『歴史、ファンタジー、深山くのえ(ライトノベル)』の電子書籍一覧
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姫君を守るのは美しい鬼…平安恋物語!
右大臣の跡取りである父親が怪しと関わったことが原因で、魔の姫に目を付けられてしまった娘の真珠。屋敷の中にまで物の怪が現れて家中が混乱し、陰陽師たちも対応に苦慮する中、三滝という家司が“近江の白銀”と呼ばれる鬼を呼び寄せる。白銀の一家は他の鬼のように人間を食わず、話が通じるのだと三滝は語るが、一同は半信半疑。だが、白銀は一瞬で物の怪を屋敷から追い払ってくれた。これで一安心、のはずが、白銀の息子である瑠璃丸によると、真珠には魔のにおいがつけられているらしい。数日後、またしても屋敷の中に物の怪が出現。襲われそうになった真珠は、思わず瑠璃丸の名を呼んでしまう…。
魔のにおいを消すためには、それよりも強いもののにおいをつければいい。魔だろうが怪しだろうが俺が守ってやる――瑠璃丸のその言葉に、后候補のはずだった真珠は、瑠璃丸と結婚しようと決める。瑠璃丸は真珠の側にいるために、人間として生きることを選ぶが…!?
白銀色の髪を持つ美しい鬼と魔に狙われた姫君の、平安恋物語! -
かぐや姫の真の目的が、今明らかに…!
昔むかし、日本がまだ、帝と貴族たちに治められていた頃のこと。
人買いから逃げ出してきた、身寄りのない少女・阿古と、夜道で出会った少年、明丸の前に、光を放つ竹が現れる。
中にいたのは、再び地上に降り立った、伝説のかぐや姫だった!
かぐや姫はある宝を探しており、阿古のそばでその宝の気配を感じるのだという。
なりゆきで一緒に暮らすことになった三人だったが、しだいに阿古の心の中で、明丸の存在が大きくなっていく。自分の気持ちにとまどう阿古。
そんな時、ついに宝の手がかりが見つかって……?
かぐや姫の秘密と、少女の恋が織りなす平安時代の物語。
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
※対象年齢:高学年から
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