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『推理、徳間書店(文芸・小説、ライトノベル)』の電子書籍一覧

61 ~120件目/全260件

  • 1,980(税込)
    著者:
    麻耶雄嵩
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    学園の裏手には、大きな大きなクスノキがある。縁結びの木と親しまれるその傍に、生徒の遺体が三つ……。良家の子女が集う京都の名門高校で再び相次ぐ怪事件に、名探偵まりあの血がまた騒ぐ。神舞まりあは、自分以外の部員わずか一人という零細古生物部を率いる化石オタクのお嬢様。そして、誰にも認めてもらえない女子高生探偵だ。これまた誰にも見向きもされない古生物部に、なぜか加入してきた怪しい一年生。無理矢理お嬢様のワトソン役にされ続けた男子部員が抱え込んだ黒い秘密。その上、いかがわしい新入生探偵まで登場。怪しさ倍増の果てに、予測不能の結末が!
  • 869(税込)
    著者:
    深谷忠記
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    路上で男性の死体が発見された。頭を鈍器で殴打され、首には索条痕があり、背中には「殺人者には死を!」と書かれた紙が。被害者の久保寺亮は娘を虐待していた。その後、香西市郊外でも同じ手口で女性が殺害され、彼女もまた息子を虐待していたことが判明。事件現場に見え隠れする女の影、混迷する捜査。そして第三の殺人が! 児童虐待の裏に隠された殺意の真相は……。
  • 患者・秋山和雄を診察したのは7月の終わりだった。CTスキャンの結果、脳底部に腫瘍影が認められた。脳外科医の俺は秋山を自分の大学病院に入院させた。それが事件の発端だった。手術の前日、執刀医が俺であることを確認した秋山は突然言った。「眼鏡を、かけられたほうがいいかと、思うのです」…何を言っているのかわからないままに、手術当日になった。頭部切開の最中、ふとしたはずみで秋山の髄液が目に飛び込んできた。俺の脳裏におかしな映像が映るようになったのはそれからだった。脳外科医の身に何が起きたのか?『蟻の棲み家 』(新潮文庫)の大ヒットで俄然注目が集まる著者による、本当に怖い長篇サスペンス!
  • 792(税込)
    著者:
    西澤保彦
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    世話になった先輩の死体を前にして、塙反は頭をひねる。なぜここに、ビールとビールグラスが置いてあるんだ……。ビールグラス、マグカップ、タンブラー。見慣れぬコップを見つければ、不思議な事件のはじまりはじまり。新感覚の特殊設定ミステリー!
  • 1,881(税込)
    著者:
    青本雪平
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    転校を繰り返す小学生の礼恩が、行く先々で出会うクラスメイトは嘘つきばかりだった。
    なぜ彼らは嘘をつくのか。友達に嫌われてもかまわないと少女がつく嘘。
    海辺の町で一緒にタイムマシンを作った友達の嘘。五人のクラスメイトが集まってついた嘘。お母さんのことが大好きな少年がつかれた嘘。主人公になりたくない女の子がついた嘘。さらにはどの学校でもバールについての噂が出回っているのはなぜなのか。
    やがて礼恩は、バールを手にとる――。
  • 妻・美保が中学の同窓会に出席後、田沢湖で水死体で発見された。
    その死が15年前の12月に起った事件に起因することを直感し、夫は現地に向う。ところが関係者は一様に口を閉ざし、次々と殺されてしまう。
    15年前の事件とは、元教師が生徒集会室の密室で殺されたことだった。事件は現在につながり、意外な結末へ……。
    90年徳間文庫刊行以降、長らく復刊されてこなかった幻の作品(旧題「田沢湖殺人事件」)待望の復刊。
    死の湖畔三部作、第一弾。
  • シリーズ2冊
    726814(税込)
    著者:
    青崎有吾
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    密室、容疑者全員アリバイ持ち──
    「不可能」犯罪を専門に捜査する巻き毛の男、御殿場倒理。
    ダイイングメッセージ、奇妙な遺留品──
    「不可解」な事件の解明を得意とするスーツの男、片無氷雨(ひさめ)。
    相棒だけどライバル(?)なふたりが経営する探偵事務所「ノッキンオン・ロックドドア」には、今日も珍妙な依頼が舞い込む……。
    新時代の本格ミステリ作家が贈るダブル探偵物語、開幕!
    (解説:杉江松恋)
  • 836(税込)
    著者:
    山口恵以子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    名門私立女子校で英語教師として働いていた篠田十希子は、突然母の死を知らされる。勤め先である高級料亭の客の商社の男と心中したというのだ。同僚との結婚も間近。娘の花嫁姿を楽しみにしてくれていた母が死ぬはずがない――。死の謎を解くため、十希子は母の勤めていた高級料亭で仲居として働き始める。謎多き客たちに探りを入れるうち見えてきた、驚愕の真相とは。昭和三十年代を舞台に描く愛と復讐のサスペンス!
  • 老親の面倒を見てきた桐子は、気づけば結婚せず、76歳になっていた。両親をおくり、年金と清掃のパートで細々と暮らしているが貯金はない。このままだと孤独死して人に迷惑をかけてしまう。絶望していたある日、テレビを見ていたら、高齢受刑者が刑務所で介護されている姿が目に飛び込んできた。これだ! 光明を見出した桐子は「長く刑務所に入っていられる犯罪」を模索し始める。(解説:永江朗)
  • その女は、小雨に洗われた京葉道路に横たわっていた──
    ひき逃げ現場に出くわしたチンピラ四人と医者ひとり。世を拗ねた五人の悪党たちは、死んだ女そっくりの身代わりを用意し偽誘拐を演出。
    一方、身代金を惜しむ金満家族に、駆け出しの知性派探偵が加勢。
    アドリブ任せに見えた事件は、次第に黒い罠を露呈させ始める。
    鬼才都筑道夫がミステリの枠の極限に挑んだ超トリッキーな逸品。
    (解説 法月綸太郎)
  • 858(税込)
    著者:
    真梨幸子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    わたしが人殺しになったのは、この街のせい――。
    人格者と評判も高かった夫婦が、身体中を切り刻まれコンクリート詰めされて埋められた。血を分けた娘と、その恋人によって……。
    その残虐性から世間を激震させた『文京区両親強盗殺人事件』から18年後。
    事件をモチーフにした小説が週刊誌で連載されることになる。
    そこで明らかになる衝撃の真実とは!?
    真梨ワールド炸裂!
    極上のイヤミス長篇。あなたは騙される快感を知る。
  • 693(税込)
    著者:
    片岡翔
    著者:
    南々井梢
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    幻想に囚われ続ける父親の行き過ぎた愛情と、その呪いにとらわれた子ども。「家族」のダークサイドを描く新感覚ミステリー。
    心理療法室を営む窪司朗の娘である花はかつて一家で交通事故に遭い、司朗は脚に障害が残り、母は植物状態に、妹は顔に火傷を負った。その事故で心に傷を負った花のもとに、自身の母の心神喪失の原因を探る少年・四井純が訪れる。
    花は純と次第に心を通わせていくが、ある日突然、司朗が5年間の植物状態から目を覚ました母を連れて家に帰ってくる。
    司朗は「奇跡が起きた」と久しぶりの家族団らんを喜ぶが、花は違和感を覚える。 「この人、お母さんじゃない――」。
    「家族」のダークサイドを描く新感覚ミステリー。
  • 770(税込)
    著者:
    大石圭
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    仰向けに倒れて目を閉じている由美の首からは、真っ赤な血が流れていた。
    明らかにナイフによる傷。事故じゃない。今度は明らかな殺人だ。この島にいる誰かが由美を殺したのだ。
    この島は、ほんの少し前まで、余計なことに頭を悩ませたり、心を痛めたりする必要などまったくなく、ただ小説の執筆に専念していればよい場所だった。
    そう、ここ魚影島は、時代小説のベストセラー作家・國分誠吾を師とし、十四人の作家志望の男女たちが、自給自足に近い共同生活をしながら、切磋琢磨し、小説家デビューを目指す、塾が運営されていたのだが……。
    絶海の孤島で起こる、連続殺人!
  • 『スワン』(日本推理作家協会賞長篇受賞作 第41回吉川英治文学賞新人賞受賞、直木賞候作作)、 『おれたちのうたを歌え』(直木賞候補作)など、一筋縄でくくれないエンタテイメント作品の書き手・呉勝浩の放つ警察小説。
    神奈川県警と警視庁のはぐれ刑事たちが手を組んでせまる“巨悪の闇”とは!
    陣馬山で発見された白骨死体の傍らにはマトリョーシカが埋められていた。被害者は5年前、行方不明とされていた男だった。
    神奈川県警刑事・彦坂は、青ざめる。その男こそ、5年前、組織ぐるみで隠蔽した事件の関係者だったのだ。
    県警に激震が走るさなか、八王子で、第二の惨殺死体が発見される。
    現場には第一の事件との関連性を示すマトリョーシカが残されていた。
    事件そのものを隠したい神奈川県警と、反目し合う警視庁の捜査班。
    組織の論理がもたらす闇に、はぐれ刑事たちが誇りをかけて、合同捜査を始める。
    異色の警察小説!
  • シリーズ5冊
    814924(税込)
    著者:
    笹本稜平
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    女性の絞殺死体が公園で発見された。特別捜査本部が設置され、所轄の城東署・強行犯係長の葛木邦彦の上役にあたる管理官として着任したのは、なんと息子でキャリア警官の俊史だった。本庁捜査一課から出張ってきたベテランの山岡は、葛木父子をあからさまに見下し、捜査陣は本庁組と所轄組の二つに割れる。そんな中、第二の絞殺死体が発見された。今度も被害者は若い女性だった。
  • 1,683(税込)
    著者:
    下村敦史
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    闘牛士になった兄が死んだ。演技で大技に挑んだ末の出来事だった。妹の怜奈は兄の死を悼むためにスペインへと向かう。
    だがそこで抱いたのは、兄がトラブルに巻き込まれていたのではという数々の疑念だった。
    なぜ、兄は無謀ともいえる大技に挑まなければならなかったのか。真相を探るうち、やがて怜奈は、闘牛の世界に魅入られていき――。
    著者が十五年かけて綴った圧巻の闘牛ドラマミステリー。
  • 校を休学した17歳のぼくは、ひと夏を過ごすために海沿いの〈Rの家〉を訪れる。そこは、祖母と両親が田舎暮らしをするために建築されたものの、結局誰も住むことのなかった建物。だがそこにはほぼ全裸の若い女性、そして酒の匂いを漂わせた男性が――。いとこと伯父、そしてぼく。三人で奇妙な同居生活を始めたぼくは、徐々に母の自殺の真相へと近付いて行く……。打海文三が描く、センチメンタルミステリ。
  • 「わたしのゆめは、ふけいさんに、なることです」
    小学1年生の時の夢を叶え警察官になった平野瑞穂。特技を活かし、鑑識課機動鑑識班で似顔絵捜査官として任務にあたっていた。
    「だから女はつかえねぇ!」鑑識課長の言葉に傷つき、男社会の論理に苦悩しながらも、忠実に職務に立ち向かう。
    描くのは犯罪者の心の闇。追い詰めるのは「顔なき犯人」。
    女性主人公の活躍を鮮やかに描く異色のD県警シリーズ!
  • 781(税込)
    著者:
    近藤史恵
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    岩居久澄、二十七歳。無職。実家暮らし。
    今のところ生活に不満はない。不満はないけど、不安はある。私の将来どうなるんだろう……。
    そんな久澄に奇妙なバイトが舞い込んだ。祖母の代わりに芝居を見に行き、感想を伝える。ただそれだけで一回五千円もらえるという。
    二つ返事で了承した久澄は、初めての経験に戸惑いながら徐々に芝居の世界にのめり込んでいく。
    とても楽しい。けど、久澄には疑問があった。なぜ劇場で毎回あの老紳士に会うんだろう?
  • 宮崎県西都市、次いで福島県喜多方市、さらに岐阜県関市で女性が殺された。
    その三人を秘書兼愛人にしていた山林王の小木曾善造が逮捕される。しかし物証はなく、被害者の胸に書かれていた“壇ノ浦”という朱文字の謎だけが残った。
    善造の一人息子・高広に頼まれた刑事の春日多津彦は、やがて三つの都市をつなぐ一本の糸、日本神話・三種の神器にまつわる謎につきあたるが……。
    二時間のミステリードラマが好きな人たちなら、絶対ハマる要素たっぷりの長篇サスペンス!
  • 一人三役の奇妙な殺人事件+非モテ男の残酷な恋
    「私はこの事件の犯人であり、探偵であり、そ してどうやら被害者にもなりそうだ」。
    非モテ の三流物書きの私は、八年越しの失恋の腹いせに想い人の風邪薬を盗み“毒殺ごっこ”を仕組 むが、ゲームの犠牲者役が本当に毒死してしま う。
    誰かが有紀子を殺そうとしている!
    都筑作品のなかでも、最もトリッキーで最もセンチメンタル。胸が締め付けられる残酷な恋模様+破格の本格推理。
    史上初の文庫連載、幻の「ア ダムと七人のイヴ」第2話も特別収録。
    イラスト シマ・シンヤ
  • 847(税込)
    著者:
    深谷忠記
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    大学教授の針生田がタイ人留学生ヤンに対する強姦未遂容疑で逮捕された。
    針生田はヤンに誘われたと反論、結果は不起訴となった。ヤンから相談を受けた弁護士の香月佳美は、針生田に対する民事訴訟の準備を進める。
    その後、埼玉で起きた放火殺人の被害者女性に針生田が二百万円を振り込んでいたことが判明。だが事件直後、針生田は何者かに殺害され……。
    事件を操る指揮者は誰だ!? 
    二つの事件が結びついたとき、衝撃の真実が浮かび上がる!
  • 北陸新幹線・上越妙高駅の完成記念式典に参列した十津川警部。北陸新幹線開業の功労者の一人である吉岡浩一郎の捜査が目的だった。吉岡は戦時中、陸軍の航空研究所で航空機の開発に携わり、戦後は国鉄に勤務していたが、十年前東京・青梅の山中で殺されたのだ! 吉岡の生まれ故郷である新潟県・柏崎市で聞き込みをしても、吉岡のことを悪く言う者は皆無だった。そんな折り、吉岡の孫娘・めぐみがプロペラ機が写った一枚の写真を持ってきたが……。
  • この祈りを、神は聞いているか?
    標的はわが子の命を奪った日本人少女。
    復讐鬼と化した女性警官vs.日系FBI捜査官。
    聖夜の女たちの衝突に、救いは?

    人間心理への深い洞察とミステリ的企みが高レベルで融合する、
    多島斗志之の傑作を厳選した“裏ベスト”第一弾。
    日米経済摩擦が深刻な米国で邦人留学生が起こした轢殺事件──被害少年の母で射撃の名手の女警官は、
    強制送還で日本へ逃げ帰ることを決め込んだ加害者に復讐を誓う。
    出国までの保護を押し付けられた日系女性FBI捜査官タミは捨て身の復讐を阻止できるか?

    解説 マライ・メントライン
  • 825(税込)
    著者:
    鏑木蓮
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    地元情報誌の記者・国吉冬美は、心酔するルポライターの杉作舜一が京都にきていることを知り心躍らせる。
    杉作は老老介護をテーマにしており、寝たきりで認知症を患う妻を介護する夫の取材に赴くが、し妻は絞殺され、夫は首を吊って死んでいた。
    夫婦の死には何かのメッセージが込められている!? 
    調査を開始する杉作を手伝ううち、冬美は哀しき事件にまつわる京都の闇と対峙する――。
    25万部突破のベストセラー『白砂』の著者による社会派推理。
  • 昨日までの『きみ』はもう居ない。
    恋人、友人、知人に否定された男の奇妙な自分探しの迷宮。

    「あんた、どなた?」
    妻、友人、そして知人、これまで親しくしていた人が“きみ”の存在を否定し、
    逆に見も知らぬ人が会社社長〈雨宮毅〉だと決めつける──この不条理で不気味な状況は一体何なんだ!
    真の自分を求め大都市・東京を駆けずり回る、孤独な“自分探し”の果てには、更に深い絶望が待っていた……。
    都筑道夫の推理初長篇となったトリッキーサスペンス。
    幻の連載長篇『アダムと七人のイヴ』第一話も特別収録。
    イラスト シマ・シンヤ
  • シリーズ6冊
    693792(税込)
    著者:
    黒崎視音
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    斬りおとされた首は膝の上に乗せられていた。警察手帳を咥えさせられて―。
    都内高級住宅地の公園で発見された警察官の惨殺死体。
    捜査主任は捜査一課第二特殊犯捜査第五係の柳原明日香。公安時代は女狐と恐れられた警部だ。
    犠牲者が身内ということもあり、上層部からのプレッシャーは凄まじい。
    手詰まりとなった明日香は多摩中央署に左遷された心理捜査官吉村爽子の特別招集を決断する。
    正確かつ大胆なプロファイリングで事件の真相に迫る明日香と爽子。
  • 殺人捜査課の駆け出し刑事・山田は、新婚の妻の容態を聞くために病院の一室にいた。
    「先生、はっきりおっしゃってください。死期がすぐに迫っているのだったら、ぐずぐずしているひまはないのです。わたしにはどうしてもすることがあるんです!」
    アコーディオン・ドアの向こうで女の必死の声が漏れてきた。
    山田刑事は見た、鮮やかな紫色の菫の造花に飾られた黒ずくめの、その女の姿を。
    数日後、連続殺人が起きて……。
    著者最後の長篇、待望の初文庫化。
  • 極東ハウジングの中堅社員・日高は、ある日、自分が罠にはまったと気づいた。
    公共放送協会の番組『あなたの意見わたしの意見』への出演依頼を受けたからだ。
    番組は、電波を通じての私刑を大衆の名のもとに行なう、人民裁判の場だった。その背後には、財政官界の強力な後押しで設立された「公共考査機構」の存在が--。
    世論捜査の恐ろしさとニューメディア時代の悪夢を描いた、鬼才・かんべむさし、予言の書。
    <トクマの特選!>第一回配本。
  • 1,980(税込)
    著者:
    深谷忠記
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    文京区千駄木の神社境内で1人の男が殺された。
    被害者は次期検事総長の椅子が確実だと言われていた東京高検検事長の梶田淳夫と判明。
    妻の話では、梶田は退勤後、九州から上京した高校時代の友人・久住に会う予定だったらしい。
    久住に連絡を取ると、確かに梶田とは会ったが早い時間に別れており、梶田は急用があると言い、赤坂へ向かったという。
    赤坂へ向かったはずの梶田はなぜ文京区にいたのか? 誰に会いに行ったのか? 本格ミステリ-長篇。
  • 1,634(税込)
    著者:
    長岡弘樹
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    人間の心の揺れやゆがみ、隙間をついたトリック、どんでん返しの妙。昆虫や動物など「いきもの」がからむ挑むミステリー8篇。

    人の心はミステリー! 教場シリーズで、人気沸騰の長岡弘樹、その真骨頂は巧緻に作られた短編にある。生活のなかで、ふとした心の隙間に忍び込む殺意や悪意が、蟻や、鳥、魚、犬、プラナリアなど、さまざまな生物と絡んだ事件。8篇の極上ミステリー。
  • 「このミス」「週刊文春ミステリーベスト10」「ミステリが読みたい!」2021年版で3冠を達成した著者の代表作!
    日本推理作家協会賞受賞作品!
    コミック雑誌創刊に向けて鬼編集長にしごかれる編集者の綿畑克二。ある日、行きつけのスナック「蟻巣」で眠りこけ、夢の中で美少女アリスと出会う。
    そして彼女との結婚式のさなか、チェシャ猫殺害の容疑者として追われるはめになった。
    目が醒めると、現実世界では鬼編集長が殺害されており、ここでも殺人の嫌疑をかけられてしまう。
    二つの世界で無実を証すために事件の真相を追うことになった。
    日本推理作家協会賞受賞の長篇ミステリー。
  • 660(税込)
    著者:
    麻野涼
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    群馬県の田舎町で起きた夫婦殺害事件の犯人として、被害者の幼馴染で建設現場労働者の大船貢が逮捕された。
    濡れ衣であったが、前橋地方裁判所は懲役15年の判決を下す。控訴審の高裁判決も一審と同じであった。
    大船には妻と一男三女の子供がいたが、逮捕・裁判の過程で、妻は精神を病み、長女は事件を苦に中三のときに自殺、次女は行方不明となった。
    冤罪によるマスコミ報道・地元住民のいじめによって貧しいながらも幸せだった家庭は一挙に崩壊したのだ。
    三女・典子は高校卒業後、上京し働きながら看護学校を卒業し、看護師として働いていた。
    末期ガン患者を世話する彼女の病室に、ある日、元教師の老人が入院してきた。
    老人は毎夜うなされ、うわごとを繰り返すが、それは二人のひとの名前のようだった。
    その名前とは、ひとりは自殺した彼女の姉であり、もうひとりは冤罪のもとになった殺人事件の被害者の名前だったのだ…

    意外なところから、自分を不幸のどん底に突き落とした殺人事件と、姉の自殺の真相をつきとめる手がかりを得た典子は、冷たい復讐の心を宿しながら謎を追い始める。
    書き下ろし長篇社会派ミステリー力作。
  • 660(税込)
    著者:
    麻野涼
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    テレビ局ディレクターの新田直子のもとに国際電話が入る。古い友人を訪ねてブラジルに行った元外交官の父親・剛からだ。
    彼はは「死の天使・ヨーゼフ・メンゲレが生きている」と言うのだ。もし本当ならば世界的なスクープだ。
    直子は真偽を確かめるためにブラジルへ飛ぶ。その直後、剛はポーランド・ワルシャワ郊外で射殺体となって発見される。
    なぜブラジルにいるはずの新田剛がワルシャワで殺されなければならないのか……。
    ブラジルに到着した直子は、いきなり父親の死を知らされ、ショックを受けるが、死の真相を突き止めるため行動を起こす。
    だが、事件の背後にはナチスドイツの亡霊が不気味にうごめいていた……
  • S医大で医療ミスにより少女が死亡した。
    S医大はS県の医療界を牛耳る丸島一族に支配されている。病院ぐるみで事件の隠蔽が図られた。
    小野寺賢は医療過誤のカルテ改ざんに加担したが、良心の呵責に耐え切れず、ブラジルへと渡る。
    医大生時代に恋人だったブラジルからの留学生マリヤーニをたよって日本を逃げだしたのだ。
    だが、ブラジルの現実はもっと悲惨なものだった。
    マリヤーニはHIV患者を救済するNPOのメンバーとして活動していた。ブラジルが推進しようとしているジェネリックス薬開発の賛同者でもあった。
    ジェネリックスを開発するために、米国の薬品メーカーから不法に製造法を盗み出し、独自にコピー品を作るという危険な活動をおこなっているのだ。
    ファベーラと呼ばれるスラムを拠点に絶望的医療活動に従事するマリヤーニの姿に、小野寺は自分が失っていた医師としての本来の姿を発見する。
    彼女たちに共鳴する小野寺だったが、米国医薬会社がマフィアを使って容赦ない弾圧に乗り出した。
    書き下ろしヒューマンサスペンス
  • 群馬県小沢岳で男性の絞殺死体が発見された。
    被害者はバイオ化学メーカー、モンテサンクト社員で遺伝子組換え作物をめぐる農民反対運動の説得工作に当たっていた。
    一方、静岡県の薬剤師・向井は、産婦人科医師の芦沢から頻発する不自然な流産について相談を受ける。
    調べると流産に共通するのは、南アルプス・オーガニック農場の生産品を使っている点だった。
    二つの事件を繋ぐ接点とは?
    食の安全を脅かす「魔の種」に警鐘を鳴らす書下し長篇推理。
  • かつて日系ブラジル移民のあいだに、日本の敗戦を認めない「勝ち組」と呼ばれた人びとがいた。悲惨な境遇に耐えながら「勝ち組」の人びとは、いずれ天皇の船が彼らを迎えにやって来てくれるのだと信じていた。
    この物語では純朴な「勝ち組」の人びとをだまして巨財を築き、戦後社会でのし上がっていった政治家、官僚、商人らの虚妄が暴かれる。

    1954年、ブラジルの日系社会で「勝ち組」一家心中事件が起きた。それから時は流れ1988年、東京とサンパウロの双方で、殺人事件が起きる。
    東京・新宿では、かつて移民の送り出し機関であった国際協力事業団(JICA)の総裁が、ホームレスの男と刺し違えて死ぬ。
    サンパウロでは、日本の首相も列席する移民80周年祭の最中に、日系の老人が「死神部隊」と呼ばれる私刑組織の手によって射殺される。東京で死んだホームレスの男は仲間に戦前の古い100円札を見せびらかし、これが近々大金に化けると言っていた。
    サンパウロで殺された老人も、その手にやはり旧円紙幣を握り締めていた。
    東京とサンパウロの事件を結びつけ、さらには「勝ち組」一家心中事件にまでさかのぼる旧円紙幣の謎を追いかけて、パズルの断片を組み立てていくのは、二人の若い新聞記者だ。
    日本側が東日経済新聞、新宿署詰めの藪本秀也。ブラジル側が聖州日々新聞の吉田マルコス。
    藪本は西大久保公園で売春をしていたドミニカ出身の日系二世・坂口アンヘリカが、死んだホームレスの男の娘だということをつきとめる。
    マルコスは恋人の野口マダレーナを残して東京支局に転勤になり、サンパウロで殺された老人の出身地である富山県の山村にまで取材に出かける。
    やがて浮かび上がってくる事件の真相……その背景には、50年以上前に同じ故郷をあとにし、また同じ移民船に乗り合わせながら、その後の運命を分けた人びとの複雑な人間関係があった。
    そして事件は、政権をゆるがすスキャンダルに発展していく……。
  • 死刑が廃止されて28年後。
    生存する最後の死刑囚・麻倉は、離島の特別拘置所で、刑を執行されることなく過ごしていた。
    ライターの熊沢は、彼に関する本を執筆するため取材に向かう。
    自ら犯した殺人に対して「彼らには死すべき理由があった。僕は審判なんだよ。人の命をジャッジする」とうそぶく麻倉の態度に、熊沢は激しい嫌悪感を抱く。
    この仕事に疑問が生じ抱き始めたとき、恐ろしい事件が起きた…。
    読者の予想を覆す奇想ミステリーの問題作!
  • この女、一体、何人殺ったんだ!?
    札幌・飛騨高山・上高地…流行作家とその秘書がたどり着いた真相!
    長篇旅情ミステリー。

    小森甚治は流行作家・野山遊介の秘書だ。
    野山が書き散らした原稿を整えたり、
    作品に必要な取材をして資料を準備したりするのが仕事である。
    ある日、野山は偶然新宿で知り合ったホームレスの男から興味深い話を聞き、作品にしたい欲求にかられる。
    小森はその男からさらに話を聞くことを依頼されるが、
    男は失踪し、やがて上高地の梓川で死体で発見された!?

    調査を進めるうちに、男が経営していた札幌のクラブのホステスで、高山出身の女がいることが判明する。

    飛騨高山で交差する連続殺人事件の真相は?
  • 1,683(税込)
    著者:
    鏑木蓮
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    28万部突破のベストセラー『白砂』の乱歩賞作家が放つ書下し社会派サスペンス!

    婚約者が元恋人と失踪!? 残された限界集落の写真は何を語る? 裏切り、それとも――。
    悲しみと怒りを抱えつつ婚約者の足跡を追う女性がたどり着いた衝撃の真相!
  • 1,683(税込)
    著者:
    柚月裕子
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    私は前に、前に進む――。
    組織に巣くう不条理な倫理。
    刑事・森口泉が闇に挑む。

    事件現場で収集した情報を解析・プロファイリングをし、解決へと導く機動分析係。
    森口泉は機動分析係を志望していたものの、実技試験に失敗。しかし、係長・黒瀬の強い推薦により、無事配属されることになった。鍛えて取得した優れた記憶力を買われたものだったが、特別扱い「スペカン」だとメンバーからは揶揄されてしまう。
    自分の能力を最大限に発揮し、事件を解決に導く――。
    泉は早速当て逃げ事件の捜査を始める。そんな折、会計課の金庫から約一億円が盗まれていることが発覚した。メンバー総出で捜査を開始するが、犯行は内部の者である線が濃厚で、やがて殺人事件へと発展してしまう……。
  • シリーズ2冊
    770913(税込)
    著者:
    藤田宜永
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    美貌の女探偵・唐渡知子は原宿の自宅マンションで消音器付きの拳銃に狙われた。命拾いした美知子は、過去に関わりのあった、影乃という謎めいた過去を持つ探偵と、事件の真相を追い始める。ほどなく、彼女の事務所を訪れていた女子大生・光成真と父親の会社社長が立て続けに殺される……。30年の時を経て執筆された続篇『罠に落ちろ』のシリーズ第1作、藤田ハードボイルドの原点!
  • 759(税込)
    著者:
    新美健
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    人気沸騰のバイク、ホンダ・スーパーカブ。
    カブとひとり娘をこよなく愛するオジサン探偵の周りで、今日も事件が巻き起こる!
    南原圭吾は妻を亡くし年頃の娘がひとり。
    地方都市の私立探偵だが、実体は町の便利屋。盗まれた車やバイクを捜索したり、ホンダのカブに詳しいことから貴重なパーツ探しを頼まれることも。
    溺愛する娘には弱いが喧嘩は強い。
    愛車は古いカブ90から先代型のスーパーカブ110に乗り換えた。
    娘の梨奈はこの春大学に進学し新型クロスカブに乗っている。
    ある日幼なじみのヤクザから盗難車の捜索を依頼され…。
    人気のカブ談義満載のバイク探偵小説。
  • 759(税込)
    著者:
    葉真中顕
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    旧態依然としたW県警で女性初の警視に登りつめた松永菜穂子。
    彼女が抱える秘密とは…。
    ネタバレ厳禁!前代未聞の警察小説!
    ドラマ化され話題を呼んだ前代未聞の警察小説、待望の文庫化!
  • 不幸な女の子を殺した。殺すしかなかったのだ・・・。本格ミステリーの気鋭が挑む驚愕の連続殺人ストーリー。
    並木直俊は決意した。三人の人間を殺す。完璧な準備を整え、自らには一切の嫌疑がかからないような計画で。標的は、仁美、麻理江、幸。いずれ劣らぬ若き美女たちである。倫理感?命の尊さ?違う、そんな問題ではない。「破滅」を避けるためには、彼女たちを殺すしかないのだ!!しかし、事態は思わぬ方向に転がりはじめる…。気鋭が挑む驚愕と緊迫の連続殺人ストーリー。
  • 935(税込)
    著者:
    深谷忠記
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    彼女は本当に夫を殺したのか!?
    逆転無罪を狙い、息詰まる法廷場面。目撃証言の矛盾を突く、傑作法廷ミステリー!

    二つの焦点の交叉・照応。これが深谷ミステリのキーワードだ。場所と時間を隔てた二つの目撃と記憶の物語。それらが深い一貫した深谷式交叉を達成していることに読者は驚くだろう。――野崎六助氏(解説より)
    幼い頃、母が父を刺殺する現場を目撃した曽我。成人し、作家になった後もその暗い過去は心の隅に淀んでいた。そんな彼のもとに東京拘置所から一通の手紙が届く。差出人は関山夏美。曽我の母親同様、夫を殺害したとして懲役十年の有罪判決を受け、服役中の受刑者だ。手紙の内容は、無実の罪を着せられた自分を助けてほしいというもの。くしくも夏美の担当弁護士・服部朋子は、曽我の大学時代の友人だった。朋子にも依頼され、曽我は関山夏美の控訴審に関わることに……。
    傑作法廷ミステリー。
  • 880(税込)
    著者:
    岸田るり子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    結婚して東京で暮らす月光(つきみ)のもとに急な連絡が入った。
    故郷の京都で暮らす双子の妹・冬花が殺人の容疑で逮捕されたという。
    被害者は、冬花の高校時代の同級生・川井喜代。
    二十年前、冬花を自分の思うままに支配し、不幸にした喜代が許せず、二人を引き離したはずだったのに、なぜ……。
    京都に戻った月光は、冬花に思いを寄せる男・杉田とともに真相解明を解明しようとするが、新たな殺人が起きる。
  • 万引、偽札、闇金、詐欺、誘拐、殺人
    どれが一番長く刑務所に入れるの?

    老親の面倒を見てきてた桐子は、
    気づけば結婚もせず、76歳になっていた。
    両親をおくり、わずかな年金と清掃のパートで
    細々と暮らしているが、貯金はない。
    同居していた親友のトモは病気で
    先に逝ってしまった。
    唯一の家族であり親友だったのに……。
    このままだと孤独死して人に迷惑をかけてしまう。

    絶望を抱えながら過ごしていたある日、
    テレビで驚きの映像が目に入る。
    収容された高齢受刑者が、
    刑務所で介護されている姿を。

    これだ! 光明を見出した桐子は、
    「長く刑務所に入っていられる犯罪」を模索し始める。
  • 四年前の約束通り、卒業旅行の打ち合わせに集まった四人。
    父親たちが会社の同僚で同じ社宅に住み、K女子大に揃って入学した親友同士だ。
    しかしある事件がきっかけで、それぞれの運命がわかれることに。
    加奈子と友江は今も大学へ通っているが、かおると由紀子は中退し家計を助けるために働いている。
    久々に旧交をあたためる四人だったが、再会が思わぬ悲劇を引き起こす。
  • 犬の切ない気持ちに
    心が張り裂けそうになること必至!
    愛犬との暮らしを守るため
    女が取った行動は思わぬ展開に……。
    名手が贈る傑作ミステリー!

    愛犬エルとの生活を綴ったブログがきっかけとなり、
    ようやく仕事が入り始めたモデルの草間都。
    だがある夜、家に帰るとエルは……。

    エルの死は都にとって、
    人生の大切な伴侶の喪失であるだけでなく、
    仕事の危機をも意味していた。
    追い込まれる都。
    だがそんな彼女の前に、ある日、
    エルそっくりの犬が現れた。
    いけないと知りつつ、犬を連れ帰ってしまったことから、
    都は思いがけない事件に巻き込まれていく。

    すべての犬を愛する人に贈るミステリー。
  • 737(税込)
    著者:
    新津きよみ
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「夫を殺したい」
    と、思ったことがありますか?

    二十三年前に殺された父。母が殺人依頼したのかも……(「見知らぬ乗客」)。
    熟年離婚で手に入れたこの自由は手放したくない(「セカンドライフ」)。
    老後と呼ぶには若すぎる、寿命が延びた現代社会において第二の人生をどう生きるかは男も女も切実だ。
    そんなとき邪魔になるのは長年連れ添ったあの人――。
    定年世代の来し方行く末を七つの人生の情景で綴る、毒あり華あり上質のミステリー短篇集。
  • 792(税込)
    著者:
    中町信
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    本格推理ファンならずとも魅了する叙述トリックの名手の一品を復刊! 
    新潟県・奥只見温泉郷の大湯ホテルは、スキーと温泉を楽しむ客で賑わっていた。
    そこに、運命の糸にみちびかれたような邂逅があった。
    出版社に勤める牛久保夫婦と千明多美子、画家の沼田秀堂と彼の愛人の夫・佐倉恒之助、鯰江彦夫と柏原一江という人たちの出会いであった。
    そして、事件が起きた。
    スキーバスが川に転落し、五人の死者が出たが、多美子は銃殺されていたのだ。
    長篇本格推理。
  • 759(税込)
    著者:
    柴田よしき
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    人の闇を暴く。調査員・弘美が知る人生の真実。
    真摯に事件に向き合い悩み、葛藤する等身大の女性の物語。
    恋愛の真っ最中にいるあなた、移ろいそうな心を抱えているあなた、もう一歩踏み出すことに躊躇しているあなた。
    本書はそんなあなたに大きな力を与えてくれる作品なのである。――評論家・西上心太氏(解説より)
    自殺した親友・由嘉里から届いた一枚の絵葉書には自殺した当日の消印が押されていた。
    フリーランスの翻訳者・弘美は、自殺と思われた由嘉里の死が実は殺人であると解明する。
    犯人である由嘉里の義姉、容子は、私立探偵に恐喝され、由嘉里に借金をしていたのだ。
    容子を脅した探偵を探すため、探偵事務所の調査員となった弘美は、
    ささやかな幸せを求め、懸命に生きる女たちと関わる……。
    人気作家の傑作サスペンス。
  • 792(税込)
    著者:
    下村敦史
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    瞠目の医療ミステリー
    下村敦史はあくまでもミステリの枠内に留まり、濃厚な謎解きの味わいと〈どんでん返し〉を盛った上で、
    死を真正面からテーマにしてみせた。構築の美に感動さえ覚える。
    作家・有栖川有栖
    読み終わったとき、思わず胸に手を当てずにはいられなかった。
    東京慈恵会医科大学 教授・嘉糠洋陸。
    移植手術を巡り葛藤する新米医師――「優先順位」。
    安楽死を乞う父を前に懊悩する家族――「詐病」。
    過激な動物愛護団体が突き付けたある命題――「命の天秤」。
    ほか、生命の現場を舞台にした衝撃の医療ミステリー。
    注目の江戸川乱歩賞作家が放つ渾身のどんでん返しに、あなたの涙腺は耐えられるか。
    最終章「究極の選択」は、最後にお読みいただくことを強くお勧めいたします。
    (解説・有栖川有栖)
  • 事件記者の浜中悠一は、七年越しの婚約者である亜紀とついに結婚式を挙げる。
    昼も夜もない因果な仕事に別れを告げ、妻と家庭を大切にする新生活を始めようと心に誓ったのだ。
    ハネムーンはドイツへ。
    ところがその機上で自殺騒ぎが起こる。
    乗り合わせた浜中の遠縁の高校生・村川昌子の活躍で事なきを得るが、
    フランクフルト、ローテンブルクと彼らの行く先で次々と事件が……。
    ノンストップ傑作ミステリー!
  • シリーズ2冊
    550(税込)
    著者:
    永瀬隼介
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    人里から隔絶された開拓村に何度も甦る血まみれの記憶。
    二十キロ四方に無人の荒野が広がる鎌刈集落で、野地純平は自給自足で生きてきた。清河市はここに民間刑務所を誘致しようとしている。中学時代の同級生・泉敏郎は市の職員として純平に立ち退きを迫らざるを得なかった。だが、純平は断固拒否する。父と祖父が命懸けで開拓した山を守るために…。しかも獰猛な大型犬を従え、ライフルで戦うという。同級生同士の惨劇は幕を開けた。
  • 迫真の格闘、銃撃シーン! でもクスリと笑えるから不思議。追放された刑事だからできることがある!
    菊村直は元刑事。巣鴨でバーをやっている。雇った中国美女・小梅華と恋人気分でいたのも束の間、彼女は有り金を持ってトンズラした。それでも諦めない菊村は彼女の生まれ故郷へ。現地の警察官と命のやりとりまでしたが、彼女の行方はつかめない。帰国後、この中国人警察官が菊村の前に現れた。女の居場所を教えてやるという。その代わり…。
  • 20年前の実験が今、惨劇を巻き起こす!
    ≪実験ルール≫
    (1)参加者は5人の大学生
    (2)講師が提示した16人のうちから1人を選ぶこと
    (3)制限時間は4時間
    〈20年前にS大社会学部で行われた心理学実験の詳細を、今日の24時までに公開すること。
    日付が変わった時点で公開されなければ、ぼくは殺されます〉
    警察の元に脅迫状が届いた。差出人は実験を主催した教授の息子。
    被験者によればその実験は、16人から1人を選ぶだけの他愛もない内容のようなのだが……。
    実験の意味は何だったのか。犯人の目的は。
    日付が変わるまで、残り4時間。
  • 847(税込)
    著者:
    明野照葉
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    孤独な老人が出会った若く心優しい女。
    それは女詐欺師に仕組まれた罠だった。
    女の裏側を描かせれば一級の著者の文庫書下ろし!
    沢田隆が晴美と出会ったのは、近所の居酒屋だった。
    一流企業を定年後、妻を亡くし孤独に暮らす沢田は、
    親子ほども年の離れた病弱で薄幸な晴美に心奪われ、しだいに彼女のために金を使うようになった。
    だが、ふとしたことから沢田は、晴美を留美と馴れ馴れしく呼ぶ中年女性の存在を知る。
    しかも女性はおかしな部屋の話もするのだ。
    いったい晴美の真実の姿とは? 彼女は何者なのか? 
    それを知る前に沢田に悲劇が訪れる――。
    明野ワールド全開!
  • 大手観光会社社長の自家用機のお抱えパイロットをしている朝日奈順は、
    九州から東京に一人で戻る途中、燃料洩れのため、海上に墜落してしまう。
    運良く離島の漁師に救われ、助かるが、事故のショックから失語症になってしまった。
    一カ月後、東京に戻った朝日奈は、衝撃の事実を知る。
    すでに死亡届が出されており、
    しかも同乗していなかったはずの社長が墜落死したことになっていた。
    傑作サスペンス。

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