『「東方Project」シリーズ、著者センター、一言芳恩社(文芸・小説、ライトノベル)』の電子書籍一覧
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秘封倶楽部(ひみつをあばくもの)、宇佐見菫子(ひみつといきるもの)
時は二〇一五年秋。深秘異変が無事に解決され、はや数ヶ月。
夢幻病を発病して以来、菫子にとっての日常とは、代わり映えしない退屈なものから、スリルで刺激的な幻想郷ライフへと様変わりしていた。
そこで彼女は、多彩な少女達と出逢い、様々な経験を通じ、人間として成長していく。
いつからか、この楽しい日々はずっと続くのだと、菫子は無邪気に信じていた。
一方外の世界では、根も葉もないはずのオカルト話が流行りだし、それに呼応するかのように、謎の連続失踪事件が発生する。
やがて事態は、彼女の予期せぬ方向へと進行していき……。
夢と現で生きる菫子が、秘封倶楽部である菫子が、その先で抱く想いとは。 -
秘封倶楽部の在り方を見つめ直す短編集「秘々封々」第三弾。
異なる色彩を帯びた物語を五編収録。
遍在する秘封倶楽部は、様々な彩りに触れ、何色に染まる?
『色彩を失った古都』
平和な京都の街に突如、怪現象が襲いかかる。
視界から色が消えるという異常事態に、人々は戸惑い、恐怖する。
メリーもまた、恐れ、震えていた。
自らの視界は、正常だったから。
『Silent Blue』
阿求から渡された、未解決資料。
それは、未来に秘封倶楽部が存在するという証拠だった。
真実を知るために、菫子は八雲紫と対峙する。
『Maedchen(寄稿:はわ男)』
進路で悩むメリーのもとに、外見が酷似している妖怪、八雲紫が現れる。
「あなたは特別よ」と囁く紫に対し、メリーは想いを寄せていくが……。
『怪談、或いは私の妖怪退治譚』
宴会の席。無茶振りされた菫子は、ある体験談を披露する。
しかしそれは、彼女にとって不都合な事実を浮かび上がらせて。
『色を喪った私』
メリーと離別してから五年。
社会人となった蓮子は、仕事のために京都に赴く。
今までずっと避けてきた古都は、酷く色褪せて見えて。
そんな彼女の前に、鮮やかな色を纏ったメリーの幻覚が現れる。 -
秘封倶楽部の在り方を見つめ直す短編集「秘々封々」第一弾。
羽のように軽やかで、天へ舞うかのような物語を五編収録。
遍在する秘封倶楽部は、羽に導かれ、何処へ翔ぶ?
『Outer Scientism』
蓮子の実家でくつろいでいたメリーは、蓮子の唐突な提案により、廃止された科学館へ足を踏み入れる。
『古道具屋と女子高生の幻想空論』
菫子はひょんな事から、自らの身に羽が生えてこないかと霖之助に問う。
霖之助は呆れつつも、幻想郷の仕組みを解説するとともに、或る仮説を提示する。
『籠の幻鳥、少女の夢』
メリーは、相棒である蓮子を、いつも鳥籠の中に入れ、共に出掛けていた。
そんな彼女達の、ささやかで、何気無い至福な一コマ。
『冷たい夜風』
ひとり孤独に、物思いに耽けながら、深夜の川沿いを歩く。
菫子は、幼い故に苦悩し、幼い故に確執に囚われない。
『Bless me with Wing.』
メリーの背中に宿る美しいモノは、やがて、残酷な真実を彼女達に突きつける。
最早、どうしようもない現実を。
最早、取り返しのつかない現実を。 -
奇跡を起こす少女。超能力を操る少女。彼女達の出会いと別れ、そして秘封倶楽部の物語。
生まれながらにしての超能力者、宇佐見菫子。
「自分は他の人達と違う」
幼少期からそう悟り、目立たない為に、他人の中に溶け込むよう、努めて行動していた。
菫子は、彼女の望む通り、常に独りだった。
そんな彼女の前に現れた、一人の少女。
「私は神様が見えるの」
そう言った彼女の名は、東風谷早苗。
奇跡を起こす少女。
超能力を操る少女。
この出会いは偶然か、それとも奇跡か。
彼女達はどこへ向かい、
どこへ収束するのか?
『秘封倶楽部』
始まりの物語。
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