの出会いから──あとがきにかえて -
3歳で脳性まひと診断されながら懸命なリハビリの末にプロのヴァイオリニストとなった式町水晶(みずき)さん。
そのかげには、障がいを持つひとり息子を女手ひとつで育てあげた母親・啓子さんの想像を絶する苦労と深い愛情があった。
乳飲み子を抱えて夫と別れ、リハビリのためにと選んだヴァイオリン。
そこで直面したのは障がい児への偏見を持つ指導者たち、金銭面の大きな壁、学校での壮絶ないじめ……。
4歳からの血のにじむ訓練の末、メジャーデビューをつかんだ水晶さん。
しかし、その直前、啓子さんにがんの宣告が下る。
「この子がひとりになっても生きていけるように」母子で挑んだ障がいとのひたむきな闘いの記録。
【内容】
■第1章■ 障がいを持って生まれても
・32週、1836gで生まれた命
・生後2か月での離婚
・3歳、脳性まひの診断がおりる
・4歳、ヴァイオリンとの運命の出会い
・5歳、芸能界に入る
・「葉加瀬さんになりたい!」
■第2章■ 折れそうな心を支えて
・町田市での貧乏暮らしが始まる
・じいちゃんが家を売る
・8歳、きみ子先生との出会い
・9歳、アミューズ王子様オーディション
・3年生、失明の危機。盲学校へ
・10歳、父との電話
・11歳、中西先生との運命の出会い
・八王子医療刑務所の慰問で表彰される
・6年生、耐えがたい“いじめ”
■第3章■ ヴァイオリンがくれた希望
・思春期、すさんでいく心
・東日本大震災、「僕に何ができるのか」
・宗幸先生から託された津波ヴァイオリン
・ボクシングとの出会い
■第4章■ 私たちのこれから
・ついにデビューへ。動き出した運命
・脳性まひのわが子を育てて。母の思い
・世界で活躍するヴァイオリニストに
★母へつづる思い 式町水晶
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