『文芸・小説、官能、岩井志麻子』の電子書籍一覧
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卑劣な社内スパイは誰だ!? 得意のベッドテクニックを駆使してスパイの正体を暴け!
住宅メーカーの営業課長・明石一郎は、社内でも一目置かれる存在。女子社員の間での人気も高く、同じ課の平山啓子とは密かに逢瀬を楽しむ仲だった。
ところがある日、反りの合わない赤堀専務によって、会議の席上で社内不倫を暴露されてしまう。
あれだけ秘密にしていたのに、いったいどこから漏れたのか?
社内にスパイがいるに違いないと考えた明石は、怪しいと見た女子社員を片っ端から口説いてはベッドに連れ込み、得意のベッドテクニックを駆使して自白させようと試みるが、スパイの正体はようとして知れなかった。
しかしある夜の「調査中」に、天敵の赤堀専務に思わぬ異変が……。
直木賞作家・阿部牧郎がバブル期の大阪を舞台に描く、ミステリー仕立ての官能小説。
団鬼六に師事し、季刊官能文芸誌「悦」の創刊編集長を務めた松村由貴による解説つき。 -
地方都市の地味な繁華街でヒッソリと営業している店舗型風俗店『ショコラ・サイダー変態オタク倶楽部』。建前上、本番行為なしとされるが、なんでもありの変態向けの店だ。お客に首輪をつけられ、犬になってドッグフードをむさぼりながら肉棒で突かれる陶子は、そのままリードをつけられ、お散歩に連れだしてもらっている。異様に足の指が長く、まるで手のように動かすことができる沙織は、整形しすぎでマネキンのような顔をしているが、足コキだけで指名客を集めている。変態客向けの風俗嬢が揃うが、一番の変態は経営者のショコラ・サイダーだった。スレンダー美女のアイコン画像を使っているが、実は薄毛で脂ぎった小太りのオッサン。いつも変態プレイを覗き見しては勃起している。自分自身を変態オタクと呼ぶ彼がこうなったのは、両親との壮絶な過去に理由があって……。
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レイラこと岡崎留美子は、18歳の頃から風俗以外の仕事をしたことがなかった。決して裕福とは言えない家庭に嫌気がさし、高校を中退して家を出ると、ハンパなヤクザものに騙されてソープへ売られてしまう。容姿はさほどパッとしない留美子だったが、若さのおかげで人気は出た。稼いだ金で整形手術を受け、胸にもシリコンを入れ、たちまち店のナンバー1に。しかし栄光はそこまでだった。バブルが弾け次第に落ちぶれていく留美子。その時、彼女が取った行動は……。
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官能エッセイストとして暮らしている私の元へ、ある日、レイラと名乗る風俗嬢から手紙が届いた。「ぜひ先生に、私の半生を書いてほしいんです」。とりあえず会い、話を聞いてみると、彼女は全身全霊で虚構を演じている女、つまり強烈なホラ吹き娘だった。嘘なのは話だけでなく、顔はほとんど整形されていて、肌は毛穴が目立ち、体毛も濃いのでまるで男のようであった。家にレイラを連れていった私は、同居している自分の彼にも会わせる。その夜、彼は「俺、あの女を知っているよ」と話し始めたのだった……。
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浮気症の父のおかげで、私にはいろいろな母がいたが、本当の母はシンガポールに居るらしい。そう父から聞いて、シンガポールへと向かう私であった。思えば、金持ちのお嬢様として育てられたが、大学生の頃にひと周り年上の男に騙され破滅の道へ。SM嬢として働くも客にヒドイ目に遭わされて親バレしてしまう。どんな時でも母のことを思って生きてきた私。母に会えるかどうか分からない。実際には生きていないのかもしれない。それでも私は旅立つのであった……。
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庭山由紀は幼い頃からアイドルに憧れていた。しかし、家庭も容姿も頭も身体能力も、何もかも平凡。クラスのアイドルにすらなれず、かといって派手な男性経験を誇るようなこともなかった。実際にアイドルになろうと行動したこともない。性的なことには極端に厳しい母の影響もあり、下着はもっぱら地味なものだった。それでも高校時代には初体験を経験。短大に入ると、家庭教師のような男と問題を起こさないようなバイトは許され、派手な下着も買えるようになる。そして、家庭教師先の父親と関係を持つようになった。親にも見せたことのない場所をくまなく見てくれる。バツイチで連れ子持ちとはいえ、彼だけのアイドルになれた由紀だったが、妊娠が発覚し……。
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庭山由紀は子供の頃からアイドルに憧れていた。しかし、地味で平凡な由紀は普通の主婦になるのもいいかなと考えるようになったが、親に認めてもらえず。地元を出てやり直そうと上京。実際にアイドルを目指してみたが、結局は全て持ち出しのいわゆる地下アイドルにしなれなかった。芸名は萌野夢乃。整形もしたが人気は出ず、ファン相手に風俗まがいの個室撮影をするようになる。自称プロデューサーには騙され肉体関係も持った。誕生日会を開催してもみじめな思いをしただけ。ただ、そこに参加してくれた熱心なファンだと思っていた男にAVへスカウトされた。由紀は初めて事務所に所属することになり……。
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庭山由紀は子供の頃からアイドルに憧れていた。しかし、地味で平凡な由紀は主婦を夢見るが、結婚は親に認めてもらえず。地元を出てやり直そうと上京。実際にアイドルを目指してみたが、結局は全て持ち出しの、いわゆる地下アイドルにしかなれなかった。そして、企画物のAV女優、さらにSMデリヘル嬢へと転落してしまう。源氏名はレイラ。これまで自分を弄んできた芸能界の底辺にいる男たちへの怒りを客たちにぶつけていく。それでもアイドルの夢は諦められなかったが、30歳になると活動を休止した。そして、魅理亜というアカウント名で、SNSに偽りのセレブ生活をアップしていく。芸能人でもないのに、ゴージャスな生活をしている美女は注目を集めるが、破綻は唐突にやってきて……。
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東京に嫌気がさして、タイのバンコクに流れ着いたあたしは、日本人のオヤジ若槻に騙され、現地のエロマッサージの店に売り飛ばされた。日本へ帰ることを諦めたあたしにとっての唯一の楽しみは、人体標本や遺体写真が飾られている死体博物館という場所に足を運ぶことだけ。特に、気に入ったのはシーウィーと呼ばれるサイコキラーの遺体。彼は、中国から出稼ぎに来たが、逆に借金で故郷に帰ることが難しくなったらしい。そんなシーウィーと自分の境遇が、なんとなく似ている気がして、のめり込んでいったあたしの目の前に現れたのは…。
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麻紀子は自分のことが普通だと思っている。今の彼氏は5歳年上で、合コンで知り合った。実は高校生の頃から結構遊んでいるけど、セックスを心から気持ちいいと思ったことはない。そんなある日、麻紀子は彼氏にストリップ劇場に連れていってもらう。その美しさに感動して……。伊井満喜子はその名前ゆえに、子供の頃は「まんきこ」とからからかわれていた。それでも真面目に過ごしてきて、中学から女子大付属に通い、彼氏もできなかった。親に言われるがまま見合い結婚するが、すぐに破綻し……。原真輝子は高校を2年で辞めて家出し、水商売を転々としてきた。今は「マッキー」の名前でギャル系AV女優をしている。NGはあるにせよ、ハードな撮影もこなし、仕事でセックスをする日々を過ごしていた。そんなある日、ファンからのプレゼントの中に思わぬものを発見し……。3人のマキコによる物語。
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綾花は女子大生の年齢ではあるけれど、すでに子供を産んでいる。身体もしっかり熟していて、柔らかみと丸みがあり、尻の形もいい。保育園から子供が帰ってくるのを気にしながらも、彼女はあまりの興奮からか、母乳を垂らしていた。美恵子は30代半ばでだらしない身体をしているが、妙に生々しさを感じさせる。見た目は金髪でギャル風の化粧をしていても、ベッドではとことん従順で、Mっ気に溢れていた。手錠やバイブまで使ってサービスすると、可愛らしいロリ声であえぎ始める。信恵はきつい顔立ちで男並みの体格だが、実は元風俗嬢。10代から風俗一筋で、淫靡な暗い雰囲気があった。夫は刑務所に入っていた期間が長く、夜の営みも機械的。そのため、優しく愛撫すると、本気で泣き始めた。同じ団地に住む3人の主婦には人に言えない秘密がある。それを調べるために、ライターのぼくは3人と身体を重ねるが……。
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私は3ヵ月前から芸能プロダクションでマネージャーをしている。所属しているのは、アダルト寄りの女の子ばかりだ。マネジメントするというより、実際は付き人のような感じ。身の回りの雑用をして、きつい仕事を嫌がったり泣いたりする子を慰める役目もある。女の私が側にいると、彼女たちも安心できるらしい。最初のうちは、大勢のスタッフの前で実際にセックスをしているのを目の当たりにして、めまいを覚えたものだ。今日は取材現場に初めて1人で立ち合うことになった。付くのは新人女優の石原ふみよ。本人の指名を受けて、私は彼女を担当するようになった。昨晩、ふみよのAVを見て、私は興奮して自慰をしてしまった。彼女は同世代の女から見てもイヤらしい裸をしていて、本人を目の前にすると、こっちが照れてしまう。彼女はなぜか私に興味津々。仕事が終わった後にお酒を飲むと、そのままマンションまで一緒に行くことになり……。
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渋谷で雑貨店を経営しているさやかは今年で35歳。細身でショートカット、化粧っ気はなくて、若く見えるボーイッシュなタイプ。昔から「女として生まれてきたけど、なんか違う」と感じていて、好きになる相手は決まって同性だったが、レズビアンという言い方はしっくりこなかった。ノンケのさやかに久しぶりにできた恋人が稟子だった。30歳を過ぎても若作りしている彼女は風俗嬢。単純なくせに自分で面倒臭い女になろうと頑張るような人だった。その面倒臭さに惹かれたさやかは、時に体をナメ合い、充血したあそこをコスリ合って淫靡な時間を過ごした。わがままな稟子に翻弄されながらも、いつしかさやかは彼女のために男になりたいと思うようになる。しかし、そんな気持ちをよそに稟子は姿を消した。これが暗い影を落とし、さやかの人生は転落していくのだが……。
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東南アジアの国・タイに魅せられている、30歳半ばのイラストレーター・富田今日子。ひたすら緩くて、いい加減で、優しい感じが、今日子の性に合っていた。毎月のように通い続けているうちに、現地で知り合った日本人とも良い関係になった。自称カメラマン。全般的にだらしないくせに不思議な清潔感があって、そんな彼とは数えきれないほどセックスをした。行為の後は股を広げられ、いつまでも見つめられた。さっきまでさんざん出し入れされたアソコは、まだまだ欲しいといやらしくうごめきながら、変な汁を溢れさせ……。
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業界No.1官能誌『特選小説』で活躍する女流作家の岩井志麻子・渡辺やよい・南綾子・森奈津子・森下くるみが、自身の血液型に沿って官能ストーリーを描きました。男に騙され風俗嬢として働きつつ本当の母親を探すA型女『シンガポール・スリリング』、地味で平凡な人生から脱皮しようとSMチックな主従関係を求めるA型女『悦楽に溺れて』、おっとりしていながら性欲がたまると急にエッチになるO型女『ミワクの空間』、A型男とのセックスが上手くいかずに悩むB型女『真夜中に血液型相性診断を検証する』、普通では考えられない破天荒なプレイをするAB型女『マダーライト』など、それぞれの血液型にそった話を全5編収録。セックスの相性は血液型で決まる!?
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