『異世界系作品、舞村そうじ、雑誌を除く(マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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破滅の最後のピースが嵌まる。
ドミナゥス家とハドリ家、そして異世界より襲来する霧魔。三つ巴の死闘のさなか、神出鬼没の活躍で民衆の心をとらえてゆくフューロン分隊とジャムジイ。鼓舞されて、剣を持たない者たちが礫(つぶて)を手にする時、500年にわたる停滞の歴史が開けてゆく。
一方、"救世主"コルネーリアへの求心力を取り戻さんとするクーデタ派は残酷なプロパガンダに着手する。かつて猫巫女ロザーニャに花を捧げ、反抗する都の民のシンボルとなった侍女ベルチ。彼女を新たな主君に寝返らせ、恭順を誓わせれば―だがそれは、心身を蝕まれた稚い"救世主"を絶望に突き落とす、パズルの最後の1ピースだった―
伏線回収期に入り、かつてのキャラが次々に再登場。再会と思わぬ初対面を果たす「猫たちの戦争と平和」電書版11章。全159ページ。
第14回いっせい配信「創作同人2020年11月」参加作品。 -
「来るな―お前はまだ私の運命ではない」
粛清。監視。密告。内紛。戒厳に倦んだ民草の間で、同士討ちに疲れた剣使たちの間で、脅威なはずの侵略者がいつのまにか待望される。霧魔さえ来れば、戦いにさえなれば、皆が心を入れ替えて、誰が正義か分かるはず―
そして都に警鐘が鳴り渡る。
クーデタで猫巫女の座に就いた"救世主"コルネーリアが指揮する、初めての迎撃戦。だが戦線のすべてを掌握すべき指導者は、稚い双肩に課せられた重圧と、予見力を高めるための投薬で、すでに心身とも朽ち果てていた―
猫たちの戦争と平和を描く、長編ファンタジー電書版10冊目。海を舞台に、SF的様相も呈する全153ページ。第13回いっせい配信企画「創作同人2020年7月」参加作品。 -
「なんとかしよう、しなければと思うことで 私たちは誰もが怪物になっていた」
逆賊として捕縛された猫巫女ロザーニャが拉致され、クーデター後の都は大混乱に陥る。破壊工作者「ヴォイド」の目的は何か。無力さに立ちすくむスズランを案じるサーシェは恐るべき真相にたどりつく。
一方、レジスタンスの印刷屋に匿われたミオは、反体制ビラの文案を求められ、ロザーニャと親友ベルチの出逢いを絵物語にするが…
「このままでは皆バラバラになってしまう」戒厳令下の抑圧と抵抗・そして愛。猫たちの戦争と平和を描く長篇ファンタジー電書版9冊目・全152ページ。第12回いっせい配信企画「創作同人2020年3月」参加作品。 -
クーデターと粛清。混迷のなか登極した少女コルネーリアは真の救世主か。
「あれは運命の悪意や必然が実体化した悪霊のような奴だ 貴女や吾々がかなう相手ではない」
新年を祝う空気も醒めやらぬ中、大将軍ドミナゥス秘蔵の娘コルネーリアを救世主と仰ぐ軍部がクーデターを決行。粛清の嵐が吹き荒れる中、縛につく猫巫女ロザーニャ。
だが、それも破壊工作者「ヴォイド」の策謀の通過点に過ぎなかった。
ロザーニャの幼馴染みジャムジイ、コルネーリアの兄フューロンは地下に潜伏し、反撃の機会を伺うが…
猫たちの戦争と平和を描く長篇ファンタジー、第5章に突入。物語はいよいよ、終わりの始まりへ。「創作同人2019年11月」参加作品。 -
運命の再会、クーデター前夜。
策謀と裏切りの果て、混迷に満ちたリナレス戦線はついに終結。だが、猫巫女ロザーニャが払った代償は大きなものだった。
深まる一方の、剣使階級との溝。橋渡し役だったパウリの失脚。そんなさなか年末の大斎で、英雄となった幼馴染み・ジャムジイと再会するチャンスが巡ってくる…
血に血を塗り重ねる長篇ファンタジーも、ついに折り返し点。4(7)と(8)を併録して、vol.4.完結です。ドミナゥス家のクーデターで「救世主」コルネーリアが登極するvol.5.に続きます。「創作同人2019年7月」参加作品(遅刻しましたけど…) -
世のはじめから隠されていたこと。
教え子たちの政府転覆工作で全てを失なった教授が語る、破壊工作者「ヴォイド」の昏い野望。
次々と暴かれる真実に文官ニコラキューンが翻弄される頃、霧魔の押しよせる戦地リナレスで陰謀の幕が開く。錯綜する状況の中、圧倒的な予見力で剣使たちの闘いを指揮してきた猫巫女ロザーニャが、一匹の霧魔を見失なう…
猫たちの戦争と平和を描く長篇ファンタジー。2006年発表当時、コミティアの読者投票で一位を獲得したvol.4(5)と、蒼背隊の裏切りの顛末を描く(6)を併録。「創作同人2019年7月」参加作品(遅刻しましたけど…) -
「あなたたちが十三名委員会だったんですね」
ロザーニャの密命を受け、エリノスに渡った文官ニコラキューンが解き明かす、先代の猫巫女ジャカランダの深謀。
新兵器を携え、未来宮と霧魔の戦いに乗じる第三勢力の野望。
孤立するロザーニャの支えとするべく、幼馴染みの剣使ジャムジイを候補生たちの教官に抜擢する穏健派の根回しはしかし、
教え子たちを戦場に送るジャムジイを、逆に苦悶させる…
ロザーニャ以外の予見者の存在、剣使たちを離反させる喪章派の蠢動。不穏が高まる中、海の向こうで戦争が始まる。
紙版の同人誌・二冊分を合わせて収録+新規描きおろしのカラー表紙・おまけ漫画つき。
「創作同人2019年3月」参加作品。 -
「私があの子をあきらめれば 皆を救うことが出来る」
幼馴染みの少年ジャムジイと引き離され、霧魔の襲来を予見する猫巫女の後継者に抜擢されたロザーニャ。
何度も脱走を繰り返す彼女は、都の外れ・フォウの城塞へと送られる。
そこで待っていたのは、逆賊の娘プリネラとベルチ。
一方、同じ城塞には、軍本部の書状を携え、剣使モミジが向かっていた…
「あのとき救ったのは こうして盾にするためか」
現在で支え合い、未来に激しく袂を分かつ者たちが、過去に出逢う。
猫たちの戦争と平和・疑念うずまく第四章に突入。
紙版の同人誌・二冊分を合わせて収録+新規描きおろしのカラー表紙・おまけ漫画つき。
「創作同人2019年3月」参加作品。 -
FDスピンオフ・手紙がつなぐ、二つの物語。
「彼女が顔を近づけ、閉じたままの瞼の横にそっとくちづけるのが分かった。それはとてもはかなくて、自分で目尻に浮かべた涙のようにも思えた」
姫巫女ロザーニャの逸脱行為に手を貸したかどで、黒の砦に出向になった剣使モミジ。都に残した弟妹たちの面倒を、入れ違いで見てくれるようになったプリネラに、密かに想いを寄せるが…
契約結婚の顛末を描く「二年間の手紙」と、
故郷を失なった少年ジャムジイを引き取った、粉屋の看板娘の淡い初恋「はじめての手紙」。
半分まんが・半分小説の絵物語形式で綴る、FDスピンオフ。
「創作同人2019年3月」参加作品。 -
猫たちの戦争と平和、開幕。
「未来を変えることは出来るのか」
世界の涯ての門より到来する、侵略者・霧魔。
その襲撃を予知し、迎撃戦を指揮する唯一無二の存在「猫巫女」の継承者に選ばれた少女ロザーニャはしかし、闘い敗れ、世界を滅ぼすという、重い運命を預言されていた…
宿命を押し隠し、即位するロザーニャ。
一方、幼馴染みのロザーニャを守るため、少年ジャムジィは村を出奔、霧魔と戦う近衛の剣使に志願する。
破滅の未来を変えることは出来るのか。
陰謀が渦巻く宮廷で、血煙が立ちこめる戦場で、それぞれの死闘が始まる。
壮絶と眩惑の長篇ファンタジイ、開幕。
電書版1冊目は紙版の同人誌vol.1.とvol.2.を合わせ収録+新規描きおろしのカラー表紙・おまけ漫画つき。
「創作同人2018年11月」参加作品。 -
猫たちの戦争と平和、初陣。
「今だけでいい。今、そばにいるのは私だ」
剣使ジャムジィを慕い、最前線を志願した弓使スザンニャ。
彼女の初陣となる戦場・港町デゥナリでは、猫巫女ロザーニャの密命を受けた文官ニコラキューンが、今しも出立しようとしていた…
次々と襲来する敵と、己の無力が、スザンニャを涙で打ちのめす。
その一方で、剣使と民衆の板挟みとなったロザーニャを、さらなる窮地に陥れる陰謀が、戦場の陰で無情に蠢動する。
分断の未来を変えることは出来るのか。
宮廷で孤立するロザーニャを案じる侍女たちは、宿命のカードを切る。
重要キャラが出揃う、邂逅と離別の長篇ファンタジイ。
電書版には新規描きおろしのカラー表紙・おまけ漫画も収録。
「創作同人2018年11月」参加作品。
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