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『歴史、青山文平(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~13件目/全13件

  • 第154回(2016年)直木三十五賞

    女という圧倒的リアル! 直木賞受賞作
    去った女、逝った妻……瞼に浮かぶ、獰猛なまでに美しい女たちの面影はいまなお男を惑わせる。
    江戸の町に乱れ咲く、男と女の性と業。

    女が映し出す男の無様、そして、真価――。
    太平の世に行き場を失い、人生に惑う武家の男たち。
    身ひとつで生きる女ならば、答えを知っていようか――。
    時代小説の新旗手が贈る傑作武家小説集。
    男の心に巣食う弱さを包み込む、滋味あふれる物語、六篇を収録。
    選考会時に圧倒的支持で直木賞受賞。遂に文庫化!

    解説・瀧井朝世
  • 離縁して三年半もたつのに、なぜ元妻は元夫を刺したのか。事件の「なぜ」を追う徒目付、片岡直人は真相を確信するが、最悪の事態が起きる。そんな折、奇妙な噂が耳に入る。毎日決まった時刻に大川を泳ぐ男がいるというのだ……。違和感の向こうに見えてくる狂おしい人生と、封印された秘密。心に「鬼」を抱えて生きてきた男と女が、最期に見せた真実とは。江戸の人々の翳(かげ)を鮮やかに描く傑作。(解説・木内昇)
  • 801(税込)
    著:
    青山文平
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    江戸に生きる人々が織りなす鮮やかな人生。
    “青山流時代小説”の真骨頂!

    旗本の次男坊で部屋住みの俺は、武家であらねばならぬ、などとは思っていない。
    堅物の兄が下女に好意を寄せているのを見て取って、
    わざと下女にちょっかいを出そうとするが、気づくと女は身籠っていた。
    しかも父親は、隠居の祖父だという。
    六十九歳の老人に女で負けた俺がとった行動は――。

    直木賞受賞作『つまをめとらば』に連なる傑作短編集。
    史実から生まれた圧巻の7編。

    ※この電子書籍は2020年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 1,801(税込)
    著:
    青山文平
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    江戸時代の豊かさは、村にこそ在り。
    本を行商して歩く私が見たものは、本を愛し、知識を欲し、人生を謳歌する人々だった。

    柴田錬三郎賞&中央公論文芸賞受賞の著者、最新刊!

    本屋の私が行商に出向いたのは、孫ほどの娘を後添えに迎えた名主宅。披露した画譜が無くなり、彼女が盗んだとしか思えないのだが…。

    目次
    本売る日々
    鬼に喰われた女(ひと)
    初めての開板
  • 1,760(税込)
    著者:
    青山文平
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    男は、生きるのがどこまでも下手だ。

    二人の藩主を擁する橋倉藩。
    割れて当たり前の藩を割れさせぬ――重すぎる命を課された近習目付たちの命運は。
    名もなき武家と人々の生を鮮やかな筆致で映し出す。

    橋倉藩の近習目付を勤める長沢圭史と団藤匠はともに齡六十七歳。本来一人の役職に二人いるのは、本家と分家から交代で藩主を出す――藩主が二人いる橋倉藩特有の事情によるものだった。
    だが、次期藩主の急逝を機に、百十八年に亘りつづいた藩主交代が終わりを迎えることに。これを機に、長らく二つの派閥に割れていた藩がひとつになり、橋倉藩にもようやく平和が訪れようとしていた。
    加齢による身体の衰えを感じていた圭史は「今なら、近習目付は一人でもなんとかなる」と、致仕願を出す。その矢先、藩の重鎮が暗殺される。いったいなぜ――隠居した身でありながらも、圭史は独自に探索をはじめるが……。
  • 1,584(税込)
    著者:
    青山文平
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    青山文平ならではの江戸ハードボイルド長編! 
    ビジネス成功譚の側面と、女への純愛を縦糸に物語りはうねり、感動の結末へ。

    主人公は村の生活に染まれず、江戸に欠け落ち、四十を過ぎた。
    一季奉公のまま、江戸にも染まぬ男たちは、大勢居た。根岸にある小藩の屋敷で奉公中、ご老公のお手つき女中・芳の故郷へ道連れを命ぜられる。
    旅の途中、訳あって芳に刺されるが、一命をとりとめる。自分を殺したと思い込んで、行方の知れない芳を探すため、彼女が来る可能性のある江戸の場末・入江町で女郎屋の主となる。
    商売は繁盛し、厚綿の布団を貸す損料屋に広げ、成功するが……。
  • 801(税込)
    著:
    青山文平
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    切り立った岩の上で独り稽古を積む、藤戸藩お抱えの道具役(能役者)の長男・屋島剛。15歳の剛は、急逝した藩主の身代わりとして江戸城に送り込まれた。「能」を使った秘策によって、貧しい藩は生き延びることができるのか。
    藩の命運を握った剛は、「想いも寄らぬことをする」決意をした――。

    天保年間の土地も金もない弱小藩を舞台に、ひとりの少年武家が辿る過酷な運命が、圧倒的リアリティを通して描かれる。
    謎と謀(はかりごと)、美と畏れ。研ぎ澄まされた文章と壮大なる謎、唯一無二の武家小説!

    「弱冠十五歳の少年が、柳営の棟梁たる将軍に対して、己の能の技量のみを武器に文字通り徒手空拳で命がけの闘いを挑む。しかも与えられた期間は、わずか七ヶ月しかない。これぞまさにミッション・インポッシブル 」 
    ――川出正樹 (解説より)

    ※この電子書籍は2019年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 701(税込)
    著:
    青山文平
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    五年の武者修行から帰ってみれば……。
    直木賞作家が贈る濃密な傑作時代小説集。

    寛政の世、浮世離れした武者修行から五年ぶりに帰国した男を待っていたのは、美貌の女が仕掛ける謎――。
    表題作ほか、二十俵二人扶持の貧しい武家一家で、後妻が生活のため機を織る「機織る武家」、新田開発を持ちかけられ当惑する三十二歳当主を描く「沼尻新田」。

    閉塞した武家社会を生きる人間の姿が鮮やかに立ち上がる傑作三篇。

    ※この電子書籍は2017年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 御家人から旗本に出世すべく、仕事に励む若き徒目付の片岡直人。だが上役から振られたのは、不可解な事件にひそむ「真の動機」を探り当てる御用だった。職務に精勤してきた老侍が、なぜ刃傷沙汰を起こしたのか。歴とした家筋の侍が堪えきれなかった思いとは。人生を支えていた名前とは。意外な真相が浮上するとき、人知れずもがきながら生きる男たちの姿が照らし出される。珠玉の武家小説。(解説・川出正樹)
  • 737(税込)
    著者:
    青山文平
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    どの藩の経済も傾いてきた宝暦八年、奥脇抄一郎は江戸で表向きは万年青(おもと)売りの浪人、実は藩札の万(よろず)指南である。戦のないこの時代、最大の敵は貧しさ。飢饉になると人が死ぬ。各藩の問題解決に手を貸し、経験を積み重ねるうちに、藩札で藩経済そのものを立て直す仕法を模索し始めた。その矢先、ある最貧小藩から依頼が舞い込む。三年で赤貧の藩再生は可能か? 家老と共に命を懸けて闘う奥脇がみたものは……。
  • 藩命により友を斬るための刀を探す武士の胸中を描く「春山入り」。小さな道場を開く浪人が、ふとしたことで介抱した行き倒れの痩せ侍。その侍が申し出た刀の交換と、劇的な結末を描く「三筋界隈」。城内の苛めで病んだ若侍が初めて人を斬る「夏の日」。他に、「半席」「約定」「乳房」等、踏み止まるしかないその場処でもがき続ける者たちの姿と人生の岐路を刻む本格時代小説の名品。『約定』改題。
  • 605(税込)
    著:
    青山文平
    レーベル: 新潮文庫
    出版社: 新潮社

    その誇りに、囚われるな――。鉄砲百人組の老武士、山岡晋平。伊賀衆ながら伊賀を知らず、門番の御役目とサツキ栽培で活計(たつき)を立てていた。だがある日、伊賀同心の友が殺される。大金を得たばかりという友の死の謎を探る中、晋平は裏の隠密御用、伊賀衆再興の企て、そして大火の気配を嗅ぎ取った。老いてこそ怯まず、一刀流の俊傑が江戸に澱む闇を斬る。『流水浮木―最後の太刀―』改題。
  • 江戸幕府が開かれて180年たった、天明期、最下級の御家人で小普請組の3人の幼馴染が活躍。当時は竹刀剣法花盛りの中で、彼らはいまだ木刀を使う古風な道場に通っている。ある日、江戸城内で田沼意知を切った刀を手にしたことから物語が動き始める。いまだ人を斬ったことがない貧乏御家人が刀を抜くとき、なにかが起こる……。傑作時代ミステリー。第18回(2011年)松本清張賞受賞作。

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