『経済、新シリーズ55%還元 全対象作品、小学館文庫(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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日本裏面史を「貫通」する公安警察小説!
昭和・平成の日本裏面史を「貫通」する公安警察小説!
かつて田中角栄邸を警備していた警察官・砂田修作は、公安へと異動し、時代を賑わす数々の事件と関わっていくことになる。
ロッキード、東芝COCOM、ソ連崩壊、地下鉄サリン、長官狙撃……。
それらの事件には、警察内の様々な思惑、腐敗、外部からの圧力などが複雑に絡み合っていた――。
圧倒的スケールで激動の時代の暗闘を炙り出す、前人未踏の警察大河ミステリー!
※この作品は単行本版として配信されていた作品の文庫本版です。 -
汗と涙と歯ぎしりのサラリーマン奮闘小説!
「俺は<異物>だ、負けてたまるか!」――学もない、金もない、失うものは何もない。試されるのは生きる力だ!
戦後の動乱期、横浜のドヤ街で当たり屋稼業をして暮らす「テン」こと小柴俊太は、幼馴染の麻生と偶然再会した縁で、料亭の下足番として雇われる。
ある日、麻生の上司でムーンヒルホテルの次期社長・月岡光隆に見出され、彼の運転手を務めることになる。やがて月岡の会社に就職した俊太は、学歴はないものの、独創的なアイデアと度胸で次々に実績を挙げ、異例の出世をしていく。
さらに麻生のアイデアで結婚式事業を成功させた俊太は、寛司と共に、月岡に招かれる。そこで持ちかけられた新たなビジネスとは……!?
企業小説の旗手・楡周平が会社に蔓延る「男の嫉妬」の恐ろしさを描ききる。
※この作品は単行本版として配信されていた作品の文庫本版です。 -
小説だからこそ書けた歴史の真実。
9・11同時多発テロ、リーマン・ショックほか、世界の激動のたびに、マネーは大暴落した。だが、その裏では事前にドルを売り抜き、有り余る資金を懐にした一部の投資家がいた。一体どうして。
いま再び金融マーケットに異変が起きている――調査に乗り出した英国情報部員スティーブンは、国境を越える資本主義の源流に、「諜報の天才」と呼ばれた戦前の外交官・杉原千畝の影を見た。ベストセラー『ウルトラ・ダラー』続編。
解説:佐藤優氏(作家)
〈ジャーナリストや政府の分析専門家でも、後知恵で、自分の分析は正しかったと言い張る人がいる。そういう人たちは、相矛盾する分析ペーパーやツイッターでの発言をし、事件が起きてから、過去に自分が書いたもののうち正しかった内容をつなぎあわせて事態を正確に予測していたと言い張る。(中略)こういう手に引っかからないようにするためにも『スギハラ・サバイバル』でほんもののインテリジェンスに触れることが重要だ〉 -
国家の謀略を暴いた「現代の黙示録」。
ダブリンに新種の偽百ドル札「ウルトラ・ダラー」あらわる――。一報を受けたBBCの東京特派員にして英国情報部員のスティーブンは、インテリジェンスを頼りに、国際諜報戦の暗部を照らし出す。浮かび上がってきたのは、米国、中国、北朝鮮の危険極まりなき謀略だった。1968年の日本人拉致から2002年の日朝首脳会談、そして偽札製造までを一本の線でつないだ本作は、「現実の事件が物語を追いかけている」と評された。
解説:歴史学者・山内昌之氏
<手嶋龍一氏の『ウルトラ・ダラー』は、もはやスパイ小説という古典的領域を乗り越え、日本人初のインテリジェンス小説のフロンティアを切り開いた作品となっている。手嶋氏の文学的世界それは、通常の文学修業や創作活動の延長ではまったく不可能な新しい文学ジャンルなのである>
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