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『雑学、日本の特別地域、「日本の特別地域」シリーズ(日本の特別地域)(実用)』の電子書籍一覧

1 ~2件目/全2件

  • 品が良いのかガラが悪いのか神戸の素顔を暴く!
    神戸ブランドの媚薬に犯された市民の平衡感覚!?

    「オシャレ」「エキゾチック」「夜景がきれい」「行きかう女の子がかわいい」、
    神戸という街を擬人化したらさぞがしモテることだろう。
    実際に神戸は国内有数の観光地である一方、イメージで語られるほど素晴らしい街ではないことは、この街に暮らす読者諸兄が最も痛切に感じている。

    確かに、高度成長期のころには株式会社神戸市とも称され、ポートアイランドや六甲アイランドの造成事業など、斬新なチャレンジで世の中の注目を集めてきた。
    ただ、いま神戸市のあちこちから聞こえてくるのは景気の悪い話ばかりである。
    ガラガラの観覧車が寂しく回るハーバーランド、ゴーストタウンのような一画もあるポートアイランド、そしてガールズバーのケバいおネエちゃんばかりがハバを利かせ、飲食店は閑古鳥が鳴く三宮の歓楽街――。

    ただ、街に人がいないのも、産業に元気がないから当然ではある。
    かつては国際貿易の拠点として港が存在感を発揮し、のちには鉄鋼や造船といった重工業が街の活気を生み出してきたが、いまや起爆剤となる存在すら見当たらない。
    せっかくスパコンを作っても「2位ではダメなんですか?」とケチがつけられた途端、本当に2位に落ちてしまう始末である。

    神戸を愛するからこそ、いまこのタイミングで声を大にして「これでいいのか神戸市!」と言わせてもらいたい。

    街を包む閉塞感は今に始まったことではなく、阪神・淡路大震災以来ずっと続いてきたものであることは百も承知。
    ただ、すべてを震災のせいにして立ち止まってきた時間がいささか長すぎはしないだろうか?

    本書では地域性、行政、気質などさまざまな見地から神戸市が抱えるタブーや問題点に鋭いツッコミを入れつつ、神戸の街を紐解いていきたい。
  • 世田谷民の小ずるい生き方
    社会問題続出!!
    1.5流民の実態に迫る!

    当シリーズでは以前に1度、世田谷区を扱っており、今回はその第2弾である。
    前作では、まず世田谷の高級イメージをぶち壊すところから始め、そこから世田谷の現実と真の姿を見出そうとした。
    その試みは成功したと自負しているが、前作から約4年、相も変わらず世田谷は「高級幻想」に苛まれている。

    世田谷の高級幻想とは何か?
    多くの芸能人や金持ちが実際に住んでいる世田谷は、高級住宅地、セレブタウンとして認知されている。
    さらに今、下北沢や三軒茶屋、二子玉川といった人気タウンを筆頭に、区内の多くの駅とその周辺が再開発で変貌を遂げつつあり、世田谷という街の「パッケージ」は洗練度を増している。
    だが、そうした「かたち」にこだわっているのは得てして余所者。
    彼らが世田谷に住んだ、あるいは住みたいという背景には、自己顕示欲の充足という意図が多分にある。
    彼らが世田谷に求めるのは「ステータス」であり、「一流」の看板。
    とはいえ、単に世田谷に住んだからって一流ではない。
    高級幻想を抱きつつ世田谷へ住み、一流だと勘違いした者たちは、成り上がり精神全開で、小ずるく狡猾に世田谷ライフを謳歌しているのだ。

    もともと農村地帯だったのに、やがてハイソと呼ばれるようになった世田谷は、そもそもが成り上がりの街ではある。
    だが、ハイソ(一流)な部分はあっても、いい感じに田舎臭くて自然体なのが世田谷の美点である。
    世田谷とは本来、一流でも二流でもなく“1.5流”ぐらいがしっくりくる街。
    そんな「中の上」を地で行く世田谷民こそ、「世田谷の正統派」といえるだろう。

    本書では、冒頭に書いた前作のテーマを引き継ぎつつ、現在の世田谷の問題点を取り上げ、さらに区内にうごめく新旧世田谷民の実態に迫ってみた。
    知っているようで知らなかった世田谷がここにはある!

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