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『経済、姉崎慶三郎、21~30冊(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~14件目/全14件

  • さっと読めるミニ書籍です(文章量12,000文字以上 13,000文字未満(10分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    毎日、ガス給湯器を使ってお風呂に入っているのに、ガス給湯器に関する知識が少ないのは驚くばかりです。

    そもそもなぜガス給湯器は即座にお湯が出るのか、その仕組みを人に説明できるか、ガスは灯油や電気とくらべ熱量がどう違うのか、燃費の違いとは、給湯器の号数とは、などなかなかうまく説明できません。


    また、熱量をカロリーで表現したり、ジュールという単位で表現したり、わけがわかりません。

    あるいは、ガス給湯器には省エネタイプがありますが、どういう仕組なのか。

    考えれば考えるほど、知らないことばかりです。


    そもそものことで恐縮ですが、ガスには都市ガス(LNG)とプロパンガス(LPG)があるが、何がどう違うのでしょうか。

    また、ロシアは天然ガスの産地ですが、ロシアからのLNGの輸入はどうなっているのでしょうか。

    ウクライナに侵攻したあとも、日本はロシアからガスを輸入しているのでしょうか。


    このようにガス及びガス給湯器は知らないことだらけです。

    今回はこのガス給湯器について調べてみますので、最後までお付き合いください。



    【目次】
    第1章 進駐軍のシャワー設置命令
    第2章 なぜガス給湯器は即座にお湯を出せるのか
    第3章 給湯器の種類と普及率 
    第4章 シャワーのある暮らしはいつから始まったのか
    第5章 都市ガスとプロパンガスの違い、そして環境にやさしいわけ
    第6章 ガス給湯器の号数は主に3種類
    第7章 知っておきたいエネルギーの単位ジュール
    第8章 入浴・洗顔・洗髪・食器洗浄での適温とは
    第9章 日本における省エネの歴史   
    第10章 省エネ高効率給湯器
    第11章 ロシア産天然ガスの罠


    【著者紹介】
    姉崎慶三郎(アネザキケイザブロウ)

    千葉市在住。

    元商社勤務。

    海外駐在員歴2回。

    長年の海外ビジネス経験を生かして、当時合格率8・4%で、日本全国で400名もいない超難関貿易資格「ジェトロ認定貿易アドバイザー」を取得。

    自身の50年に渡る貿易実務経験と、ふれあった多くの先輩や国内外の取引先企業の方たちから学んだことを貿易のプロをめざす人に伝えるため執筆を続けている。

    ペンネームは英語教師だった祖父の名前。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量11,000文字以上 12,000文字未満(10分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】
    なぜ水栓金具にめっきをするのか不思議に思ったことはありませんか。

    水栓金具の本体はたいてい真鍮という銅と亜鉛の合金でできていて、銅そのものに抗菌作用があるから、そのままでもいいのに、あえてめっきという処理をしているのはなぜでしょうか。

    めっきという言葉、日本語だと知ってましたか。

    そもそも、めっきの原理知ってますか。

    また、機能めっきって知ってますか。

    思えば、工程も知らないし、めっきについては意外に知らないことばかりです。

    それもそのはず、めっきを理解するには、電気、電気化学、金属、機械などのあらゆる知識が要求されるのです。

    今回は、この意外と知らないめっきに焦点を当て、なぜ金具にめっきをするのか、そしてどういう原理でめっきをするのかを解き明かします。

    さらにめっきの歴史、めっきの製造工程、めっきの多様な世界、そしてめっきと公害についても分かりやすく解説してみたいと思います。

    めっきの意外に知らない世界に出会えると思いますよ。

    めっきに関わる文系の方たちの参考になれば幸いです。



    【目次】
    第1章 「めっき」という言葉は何語?
    第2章 なぜ水栓金具にめっきをするのか
    第3章 めっきの歴史
    第4章 めっきの原理
    第5章 めっきの分類
    第6章 めっきの工程 
    第7章 機能めっきの世界
    第8章 めっきと公害


    【著者紹介】
    姉崎慶三郎(アネザキケイザブロウ)
    千葉市在住。元商社勤務。海外駐在員歴2回。長年の海外ビジネス経験を生かして、当時合格率8・4%で、
    日本全国で400名もいない超難関貿易資格「ジェトロ認定貿易アドバイザー」を取得。
    自身の50年に渡る貿易実務経験と、ふれあった多くの先輩や国内外の取引先企業の方たちから学んだことを貿易のプロをめざす人に伝えるため執筆を続けている。ペンネームは英語教師だった祖父の名前。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量12,000文字以上 13,000文字未満(10分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】
    初めて配管の仕事に携わったのは、はるか昔のことです。

    私は文系の営業マンで、その分野に関してはまったくの素人でした。

    そのため、いろいろなことが分からずに苦労したものです。

    専門書を読んでも、どれも文系の人間には敷居が高く、難解な数式が続く理工系書物を眺めては恨んだものでした。

    やがて、居住するマンションの管理組合で理事を2年勤めましたが、結局、配管については深く理解するまでに至りませんでした。

    私が知りたかったことは、上下水道で使われる管材の全体像でした。

    知っていたのは断片的な知識ばかりで、全体像がつかめていないことが私を苦しめていました。

    私は知りたかったことを書くことにしました。

    技術用語や数式によってではなく、歴史を交えつつ、大略的で、文系に優しい言葉で書き始めたつもりでした。

    いざ書き進めると、分からないことばかりの連続で苦労しました。

    でも、私としては、表面しか知らなかった水道の世界を奥深くまで見ることができましたし、他の書物にはない管材の全体像を書けたとも思っています。

    もし、この分野で悩んでいる文系の方に少しでも役に立つ情報が提供できれば幸いです。


    【目次】
    第1章 上水道とは何か
    第2章 下水道とは何か
    第3章 上下水道の仕組み
    第4章 上下水道用管材の全体像
    第5章 配管知識基礎のきそ 


    【著者紹介】
    姉崎慶三郎(アネザキケイザブロウ)

    千葉市在住。

    元商社勤務。

    海外駐在員歴2回。

    長年の海外ビジネス経験を生かして、当時合格率8・4%で、日本全国で400名もいない超難関貿易資格「ジェトロ認定貿易アドバイザー」を取得。

    自身の50年に渡る貿易実務経験と、ふれあった多くの先輩や国内外の取引先企業の方たちから学んだことを貿易のプロをめざす人に伝えるため執筆を続けている。

    ペンネームは英語教師だった祖父の名前。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量11,000文字以上 12,000文字未満(10分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】
    本書は、貿易を担当することになって、何をどこから学んだらよいか分からない初心者の方から、
    ある程度経験も積んで、これから資格取得に挑戦するなど、貿易のプロを目指す方々のために、
    10冊の貿易本をご紹介して、貿易を身につけるための道筋や勉強法を示すことを目的にしています。

    最初はマンガから入ります。次いで、マンガと同じ作者片山先生の入門書を見た後、販路の見つけ方など実践的でユニークな大須賀先生の著作をご紹介し、
    ビジュアル的で読みやすい3冊と、貿易書類の見方を経て、最後は上級者向けの3冊となります。

    本書を書くに当たっては、誰でも読みやすい平易な言葉使いに徹するつもりです。最後までお付き合いください。


    【目次抜粋】
    第1章 片山立志著・もとむらえり作画『マンガでやさしくわかる貿易実務』
    第2章 片山立志著『よくわかる貿易実務入門』  
    第3章 大須賀祐著『初めてでもよくわかる輸出ビジネスの初め方・儲け方』
    第4章 黒岩章著『貿易実務完全バイブル』
    第5章 木村雅春著『知識ゼロでも大丈夫!!貿易実務がぜんぶ自分できる本』
    第6章 布施克彦著『貿易実務の基本と仕組みがよ~くわかる本』
    第7章 山口範高著『貿易書類の見方・書き方』
    第8章 小林晃編『Q&A貿易実務トラブル解決マニュアル』
    第9章 ジェトロ 柴原友範・江尻武之・石川雅啓著『実践貿易実務』 
    第10章 日本貿易実務検定協会編『貿易実務ハンドブックアドバンスト版』


    【著者紹介】
    姉崎慶三郎(アネザキケイザブロウ)
    千葉市在住。元商社勤務。海外駐在員歴2回。
    長年の海外ビジネス経験を生かして、当時合格率8.4%で、日本全国で400名もいない超難関貿易資格「ジェトロ認定貿易アドバイザー」を取得。
    自身の50年に渡る貿易実務経験と、ふれあった多くの先輩や国内外の取引先企業の方たちから学んだことを貿易のプロをめざす人に伝えるため執筆を続けている。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量12,000文字以上 13,000文字未満(10分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    最近では、実にたくさんの製品で「インバータ」が使われています。

    調べてみますと、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、蛍光灯などの家庭用電化製品をはじめ、
    ビルのエレベータ、工場のコンベアやポンプ、食品機械、印刷機械など、多くの産業機械で使われています。

    それでは、インバータとは、いったい何なのでしょうか。

    ごく簡単に言ってしまえば、「インバータは、モータの回転速度を自由に、連続的に効率よく変えることができる装置」です。

    ところが、これより先を説明しようとすると、もともと文系の私には簡単なことではありません。

    電気関係の知識がないために、参考文書を読んでも理解できず、さらに疑問が生じるばかりです。

    例えば、
    ・インバータが具体的にどのように使われているのか説明できない。
    ・交流から直流に変換し、直流を交流に変換する仕組みが理解できない。
    ・そもそも交流と直流が分かっていない。
    ・モータの回転速度を求める公式が理解できない。
    ・コンバータでもインバータでも半導体を使っているようだが、ワケが分からない。
    ・インバータの輸出規制について知りたい。

    本書は、このように今まで電気の基礎知識もないままに、自分の苦手な電気分野と関わるはめになってしまった、悩める文系の方のための解説書です。

    私もそういう文系のひとりとして、できるだけ参考文献などを駆使して、正確な情報を提供し、数式を避け、難解な表現をしないように解説してみようと思います。

    本書では
    第1章「インバータの応用例」
    第2章「モータ回転速度」
    第3章「直流と交流」
    第4章「周波数の歴史」
    第5章「半導体の役割」
    第6章「インバータの輸出規制について」
    を扱います。

    多くの悩める文系の人たちの学びのきっかけになりますように。


    【著者紹介】

    姉崎慶三郎(アネザキケイザブロウ)

    千葉市在住。元商社勤務。海外駐在員歴2回。

    自身の40年に渡る貿易実務経験と、ふれあった多くの先輩や国内外の取引先企業の方たちから学んだことを貿易のプロをめざす人に伝えるため執筆を続けている。

    ペンネームは英語教師だった祖父の名前。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量14,000文字以上 15,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    数学が苦手だったから、経済学部を専攻したのに、講義は毎日微分積分ばかりで、授業中はうわの空。

    物理も化学もからきしだめだったから、営業職を希望すると、仕事はポンプに関係する仕事で、相手は理系ばかり。

    文系だったので、営業職や経理、購買などを選んだのに、あまりにも分からないことが多い毎日。

    もう少しポンプの技術について基礎から学び直したいけれど、多忙な中で本を開くと、むずかしいグラフや数式が多くて、何を読んでも超難解!

    「分からない、分からない、ポンプはむずかしい」と嘆きながら、結局、何もしないで、分からないまま放置して、日常のルーティンをこなすだけで何年にもなってしまい、いつかはしっかりと学び直したいと思う日々。

    本書はそのような悩める文系の人のための解説書です。

    今まで数学も物理も苦手で、ましてポンプの基礎知識もまるでない、多くの文系の方を対象として、できるだけ数式を使わず、まずは「原理」にこだわって、文章だけでポンプについて説明します。

    本書では、第1章「ポンプの原理」、第2章「ポンプの分類」、第3章「渦巻ポンプの構造」、第4章「ポンプの選定について」、第5章「ポンプの性能曲線」、第6章「ポンプのいろいろ」を扱います。

    多くの悩める文系の人たちに、お役に立てれば幸いです。

    【目次】
    第1章 ポンプの原理
    第2章 ポンプの分類 
    第3章 渦巻ポンプの構造
    第4章 ポンプの選定について
    第5章 渦巻ポンプの性能曲線
    第6章 ポンプのいろいろ

    【著者紹介】
    姉崎慶三郎(アネザキケイザブロウ)

    千葉市在住。
    元商社勤務。
    海外駐在員歴2回。
    長年の海外ビジネス経験を生かして、当時合格率8・4%で、日本全国で400名もいない超難関貿易資格「ジェトロ認定貿易アドバイザー」を取得。
    自身の40年に渡る貿易実務経験と、ふれあった多くの先輩や国内外の取引先企業の方たちから学んだことを貿易のプロをめざす人に伝えるため執筆を続けている。
    ペンネームは英語教師だった祖父の名前。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    本シリーズは幕末に起源のある商社から、われわれにパワーを与えてくれるメッセージを受け取ろうとするものである。

    今回大都市東京の有力問屋たちは、どのようなメッセージを与えてくれるだろうか。

    「木綿王」薩摩治兵衛の孫、薩摩治郎八。フランス滞在の10年間で、現在の600億円相当の金額を浪費したといわれ、藤原義江、藤田嗣治、早川雪洲らと親交があった。なぜそのようなことが可能だったのか。

    日比谷平左衛門は鐘紡・富士紡を主催者した紡績界の巨人だが、45歳くらいまで運が悪かった。どのようにして紡績界の巨人になったのか。

    鹿島萬兵衛は父・萬平に協力して紡績会社を設立・経営した。この会社は西洋機械による日本初の民営紡績工場で、「始祖三紡績」のひとつと言われる。

    呉服太物問屋店主として家督を継いだ2代目塚本定右衛門は、「多利僅商」から「薄利広商」に運営方針を変換。飢饉の時には蓄財を村の貧しい人々に放出、砂防工事・山林工事を行い、学校も作った。

    先代柿沼谷蔵の養嗣子となり綿糸業を継ぐ。店舗を移転し業務を拡大すると、起業ブームに乗って、下野紡績社長、東京瓦斯紡績社長、富士瓦斯紡績、東亜製粉、帝国海上保険、第一生命保険などの役員などを務めた。どのようにして綿糸業界の泰斗となったのか。

    本書は歴史好き貿易マンに捧げるパワーメッセージ集第6弾である。幕末から明治にかけて貿易に関わった多くの人たちは先輩から何を受け取り、後輩に何を残そうとしたのか。

    【著者紹介】
    姉崎慶三郎(アネザキケイザブロウ)
    千葉市在住。元商社勤務。海外駐在員歴2回。長年の海外ビジネス経験を生かして、当時合格率8・4%で、日本全国で400名もいない超難関貿易資格「ジェトロ認定貿易アドバイザー」を取得。
    自身の40年に渡る貿易実務経験と、ふれあった多くの先輩や国内外の取引先企業の方たちから学んだことを貿易のプロをめざす人に伝えるため執筆を続けている。ペンネームは英語教師だった祖父の名前。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    横浜開港場は、浦賀沖に黒船が来航した後、諸外国の圧力に屈した徳川幕府が、1859年6日2日、世界に向けて開いた貿易窓口である。

    周囲を流れる堀切りによって隔離され、出島さながら関所も設けられたので、その区域一帯は「関内」と呼ばれた。

    海側から関内を眺めると、日本大通りを境に開港場の右側に日本人街、左側に外国人居留地が広がり、
    世界中から一攫千金を夢見た商人が集まって、欲望と期待と不安が入り混じった猥雑なる賑わいを見せていた。

    居留地の外国商人は、開港場から10里40キロまでしか外出できなかったので、貿易取引は開港場内において行われ、
    外国人が日本から輸出する場合は「売込商」と呼ばれる日本人商人から輸出品を購入し、日本へ輸入する場合は「引取商」とよばれる商人へ輸入品を販売した。

    今、われわれはこの横浜開港場における売込商と買取商のことを「横浜商人(地元では浜商人)」と呼び、
    彼らの発するエネルギー溢れるメッセージを聞き取ることにしよう。

    本書は、歴史好き貿易マンに捧げるパワーメッセージ集第5弾である。

    今回は横浜開港場において活躍した横浜商人5人のパワーメッセージを探ってみよう。


    【著者紹介】

    姉崎慶三郎(アネザキケイザブロウ)

    千葉市在住。元商社勤務。海外駐在員歴2回。

    長年の海外ビジネス経験を生かして、当時合格率8・4%で、日本全国で400名もいない超難関貿易資格「ジェトロ認定貿易アドバイザー」を取得。

    自身の40年に渡る貿易実務経験と、ふれあった多くの先輩や国内外の取引先企業の方たちから学んだことを貿易のプロをめざす人に伝えるため執筆を続けている。

    ペンネームは英語教師だった祖父の名前。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))


    【書籍説明】

    このシリーズは、幕末に起源がある商社に繋がる人たちの人生をたずねて、彼らからメッセージを聞き取り、大いにインスピレーションを得ようとするシリーズである。

    これまで坂本龍馬をはじめ登場した人物はみな日本人であった。

    今回は角度を変えて日本の居留地に進出した外国商館5社からのメッセージを受ける。


    日本に進出してきた外国商社の中でもっとも有名な企業はジャーディン・マセソン商会(以下JM商会)だろう。

    巨大イギリス商社としてアヘン戦争で清国と深く関わると、長崎では代理店グラバー商会が日本の幕府及び西南諸藩と深く関わって両国の歴史に名を残した。

    サッスーン商会もまた清国とのアヘン貿易で名を馳せた大商社だったが、意外にも、日本の居留地貿易ではJM商会を除くと、大商社は成功せず、デント商会などは日本に進出後間もなく倒産した。

    ただし、サッスーン商会はやがてサッスーン財閥となり、ユダヤ系7大財閥と呼ばれる。


    オーガスティン・ハード商会はアメリカの商社で、やはり中国へ進出して茶とアヘンを扱っていたが、特筆すべきは「苦力(クーリー)」と呼ばれる擬似奴隷集団を中国から北米大陸などへ「輸出」したことである。


    クニフラー商会はドイツの商社である。

    1859年に長崎で設立され、土佐藩と艦船ビジネス及び樟脳一手販売で約定を結ぶが、土佐藩の契約不履行で、問題となる。

    後藤象二郎・岩崎弥太郎と交渉したことで知られる。


    シイベル&ブレンワルド商会は横浜で設立されたスイスの商社である。

    生糸輸出に関しては、開港直後はJM商会が資金力に物を言わせて貿易を独占したが、中小商社の時代になると、シイベルは生糸の改良や新規市場として米国市場を開拓するなどの貢献をした。


    当時貿易の主導権が外国側にあったのは、不平等条約で守られていただけではない。

    世界のネットワークを駆使しながら、自社で船舶と銀行を保有して、人材・商品・資金・情報・流通の面ですべて外国側が勝っていたからである。


    日本の商人たちは外国商社を「商館」と呼び、「商館」との取引から貿易のノウハウを学んでいった。

    当時の日本人が感じたであろう貿易に関する刺激を再現できればいいなと考えている。
  • 説明文

    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    商社が生まれた起源は、幕末の志士坂本龍馬の「亀山社中」とも、幕閣小栗上野介が構想した「兵庫商社」とも言われる。

    このシリーズは、その幕末商社の起源から繋がる人たちの人生をたずね、残されたメッセージから、大いにインスピレーションを得ようとするものである。

    今回登場するのは海援隊(亀山社中)で龍馬と行動をともにし、条約改正などで活躍するも日清戦争で苦しむ「陸奥宗光」。

    龍馬と同じ年に生まれ、最近ではNHKの朝ドラや大河ドラマでも人気が出て、大阪経済に貢献するも忘れられた人だった「五代友厚」。

    その五代も登場する大河ドラマ『青天を衝け』の主人公となり、2024年からは新1万円札の顔になる「渋沢栄一」。

    五代が登場した朝ドラ『朝が来る』の主人公で、明治を代表する女性実業家、夫は日本綿花発起人のひとり「広岡浅子」。

    陸奥、渋沢とも縁が深く、足尾銅山の大鉱脈を発見して莫大な利益を得るが、鉱毒事件で歴史の影も味わう「古河市兵衛」。


    今回の5人の人生を要約してみた。

    彼らは商社で働いていたわけでも、貿易の実務に関わったわけでもない。

    しかし、彼らの貿易に関する貢献は、条約改正、大阪経済への貢献、機械式紡績工場設立、繊維商社設立、鉱工業近代化、など貿易のインフラを整備したことである。

    歴史には光と影がある。今回は少し影の方にも気を配って書いてみようと思う。

    本書はそういう彼らの人生を訪ねて書かれた、歴史好き貿易マンに捧げるモチベーションアップのためのメッセージ集である。



    【著者紹介】
    姉崎慶三郎(アネザキケイザブロウ)
    千葉市在住。元商社勤務。海外駐在員歴2回。
    長年の海外ビジネス経験を生かして、当時合格率8・4%で、日本全国で400名もいない超難関貿易資格「ジェトロ認定貿易アドバイザー」を取得。
    自身の40年に渡る貿易実務経験と、ふれあった多くの先輩や国内外の取引先企業の方たちから学んだことを貿易のプロをめざす人に伝えるため執筆を続けている。
    ペンネームは英語教師だった祖父の名前。
  • 説明文

    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    商社の起源は、幕末期に坂本龍馬がつくった貿易会社「亀山社中」だと言われている。
    また、それより少し後、江戸幕府の勘定奉行などを歴任した小栗上野介(おぐりこうずけのすけ)が建議した「兵庫商社」という会社があり、ここで初めて商社という言葉が使われたとされる。
    いずれも外国との取引に従事する「貿易商社」として設立された民間企業である。

    当時の日本の貿易は居留地で行われたので居留地貿易と言われ、日本企業は居留地の外国企業と取引した。
    亀山社中が取引した相手はトーマス・ブレーク・グラバーの「グラバー商会」であった。

    小栗上野介が官軍に斬殺されると、その遺族をかくまったのが、三井組の大番頭となった三野村利左衛門で、彼はやがて三井物産設立に関わることになる。
    また、龍馬の暗殺後海援隊を引き継ぎ、グラバーとも関係が深く、三菱財閥及び三菱商事の創業者となるのが岩崎弥太郎である。

    このように商社の起源を探ってゆくと、坂本龍馬、小栗上野介、トーマス・グラバー、三野村利左衛門、岩崎弥太郎の5人が深く関わり、現代にまで大きな影響を与えていることが分かる。

    ただし、この5人が生きた時代は、現代のように民間企業が自由に海外に赴き、海外企業と直接取引ができる時代ではなく、
    同時に明治初期の国家財政はきわめて弱体で、多くのインフラが未整備であったから、政治家と実業家が利用しあう政商の時代にならざるをえなかったので、
    現代の商社のイメージとは異なっていたことを理解しなければならない。

    それでは幕末から明治初期の極めて制限の多い環境の中で、彼らは商社の起源に関わるどのような仕事をして、どのような言葉を将来の人に残したのであろうか。
    本書は、歴史好き貿易マンに捧げる5人が残したパワーメッセージ集である。


    【著者紹介】

    姉崎慶三郎(アネザキケイザブロウ)

    千葉市在住。元商社勤務。海外駐在員歴2回。長年の海外ビジネス経験を生かして、当時合格率8・4%で、日本全国で400名もいない超難関貿易資格「ジェトロ認定貿易アドバイザー」を取得。
    自身の40年に渡る貿易実務経験と、ふれあった多くの先輩や国内外の取引先企業の方たちから学んだことを貿易のプロをめざす人に伝えるため執筆を続けている。ペンネームは英語教師だった祖父の名前。
  • 【書籍説明】

    日本人には台湾好きが多い。
    多くの国民が台湾に親しみを抱いている。
    同様に台湾にも親日的な人が多い。
    数字で見ると、2018年では台湾人の6割近くが一番好きな国は日本であると答えている。

    それを証明するかのように日本のカジュアル衣料店や飲食チェーン店などが多数台湾に進出して、ここ10年で台北市内でかなり目立つ存在になった。
    同時に日本の製造業の進出も多く、2019年の対台湾投資額のトップは製造業で56%を占めている。

    親日的であること以外にも台湾にはいろいろなチャンスがある。
    本書は、台湾に興味のある方、これから台湾進出を検討している方、またすでに進出している方のために書いた。本書が新たなヒントとなり、参考になれば幸いである。

    第1章では、アメリカ輸出における日台の補完関係を「ゴールデントライアングル」という言葉で表現する。アメリカの「市場提供」、日本の「技術・設備提供」、台湾の「輸出志向型経済」という骨格である。
    第2章では、台湾が中国に投資することによって、補完関係が変容するまでの過程を追う。アメリカの「市場提供」は変わらないが、「技術の日本」、「量産の台湾」となる。
    第3章では、台湾人の親日感情を深掘りする。調査ではもっとも親日的世代は高齢者世代ではなく、30代である。それはなぜか。
    第4章では、台湾企業の特徴である中小企業のOEMについて観察する。
    第5章では、台湾人の特徴についてまとめてみる。
    第6章では、日台ビジネスの現状と台湾進出のメリット・デメリットについて。
    第7章では、ちょっと貿易を離れて、台湾で脳梗塞になり入院して知った「台湾の病院事情」を書いてみた。あまり見たことのないレポートだと思う。

    【著者紹介】

    姉崎慶三郎(アネザキケイザブロウ)

    千葉市在住。元商社勤務。海外駐在員歴2回。長年の海外ビジネス経験を生かして、当時合格率8・4%で、日本全国で400名もいない超難関貿易資格「ジェトロ認定貿易アドバイザー」を取得。
    自身の40年に渡る貿易実務経験と、ふれあった多くの先輩や国内外の取引先企業の方たちから学んだことを貿易のプロをめざす人に伝えるため執筆を続けている。ペンネームは英語教師だった祖父の名前。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度)

    【書籍説明】

    日本の貿易史は、対中国貿易の歴史である。

    その長い歴史の中で培ってきたものがある。

    それは「外交は進めないが、貿易は進める」というものである。

    一方、第2次大戦後の貿易は、アメリカとの歴史である。

    それは中国との関係と違い、政治も経済も軍事も含めた同盟関係である。

    日本は両国との貿易摩擦に苦しんできた。

    日本は過去の貿易摩擦をどのように乗り越えてきたのか。

    その歴史を振り返る。



    【目次】
    1.160年間最大の貿易相手国は?
    2.三環節論のその後
    3.日本の高度成長は加工貿易がもたらしたのか?
    4.日米貿易摩擦はどうなったのか?
    5.貿易赤字は悪か?  
    6.日中国交正常化までの歩み
    7.日中間の問題を乗り越えて


    【著者紹介】

    姉崎慶三郎(アネザキケイザブロウ)

    千葉市在住。

    元商社勤務。

    海外駐在員経験2回。

    長年の海外ビジネス経験を生かして、当時合格率8.4%で、日本全国で400名もいない超難関貿易資格「ジェトロ認定貿易アドバイザー」を一浪して取得。

    自身の40年に渡る実務経験と、ふれあった多くの先輩や国内外の取引先企業の方たちから学んだことを貿易のプロをめざす人に伝えるため執筆を続けている。

    ペンネームは英語教師だった祖父の名前。

    … 以上まえがきより抜粋
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量8,000文字以上 9,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の16ページ程度)

    「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。
    自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。
    是非、お試しください。


    【書籍説明】
    さあ、みんなで台湾へ行こう。ぼくらが今何を持っていて、何をなくしてしまったかを台湾で知ろう。

    【目次】
    1.寄付市場について
    2.米国の水平分業と台湾のEMS戦略
    3.西洋医学と東洋医学の融和
    4.台湾の建物
    5.外国人労働者受け入れ
    6.世界のCSR(社会貢献)競争が始まっている
    7.台湾と中国、この奇妙な関係

    【著者紹介】
    姉崎慶三郎(アネザキケイザブロウ)
    ・ライター
    ・商社勤務中は海外駐在を30代で6年、50代で2年体験する。
    業務から営業・総務・人事・経営まで経験を積む。
    ・現在は2015年9月から始めたクラウドソーシングによりライティングとカメラを生活の中心とする。
    ・ライティングの得意分野は海外を含むビジネス全般。
    ・ペンネームは祖父の名前。英語教師だが海外に行ったことがない祖父に、海外を見せたい思いからペンネームとした。… 以上まえがきより抜粋

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