『思想、細見和之(実用、新書)』の電子書籍一覧
1 ~8件目/全8件
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ホルクハイマー、アドルノ、ベンヤミン、フロム、マルクーゼ……。一九二三年に設立された社会研究所に結集した一群の思想家たちを「フランクフルト学派」とよぶ。彼らは反ユダヤ主義と対決し、マルクスとフロイトの思想を統合して独自の「批判理論」を構築した。その始まりからナチ台頭後のアメリカ亡命期、戦後ドイツにおける活躍を描き、第二世代ハーバーマスによる新たな展開、さらに多様な思想像の未来まで展望する。
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事物や歴史の中に眠り込んでいた夢の巨大な力を解放すること――それがベンヤミンのパサージュ・プロジェクトだった.「文学史,ユゴー」「無為」などの断章や,初期の草稿「土星の輪あるいは鉄骨建築」, 『パサージュ論』をめぐる書簡を収録.引用文献一覧,人名総索引を付す.全5巻完結.
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産業と技術の進展によってユートピアは訪れるのか.初期社会主義者の忘れられた側面を救出する「サン=シモン,鉄道」「フーリエ」,商品生産や価値理論から労働の意味を考察する「マルクス」,新たな技術による文化的変容を論じる「写真」,革命や蜂起の諸相を拾う「社会運動」などの項目を収録.断片の伝えるベンヤミンの世界.(全五冊)
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夢と覚醒の弁証法的転換に,ベンヤミンは都市の現象を捉え,根源の歴史に至る可能性を見出す.集団的意識・想起から歴史を再考する[K],都市を歩く遊歩者の視線をつづる[M],認識方法についてのマニフェスト[N]など,思想的方法論や都市に関する諸断章を収録.(全五冊)
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遊歩,アレゴリー,メランコリー….資本主義をめぐるベンヤミンの歴史哲学は,ボードレールの「現代性(モデルニテ)」の探究に出会う.『パサージュ論』の中で最大の断章項目「ボードレール」のほか,「蒐集家」「室内,痕跡」を収録.(全五冊)
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パリにナチスが迫る間際まで書き綴られた膨大なメモ群はバタイユらに託され,かろうじて生き残った.一九世紀パリに現れたパサージュをはじめとする物質文化に目を凝らし,人間の欲望や夢,ユートピアへの可能性を考察したベンヤミンの畢生の労作.(全五冊)
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抽象的思考ではアイデンティティ/他者性という問題の核心には到達しえない。肝心なのは個々の「私」におけるその在り方である。プリーモ・レーヴィ、パウル・ツェラン、金時鐘という具体的な表現者に即して、この問いを考える。
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ヨーロッパを揺るがしたナポレオン戦争、普仏戦争、第一次・第二次世界大戦、そして現在、カントからハーバーマス、デリダにいたる思想家は戦後、いかに戦争について思考していったのか。
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