『24H限定!6万点以上コイン40倍、鳥羽亮(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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船宿の亭主をしながら駿河国江崎藩の隠目付を務める海野洋之介の許に、釣り仲間の孫が何者かに攫われたという報せが入る。そして、おみつの息子仙太までが攫われてしまう。なんとか救い出したい洋之介だが、その前に手練れの刺客「闇猿」たちが現れる。洋之介の怒りを込めた一刀は幼い命を救えるか――。甲源一刀流の豪剣が煌めく、震撼のシリーズ第四弾。
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倅夫婦を殺した敵を追い、孫の松之助を伴って出府した伊丹茂兵衛は、生計を立てるため口入れ屋の裏稼業に手を染めるようになっていた。そんなある日、夜盗に狙われているという両替屋の用心棒を請け負うが、その仕事は運命を左右する大きな転機となった――。愛孫の仇討成就を願う五十男の真摯な生きざまが胸を打つ人気シリーズ。待望の第二弾!
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両替商滝島屋の主と手代が下谷広小路で何者かに首を掻き切られて殺された。凶器は匕首(あいくち)とみられた。池之端の岡っ引き銀次には遺体の惨状に見覚えがあった。半年ほど前、浅草田原町で殺された料理茶屋橘屋の主の死に様と酷似していたのだ。そして、二つの事件の繋がりを探っていた佐久間町の岡っ引き平造が斬殺された。銀次は下手人を追うが、やがて魔の手が襲い来る。書下し長篇時代剣戟。
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源九郎が「浜乃屋」に顔を出すと、お吟が「親分」と呼ばれる初老の男・猪七と深刻そうに話をしていた。どうやら、お吟のかつての仕事仲間らしい。数日後、お吟と猪七が浜乃屋の前でならず者に襲われ、はぐれ長屋まで命からがら逃げてきた。どうやら、その裏には掏摸同士の縄張り争いがあるようだ。長屋の仲間とお吟を守るため、源九郎たちは下手人を探り始める。大好評シリーズ、記念すべき第四十弾!
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廻船問屋・松田屋の若旦那と手代が殺された。辻斬りの仕業か? 店は主人が病で倒れ、番頭が仕切っているようだ。駿河のある藩の仕事を一手に請け負っていた。調べてみると、過去にも若旦那は命を狙われていたらしい。店の金の動きに不審を感じた矢先のことだった。相手が武家では奉行所は手を出せない。どうする鬼彦組!
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家督を譲った嫡男を妻女もろとも何者かに惨殺された伊丹茂兵衛。江戸と国許の連絡役である先手組から、下手人と思しき二人の男が江戸に向かったと知らされ、孫の松之助を従えて出羽国を後にした。なぜ倅夫婦は殺されたのか? 仇討ちを誓う茂兵衛だったが、暮らしのため、いつしか闇の仕事に手を染めるようになっていた。新シリーズ、第一弾!
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はぐれ長屋の近くで、母子が三人の武士に襲われた。母子をかばい、三人と斬り合っている男が、長屋に引っ越してきたばかりの安田十兵衛だと気付いた源九郎は、さっそく助太刀に入り、三人を追い払う。その母子は、しばらく長屋で匿うことにしたが、ある日、大身旗本の家臣が長屋を訪れ、「母子の命を守って欲しい」と依頼してくる。大好評シリーズ第三十九弾!
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岡っ引きにして、一角流十手術に伝わる特殊な小武器""まろほし""の遣い手・銀次は今、咲きほこる紅梅と見紛う痣が花叢のように肌に浮く娘の死骸を目の前にしていた―。先頃から追っている別の事件と同じ筋と直感した銀次は、急ぎ下手人を挙げようと奔走するが、ほとんど手掛かりが得られぬまま、料理屋へ通いで勤めている器量良しの十七、八の町娘たちが次々と失踪してしまう…。シリーズ第一弾。
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駿河国江崎藩の隠目付を務める船宿の亭主海野洋之介は、釣り客から大川に幽霊舟が出たと聞く。そんな折り、江崎藩の目付から江戸で続く押込み夜盗の中にいる江崎藩士を探ってくれと願われ、洋之介は夜盗の探索を始める。そして、洋之介の前にたちはだかったのは十文字斬りの遣い手――。甲源一刀流の豪剣で江戸を騒がす輩に立ち向かう! 待望のシリーズ第三弾。
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連続殺人と強請り――巨悪を暴き、敵を討つ深川佐賀町で、御小人目付がふたり斬殺された。ひとりは喉を突き刺され、もうひとりは肩から背を剛剣で截断。材木問屋が大金を脅し取られた話があり、調べにきた帰りだったという。その後も、大店への強請りと殺人が続く。非役の旗本・青井市之介は、御目付の伯父の依頼を受け、悪党たちを追いかけ、死闘に挑む。大人気シリーズ第一幕、興奮度頂点の最終巻! 【目次】第一章 必殺の突き/第二章 怯え/第三章 待ち伏せ/第四章 襲撃/第五章 隠れ家/第六章 死闘
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北町奉行所の吟味方与力である彦坂新十郎が、同心倉田佐之助の妹きくを娶って二年が過ぎ、「鬼彦組」にも新しい仲間が加わった。平穏な日々を送っていた新十郎が、いつものように奉行所に出仕しようとしていたところ、殺しの一報が入った。大川端の新大橋の近くで、若侍が腕を切り落とされて殺害されたというのだ。実は最近、二組の男たちが同様の手口で殺されていた。同じ下手人の仕業なのか、「鬼彦組」に解決の沙汰が下った!
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島中藩の藩内抗争は若君の剣術指南役が千坂道場に決しても収まる気配がなかった。道場に通う二人の藩士が何者かに惨殺されるに至り事態は泥沼化する。折も折、彦四郎は梟組という謎の集団が敵方に加わり、里美や花も標的にされていることを知る。敵方の真の狙いとは何か? 仁義なき戦いの行方は? 人気時代小説シリーズ、血湧き肉躍る第三弾!
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三度の飯より寝るのが好きで、長屋一の怠け者と噂される屋根葺き職人の半次。大好きな酒で奉公をしくじり、日傭取りで口を糊する牢人の十兵衛。情に厚い二人は、消息を絶った長屋仲間の娘を探し回るうち、驚くべき陰謀を突き止める。だが所詮、素人の探索。深追いした代償が思わぬ災禍となって長屋に降りかかった。新シリーズ、第一弾!
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倅が稽古を休んでいる理由を千坂彦四郎に説明する八丁堀同心・坂口主水の表情は冴えなかった。大店の幼女誘拐事件を探索する御用聞きや同心の子が相次ぎ襲われ、ついに死者が発生。用心のため外出を控えさせているという。下手人一味の非道なやり口に彦四郎は憤るが、魔の手は千坂一家の間近にまで迫っていた。大人気シリーズ、震撼の第五弾!
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吟味方与力の幼い息子が何者かに連れ去られた矢先、江戸有数の油問屋に夜盗が押し入った。現場には「子供の命が惜しくば、手出し無用」の紙片が。ほどなく臨時廻同心の愛息も姿を消す。事件の背後に蠢く荒技・乗突きを操る牢人一味の影。その探索に、里美は単身で乗り出すが、やがて彼女自身も消息を絶った――。好評の時代小説シリーズ第三弾!
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鳥羽亮の大人気時代小説『剣客春秋』シリーズ11タイトルが電子版限定で、合本になって登場!
※本書は、『剣客春秋』シリーズ一巻~十一巻を1冊にまとめた電子書籍限定の合本版です。
神田豊島町の道場主・千坂藤兵衛の娘・里美は、一刀流の達人。ある日、道場の用足しの道すがら、ならず者に絡まれていた歳若い浪人・彦四郎を助けた縁で、淡い恋心を抱く。やがて、彦四郎も道場に日参するようになるが、彼の素性には、驚愕の事実が隠されていた。里美の恋、彦四郎の行く末、悪名高き大盗賊の陰謀。江戸の町に大きな嵐が起こる。(『剣客春秋 里美の恋』より) -
立ち合いを装い、武士を惨殺する辻斬りが相次ぐなか、「千坂道場」の師範代・重森は、下手人が同じ流派の遣い手という噂を耳にする。折しも、その嫌疑がかけられたのは師匠の藤兵衛。ほどなく謎の剣客が道場破りに現れる――。一連の騒動に隠された底知れぬ怨念とは? 藤兵衛に訪れた人生最大の試練を描く人気時代小説シリーズ、待望の第四弾。
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藤兵衛の妻・由江が営む料理屋「華村」を買い取りたいと三人組の男が現れた。由江はその申し出を断るが、買収工作は隣家のそば屋にも及んでいた。折しも奇妙な刀法を操る凄腕の剣客が藤兵衛を襲う。九死に一生を得た藤兵衛の脳裏に浮かんだのは件の買収話。はたして繋がりはあるのか? 老骨に鞭打つ執念の探索が始まった――。待望の第七弾!
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柳原通りの斬り合いに、門弟が巻き込まれたという報を受け、現場に馳せ参じた彦四郎。はたして三人の武士に囲まれていたのは、月代と無精髭をだらしなく伸ばした若い侍と、対照的に身なりのよい楚々とした娘だった。門弟にせがまれ、彦四郎は二人を助けるが、それは予想だにしない危難を招く端緒となった……。人気シリーズ、白熱の第四弾!
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神田豊島町の道場主・千坂藤兵衛の娘・里美は、一刀流の達人。ある日、道場の用足しの道すがら、ならず者に絡まれていた歳若い浪人・彦四郎を助けた縁で、淡い恋心を抱く。やがて、彦四郎も道場に日参するようになるが、彼の素性には、驚愕の事実が隠されていた。里美の恋、彦四郎の行く末、悪名高き大盗賊の陰謀。江戸の町に大きな嵐が起こる。
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柳原通りで、武士同士の斬り合いに遭遇した千坂彦四郎。窮地の永倉平八郎を助けたところ、後日、弟を伴い千坂道場へやってきた。平八郎はお礼もそこそこに、彦四郎に馴れ馴れしい態度をとり、仕舞いには離れに住まわせてほしいと言い出す。彦四郎の懸念をよそに、道場主の藤兵衛は申し出を快諾。だが、その判断は千坂家に思わぬ禍をもたらした。彦四郎が秘剣「谺返し」に挑む。人気シリーズ、緊迫の第十弾!
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夜鷹そばを営む亀吉が残忍な手口で殺された。亀吉の長屋仲間である半次と十兵衛は町方の検屍に立ち合うが、折しも事件が起きた夜、浅草の米問屋に強盗が押し入ったことを耳にする。もしや亀吉は一味と遭遇したのではあるまいか? 仲間の無念を晴らすため探索を始めた二人は、やがて驚くべき事実を突き止める。人気シリーズ、手に汗握る第二弾!
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中西道場の同門・飯岡と行き会い、計画中の武芸所の師範役を乞われた藤兵衛は、時同じく「大塩党」と名乗る集団による強盗騒ぎを耳にする。大店に軍用金を求める投げ文を入れ、断れば力ずくで金品を強奪するらしい。はたして藤兵衛の脳裏にある疑念が浮かぶが、その頃、亡妻の生家・藤田屋にも投げ文が舞い込んでいた。緊迫のシリーズ第六弾!
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愛娘・里美の懐妊に胸躍らせる藤兵衛は、高垣藩から寄せられた剣術指南役に、将来を考えて師範代・重森を推挙する。だが、その矢先、高垣藩士惨殺事件が発生。藤兵衛は下手人が高垣に伝わる岩心流の手練と知り、ただならぬ事態を察するが、その時すでに凄絶な藩内抗争の直中に立たされていた。人気シリーズ、無上の家族愛を描く第七弾!
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千坂道場の主・藤兵衛の元に、幼い姉弟が訪れた。ふたりの父親はかつての門弟。その敵討ちの助太刀を懇願される。姉弟を追ってやってきた黒木の話では、仇敵は山颪という秘剣を操る剣鬼だという。その所在を追う里美と彦四郎の前に立ちはだかる侍一味の正体とは? 藤兵衛に山颪を打ち砕く秘策はあるのか?
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藤兵衛、絶体絶命! 暗殺剣に死角は?
馬喰町の両替商に押し入り、番頭を惨殺して大金を奪った強盗・梟党。番頭を検屍した千坂藤兵衛は、一味に人間業とは思えない突きを操る剣客が潜んでいることを察知する。折しも、彦四郎の生家である料理屋・華村を買収しようとする謎の武家が出現。二つの事件がつながった時、千坂一家は未曽有の窮地に立たされる――。傑作時代小説、衝撃の終幕。 -
伊原道場の門弟仲間からいじめを受けていた少年剣士を、縁あって千坂道場へ迎え入れた藤兵衛。だが、それを機に伊原道場との関係が悪化。折しも、旗本茂野家の剣術指南役をめぐる御前試合で伊原道場との対戦が決まる。負ければ道場閉鎖に追い込まれかねない重大な試合に、藤兵衛が用意したのは驚天動地の奇策だった。人気シリーズ、白熱の第八弾!
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義父・藤兵衛から道場を譲り受け、立派な道場主たらんとする責任感が重圧となってのしかかる千坂彦四郎。陸奥国松浦藩からやってきた女剣士・ちさと出逢い、その姿に若き日の妻を重ねる彦四郎は、ちさから思いがけない相談を持ちかけられる――。彦四郎を次々と襲う危難の裏で蠢く謀略とは何か?人気シリーズ「剣客春秋」、新たなステージへ。
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千坂道場の年若い門弟・荒川と石黒が稽古帰りに御家人風の武士に襲われた。命からがら逃げのびた石黒の話では、荒川は一刀のもとに斬り殺され、敵は「これは立ち合いだ」と言い残したという。その後も相次ぐ門弟への襲撃。狙いはいったい何なのか――? 真相が明らかになった時、千坂道場に存亡の危機が訪れる。血湧き肉躍るシリーズ第六弾!
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切っ先から光輪を発するという謎の剣客による道場破りが千坂道場を戦々恐々とさせていた矢先、二件目の包丁人殺しが発生。犠牲者が道場に通う彦四郎の生家「華村」の男であったことから、門弟の動揺は極みに達する。事件の真相を追う千坂藤兵衛。その探索は華村の将来、愛娘の恋路をも左右しかねない試練の連続となった。人気シリーズ、第五弾!
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商家の主が相次いで殺された辻斬り。町方が金目当てと見込んだ矢先、彦四郎家族が三人組の男に往来で因縁をつけられる。瞬時に相手の技倆を見切った彦四郎は一蹴するが、不幸にもその様子を遠目に窺う輩の存在に気づくことはなかった。やがて辻斬りの真の狙いが明らかになった時、彦四郎は人生最大の試練を迎える。無上の家族愛を描く第九弾!
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出羽国島中藩の藩士を二人、新たな門弟として迎えた矢先、道場破りと思しき三人の武士に立ち合いを挑まれた彦四郎。勝負は持ち越しとなるが、ほどなく門弟の川田たちが暴漢に襲われる。なぜ川田たちは狙われたのか? 島中藩士の入門と何か関係があるのか? 心中穏やかでない彦四郎のもとへ最悪の報せが届く。人気シリーズ、手に汗握る第二弾!
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世過ぎの大道芸で日銭を稼いだ帰途、抜刀した武士に追われる女と幼子を助けた刀十郎と小雪。女は刀傷が因で落命するが、残された幼子を二人は長屋に引き取る。ほどなく大道芸を披露している最中、胡乱な男の視線を感じた刀十郎は、後日、長屋に現れた侍がその人物と察する。はたして、男は予想だにしない話を口にした。緊迫のシリーズ第二弾!
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「首売り」と呼ばれる珍妙な大道芸で口を糊する島田刀十郎は、ある日、芸人仲間惨死の悲報を耳にする。理由の知れない出来事に仲間内には動揺が広がるが、その矢先、二人目の犠牲者が。芸人衆とともに真相解明に乗り出す刀十郎。だが、行く手には自身の因縁にも絡む驚くべき姦計が待ち構えていた。
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刀十郎と小雪の大道芸「首売り」の客として現れた奇妙な老武士。好々爺然としていながら、御代をねぎった挙句、事に臨むと驚くべき居合を見せた。折も折、市中で幼女ばかりを狙った人攫いが続出。芸人仲間の喜八が突如消息を絶った娘を探しに出かけたが、相当の手練に斬殺された姿で発見される……。
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居合の達人に、父親を殺された武家の娘。当初は菅井紋太夫を下手人だと思い込んでいた娘だが、勘違いに気づき、仇討のため菅井に剣術指南を願い出る。はぐれ長屋に通って菅井の指導を受けるうちに、みるみる居合の腕が上達してきた娘だが、そんな折、謎の集団が長屋を襲う。どうやら娘の命を狙う一派がいるようなのだ。大人気シリーズ第三十八弾!
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直心影流の遣い手で“わけあり”の円十郎。二人の牢人仲間と共に気ままに過ごしている彼のところに、新たな依頼が。待望のシリーズ第三弾。
「わけあり円十郎江戸暦」シリーズ第3弾! 攫(さら)われた娘を悪党たちから救うため、必殺の斬撃に円十郎が挑む! 身代金目当てで娘を攫われた商家の主が、噂を頼りに、口入屋の安田屋に居候している橘円十郎を訪ねてきた。二人の牢人仲間・馬淵重蔵と宇佐美又八郎とともに、娘を救い出す仕事を引き受けた円十郎は、元岡っ引きの茂平や闇蜘蛛組の山中らの助けを借りて、人攫い一味の塒(ねぐら)を突き止めることができたのだが……。一味の牢人が遣う奇剣“稲妻落し”を、円十郎の直心影流は破ることができるのか。待望のシリーズ第三弾。 -
口入屋に居候している直心影流の橘円十郎は、巨漢の馬淵と手練の宇佐美と共に舞い込んだ事件を解決しようとするが。待望のシリーズ第五弾。
「三身一体の剣か!」――居候をしている安田屋への帰途、浜町堀で三人組の黒頭巾の刺客に囲まれ、窮地に陥った橘円十郎だったが……。黒岩藩の国許で城代家老を暗殺した浦沢一刀流の郷士たちが、続いて江戸家老を亡き者にすべく出府。それを阻止しようと先手組頭の金重が、かつて共に闘った円十郎に助力を頼んできた。円十郎は、牢人仲間である馬淵と宇佐美に声をかけ、共にその依頼を受けることにしたのだが、新たに江戸勤番の武士らが刺客の一味に加わり……。浦沢一刀流最強の刺客・柴崎が遣う一身の剣を、直心影流の円十郎は倒すことができるのか。待望のシリーズ第五弾。 -
直心影流の遣い手・円十郎は、二人の牢人仲間と気ままな日々を送っていたが……。江戸の町を舞台に繰り広げられるチャンバラ&人情小説。
「直心影流、橘円十郎、参る!」両親と死に別れ、叔母の嫁ぎ先である江戸・日本橋高砂町の口入れ屋に居候している円十郎は、直心影流の俊英と謳われたほどの腕を持ちながらも、気の合う二人の牢人仲間・馬淵と宇佐美とともに気ままな日々を送っていた。馬淵は六尺を超えるような巨漢で強力の主だが、剣の腕はからっきし。宇佐見は陰気な顔をした寡黙な男だが、馬庭念流の遣い手、手練である。ある日、日雇い仕事に出ていた三人は、その帰り道、円十郎の出自を問いただす謎の四人組の武士に襲われた。なにゆえ円十郎が狙われたのか!? 円十郎の身辺を嗅ぎまわる得体の知れない影の存在から、彼が“わけあり”であることが明らかになっていく。期せずして、ある藩の御家騒動に巻き込まれてしまう円十郎たちの行く手には……。夜陰を切り裂く刺客の斬撃、飛び散る青火――謎に包まれていた自らの素性をめぐって、円十郎の剣が冴えわたる! -
窮地を救った若い侍から、身辺の警護を頼まれた円十郎の前に、次々と遣い手が立ちはだかる。円十郎の直心影流が冴え渡る、待望のシリーズ第四弾。
一刀流vs.直心影流! 浜町堀沿いで三人組に襲われている若侍・松尾を助けたことから、円十郎は三千石の旗本・松尾家の家督相続にからんだ、正体不明の刺客の始末を依頼される。そんな折、一人の牢人者が、三人組によって斬り殺される事件が近くで起こった。その三人組を、松尾を狙った刺客と睨んだ円十郎だったのだが……。一刀流の手練が揃った刺客一味を、円十郎の直心影流は倒すことができるのか。待望のシリーズ第四弾。 -
押込みに狙われた商家から、円十郎に用心棒の仕事が舞い込む。しかし、その賊の中には恐るべき手練もいた。窮地に陥った円十郎は……。待望のシリーズ第二弾。
相次ぐ夜盗による襲撃に、江戸市中の商家は戦々恐々としていた――。そんななか、日本橋高砂町の口入れ屋・安田屋に居候している橘円十郎のもとに、商家から用心棒の依頼が舞い込む。牢人仲間の馬淵重蔵と宇佐美又八郎とともに、その仕事を引き受けた円十郎は、一度は賊を撃退することに成功したのだが……。予想を上回る手練揃いの賊の反撃を受け、窮地へ追い込まれた円十郎たちに活路はあるのか? 待望のシリーズ第二弾。 -
駿河国江崎藩の隠目付を務める釣宿の亭主海野洋之介のところへ、近所で斬り合いがあったと知らせが入る。斬られた武士は江崎藩士で、下手人は国元で目付組頭を斬った「鬼首」なる太刀の遣い手とわかる。江戸家老の依頼で、下手人の始末に動く洋之介の前に現れたのは元介錯人の手練。甲源一刀流の秘剣が江崎藩を揺るがす陰謀を断つ。待望の新シリーズ第二弾。
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大川端で辻斬り事件が頻発していた。被害に遭うのは御家人ばかり。剛剣の遣い手とみられた。安兵衛は御目付の兄から呼び出しを受け、下手人が幕臣らしいと聞かされる。町方に捕らえられては、お上の威光に傷がつくばかりか目付筋の面目を失う。先に始末せよとの命が下った。一方、辻斬り現場から下手人を尾けるふたりの町人がいた。酷薄で残忍そうな町人の企みとは……傑作剣戟小説。
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尽忠報国の名の下に軍資金を強要する凶賊が江戸市中を震撼させていた。直心影流の遣い手である雲井十四郎は、呉服問屋・豊島屋から用心棒として雇われるが、一味は武士の集団であり手強い。十四郎は、巨漢で強力の持主や軍学を修めた牢人を仲間に引き入れ、策を練る。果たして十四郎は、盗賊一味から大店を守りきれるのか。
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新十郎を「顔なし」が襲う! 「鬼彦組」最大の危機!
ある夜斬殺された廻船問屋のあるじと手代。
「鬼彦組」が賊を探るが、なんと彦坂新十郎が襲撃され傷を負う……迫真のシリーズ最終作。
ある夜、廻船問屋「黒田屋」のあるじと手代が惨殺された。
太刀筋や傷痕からすると賊は複数と思われる。
北町奉行所の精鋭の同心たちを集めた「鬼彦組」は探査を始めるが、組を率いる彦坂新十郎が突然の襲撃に手負いとなり……。
「顔のない」賊の正体は、果たして――。 -
柳橋にある船宿の娘が忽然と姿を消した。数日後、はぐれ長屋に住む職人の娘も買い物帰りにいなくなってしまう。ふたりは年齢が十歳で、器量よしという共通点があった。長屋の仲間、そして船宿のあるじに頼まれて、消えた娘の行方を探し始めた源九郎たちだが、探索に加わっていた岡っ引きが何者かに斬殺されてしまう。大好評シリーズ第三十七弾!
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