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『歴史、上田秀人、1円~(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全75件

  • 時は元禄、大坂では多くの商家が幅をきかせており、なかでも西国三十藩以上の年貢米を大坂へ廻送、
    売る権利を持ち莫大な富を得て隆盛を極める大商家こそが、淀屋であった。
    その淀屋に借金をする大名があらわれ、参勤交代の折には淀屋に寄って挨拶をするほどの力関係に至る。

    幕府も商家がつけ上がるのを座視は出来ず、老中首座の土屋相模守が密命を下し、
    目付の中山出雲守を大坂東町奉行の増し役(ましやく)に任じる。
    大坂・東町奉行所の同心、山中小鹿(やまなか・ころく)は、上役の筆頭与力・和田山の娘を娶ったものの
    妻の不貞を許せず少々手荒に離縁したのを理由に東町奉行所内で孤立していた。
    中山出雲守は、気概あるはぐれ者の小鹿に目をつけて言い渡す。
    「武家を金の力から守れ」と。小鹿は武士の沽券をかけ、権力を裏で操ることに長けた
    上方豪商との争いに巻き込まれていく。
    吉川英治文庫賞受賞作家が送る新機軸の書下ろし時代小説待望の続編第二巻。
  • 立花併右衛門は江戸城の書類決裁に関わる奥右筆組頭。権勢を誇った田沼意次の孫意明の死亡届を見て、12年前の田沼意知刃傷事件に疑念をはさむ。その帰路、何者かの襲撃を受け、隣家の次男柊衛悟を護衛につけるも、2人はすでに幕政の闇の渦中にあった。読み応え抜群、気鋭の新シリーズ開幕。2009年この書き下ろし時代小説がすごい! 第1位。(講談社文庫)
  • 権の魔に魅入られた者の業は深い。将軍家斉の父一橋治済、執政から外れた松平定信、御三家の一角水戸徳川家。将軍位簒奪を狙う暗闘は熾烈を極める。幕政の闇を知る奥右筆組頭立花併右衛門と危地を潜ってきた柊衛悟に、破格の婿入り話が。二人の絆もこれまでか!? 人気沸騰シリーズ第5弾!
  • 将軍家斉の四男敬之助が急逝し、尾張徳川家は後継を失う。思惑渦巻く江戸城を震撼させたのは、神君家康の書き付け発見という駿府からの急報だった。真贋鑑定を命じられた奥右筆組頭 立花併右衛門は、衛悟の護衛も許されぬ覚悟の箱根越えに向かうのだが!?
  • 天明の飢饉に苦しんだ津軽藩からの石高上げ願いに、奥右筆組頭立花併右衛門はロシアとの密貿易を疑う。国是である鎖国を破り、利権を握らんとするのは誰か。幕政の闇に触れる併右衛門を狙う者は数知れず。愛娘瑞紀が伊賀者に攫われ、護衛役の柊衛悟と救出に向かうが!?
  • 将軍家斉の御台所 茂姫の輿入れから八年。時ならぬ外様薩摩からの大奥女中お抱えの報せに、奥右筆組頭立花併右衛門は不審を抱いた。禁制の密貿易発覚を恐れる薩摩藩は、併右衛門暗殺に奔る。護衛役の柊衛悟を襲う無敵を誇る示現流の猛者たち! 幕政の闇を衝く人気シリーズ、瞠目の第3弾!
  • 文政六年、いじめに耐えかねた西丸書院番二番組の新参・松平外記が三名の古参を城中で斬り殺す大事件、いわゆる「千代田の刃傷」が起きた。幕閣が混乱する中、二百二十五石の小旗本で無役の小普請組・北条志真佑は、番士を一新し再編成された二番組に抜擢され、妹の幸や叔父の相模八左衛門とともに喜んでいた。上泉新陰流を使い、十一代将軍徳川家斉の世子・家慶の力にならんと腕を撫す志真佑だったが……。待望の新シリーズ始動!

    【目次】
    第一章 騒動の後始末
    第二章 役付の誉れ
    第三章 城中規律
    第四章 恨の根
    第五章 盾の意味
  • 吉川英治文庫賞作家・上田秀人がおくる
    書下ろし時代小説、最新刊!!

    世に怖きは噂の力。
    見せよ! 町方同心魂

    時は元禄、大坂では莫大な富を得た大商家・淀屋が隆盛をきわめる。
    淀屋に借金をする大名が増えて、返済が滞る、さらにカネを借りるという悪循環に陥っていた。
    もはや、淀屋は世を動かす重要な歯車になっていることに危惧を覚えた
    幕府は、目付の中山出雲守を大坂東町奉行の増し役(ましやく)に任じ、淀屋を探らせることに。
    大坂・東町奉行所の同心、山中小鹿(やまなか・ころく)は、
    上役の娘だった妻の不貞を許せず、少々手荒に離縁したのを理由に東町奉行所内で孤立していた。
    「淀屋を潰す証拠を見つける」という密命を帯びた中山出雲守は、気概あるはぐれ者の小鹿に目をつけて、
    淀屋の監視を命じる。いっぽうの淀屋も密かに策を練っていたーー。
    カネを駆使して武士を水面下で操ることに長けた豪商との争いに直面する
    町方同心・山中小鹿は、持ち前の粘り強さでいかに立ち向かうのか。
  • 関東の覇者・北条氏が臣従すると、織田信長の「天下」は夢でなくなった。京へ、西へと信長が進もうとするとき、織田領の東側の盾となってきた徳川三河守家康の価値は、薄れつつある。思ったより役立たずであったしな、徳川は――すでに嫡男の信忠へ家督を譲り、織田による天下の継承へ着々と地歩を固める信長が独りごちた。本能寺の変に至るまでの織田・徳川両家の連携と因縁を綴った、骨太な戦国ドラマ第二部・織田信長篇。


    【目次】
    第二部「幻の天下」 織田信長
     序 章
     第一章 夢の始まり
     第二章 混迷する西
     第三章 ひとときの休息
     第四章 継承の始まり
     第五章 坂の途中
     第六章 見えた頂
     終 章

      解 説  細谷正充
  • 本能寺で織田信長が討たれた。わずかな供と堺にいた盟友の徳川家康は、明智光秀の追っ手から逃れるため切腹せんとするも、本多忠勝ら重臣に止められる。ここで死ねば、三河と駿河・遠江の家臣がそれぞれ幼少の息子たちを担ぎ、家が「割れる」というのだ。家康は、今は亡き長男信康の不在を嘆くが……。二人の英傑とその後継者の相克を描いた、二部構成の骨太な戦国ドラマ。

    【目次】
    第一部「夢の天下」 徳川家康
     序 章
     第一章 夢の始まり
     第二章 苦難の舟出
     第三章 動くべきとき
     第四章 当主として
     第五章 危難の日々
     第六章 夢の果て
     終 章

    第二部「幻の天下」 織田信長
     序 章
     第一章 夢の始まり
     第二章 混迷する西
     第三章 ひとときの休息
     第四章 継承の始まり
     第五章 坂の途中
     第六章 見えた頂
     終 章

      解 説  細谷正充
  • 本能寺で織田信長が討たれた。わずかな供と堺にいた盟友の徳川家康は、明智光秀の追っ手から逃れるため切腹せんとするも、本多忠勝ら重臣に止められる。ここで死ねば、三河と駿河・遠江の家臣がそれぞれ幼少の息子たちを担ぎ、家が「割れる」というのだ。家康は、今は亡き長男信康の不在を嘆くが……。英傑とその後継者の相克を描いた、骨太な戦国ドラマ第一部・徳川家康篇。


    【目次】
    第一部「夢の天下」 徳川家康
     序 章
     第一章 夢の始まり
     第二章 苦難の舟出
     第三章 動くべきとき
     第四章 当主として
     第五章 危難の日々
     第六章 夢の果て
     終 章
  • 792(税込)
    著者:
    上田秀人
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    吉良上野介に婚約者!? 江戸に戻った三郎にさらなる試練!

    波乱の京から、帰途についた吉良三郎義央は、箱根の関所で思わぬ敵の歓迎を受けた。何者かが三郎を捕らえようとしたのだ。三郎は難なく刺客を撃退し、江戸への道を急ぐ。一方、米沢藩上杉綱勝の妹・三姫に、縁談が持ち込まれた。三代将軍家光の異母弟の保科肥後守が仲立ちした相手は、高家の吉良三郎だという。三郎と三姫の知らぬ間に進められた縁談は、本人たちの思惑をよそに、驚愕の展開を見せ始める。書き下ろし時代小説。
  • 人質から天下人へ。徳川家康のドラマチック人生!

    幼少で母と生き別れ、少年時代は人質として各地を転々とした徳川家康。戦国の世を勝ち抜き、天下人として幕府を開くまでに、何度も訪れる人生の節目で、都度難しい選択を迫られた。織田家に囚われてから大坂の陣まで、歴史時代小説の精鋭十三人が趣向を凝らす、歴史改変もありの短編集。〈文庫オリジナル〉

    織田家の人質となっていた少年時代
    桶狭間の戦い
    三河一向一揆
    三方ヶ原の戦い
    本能寺の変後の伊賀越え
    小牧長久手の戦い
    関東移封
    関ヶ原の戦い
    大坂夏の陣
    など。

    徳川家康の節目となった事績や事件をテーマに、ついに天下を手中に収めるまでの分かれ道を彼がどう切り抜けたか、史実に忠実な作品だけではなく、「あのときこうなっていたら」という歴史改変ものも含むバラエティー豊かなラインナップで、超短編を集めました。
  • 2,420(税込)
    著者:
    上田秀人
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    徳川家康、人生最悪の決断とは? 徳川家最大の悲劇の謎に迫る歴史巨編!

    家を取るか、息子を取るか、徳川家康、究極の選択! 徳川家康と嫡男、悲劇のドラマ

     織田信長が今川義元を討ち取った桶狭間の戦いの後、松平家康は今川家からの独立を目論む。今川方の人質となっていた妻の瀬名、嫡男竹千代を取り戻し、竹千代と信長の娘五徳を結婚させて今川と決別した。
     氏を徳川と変えた家康は、元服した嫡男信康を岡崎に残し遠江を攻略する。ところが武田晴信が遠江へと侵攻し、家康は一敗地に塗れる。危機に陥った家康だが、直後に晴信が病死して形勢が逆転、反攻に出て信康も初陣を飾る。織田徳川連合軍は設楽原で武田勝頼と決戦して大勝を収めた。
     武田を倒し、徳川家の前途は洋々と思われたが……。
  • 792(税込)
    著者:
    上田秀人
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    ついに朝廷での影の争いが決着か? 吉良三郎の運命はいかに。

    京に近衛基煕を訪ねた吉良三郎義央は、近衛家を陥れようとする弾正尹らの陰謀に巻き込まれた。屋敷検めを一度は排除したものの、さらなる危機が三郎たちに襲いかかる。だが、近衛家が襲われたことを知った後水尾上皇は、自ら敵と対峙することを決意し、三郎たちと合流するのだった。一方、三郎の父・義冬は、三代将軍家光の弟にして会津藩主の保科肥後守に突如呼び止められた。保科は、三郎に嫁を娶るよう命じるが……。
  • 大坂・東町奉行所の同心、山中小鹿(やまなか・ころく)は、上役の筆頭与力・和田山の娘をわけがあることを
    承知で娶ったにもかかわらず、裏切られてしまう。妻の不貞を許せなかった小鹿は、
    義父の和田山に妻を公然と突っ返すという方法に及ぶ。これが原因で、東町奉行所内では、
    同僚たちからも距離を置かれて居心地がよくない日々を過ごしていた。
    鬱憤をはらそうと大坂の遊郭に足を向けたものの、なぜか客引きをされない。
    理由は、大商家が「総揚げ」すべての見世を貸し切っていたからだ。
    その商家の名は、淀屋。西国三十藩以上の年貢米を大坂へ廻送、売る権利を持ち、莫大な富を得ていた。
    淀屋に借金をする大名もあらわれ、参勤交代の折には淀屋に寄って挨拶をするほどの力関係に至る。
    幕府も忸怩たる思いで、ついに時の老中首座・土屋相模守が手を打つことに。
    一介の同心・小鹿は、商魂たくましい上方の豪商と武士の沽券をかけた争乱に巻き込まれていく。
    吉川英治文庫賞受賞作家が送る新機軸の書下ろし時代小説、堂々開幕!
  • 知勇にすぐれる戸次道雪の娘誾千代と縁づいたことで、立花宗茂の「戦国九州三国志」が始まった――。大友家臣としての島津家との死闘、豊臣秀吉政権下での朝鮮従軍を経て、関ヶ原へ。誾千代との葛藤の中で奮闘し、天下人に「剛勇鎮西一」と恐れられた稀代の猛将の懊悩を精緻に描いた、第十六回中山義秀文学賞受賞作。

    【目次】
    第一章 鳳雛の籠
    第二章 名門の盾
    第三章 生の攻防
    第四章 新しき枠
    第五章 異国の風
    第六章 天下騒擾
    終 章 失地回復
     新装版あとがき
     解説 末國善己
  • 748(税込)
    著者:
    上田秀人
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    四面楚歌に立ち向かう、吉良父子の活躍!大好評時代小説、待望の書き下ろし

    江戸城に登場した吉良義冬は、目付の立花内膳正に突如呼び止められた。目付は、息子の三郎が江戸を出たと疑いを持っていた。一方、京で命を狙われた吉良三郎は、後水尾上皇に連れられ昇殿することに──。
  • 748(税込)
    著者:
    上田秀人
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    皇統の世継ぎをめぐる陰謀! 書き下ろし江戸時代小説の新機軸!

    朝廷から望外の昇爵を受けた吉良三郎義央は、その首謀者である近衛基熙に返礼するため、京を訪れた。だが三郎に思いもよらぬ監視者が現れる──。新たな敵の出現に、三郎はどう立ち向かうのか?書き下ろし
  • 加賀百万石の留守居役・瀬能数馬が、各藩留守居役との駆け引きを描く好評の書下ろしシリーズは最終巻。加賀百万石の筆頭宿老・本多政長は将軍・徳川綱吉に謁見したあともなお、江戸に留まる。神君家康の懐刀と言われた本多正信の血筋を引く重鎮である政長が、国許に戻らないため各藩の留守居役が加賀の若き留守居役・瀬能数馬に接触をしてくる。宿老不在の加賀では、越前福井松平家の国家老次席が訪れ、藩主の綱昌がかつて数馬に書かされた「詫び状」の返還を要求したのに対し、政長の息子である主殿は妙手を打つ。江戸城内、幕閣では、無役の名門・酒井家の処遇が取り上げられ、滞留中の政長と数馬にも影響が及ぶ。本多家に敵対してきた老中・大久保加賀守は代々の遺恨を晴らすために、配下に密かに命令を出す。加賀の前田家では、主殿が内紛をおさめた。一方ついに徳川御三家の紀州藩主が数馬の妻・琴を狙い動きはじめる。
  • 748(税込)
    著者:
    上田秀人
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    待望の書き下ろし新シリーズ、第3弾! 「御礼」に秘められた謀略とは?

    幕府と朝廷の礼法を司る「高家」に生まれた吉良三郎義央は、名門吉良家の跡取りながら、まだ見習いの身分。だが、御忍びで江戸に来た近衛基煕の窮地を救ったことにより、朝廷から思わぬお礼を受けるが──
  • 四国統一を成し遂げた偉大な父・元親に愛され、四男ながらも家督を継いだ長宗我部盛親。一方、豊臣の五大老として実質、天下の実権を握る家康を父に持つ徳川秀忠。二人の命運は関ヶ原における勝敗で分かれるも、互いに戦功を上げられぬ屈辱を味わう。それから十余年、運命が再び二人を戦場に連れ戻す――。
    戦国の知られざる真実を描く歴史巨篇。

    【目次】
    第一章 蚊帳の外
    第二章 焦燥の急
    第三章 後始末
    第四章 命運の差
    第五章 流動の先
    第六章 栄枯盛衰
  • 加賀百万石の留守居役・瀬能数馬が、各藩留守居役との駆け引きを描く好評の書下ろしシリーズは、第十六巻目。将軍綱吉にお目見えしたあとも、江戸に留まる加賀百万石の筆頭宿老・本多政長。神君家康の懐刀と言われた本多正信の血筋を引く重鎮が国許に戻らないことで、各藩の江戸にいる留守居役が加賀の若き留守居役の瀬能数馬に接触をしてくる。宿老不在の加賀では、越前福井松平家の国家老次席が訪れ、藩主の綱昌がかつて数馬に書かされた「詫び状」の返還を要求したのに対し、政長の息子である主殿は妙手を打つ。江戸の政長は再び綱吉から目通りを求められ、主殿の動きに呼応した対策を将軍にする。謁見後の政長に対して、紀州藩留守居役が、数馬の妻の琴姫を紀州藩家老の次男の正室に迎えたいというとんでもない話を持ちかけてきた。
  • 748(税込)
    著者:
    上田秀人
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    待望の書き下ろし新シリーズ、第二弾!驚くべき「密使」の正体とは?

    幕府と朝廷の礼法を司る「高家」に生まれた吉良三郎義央は、名門吉良家の跡取りとして、見習いの役目を果たすべく父に付いて登城するようになった。だが、そんな吉良家に突如朝廷側からの訪問者が現れる。
  • 加賀百万石の留守居役・瀬能数馬は岳父の宿老・本多政長から薫陶を受ける。各藩留守居役との駆け引きを描く好評書下ろしシリーズは、第十五巻目。
    加賀藩邸の不祥事を咎める評定所に臨む為、江戸に向かった百万石の筆頭宿老・本多政長。神君家康の懐刀と言われた本多正信の血筋の登場に評定所の面々は圧倒された。陪臣の矜持を保ちつつ、政長は将軍綱吉との謁見を乗り切った。将軍と政長との間で交わされた話の内容が漏れてこないため、それを探る各藩の留守居役との交渉をめぐり、数馬の周囲は騒然となる。なおも江戸に留まる政長に随伴する数馬は、本多家と吉原の累代からの関わりに驚嘆する。宿老不在の加賀に、越前福井松平家の国家老次席が訪ねてきた。藩主の綱昌が、騒動時に書かされた「詫び状」の返還も強く求めてきた。
  • 748(税込)
    著者:
    上田秀人
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    上田秀人の新シリーズがついに動き出す!

    幕府と朝廷の礼法を司る「高家」に生まれた吉良三郎義央(後の上野介)は、十三歳になり、吉良家の跡取として将軍にお目見えを願い出た。三郎は無事跡取りとして認められたが、大名たちに不穏な動きが──。
  • 加賀百万石の留守居役・瀬能数馬は岳父の宿老・本多政長から薫陶を受ける。各藩留守居役との駆け引きを描く好評各下ろしシリーズ第十四巻目に突入。
    加賀藩邸の不祥事を咎める評定所に臨んだ百万石の筆頭宿老・本多政長。神君家康の懐刀と言われた本多正信の血筋の登場に評定所の面々は圧倒され、本多の仇敵である老中大久保忠朝は目を剥いた。数馬も義父、政長を援護するため、江戸城を駆け巡る。政長は陪臣の矜持を保ちつつ将軍綱吉との謁見を何とか乗り切る。将軍と政長との間で交わされた話の内容がいっこうに漏れてこない。それを探る各藩留守居役との交渉をめぐり、数馬の周囲は騒然としてくる。なおも江戸に留まる政長に随伴した数馬は、本多家と吉原の累代からの関わりに驚嘆する。宿老不在の加賀でも、あらたな難題が。急遽たずねてきた越前松平家の重鎮が、予想をはるかに超える要求をつきつけてきた!
  • 加賀藩邸は無頼の襲撃を甘んじて受けたのか。不祥事を咎める評定所に臨んだ百万石の筆頭宿老・本多政長。神君家康の懐刀と言われた本多正信の血筋の登場に、評定所の面々は圧倒され、本多の仇敵、老中大久保忠朝は目を剥いた。黒のものを白にする。留守居役顔負けの舌戦の火ぶたが切られた! そして数馬も義父・政長を援護するため、江戸城を駆け巡る。そして陪臣の身でありながら、政長の将軍綱吉との謁見の日が訪れる。加賀藩と本多の命運のかかった緊迫の謁見の行方は? 大人気シリーズ、第十三巻!
  • 仙台藩下級藩士の婿養子だった玉虫左太夫は、学問を究めるため江戸に出奔した。昌平坂学問所の林復斎に認められ、仙台藩江戸藩邸の儒学者・大槻磐渓に邂逅する。世は、黒船騒動から安政の大獄の時代。蘭学を学ぼうとした左太夫は、日米修好通商条約のために渡米する外国奉行・新見豊前守の従者となる機会をつかむ。安政七年、咸臨丸の勝海舟を追うように、左太夫の乗った船は品川沖を旅立った。左太夫にアメリカはどう映ったのか?
  • アメリカの先進性と植民地の悲惨さを目に焼きつけて、世界周航から帰国した玉虫左太夫は、仙台藩士に戻り、西国の動向を探る。坂本龍馬、勝海舟、松平春嶽、久坂玄瑞らと会う。政変は続き、薩摩と会津が手を結んだかと思えば、薩摩は朝敵だった長州と組み直し、倒幕へと突き進んでいく。新政府軍優勢の中、佐幕派の多い奥州をひとつにまとめ、一気に近代化を進めようと玉虫左太夫は孤軍奮戦するのだが!? もうひとつの幕末維新史!
  • 将軍を巡る恐るべき陰謀の全てが明らかになる!シリーズ完結へ。

    ついに将軍綱吉の命を脅かす者たちの存在が明らかになり、御広敷番医師の矢切良衛も命を狙われることとなった。だが、良衛の敵は、城外だけではなかった。出世と保身のために、良衛を妨害せんと目論む大目付と典薬頭が、奸計を仕掛ける。将軍に牙をむく者たちの真の目的を探るため、右筆部屋で将軍家の過去を調べる良衛。そこで、良衛は、ある驚愕の事実に直面することになる。全ての真相が明かされるシリーズ完結巻。
  • 幕府から江戸召喚の命が下った百万石加賀藩の筆頭家老・本多政長は、数馬を連れて急ぎ金沢を出立した。だが江戸城では老中たちの権力争いに、加賀藩が巻き込まれつつあった。藩主の留守中に無頼たちに襲撃された加賀藩江戸藩邸、その始末を問題にしようというのだった。越前でひと暴れした数馬に、またもや難題がふりかかる。それは留守居役として成長する新たな舞台でもあった。好調シリーズ、ついに百万部突破!
  • 704(税込)
    著:
    上田秀人
    レーベル: 中公文庫

    老中・水野忠邦による天保の改革から二十年。黒船来航以降、恐慌を来す江戸の町を、勤王の志士を騙る剣呑な浪人たちが跋扈するようになっていた。さらにその黒幕には、薩摩藩の巨魁の影が…。失われた秩序を取り戻すべく、我らが榊扇太郎が江戸の顔役たちとともに立ち上がる!「闕所物奉行 裏帳合」シリーズに連なる、待望の文庫書き下ろし。
  • ついに明かされる、将軍を狙う黒幕の正体!

    御広敷番医師の矢切良衛は、将軍綱吉の命を永年狙ってきた敵の正体に辿りついた。だが、周到に計画され、怨念ともいう意志を数代にわたり引き継いできた敵。真相にせまった良衛に、敵の魔手が迫る!
  • 藩主綱紀の使者として赴いた越前松平家の城内で刀を振るうことになった数馬に、追っ手がかかる。仮祝言を挙げたばかりの琴も黙っていない。京に向かう女行列を仕立て、女忍の軒猿たちと数馬奪回に向かった。そして、数馬の舅である加賀藩国家老の本多政長には、幕府から江戸召喚の命が。綱紀を憎む将軍綱吉が、加賀藩にくさびを打ち込み揺さぶりをかけてきた。どうなる、百万石!
  • 岡場所から一斉に火の手があがった! 家斉の死後、巻き返しを図る側近と、江戸の闇の支配を企む狂い犬の一太郎が最後の賭けに出たのだ。大惨事を阻止せんとする扇太郎と遂に最終決戦を迎える。幕府の走狗になりきれない貧乏御家人が義憤に燃えて奮闘する、大人気時代小説シリーズ新装版、堂々完結。
  • 借金の形に身を売られた旗本の娘の自害が相次ぐ。改易を恐れた旗本が娘に自殺を強要していたのだ。扇太郎が預かる元遊女の朱鷺にも魔の手がのびる。江戸を揺るがす事件に乗じて町奉行の座を狙う鳥居、岡場所の利権を欲する一太郎、政権奪取を図る家斉派の幕閣の思惑が交錯する中、扇太郎も覚悟を決める。待望の新装版第五弾!
  • 将軍に忍び寄る静かなる魔手。敵はいったい何者か。シリーズ佳境の11弾。

    御広敷番医師の矢切良衛は、登城後に医師溜で御膳所の仲居が昨夜腹痛を起こしたことを知らされる。その仲居は、大奥で将軍に出される料理の調理に携わる者。将軍の食事にもしや――。綱吉の体調を危惧した良衛は、お目通りを試みるのであった。一方、本所深川の顔役となった真野は、縄張り内での騒動が何者かの陰謀であることに気づく。敵の狙いは、良衛なのか? 周到に仕組まれた罠と陰謀を、良衛は切り抜けられるのか。
  • 逐電した旗本の行方を追う扇太郎は、借金の形に娘を吉原に沈める旗本が増えていることを知る。また大御所・家斉派と現将軍・家慶派の幕閣の対立に乗じて、狂い犬の一太郎が人身売買を禁じる法を逆手に吉原乗っ取りを狙う。江戸の闇の支配をめぐり激化する争いに、扇太郎の太刀が鞘走る。シリーズいよいよ佳境、新装版第四弾!
  • 桶狭間、忠臣蔵、桜田門……歴史を変えた事件にひそむ謎を大胆に解き明かしていく。推理する歴史探偵もまた、後世の歴史上の人物がつとめる。興趣あふれる厳選八編。
  • 武家屋敷が連続して焼失、出火元の旗本は改易された。検分した扇太郎は放火(赤猫)であることを突き止め、彼らの莫大な隠し財産に驚愕する。そこへ闕所の処分に大目付が介入、さらに謎の刺客集団が次々と襲いかかる。大御所家斉の死後を見据えた権力争いに巻き込まれていく扇太郎だが……。シリーズ新装版第三弾。〈解説〉末國善己
  • 神君家康の次男秀康の血を引く越前松平家は、幕府にとって格別な藩となる。外様第一の加賀藩にとっては監視される隣藩でもある。藩主前田綱紀のお国入りの際に襲撃しようとしたのは、越前の者なのか? 数馬の舅となった宿老本多政長と藩主綱紀は、数馬を越前福井に向かわせる。わが藩のためにと先走る敵方は、数馬たちの目的を察知し、襲いかかる。使者として登城した数馬は、敵陣包囲の中、どう切り抜けるのか?
  • 榊扇太郎は目付鳥居耀蔵の命を受け、闕所となった蘭学医高野長英の屋敷から一通の書付を発見する。そこには異国の力で幕府を倒す計画が描かれていた。仇敵を倒そうとする鳥居の陰謀と大事にしたくない老中水野忠邦の狭間に困惑しながらも、真相究明に乗り出す! 蛮社の獄を舞台とするシリーズ新装版第二弾。
  • ※<ご注意ください> 本書は、二〇〇九年十一月に刊行された作品を改版して電子書籍化したものです。

    遊郭の打ち壊しが起こり、闕所物奉行、榊扇太郎は競売の入札権を持つ天満屋とともに後始末にあたる。事件を発端に不可解な殺人が続発、そこには水戸藩の思惑と幕府の陰謀が入り乱れていた。やがて吉原にも魔の手がのび、扇太郎にも危険が迫る! 痛快時代小説新シリーズ、待望の新装版!
  • 手段を選ばぬ敵に 武士の矜持が試される 大人気シリーズ書き下ろし。

    将軍綱吉の命により、長崎での医術遊学からもどった御広敷番医師の矢切良衛。将軍の寵姫を懐妊へと導くため、大奥の担当医となった良衛に、様々な障害が立ちはだかる。良衛が持ち帰ったとされる和蘭陀の秘術を奪おうと、大奥内外に潜む黒幕たちは、手段を選ばぬ行動に出たのだ。そしてついに、良衛が想いを寄せる患者の伊田美絵にも魔手が忍び寄る──。美絵を人質に取られた良衛は、捨て身の賭けに打って出るが……。
  • 加賀藩領内に入り、お国入りの一行がほっとしたのもつかの間、高岡の名刹瑞龍寺境内で、襲撃者が藩主綱紀を狙う。道中交渉役をはたしてきた数馬が、応戦するのだが……。そして数馬を待つ琴のいる金沢でも、きな臭い動きが。そして数馬に下された新たな使命とは? 留守居役の数馬に休む間なし。大好評シリーズ、待望のお国入りの第九巻!
  • 南蛮の秘術を巡り、奥医師たちも敵と化す!大好評シリーズ!

    長崎での医術遊学から戻った寄合医師の矢切良衛は、江戸での診療を再開した。だが、和蘭陀の産科の秘術を期待される良衛は、将軍綱吉から直々に、大奥の担当医を命じられることに。一方、奥医師の清往は、良衛が持ち帰ったとされる秘術を奪おうと、権力を笠に着て、あらゆる手立てを仕掛ける。さらに良衛を狙う者は、一人だけではなかった──。将軍の寵姫を懐妊へと導くため、奔走する良衛に様々な障害が立ちはだかる。
  • 大人気上田秀人の代表シリーズ、時代小説文庫書下ろし「百万石の留守居役」、待望の第八弾! 若すぎる留守居役瀬能数馬は、藩主綱紀お国入りの交渉役として、参勤交代の準備に奔走する。金沢に残した数馬の婚約者琴が襲撃されるなど、国元では不穏な動きが相次ぐ。藩主綱紀も、異例の急ぎ足、わずか十日間の帰国を命じた。道中の諸藩に気を配る交渉役の数馬に、藩主の継室の座を狙った思いもかけぬ難題が降りかかる!
  • 表御番医師、奥右筆、目付、小納戸――あの人気シリーズの役人たちも躍動! 豊富な逸話とともに、権謀渦巻く役人たちの闘いと身につまされる宮仕えの日々を描く、書き下ろし作!

    「出世の重み、宮仕えの辛さ。
    役人たちの日々を題材とした、新しい小説に挑みました」
    ――上田秀人


    役目を減らすことは、役人の席を奪うこと。己の存在意義と既得権益をめぐり、武士たちは熾烈な競争を繰り広げた。世襲を旨とする幕府が、唯一実力主義を徹底した医師。大名・旗本が敵に回すことを最も恐れた奥右筆。親兄弟であろうと罪を暴き、なりふりかまわず手柄を求めた目付。人も羨む出世と引き替えに、お手討ちもありえた小納戸――役人たちの闘いと身につまされる宮仕えの日々を、新たな筆致で描く渾身の書き下ろし。


    「やられた! するどい考証の切っ先が、
    読者の胸元につきつけられる。
    上田さんの時代小説の新しい作法に舌を捲きます」
    ――北原進(歴史学者・品川歴史館館長)
  • 長崎と大奥で張り巡らされる奸計。剣豪医師に危機が迫る。

    長崎へ最新医術の習得にやってきた寄合医師の矢切良衛の許に、遊女屋の女将が飛び込んできた。浪人たちが良衛の命を狙っているというが…。一方、将軍綱吉は、お伝の方が近年懐妊しないことに疑念を抱く。
  • 大藩加賀に参勤交代の季節が近づいた。江戸から琴の待つ金沢へ。会津で国家老相手に渡り合い、貸しをつくることができた数馬は、またも難題、国元に帰る藩主一行のお膳立てを命じられる。道中の各藩の留守居役を集めた吉原での会合に、一人で臨む数馬に、思いがけぬ援軍が。だが、富山藩の不満、敵意を抱く老中堀田家による包囲網、と加賀をとりまく状況は風雲急を告げる。貸しはすぐに借りになる。加賀藩の留守居役、走る!
  • 「この文庫書き下ろし時代小説がすごい!」に二度にわたり第一位に輝くなど、平成時代小説文庫を代表する人気シリーズ「奥右筆秘帳」。幕政の闇を知り、命を狙われる奥右筆組頭の立花併右衛門。併右衛門と愛娘瑞紀を護るのは、厄介者となっていた隣家の次男柊衛悟。「筆」と「剣」の力で闇と闘う彼らの前に立ちはだかるのは無敵の甲賀忍・冥府防人、そして権の亡者と化す一橋民部卿治済。物語前夜の彼らの葛藤と謎を描く銘々伝。
  • 剣豪医師、ついに長崎へ。異国情緒に罠が潜む。大人気書き下ろし時代長篇。

    最新の医術を求め、江戸を発った幕府寄合医師の矢切良衛は、ついに目的地の長崎へ到着した。薬種問屋の心遣いで、初めての卓袱料理を堪能した良衛は、翌日、長崎奉行の川口宗恒に出島への出入りを願い出るのだった。一方、大奥では、綱吉の世継ぎ問題から、良衛の医術遊学の成果を待ち望む者たちが、暗闘を繰り広げていた──。出島で医術を学ぶ良衛をつけ狙う怪しい影。果たして良衛は使命を果たせるのか。書き下ろし時代長篇。
  • 初めて直系ではない将軍となる綱吉を支える老中堀田正俊。その野望に、各藩の緊張は高まる。加賀藩主前田綱紀は早くに正室を亡くしている。外様第一の継室の座をめぐり、各藩の留守居役たちが動き出す。親幕の保科家の会津に向かった若すぎる留守居役数馬も、老獪な筆頭家老相手に微妙きわまる外交に臨む。そして、加賀を追われ恨みをもつ刺客たちが数馬に襲いかかった! 文庫書下ろし人気シリーズ、第六弾!
  • 備前・砥石城の宇喜多能家は浦上宗景の重臣であったが、一方の重臣島村宗政に攻められ、中風を患い籠城もかなわず、息子興家と孫の八郎を逃す。食うにも事欠く放浪の旅を経て、祖父能家の仇討ちと家名再興の期待をかけられた八郎あらため直家は、浦上宗景の配下としてその名を上げていく。毛利、尼子、織田と周囲を囲まれる中、織田の配下の秀吉と誼を通じるなど、謀略を駆使して戦乱を生き抜こうとする直家とその一族の命運は!?
  • 幕府と朝廷の闇。奸計の渦巻く京へ医学遊学を許され、長崎を目指す矢切良衛に、襲いかかる危機。大好評時代小説、待望の最新刊!

    大奥で密かに進められていた陰謀を未然に防いだ御広敷番医師の矢切良衛は、その褒美として将軍綱吉より、長崎への医術遊学を許された。同時に寄合医師に昇格した良衛は、自らの医科を休業し、医術を究めるため江戸を発つ。一方、幕府内と大奥では、良衛の出世と遊学を利用せんとする策謀が──。道中の良衛を付け、接触する女の伊賀者。さらに箱根の峠に向かう良衛たちに、謎の刺客たちが襲いかかる。好評シリーズ第6弾
  • 若き留守居役瀬能数馬の後ろ盾は、岳父となる“五万石の陪臣”本多政長。だが徳川の闇を知る本多家は、幕府にとって天敵でもあった。四代家綱の寵臣酒井忠清に替わり権力を握った老中堀田正俊は、加賀前田家の抱える本多家に狙いをつけた。老獪な駆け引きはなくとも剣の腕をもつ数馬は、老中と藩主の秘密直接会見に意外な場所を提案する。加賀潰しの包囲網から、数馬は藩を救えるのか!? 面白さ抜群の書下ろしシリーズ第五弾!
  • 大奥の病巣を抉り出せ。勇ましき剣豪医師が、権謀術数渦巻く大奥を斬る!

    将軍綱吉の命により、表御番医師から御広敷番医師に職務を移した矢切良衛は、御広敷伊賀者を襲った者を探るため、大奥での診療を装い、将軍の側室である伝の方へ接触するが……。書き下ろし時代小説第五弾。
  • 四代将軍家綱の死去。宮家擁立に失敗した家綱の寵臣大老酒井忠清は権力の座から滑り落ちる。代わって台頭したのが、館林公綱吉を擁立した堀田正俊。加賀前田家には頭の痛い問題があった。不祥事で放逐した留守居役の小沢が事もあろうに堀田家に抱えられている。繋ぎのできるのは、新米留守居役の数馬だけ。藩の命運を懸けた高度な交渉に数馬が挑む。そして、失意の大老酒井は再逆転を狙い伊賀者に秘策を命ずる。百万石、危うし。
  • 絶好調、書き下ろしシリーズ、第4弾! 将軍の血筋を汚してはならぬ。

    大奥の警備に就いていた御広敷伊賀者が、何者かに襲われた。女中が事件に関わっているという。将軍綱吉の指令により、表御番医師の矢切良衛は江戸城中から御広敷に職務を移し、真相解明を任される。閉鎖的な女社会に戸惑いながらも、良衛は大奥に乗り込んでいくが……。その裏では、綱吉の跡継ぎ問題を巡り、女たちの様々な思惑が交錯していた――。勇ましき剣豪医師が悪事に挑む、書き下ろし時代小説シリーズ、第4弾!

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