『児童文学・童話・絵本、徳間書店、雑誌を除く(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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夏の初め、6年生の佳斗は、おばあちゃんの住んでいた家に引越してきた。おばあちゃんは冬に亡くなって、もういない。でも、おばあちゃんのネコのテンちゃんがなついてくれたので、佳斗はうれしかった。
ところが、テンちゃんは急に、家に帰ってこなくなった。佳斗は、はり紙やチラシを作って、「ネコさがし」を始める。「ネコさがし」の途中で出会った、同い年のちょっと変わった少年、蘭が、「手伝ってやる」と言ってくれた。蘭は、よくおばあちゃんを車椅子で散歩させているから、町にいるネコにくわしいのだという。
二人でネコをさがすうちに、佳斗はこの町について、自分と蘭の家族について、さまざまな発見をして…?
喪失から立ち直り、自分の世界を広げていく十二歳の少年をみずみずしく描いた、心に残る物語。
『ハルと歩いた』の西田俊也が贈る、感動の1冊。 -
中二の秋、小学校高学年のクラスの同窓会があった。だれも「彼」のことは口にしなかった…卒業間際に病気で亡くなった、鈴元育朗のことは。もう一度みんなで集まって、お墓に行こう…鈴元の親友だった小野田と、仲がよかった女子の篠原と三人で、動きはじめた洋詩だったが…? 死ってなに? 友情って? 揺れ動く子どもたちの気持ちを描く、感動の一冊。
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子犬がほしくてたまらないエルビーに、ママが買ってきてくれたのは、なんと金魚! しかたがないのでエルビーは、金魚に「フワフワ」という犬のような名前をつけて、芸を教えることにしました。フワフワは、エルビーが「ほえて!」といいつづけると、泡を出すようになりました。でも口からではなく、おしりから! そして…? ペットの金魚をめぐる、楽しくゆかいな物語。
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父さんが故郷に帰って農場の仕事を始めることになったため、サクランボというあだなの十六歳の双子の女の子、バーブロとシャスティンも、初めて自然の豊かな田舎で農場暮らしをすることになりました。
家を改装し、農場で働く人たちと仲よしになり、二人も、ミルク運びや雑草取りなどの農作業に取り組みます。もちろん、働くだけではなく、近所の同年代の仲間たちとハイキングや釣りやパーティに行ったり、夏至まつりを楽しんだり…。そして二人にはそれぞれ、好きな人もできますが…?
双子の一人、バーブロが語る農場の日々は、楽しさとユーモアでいっぱい。“子どもの本の女王”アストリッド・リンドグレーンが、農場の娘として育った自らの幸福な記憶をたっぷりそそぎこんで描いた、生き生きと楽しい少女小説、本邦初訳。10代から。 -
若い新聞記者のティベは、とても恥ずかしがりやで、知らない人に話を聞くことができません。「ちゃんとしたニュース記事を書かないとクビだ!」としかられて、しょげていた日のこと、ティベは、ミヌースという名前の不思議な若い女の人に出会いました。
ミヌースは、「わたし、今までネコだったんです」と言うのですが、ティベには信じられません。でもたしかにミヌースは、しぐさがネコにそっくりだし、何より、ネコのことばがしゃべれたのです。
ミヌースが、泊めてもらったお礼にと、ティベの記事のために町じゅうのネコたちから聞いてきたくれたニュースは、どれもほんとうでした。ティベの仕事は、「ネコのニュースサービス」のおかげで、うまく行くようになりました。
そんなある日、野良ネコ・ノラの子ネコたちが、行方不明になり…?
「オランダの子どもの本の女王」と称えられる、アンデルセン賞受賞作家シュミットの代表作。「ネコのミヌース」は、オランダで銀の石筆賞を受賞、世界の十カ国以上で翻訳出版されている人気作品です。 -
わたしのクラスでは、ペンフレンドが一人もいないなんて、どうやら普通じゃないみたいなのです。だから、あなたにお手紙が書けるようになって、とってもうれしい…!
スウェーデンの小さな町に住む十五歳の少女ブリット‐マリが、ペンフレンドにむけて語る、日々の豊かな暮らし、初恋、家族の絆…。父さんは真面目で愛情深く、母さんは大らか。十九歳の姉マイケンはしっかり者で家庭を切りまわし、十四歳の弟スバンテは愉快ないたずらを次々に考えつきます。下の弟妹やお手伝いさんを加えた大家族には、しょっちゅう事件が起こって…?
「子どもの本の女王」と称され、世界中から愛されたリンドグレーンの幻のデビュー作、本邦初訳。 -
引っ越してきた小学5年生の七子は同級生・鳥羽の「ものだま探偵」を手伝うことになった。
七子がふとしたときに口ずさんでいた、どこで聞いたのか覚えていない歌。学校でも同じ歌を口ずさむ子がいるようだ。これは、ものだまのせい?
鳥羽のライバル、律が持つ、ものだまの宿るチェスの駒・ルークが関係しているのかもしれない…。「ルークとふしぎな歌」
七子はある日、自分と同じ服、同じ髪型の子を見かけた。ふりむいたその顔も、七子そっくり!
もしかしてドッペルゲンガー? さらに、自分のそっくりさんを見たという人が何人も現れ…?「わたしが、もうひとり?」 -
弟が家にきて八か月。あいかわらずおさるに似ているうえに、いたずらもするようになって、もう最悪。
だけどある日、友だちののりちゃんが芸をする犬を見せびらかしたとき、つい「うちの弟は、もっとすごい芸ができるんだ」って言っちゃって…。
赤ちゃんの弟に芸を教えようとする「あたし」と仲間の奮闘ぶりをユーモラスに描く。好評シリーズ第三巻。 -
五か月まえ、あたしはおねえさんになった。「こんなかわいい弟がいて幸せね」ってみんなは言うけど、やっぱりあたしにはおさるにしか見えない。
そこであたしは考えた…弟がいる幸せをみんなにわけてあげようって!
おなじみの仲間たちと、「あたし」のお友だち「のりちゃん」も新たに登場。人気シリーズ第二巻。 -
三か月まえ、弟がやってきた。弟の顔はおさるだった。でもお母さんは弟ばかりかわいがる。
それならいいよ、あたしはすてごになって、すてきなおうちにもらわれるから…。
家出した女の子が、「すてご仲間」になった犬、ねこ、かめといっしょに大活躍!
小さなおにいちゃん、おねえちゃんたちの心をきゅっとつかんだ、人気の幼年童話です。 -
モン太くんは、モンスタータウンにすむ男の子。ここはモンスターと人間がなかよくくらす町。
モンスタータウンに、ハロウィーンの季節がやってきた。モン太くんの親友のガイコツくんが、パーティーをひらくことになったので、もちろん、モン太くん一家もお手伝い。
お母さんはうでをふるってゲテモノ料理を作り、モン太くんはダンス音楽のDJをすることに!
パーティーがもりあがると、死人もおはかから起きあがって…?
ハロウィーンにぜひ読みたい一冊。挿絵多数。 -
モン太くんは、モンスタータウンにすむ男の子。モン太くんのおかあさんは、魔女。
ある日、おかあさんの魔法のまちがいで、小さくなってしまったモン太くんとおとうさんは、森の中で、小さなコビットさんと友だちになります。
そして、モン太くんが空をとべるおかあさんをうらやましがっていると、おとうさんがすごい発明をしてくれて、モン太くんは、親友のガイコツくんやコビットさんといっしょに、空をとぶことに…!?
モンスターと人間がなかよくくらすモンスタータウンのお話、シリーズ第三弾。挿絵多数。 -
モン太くんは、モンスタータウンにすむ男の子。ここはモンスターと人間がなかよくくらす町。
モンスタータウンにすむモン太くんは、子どものドラキュラ。親友は、おはかにすんでるガイコツくん。
ある日、以前エジプトに引っ越していったむかしの友だち・ミイラくんが、遊びにやってきた。
ところが、そんなこととは知らないガイコツくんは、モン太くんが遊んでくれないことにはらを立て…!?
好評のシリーズ第二弾。挿絵多数。 -
小学校5年生の七子が両親と一緒に引っ越してきたのは、坂木町にある古い一戸建て。
夜中に、部屋でだれかが話している声が聞こえたり、ふしぎなことが起こったり…。
そんなある日、七子は、クラスメイトの鳥羽が、公園でひとりでしゃべっているのを見かけた。
そばにはだれもいないのに、男の糸の声も聞こえる。
話し相手は、なんとカサ立てのツボ。
この町では、ものに宿った魂=「ものだま」の声が聞こえるらしい…。
七子のまわりで起こるふしぎなできごとを、「ものだま探偵」桜井鳥羽が挑む!
表題作と「駅のふしぎな伝言板」の2話をおさめました。
心がほっこりあたたかくなると評判のほしおさなえによる、少女探偵物語です。 -
モン太くんは、モンスタータウンにすむ男の子。
ここはモンスターと人間がなかよくくらす町。
モン太くんのおかあさんは魔女、おとうさんはフランケンシュタイン。
親友は、おはかにすんでるガイコツくん。
「どうしてぼくだけ、ふつうの人間なのかなあ」
だけどある日、すごいことが…?
はじめての「ひとり読み」にぴったりの楽しいお話。挿絵多数! -
自然から採取したものだけで、舟をつくろう。
木を切るナタやオノをつくるため、砂鉄を集め、砂鉄を溶かすために、炭を焼く。
昔ながらの方法で、丸木舟ができあがるまでをたどる写真絵本。
探検家・関野吉晴が、大学の学生とつくった一艘の丸木舟。
機械を使わずにものをつくる醍醐味を伝える写真絵本。 -
育ての親の大おばさんが病気になり、遠い田舎の農場に預けられることになった9歳のベッツィー。
泣き虫で人に頼ってばかりいたベッツィーを待っていたのは、まったく新しい生活で…?
美しく豊かな自然を舞台に、様々な経験を通して成長する少女の姿をのびやかに描いた物語。
米国で百年近く読み継がれてきた、『赤毛のアン』と並ぶ、少女小説の決定版! -
がばい(すごい)ばあちゃんは、いつでも夢を忘れない人だった。
「今日、明日のことばかり考えるな。百年先のことを思えば、楽しくてしょうがなか!」
困難な時代を笑って生き、まわりにも笑顔をもたらした、ばあちゃんの知恵の数々をお楽しみください。 -
がばい(すごい)ばあちゃんは、貧乏だけど底抜けに明るく、おまけにとてもやさしい人だった。
あるとき、どろぼうにまでおにぎりを出してやっていた!
がばいばあちゃんといっしょに暮らせば、毎日が発見毎日が笑顔!
日本中を感動させた名作が、小学生向、楽しいイラスト入りに! -
がばい(すごい)ばあちゃんと暮らすうちに、スポーツ万能の人気者になった昭広少年。
でも、かあちゃんになかなか会えないのは、やっぱりさびしくて…。
日本中が感動した名作を小学生向けに編集し直し、人気画家はたこうしろうのイラストを豊富に入れた、人気漫才師島田洋七の少年時代。 -
大人気ベストセラー「佐賀のがばいばあちゃん」の、挿絵入り小学生向け版。
小学校二年生のときに、広島から佐賀のいなかに預けられた昭広。
貧しいながらも笑いにみちた、がばい(すごい)ばあちゃんとの暮らしがはじまった…。
戦後の貧しい生活の中でも、ものを大切にし、人間として大切なことを孫である著者にきちんと教えた「おさのばあちゃん」の姿を伝えます。
すこし前の日本に、ほんとうにあったあたたかな暮らしを描いて、日本じゅうの人たちの心をつかんだ名作です。 -
一年前に東京から引越してきた陽太は、亡くなった母の故郷、奈良で、小学校の卒業式を迎えた。
仲のいい友だちもまだいないし、いいな、と思う女の子に声をかけることもできない。
春休み、どう過ごそう、と思っていたら、思いがけず、飼い主とはぐれたフレンチブルドッグを飼うことになった。
飼い主を探して、犬といっしょに奈良の町を歩くうちに、さまざまな出会いがあり、陽太の日々は変わり始める…。
12歳の春をみずみずしく描く心に残る物語。 -
スリの少年コンは、ある日、魔術師ネバリーの「魔導石」をぬすもうとしたことがきっかけで、ネバリーの弟子になる。
だが、ほんものの魔術師になるには、コンも自分の「魔導石」を見つけなければならない。
いっぽうネバリーは、町の魔力がどんどん減少していく、というなぞを解明しようと、ほかの魔術師たちと会合をかさねるが…?
元気のいい少年が魔術師とふしぎなきずなを結び、「魔力」の危機を救う、テンポのいい冒険物語。 -
昔、むかしのそのまた昔。深山の草原に、一本の名もなき草がいた。
彼のもとに小生意気な子狐が現れ、
「草どん」と呼んでお話をせがむ。山姥に、
団子ころころ、お経を読む猫、
そして龍の子・小太郎。草どんが語る物語は
やがて交錯し、雲上と雲下の世界がひずみ始める。
――民話の主人公たちが笑い、苦悩し、闘う。
不思議で懐かしいニッポンのファンタジー。
〈第十三回中央公論文芸賞受賞〉
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