『推理、勝目梓(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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荒垣光伸は、東京・調布にある中小企業の二代目社長である。妻が創業者の娘で、その跡を継いだのだ。荒垣は中年の体力を維持するため妻の勧めで不承不承、毎晩三十分ほどジョギングをしている。そんなある夜、彼はジャガーに乗った女が男を轢くところを目撃した。男は虫の息だった。荒垣は車に同乗し、女に病院に運ぶよう指示した。だが、途中女の話を聞くうちに心の中で何かが蠢き始めた。長篇サスペンス。
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レストランチェーン・ニコライの社長、市川俊夫が突然謎の脅迫電話を受けたのは、愛人、森田佳子と情事の最中だった。二十五年前、市川は長崎の鶴島炭鉱で博打打ちの堀切勇次と娼婦の井上清子の二人を殺害し、重要参考人とて拘留された。が、証拠不十分のために不起訴となり、事件はすでに時効になっていた。松浦と名乗る脅迫相手は、人殺しの確証があるとほのめかし、市川の心胆を寒からしめた…。
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レイプ、そして濡れ衣……、その恨みが女たちの復讐計画を生んだ。許すことができない男たちを、二人の女が追いつめる。欲望に目がくらんだ男たちが、その罠にかかっていく。駿河湾の上にかかる、ナイフのような眉月が、壮絶なリベンジ・ドラマの幕開けを見ていた――。
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坂部敏彦は国際宝石窃盗団のメンバー。ところが、相棒が高級クラブのホステスと心中しているのが発見される。さらにその夜、坂部は謎の男たちに襲われ――!! 男たちの目的は、相棒が持っていたはずの写真のありからしい。心中そのものに疑問を抱いて独自に調べはじめた坂部だが、事件の背後には警察権力を私物化した大物政治家の陰が――!!
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