『歴史、若木未生(文芸・小説、ライトノベル)』の電子書籍一覧
1 ~3件目/全3件
-
清盛には風変わりな弟がいた――
壇ノ浦の後も生き延びたその数奇な生涯とは。
木曾義仲により、京を追われ西へと落ちた平家一門。その冬、清盛の弟・頼盛の姿は鎌倉にあった。
一時は兄を継ぐ棟梁と期待された弟が、なぜ一門を離れたのか。頼盛と、兄が流罪とした宿敵・源頼朝を結ぶものとは?
急変期における英雄の生き様と、無常を記す幻想の歴史小説。
祇王と仏、二人の白拍子の奇縁を描く書下ろし短編「ほとけも昔は鬼なりき」収録。 -
鎌倉源平大河ロマン!
13人衆一の洞察力に優れた武士梶原景時が見つめた、峻烈の人頼朝×戦の申し子義経
乱世の光と影、そして生と死。なぜ兄は弟を拒絶したのか? 武者たちの世が拓かれた時―
天は晴れ、潮の匂いが濃かった。しかし濃密な潮風をもってしても拭い消せぬ異臭が、浜に置かれた黒漆の櫃からは溢れ漂っていた。
義経の首級は美酒に浸され、櫃に封じこめられているのだった。(ぶざまではないか。みじめではないか)景時の胸にこみあげるものは、不思議な怒りであった。
(あれほどの天賦の才を……)景時は、くやしかった。なぜ、九郎義経は、死ななければならなかったのか。[本文より]
これまで義経を讒言した悪役とされてきた景時に光を当て、頼朝と義経の新たな姿を描く歴史小説、ここに誕生。 -
13歳の源頼朝は平治の乱で初陣に臨んでいた。しかし心は戦にあらず。33年後に鎌倉幕府を開くことなど知る由もなく、自分の将来についてくよくよと悩んでいる。本当は「武士の子」として父や兄に喜ばれる立派な働きをしたいのに。そんな悩める頼朝の前に「あきつ」という謎めいた童子が現われて…。戦乱の世に我知らず身を投じていく少年の運命やいかに? 若木流新感覚源平絵巻、初見参!
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。