『文芸・小説、音楽、タレント・アイドル』の電子書籍一覧
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「わかるかも」が口癖のあなたへ。
「わかるかも」が口癖のあなたへ。
【内容】
初めて物語の中に私に似た人を見つけた日のこと、東京とソウルで参加したプライドパレードのこと、日本の同性婚訴訟やパートナーシップ制度のこと、同じ時代を生きている/生きていたクィアのこと――
誰かの痛みや怒りや悲しみが、まるで自分のことのように思えることがある。乳化した水と油のように混ざり合ってしまう。だけどあなたはあなたでしかなく、私は私でしかない。他者同士である私たちが、重なったりずれたりしながらともにあるための、「共感」と「距離感」。その可能性と難しさについて。
「わかる」なんて簡単に言えない、「わからない」とも言いたくない。ゲイとして、シスジェンダーの男性として、著者が日常の中で直面したエピソードを描きます。
“共感も距離感もうまく使いこなせない。だからこそこだわってしまうのだろう。なんとか組み合わせて、練習しながら上手になっていきたい。混ざり合った世界と分離した世界を同時に生きるように。言葉にならないものと言葉を重ねて一つにするように。”
――「はじめに」より
自分と他者、規範と逸脱、個人的なことと社会的なこと……様々なものごとのあわいにとどまり、揺れながら考えるエッセイ集。 -
本書は「PARTI 歌舞伎を観る前に」と「PARTII50演目を観てみよう」の2つに大きく分かれています。
PARTIでは、歌舞伎の基本的な知識をまとめました。
PARTIIでは、現在、比較的上演が多いことを前提に、
歌舞伎を知る上で知ってほしいといった視点も持ち合わせて50演目を選びました。
そして、それぞれのあらすじ、鑑賞ポイント、豆知識などを紹介しています。
またPARTIIでは、上段約4分の3がマンガ、
下段約4分の1が解説文という構成になっています。
マンガで大まかなあらすじや鑑賞ポイントなどを紹介し、
解説文で作品の概要などより詳しいことが分かるようにしました。
本書は、「興味はあるけれど歌舞伎は難しそう……」と感じている方にも
親しみを持っていただけるような内容を目指しました。
一方で、歌舞伎を より楽しむための知識・情報を提供することも目指しました。
一人でも多くの方にとって「歌舞伎を観たい!」と思うきっかけ になるなら、
歌舞伎ファンの一人としてこんなに嬉しいことはありません。
(「歌舞伎を観る前に」より抜粋) -
1979年。東大阪の中学1年生になった僕は、
ラジオで気になる音楽を見つけてはカセットテープに録音していた。
八神純子の『想い出のスクリーン』を一緒に聴きながら
「この曲、気に入ってるねん」と僕に言った同級生のヤスダは、
夜逃げをした。僕が貸したカセットテープを置いて――。
ちっとも「ニュー」な匂いのしない町で聴いた「ニューミュージック」。
ちっとも「シティ」な匂いのしない町で聴いた「シティポップ」。
時代のヒットソングと共に、少年は大人になっていく。
音楽評論家のスージー鈴木にしか描けない、
苦くてポップな青春音楽物語。
「けどな、世の中なんて、分かれへんことばっかりやねんで。
勉強すればするほど、歳取れば取るほど、
世の中が分かれへんことばーっかりなのに気づくで。」
「あの頃、僕たちはこう生きたんや」
校内暴力、貧困、ジェンダー、学生運動、民族差別。
切なさを一つ一つ集めながら、
大人への階段を一段一段のぼっていく......。
『恋するラジオ』に続くスージー鈴木、音楽小説第二弾
【目次】
イントロダクション
第一章 八神純子/想い出のスクリーン
第二章 西城秀樹/ラスト・シーン
第三章 庄野真代/飛んでイスタンブール
第四章 原田真二/タイム・トラベル
第五章 堀内孝雄/君のひとみは10000ボルト
第六章 渡辺真知子/ブルー
第七章 浜田省吾/風を感じてEasy to be happy
第八章 久保田早紀/異邦人 シルクロードのテーマ
第九章 渡辺真知子/唇よ、熱く君を語れ
第十章 RCサクセション/雨あがりの夜空に
第十一章 ジョン・レノン、ヨーコ・オノ/
スターティング・オーヴァー
最終章 THE BLUE HEARTS/TRAIN-TRAIN -
決定的評伝、ついに翻訳。これが本当のマルコムだ。
彼が生みだしたものは、セックス・ピストルズだけではなかった――
アナーキスト、シチュアシオニスト、ポストモダニスト、ファッションデザイナー、アートディレクター 、パンク・ロッカー、ヒップホップ・アーティスト、映像作家、スピルバーグのグル、市長候補、ユダヤ人、トラブルメーカー、オペラ愛好家、捨てられた息子、不在の父親……はたしてマルコムとは何者だったのか?
藤原ヒロシさん推薦!
「色褪せない時代、その謎を解き明かす。あの時、どんな魔法がかけられてたのか?」
ポップカルチャー史における最重要事件=「パンク」。このムーブメントをつくりだした、マルコム・マクラーレン(1946-2010)の決定版評伝の翻訳書『評伝 マルコム・マクラーレン』がついに刊行。
あらゆるジャンルで奇抜なアイデアを実行した、その〈多才すぎる〉マルコムの全体像を、友人・関係者の証言と家族の手記から明らかにする。すべてのストリートカルチャー・ファン必読の超重量級の一冊。
マルコムの意外な?表情をおさめた貴重な写真を含む16ページの口絵も。
【各メディアで絶賛!】
「本書はロック伝記の『市民ケーン』だ。忘れられない芸術・文化・英国のエキセントリックさをめぐる旅で、すばらしい物語だ。読み物としてもすばらしい。もし、誰かの家を訪れ本棚にこの本が無ければ、一緒に寝るなというのが私のアドバイスだ」アンドリュー・オへイガン(作家)
「読むのが止められなかった。マルコムはオレたちに、退屈と怒りからアートを創りだすインスピレーションを与えてくれた。オレたちを解放してくれた」ボビー・ギレスピー(プライマル・スクリーム)
「この卓越した渾身の伝記は、輝かしい幻想と常軌を逸する可能性への扉を開く」アラン・ムーア(作家)
「ずば抜けている……この本で、ゴーマンは、マクラーレンを「偉大なるロックンロールの詐欺者」「モラル的に破綻したパンクのメフィストフェレス」といった凝り固まったイメージから剥離させ、彼の芸術学校のルーツ、アイデアへの愛へと説得力をもって迫っている。本書では、やっかいで、不快で、残酷でさえあった彼が、決して退屈な存在でなかったことを明確に示す」 『サンデー・タイムズ』紙
「この挑発的な人物の、驚くべき新しい伝記は、マクラーレンの浮上してくるトレンドを見極め、まさに絶好のタイミングで、まんまと自分を位置づける才能を完璧なまでに捉えている」 『ファイナンシャル・タイムズ』紙
「完全に……心をつかまれる」 『オブザーバー』紙
「決定版……叙事詩である」 『タイムズ』紙
「心を奪われる」 『デイリー・メイル』紙
「若き理想主義者から、変幻自在、行き当たりばったりの成人期までの魅了される旅路」 『i』 紙
「美化しているわけでも、中傷しているわけでもなく、この書は、好奇心旺盛で、厳正であり……まず退屈することはない」『ガーディアン』紙
「マクラーレンはついに、彼にふさわしい、こまやかでバランスのとれた伝記を手に入れた……ゴーマンは、ときに唖然とするほど法医学的弁舌さ、大変満足なものに仕上げている」『クラッシック・ロック』誌
【目次】
※ 本文中に計16頁の口絵あり
アラン・ムーアによる序文
ルー・ストッパードによるエッセイ
著者による覚書
プロローグ
PART1:男の子はどこまでも男の子 Boys Will Be Boys
PART2:レット・イット・ロック Let It Rock
PART3:セックスとスタイルと破壊工作 Sex, Style & Subversion
PART4:僕はセックス・ピストルだ I’m a Sex Pistol Baby Oh Yeah
PART5:ワールズ・エンド World’s End
PART6:ワイルド・ウエスト Wild West
PART7:「僕の父さんだ」 ‘That’s My Dad’
PART8:ザ・カジノ・オブ・オウセンティシティ・アンド・カラオケ The Casino of Authenticity and Karaoke
PART9:ワイルド・ストロベリーズ Wild Strawberries
PART10:歴史は小便をかけるためにある History Is for Pissing On
エピローグ
謝辞
備考 -
忌野清志郎の元マネージャーによるリアル清志郎伝。中学生の頃、テレビで見て以来熱烈なファンになり、ついには所属事務所に入社。衣裳係、マネージャーとして音楽活動を支えた著者が、40年間見つめてきた清志郎の素顔を愛情溢れる言葉で回想する。清志郎直筆の手紙やイラストに加え、文庫化に際して清志郎亡きあとのエピソードをボーナストラックとして収録する。
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日本における韓流・K―POPブームを間近で見守ってきた、人気MC古家正亨の初エッセイ。人気K-POPスター達から「ふるやさ~ん!」と親しまれ、来日プロモーション時やイベントMCを数多く務めていることからファンにもお馴染みの存在である著者だが、そのバックグラウンドには、ラジオDJとしての活動にこだわり、韓国のポピュラー音楽である「K―POP」の魅力を日本に伝えようと、四半世紀にわたって努力を続けてきた姿があった。音楽を通じて、日韓の架け橋として活躍してきた著者の、20数年にわたるその活動を振り返り、次の世代を担う若者たちに贈るメッセージと共に、その未来を託していく。また、スターからも、ファンからも愛されるその“MC術”の秘密も。
【目次】
CHAPTER 1 夢はラジオDJ
CHAPTER 2 韓国との出会い
CHAPTER 3 日本にカムバック
CHAPTER 4 第一次韓流ブーム前夜
CHAPTER 5 冬のソナタがやってきた
CHAPTER 6 韓流ブームの波に乗って
CHAPTER 7 大阪から再出発
CHAPTER 8 K-POPとK-POPに携わる人たちのこれから -
R-指定が日本語ラップの魅力を語り尽くす──。
中学生でヒップホップに出会い、人生が変わった最強のバトルMC。
誰よりも日本語ラップを愛したR-指定がレジェンドたちの名盤・リリック・スキルを妄想&分析して徹底解説!
日本語ラップを愛する全ヘッズに捧げる一冊。
Creepy Nutsや『フリースタイルダンジョン』、『オールナイトニッポン0(ZERO)』で活躍中のR-指定による、
大人気トークイベント「Rの異常な愛情──或る男の日本語ラップについての妄想──」がついに待望の書籍化。
【目次】
第1章Rの異常な愛情
「1時間の遅刻でスタート」
第2章SHINGO★西成と漢 a.k.a. GAMIと「話芸」
「普段のしゃべりと変わらない『話芸』としてのラップ」
第3章 餓鬼レンジャー登場
「YOSHIさんとポチョムキンさんに韻とフロウを学んだ」
第4章般若の生き様
「生身で戦う男としての姿勢」
第5章THA BLUE HERBの旅路
「無数の韻が塊になって襲ってくる」
第6章 00年代のRHYMESTER
「日本語ラップへの偏見と真正面から向き合い続けた」
<特別対談: Mummy-D×R-指定>
【著書プロフィール】
R‐指定
1991年大阪生まれのラッパー。中学生の時に日本語ラップと出会い、リリックを書き始める。
高1で足を踏み入れた梅田サイファーの影響でライブ活動を開始。2012年からはMCバトルの全国大会UMBで3連覇を成し遂げる。
テレビ朝日『フリースタイルダンジョン』では2代目ラスボスとして出演。
また、ニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0(ZERO)』のパーソナリティーを務めるなど活躍の場を広げる。
現在はDJ松永と共にCreepy Nutsとして活動中。
高木“JET"晋一郎(聞き手/構成)
1978年生まれ。富里北中学校卒。男の墓場プロダクション所属。スポーツ新聞記者、音楽誌編集など経てフリー・ライターに。
主にヒップホップ/アイドル/クラブ・ミュージックなど、音楽やカルチャーを中心に執筆。
共著に『おしゃれ野球批評』『ラップのことば』、構成単行本に『サイプレス上野とロベルト吉野のアイドル ライヴ オン ダイレクト』
『ジャポニカヒップホップ練習帳』(サイプレス上野著)など。Twitter@:TKG_JET_SHIN -
2006年にEXILE加入、いまやパフォーマーの司令塔的役割を果たすEXILE AKIRAだが、その過去が語られることはこれまでほぼなかった。本書では、サッカー選手という夢の挫折、ダンスへの目覚め、辛酸を味わった最初の上京、生死をさまよった事故、そしてEXILEメンバーと出会ってからの下積みの毎日……など、「何者でもなかった」苦節時代の焦燥や葛藤が、包み隠さず明かされる。また、「EXILE AKIRA」としての激動の12年についても、日本武道館での初ステージから、俳優業の開始、EXILE HIRO、MATSU、USA、MAKIDAIら偉大な先輩たちのパフォーマー勇退、覚悟とともに志願したEXILE THE SECONDへの加入、そして2018年のEXILE再始動……まで、その胸の内をあますことなく綴る。気鋭のポーランド人写真家、マチェイ・クーチャによる撮り下ろしフォトも30点以上収録。現在のAKIRAを形成したすべてがここに。
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芸能と平和が狂おしいほど一心同体であることを願っている、優しいなかにしさんの本。面白くて一気に読んだ。涙も出た。おすすめしたい!―――黒柳徹子 絶望を抱えた歌姫が至高の性愛を歌う。悲しみもだえる者が星と輝く。虚と実の間にいちばん深い歓びが花開く――。芸能を、人間の最も素晴らしい表現ととらえるなかにし礼が、その神髄を語り尽くす。ひばりと裕次郎への追想文を含む、入魂のエッセイ集。
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日本のヒップホップの流れがつかめるディスクガイド
気鋭の批評家がこれから日本語ラップを知りたい・聴きたい人に向けて、日本語ラップの名盤100枚(+関連盤200)の聴きどころをレビュー。
「結論から言おう。掲載されている名盤達は“見たら買え!”だ。コレは。」サイプレス上野(ラッパー)
「敷居は低く、奥は深く、そして世界へ開かれている。画期的な“入門書”!」磯部 涼(ライター)
「アメリカのヒップホップについての歴史書はすでに多くの優れた本が出版されている。しかしながら、日本のヒップホップ、すなわち「日本語ラップ」についての言葉はいまだにまったく足りていないというのが現状である。そこで、日本語ラップとは何かなにかを知りたい新しいリスナーたちのために、入門書として書かれたのが本書である。」(本書「はじめに」より。)
※ 本書で紹介するもの(一部)
【I 1987-1999】
スチャダラパー『5th Wheel 2 the Coach』:ハードコアを気どる者を黙らせたドープな一枚
キングギドラ『空からの力』:日本語ラップの教科書
THA BLUE HERB『STILLING, STILL DREAMING』:北の大地からの声が日本語ラップのパラダイムを変えた
Shing02『緑黄色人種』:ポエトリー・ラップの先駆者
【II 2000-2004】
BUDDHA BRAND『病める無限のブッダの世界』:史上最も偉大なグループの、最も偉大な作品
OZROSAURUS『ROLLIN’045』:「レペゼン」とはなにか?
RIP SLYME『FIVE』:日本語ラップ随一のパーティーラップ・グループ
ECD『失点インザパーク』:孤高のラッパーが残した日本語ラップの最前衛
姫『姫始』:「日本人・女性・ラッパー」はいかにして可能か?
【III 2005-2009】
SEEDA『花と雨』:日本語ラップを決定的に変えた名盤
サイプレス上野とロベルト吉野『ドリーム』:高いヒップホップIQで日本語ラップ史を伝道する
SHINGO★西成『SPROUT』:日本語ラップのワーキング・クラス・ヒーロー
COMA-CHI『RED NAKED』:ヒップホップ・フェミニズムのはじまり
METEOR『DIAMOND』:独特なストーリーテリングが光る小説的ラッパー
【IV 2010- 】
SIMI LAB『PAGE 1』:日本語ラップが目指したふたつの方向の合流点
LBとOtowa『インターネットラブ』:ヒップホップの「現場」は、ネット空間にも
tofubeats『lost decade』:ヒップホップに強い影響を受けたJポップのイノベーター
KOHH『DIRT』:日本語ラップの夢、「世界で勝負」を無邪気にはたす
Awich『Queendom』:「まさか女が来るとは」現在のシーンの頂点に君臨
※この作品は単行本(紙書籍)『日本語ラップ名盤100』の電子書籍版です。電子書籍の特性上「索引」は収録しておりません。あらかじめご了承ください。 -
ラフ・トレード ブック・オブ・ザ・イヤー!
NME ブック・オブ・ザ・イヤー!
「俺たちは自由に、やりたいことをやりたい。
ラリって(ローデッド)、楽しんで、パーティをするんだよ」
『スクリーマデリカ』で90年代が始まる。
サッチャーに奪われ、アシッド・ハウスに救われた、狂騒と祝祭の物語。
グラスゴーのロック少年はいかに真のロックスターになったのか?
パンクへの目覚め、ジーザス&メリー・チェイン加入、プライマル・スクリーム結成、アンドリュー・ウェザオールとの出会い、歴史的名盤『スクリーマデリカ』誕生――プライマル・スクリームのフロントマンがセックス、ドラッグ、ロックンロールのすべてを語り尽くす。
「ギレスピーはロックンロールのオリバー・ツイスト。パンク・ロックのお伽話は剃刀のように鋭く、階級闘争と音楽とスタイルに切り込む。そしてここには世界最高のバンドのひとつが導きだした、他にはない世界観がある。読むのをやめられなかった」――コートニー・ラヴ
「ロックンロールのスピリットをひとりの人間に閉じ込めたら、ボビー・ギレスピーになるだろう。この本はロックする人生だけでなく、それを形成した労働者階級文化の美しさを肯定している。私は読みながら喜びの涙がこみあげ、同時に我々が失ってしまったものに大きな怒りを感じた」――アーヴィン・ウェルシュ(小説家、『トレインスポッティング』原作者)
1961年の夏、ボビー・ギレスピーはグラスゴー・スプリングバーンの労働者階級の一家に生まれる。16歳で退学し、印刷工の見習いとして働きだした彼は、フィル・ライノットから稲妻のようにロックンロールの啓示を受ける。運命は、セックス・ピストルズとパンク・ロックの登場で決定された。それは階級制度に反抗する、聖像破壊のヴィジョンだった。
そしてボビーはついにアーティストとなり、ジーザス&メリー・チェイン、さらにはプライマル・スクリームを始動する。
90年代へ移ると、ボビーの旅はさらに加速する。サマー・オブ・ラブ、ボーイズ・オウンのパーティ、アンドリュー・ウェザオールとの運命的な出会い。新たなエレクトロニック・ソウル・ミュージックがイギリスの意識を動かし、「90年代を始めた」と言われるアルバム『スクリーマデリカ』をリリースする。それは世紀末ブリティッシュ・ポップの未来を過激に作り変えた、ロックンロールの使徒の喜びと驚きに溢れた一枚だった。
【目次】
Part One (1961-1977)
1 スプリングバーン育ち、それが俺だ
2 服はアーサー・ブラック、パンツはハイウエスト(ザ・マウントでのスクール・デイズ)
3 サイキック脱獄(ジョニーを見た少年)
Part Two (1977-1981)
4 見習いパンク
5 新たな宗教
6 文化革命
7 変容するイメージ、変容する意識
8 ファクトリーの連中(刈り上げとカフカ)
Part Three (1982-1985)
9 グラスゴー労働者階級のインダストリアル・ブルーズ
10 スカイブルーのヴォックス・ファントムの叫び
11 祖母がアシッド・ファクトリーで着けたサッシュ
12 ジーザスが歩く
13 十字軍
14 アンフェタミンをキメた革服の男たち
15 サイコキャンディ
16 スプラッシュ・ワン・ハプニング
17 エレクトリック・ボールルームの電撃(脳天を割られ、鎖を外される)
Part Four (1986-1991)
18 ソニックの花、ストロベリーの飛びだしナイフ
19 ブライトン・ロック
20 アシッド・ハウスを祝福せよ
21 オードリー・ウィザスプーンによる福音
22 ウォルサムストーでローデッド(リミクス/リモデル)
23 ボーイズ・オウン・ギャング
24 ハックニーのパラダイス
25 マルクスとマクラーレンの子どもたち
26 アンダーグラウンドがオーバーグラウンドに
27 レット・イット・スクリーマデリカ -
MCUが起こしたサウンドトラック革命!
MCU作品はヒーローたちの個性が光る“アクション”や“人間ドラマ”が魅力的だが、同時にヒーローたちの活躍に彩りを与える“音楽”もまた魅力の一つと言える。オリジナルの劇伴や歌だけでなく、往年の名曲を取り入れるなど、それぞれの作品の個性をより色濃く際立たせている。本作ではフェーズ1~3の23作品で使用された140曲以上に及ぶポップミュージックの背景や選曲意図を徹底考察!その選曲の意図や効果について、作品ごとに様々な角度から徹底的に分析・考察する!
「ポップミュージックと映画を結びつけ、両者に橋を架けること。映画の歴史全体に照らしても、50年分の華々しい達成のあとでさえ、マーベル・スタジオが今行っていることは、特別で大きなものだと私たちは考えています。のちに「マーベル・シネマティック・ユニバース」と呼ばれることになる映画シリーズが2008年に始まったとき、つまり『アイアンマン』が公開されたとき、開巻いきなり響きわたるハードロックがすべての変化の始まりでした。そこにはすべての予兆が含まれていたと、今ならはっきりとわかります」(本書まえがきより)
【目次】
はじめに/PROLOGUE(添野知生)
PHASE01
アイアンマン
インクレディブル・ハルク
アイアンマン2
マイティ・ソー
キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
アベンジャーズ
COLUMN My Best Songs in MCU MCU「あの曲、あの場面」ベスト3(1)
PUNPEE
北村紗衣
PHASE02
アイアンマン3
マイティ・ソー/ダーク・ワールド
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
PLAYLIST メレディス・クイル選曲『Awesome Mix 完全版』(C)Spotify
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
アントマン
COLUMN My Best Songs in MCU MCU「あの曲、あの場面」ベスト3(2)
宇多丸(RHYMESTER)
荻上チキ
PHASE03
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
ドクター・ストレンジ
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
スパイダーマン:ホームカミング
マイティ・ソー バトルロイヤル
ブラックパンサー
COLUMN 映画全体を外側から見つめ直す立体的なアルバム「Black Panther: The Album」解説(小林雅明)
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
アントマン&ワスプ
キャプテン・マーベル
アベンジャーズ/エンドゲーム
スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
おわりに/EPILOGUE(高橋芳朗) -
ずっとパンクでニューウェーブ
「直の先輩の頭の中を覗いてみよう」藤原ヒロシ
「完ちゃんが持ってるPOPな感覚、
それは私の大好物なのであります」小泉今日子
祝KAN暦! 東京ブラボー、ピテカン、ツバキハウス、タイニー・パンクス、MAJOR FORCE――
79年のデビューから現在まで、独自のセンスで日本のカルチャーを牽引する高木完による初単行本。
著者だから実現した豪華ゲストとの「in the Flesh(=生の、実際の、生きた)」なトークは、
東京ポップカルチャー黎明期の貴重な証言が満載。
【収録ゲスト】
ヤン富田、近田春夫、高橋盾 (UNDERCOVER)、大貫憲章、NIGO(R)、小泉今日子、宇川直宏(DOMMUNE)、細野晴臣、小西康陽、戸川純、レック (Friction)、K.U.D.O (MAJOR FORCE)、EYE、YoshimiO
J-WAVE(81.3FM)「TOKYO M.A.A.D SPIN」放送中!
「誰でもできる」ってのが音楽の進化だったりする。
それまで無価値とされていたものに価値を見出したり、
パンクだったらパンクで難しいコードは知らないけど、とか、
ニューウェーブなら「そのほうが面白いのができるんじゃ?」みたいな。
僕にとって「このアイディアを曲にしよう」というはじまりはヒップホップからだった。
発想の転換、大きな文化運動。
(本文より)
メインビジュアル スケシン
ブックデザイン 河村康輔
企画・構成 平井有太
【目次】
はじめに
いくつかの場面
かんちゃん→KAN→完
見る前に飛べ
スタインウェイのピアノ
ドラムセット
ジョン・バリー『007の世界』
「勝ち負けとか嫌だわ」
「ハイウェイ・スター」
フィンランド人の血
ジョニー・ロットンの衝撃
バンド名は「KEEP」
PYG「花・太陽・雨」
内田裕也と近田春夫
FLESHでデビュー
ジャングル・ブラザーズ
8 1/2
プラスチックス
大貫憲章
ヒップホップもニューウェーブ
東京ブラボー
ピース・オブ・マウンテン
RUN-DMC「ロック・ボックス」
ピテカン
ヤン富田
ヒップホップ
価値観を変える発想
MAJOR FORCEと『MESS/AGE』
『スチャダラ大作戦』
『フルーツ・オブ・ザ・リズム』
チープ・シック
モチベーション
レック
センスの話
異形
ラジオ
ECD
東京 IN THE FLESH
01_ヤン富田
02_近田春夫
03_高橋盾(UNDERCOVER)
04_大貫憲章
05_NIGO(R)
06_小泉今日子
07_宇川直宏(DOMMUNE)
08_細野晴臣
09_小西康陽
10_戸川純
11_レック(Friction)
12_K.U.D.O(MAJOR FORCE)
13_EYE
14_YoshimiO -
「ジョニー、そろそろ黙ってもらおうか。ここからはオレが話す番だ」
「パンクの定義」を根底から覆す禁断の書。
盗め! 盗め! 盗め!
ボウイの機材一式、ストーンズのコート、メンバー全員の彼女──。
窃盗、セックス、酒、ドラッグ──すべてに溺れ、生き返った男。
セックス・ピストルズのオリジナルメンバーによる超絶アナーキーな生き様。
2022年、テレビドラマ「Pistol」原作本。
監督:ダニー・ボイル(「トレインスポッティング」など)
オレはミッキー・マウスのような子どもだましのインディー・レーベルではなく、
大きなレコード会社が好きなんだよ。これもパンクに対する誤解のひとつだ。
「自分で雑誌を作って、自分のレーベルを立ち上げるんだ」てなさ。
そんなのクソ喰らえだ。趣味でやるわけじゃねえんだよ。
(本文より)
後に続くパンクやポストパンクのバンドが「演奏できないこと」を強調していたが、
どれだけオレたちが訓練していたのか理解していない。
あの「誰でもできる」というパンクの要素。
オレたちはそれとは正反対、スタジオではガチで全力投球していた。
(本文より)
【目次】
序文 クリッシー・ハインド
PART I BEFORE ─ピストルズ前─
PART II DURING ─ピストルズ中─
PART III AFTER ─ピストルズ後─
付録──ロックンロールじゃないもの -
一過性のポップアイドルの枠を超えた才能豊かなアーティストグループというだけでなく、若者の代弁者、メッセージの発信者として世界中をとりこにしているBTS。 彼らの成長の足跡を写真とともにたどりつつ、BTSがなぜ世界を魅了するにいたったかを多面的に分析します。 1部(BLOOD)では、BTSの原点およびヒストリーとして、デビューから世界に進出するまでのBTSを描きます。 メンバー紹介はもちろん、彼らの活躍に欠かせないサウンド面、ビジュアル面の主要なコラボレーターメンバーを紹介します。 2部(SWEAT)では、彼らの音楽を分析。 『学校三部作』から『MAP OF THE SOUL』シリーズまで、各アルバムの特徴と背景、全曲コメントを掲載。 また、「MAP OF THE SOUL」について、ユング心理学者マレイ・スタイン博士(『ユング 心の地図』青土社刊の著者)と著者が対談し、アルバムに見られるユングの影響を分析します。 3部(TEARS)では、BTSの現代性に着目。 ファンダム(ARMY)との密接な連帯、インターネットを使っての発信、音楽を通して現代社会へ発するメッセージなどを解説します。 豊富なビジュアルを含む圧倒的な内容で、BTSの世界観をより深く味わえる永久保存版の1冊となっています。
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なぜ、スピッツはこれほどまでに愛されるのか?
ポップでマニアック、優しく恐ろしく、爽やかにエロティック。
稀代のバンドの魅力を「分裂」というキーワードで読み解く画期的論考。
【目次】
第1章 密やかさについて ─ “個人”と“社会”
第2章 コミュニケーションについて ─ “有名”と“無名”
第3章 サウンドについて ─ “とげ”と“まる”
第4章 メロディについて ─ “反復”と“変化”
第5章 国について ─ “日本”と“アメリカ”
第6章 居場所について ─ “中心”と“周縁”
第7章 性について ─ “エロス”と“ノスタルジア”
第8章 憧れについて ─ “人間”と“野生”
第9章 揺動(グルーヴ)について ─ “生”と“死” -
モーニング娘。とは何だったのか
『BUBKA』連載のプロインタビュアー・吉田豪インタビュー「証言モーヲタ ~彼らが熱く狂っていた時代~」が、大幅に加筆されて待望の単行本化!
「モーニング娘。」とは何だったのか──彼女たちと出会い、人生を大きく変えられた15人に、吉田豪が迫る!
「モーヲタ」として青春を捧げたあの頃の「情熱」と「笑い」、「涙」、「狂乱」の証言録。
【単行本特別収録】宇多丸(RHYMESTER)
[内容紹介]
証言・1 掟ポルシェ──何かに熱狂的になる姿を見せることによっていまの自分があって、人にもそう認識されてるだろうなって
証言・2 コンバットREC──文化祭よりももっと熱狂的な、リオのカーニバルが2年間毎日続いたような感じというか
証言・3 もふくちゃん──アイドルがホントにアイコンだった時代だったから神格化がすごくて、みんなのなかに文学が生まれたんですよ
証言・4 杉作J太郎──なんという素晴しい人々がここに集ってるんだろうということで、その日から僕のモーニング娘。は始まった
証言・5 小板橋英一──人生こんなに楽しいことはもうないだろうから狂えるだけ狂ったほうが、みたいに思ってた
証言・6 久保内信行──面倒くさいヲタが総計で10人ぐらい住んでるビルがあって、僕もそこに住んでました
証言・7 嶺脇育夫──狂ってる人たちを眺めるのが好きだったんですよね、僕はたぶんそれできないから
証言・8 サムライ──当時は子供用品でミニモニ。の服が売ってて、それを無理やり着てました
証言・9 劔樹人──ハロプロに昔の恩返しをしていくぞっていう気持ちだけでやってきてるんで
証言・10 ピストル──加護ちゃんが戻ってきたら時間を全部使いたい、じゃあサラリーマンを辞めようって
証言・11 ロビン前田──ヲタ汁まみれの会場で見知らぬ獣みたいな匂いを漂わせたヤツらと抱き合って「最高! 最高! 」ってなって
証言・12 うたか──『爆音娘。』で全裸で建物の外に飛び出したら上からパンツが降ってきて
証言・13 岩岡としえ──後藤真希にハマッてからですね、狂っていったのは。ひとりだけオーラが違ったんですよ
証言・14 ごっしー──「見返りを求めるな」ってことです。いくら応援したからといって何が返ってくるわけでもない
証言・15 宇多丸──あのときのモーニングとそのムーブメントみたいな、完全にトチ狂ってしまったみたいなことは二度はないんじゃないかなっていう気がしますね
[著者紹介]
吉田豪(よしだ・ごう)
1970年、東京都生まれ。プロインタビュアー/プロ書評家/コラムニスト。編集プロダクションを経て『紙のプロレス』編集部に参加。そこでのインタビュー記事などが評判となり多方面で執筆を開始する。現在、雑誌・新聞に多数の連載を抱えるほか、テレビ・ラジオ・ネットなど様々なメディアにでも活躍中。今までに格闘家、プロレスラー、アイドル、芸能人、政治家と、その取材対象は多岐にわたる。著書に『人間コク宝』シリーズ(コアマガジン)『聞き出す力』『続 聞き出す力』(日本文芸社)『吉田豪の空手☆バカ一代』『吉田豪の“最狂"全女伝説』『吉田豪のレジェンド漫画家列伝』『吉田豪と15人の女たち』『吉田豪の部屋の本──@猫舌SHOWROOM──』(白夜書房)などがある。 -
「バンドは、つづければ、つづけるほど、よくなるんだよ」
──佐藤伸治
デビュー30周年記念出版。
フロントマン佐藤伸治をデビュー前から
間近で取材し続けた著者が鮮やかに蘇らせる、
90年代を駆け抜けた伝説のバンドの軌跡。
今でも新たなファンが生まれ、国内外で高い評価を受ける
フィッシュマンズの決定版評伝。
増補新版、未公開写真+プロモ用ミニブック
「after GO GO ROUND THIS WORLD」「Stop-Action Fishmans」収録で復刊。
「独自の分析と深い愛情が、
今も圧倒的なエネルギーで迫ってくる。
フィッシュマンズを鳴らし続ける僕らの気持ちは、
この本を読めばわかる」
──茂木欣一
あなたが、自らのなかに「欠落がある」と感じるのだったら、
佐藤伸治が、フィッシュマンズが身を賭して作り上げた作品の数々は、
きっと役に立つはずだ。(「はじめに」より)
ドキュメンタリー映画「映画:フィッシュマンズ」
2021年7月9日全国公開。
【目次】
二〇二一年のまえがき
はじめに
第1章 90年12月 「きょうは、シンジは、いません」
第2章 91年 らしくない大器、デビュー
第3章 92年 涙ぐむような音楽
第4章 92年 ラジオ・デイズ
第5章 93年 新しいヤンキーたちの夜明け
第6章 94年1月~6月 渋谷は燃えているか?
第7章 94年6月~12月 「夕焼けの色だよ」
第8章 95年 「まだ夏休みは終わってない」
第9章 96年 空中のシーズン
第10章 97年~98年 残響の彼方へ
第11章 1999年3月15日、3月20日
それから
さらに、それから
[付録]after GO GO ROUND THIS WORLD/Stop-Action Fishmans -
アーティストと名曲で読む、K-POP
彼/彼女たちは、いかに乗りこえ、聴くものを魅了してきたか。
ソテジ・ワ・アイドゥルやH.O.T.の黎明期、BoAやKARAの躍進、BLACKPINKやBTSの世界進出、さらにはYUKIKA、LOONAなどのK-POPの未来を描くアーティストまで。
今では、世界中が熱狂する音楽になったK-POP、その軌跡を名曲とアーティストで追う。
【目次】
はじめに “ビビンバ的発想”が世界を魅了する
chapter1 反抗と10代 ~時代を切り開いたアイドルたち~
chapter2 斬新なアイデアとコンセプト ~K-POP大航海時代をサバイブするアーティストたち~
chapter3 ガールクラッシュ ~ジェンダーと社会通念への挑戦~
chapter4 オーディション ~K-POP人気を支える多彩な番組~
chapter5 K-POPのその先へ ~未来を描くアーティストたち~
chapter6 花咲くインディーズカルチャー ~多彩な魅力で聴かせるアーティストたち~
おわりに K-POPの勢いに魅せられて -
ライブツアーで訪れた全国36か所の街を、1年かけて歩き回った森高千里。素顔がいっぱいのフォトエッセイは、2019年の日本の街の記録でもあります。クラゲに癒された加茂水族館、商店街からの富士山の絶景、見事な紅葉の中、訪れた熊谷ラグビー場、コスモス畑が美しかった西条市の棚田、食べ歩きと買い物に熱中した近江町市場や黒門市場……。地元の人気店を訪ね、名産品を食べ、実際に「おいしい!」と思った食べ物も多数紹介しています。「同じような風景、人のいない商店街、そんな寂しい現状もありました。でも大切に残された街や、活性化しようとする若者達にも会いました。この本が、まだ知らない日本の街の魅力に気づくヒントになればいいなと思います。みんなの『生まれた街』『育った街』、そして日本全国の『この街』が元気になりますように」(森高千里)
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日本のパンクロックの元祖・遠藤ミチロウの第一エッセイ集。著者が自著の中でも最も愛した本。「この一冊で、あの(THE STALIN)デビューから解散まで(80~85年)自分が何を考えていたのか、あらゆる角度から手にとるようにわかるのだ」。破壊的で土着的。吉本隆明との83年の対談を収録。文庫化に際し、詩、未収録エッセイも収録。【※紙書籍版に含まれる歌詞は、本電子書籍には含まれません。】
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それは「心のふるさと」だった
今なお、四〇パーセント台の視聴率を誇る、紅白歌合戦。「紅白」の歩みは、私たち日本人の歩みでもあった。美空ひばり、坂本九、山口百恵、都はるみ、SMAP、美輪明宏……。大晦日の夜、時代を彩る歌手が一堂に会し、その年のヒット曲を、懐かしの歌を、心に残る名曲を歌い上げる。時代とともにそのあり方を変えながら、国民的テレビ番組であり続ける「紅白」に、私たち日本人は何を求めてきたのか。今日に至るまでの「紅白」の歴史をたどり直し、日本人の心の軌跡を描き出す渾身作! -
笑いと涙の青春エッセイ!
1959年から79年まで、音楽家・大友良英が、幼少期から思春期までに影響を受けた、歌謡曲、ポップス、ロックやフリージャズの数々と、抱腹絶倒のダメダメ話。楽器なんて全然できないくせに尽きない音楽への憧れが巻き起こす、笑いと涙の青春エッセイ! -
2016年にデビュー50周年を迎えた森山良子さん。雑誌「家庭画報」連載に、新たな書き下ろしエッセイや森山直太朗さんとの特別対談などを加え、“森山良子50周年記念本”として単行本化。日本のミュージックシーンの知られざるエピソードも満載の珠玉の一冊です。
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
生きてみると、
思い出したくないことが増えるけど
さらに生きてみると、
思い出しても平気なことも増える。
恋愛、結婚、仕事、老後…惑うなら今だし!
シンガー・土岐麻子の初エッセイ集
土岐麻子の歌詞、エッセイ、Instagram、Twitterから、あなたの心に突き刺さり、明日への元気が湧いてくる言葉を選りすぐりました。「わかる~!」と笑ってしまうくだらない瞬間から、生きる意味や男女の真理、アイドル論、街で見かけた気になる光景、ポップミュージック論、昨夜見た夢の話まで、土岐麻子の世界を味わえる一冊です。
● 書きおろしエッセイ
● 故郷の代々木上原を訪ねた撮りおろし写真
● Instagram、Twitterから選りすぐりの言葉、写真、イラストを掲載
● OLみちこと同居人のひよこちゃんの愛憎入り交じる爆笑マンガ「ひよこ劇場」(作・画 土岐麻子)
● 描きおろしひよこちゃん福笑い
● 貴重な子ども時代の写真を公開
● 特別収録〈語りおろし対談〉
ジェーン・スー×土岐麻子
「私達はよくも悪くも、人前に出て『とにかく私を見て!』というのが本当に苦手」
柚木麻子×土岐麻子
「90年代はすごく正解が少なかったって思います。」 -
ビートルズのメンバー不和や、解散、再結成レコーディングの裏側にあったものは何か。金銭問題をはじめ、これまでの通説以外の解散の理由を数多くの証言や資料から明らかにし、解散前と、解散後から現在までのメンバーの活動と人間関係をリアルに描いた巨艦ノンフィクション。日本版オリジナル1967年~2004年のディスコグラフィ(主なツアー、プライベートイベントを含む)付き。
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楽譜も読めなかった大学生が、いきなりプロのドラマーに。折しも1970年代半ば、大衆音楽界は空前の激動期を迎えていた。夥しいアーティストたちを眺めてきた著者が綴る彼らの素顔と音楽業界の実像。これは、かつて書かれたことのなかった、そしてビッグスターたちには決して語り得なかった、日本ポップス発展期の貴重な証言史でもある!
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