『歴史、時代小説、24H限定!6万点以上コイン40倍、峰隆一郎(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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病いに伏す師・諸岡一羽を見捨て、剣と女に賭けた鬼才の生涯!
木刀で相手を打ち殺すほどの凄まじい腕前の根岸兎角。彼は、病いに倒れた師・諸岡一羽を見捨てて出奔、武者修行の旅に出た。途中、豪商の娘を救った縁により、小田原に道場を開き大いに繁昌する。だが、一羽の高弟たちは兎角を師の仇と付け狙い、やがて江戸城大手門前の橋上で、因縁の果たし合いが……。剣と女に賭けた鬼才の奔放な生きざまを描く、人斬り絵巻。 -
水切り術の体得で、武蔵は一層、凄みを増した。
武蔵は川越城下に潜り込んだ。川に紙を浮かべて斬る。難しい。やがて、きれいに割れた。川越城は江戸城の出城だ。だが、城番と旗本二〇〇人が守るだけ。この城を落とすと浪人が武士に戻れるとか。関ヶ原の落武者が結集した。家康の巧妙な残党狩りだった。武蔵は剣友・夢想権之助と城の守りを懇願された。群がる敵を斬る。水切り術の体得で、武蔵は一層、凄みを増した。 -
旅は、いつも死と背中合わせ。武蔵は江戸で二人の先人に遂に会った。その結果は?
姫路城で凄絶な果たし合いが行なわれた。武蔵が次々と斬る。「強い。仕官せよ」と城主の池田輝政が誘った。が、武蔵は江戸へ出て、徳川家の指南役、柳生又右衛門と小野次郎右衛門との対決を考え、東海道を急いだ。輝政が怒って武蔵に上意討ちをかける。追っ手を斬った。斬りまくった。旅は、いつも死と背中合わせ。武蔵は江戸で二人の先人に遂に会った。その結果は? -
仕官の道を狙ったが惨敗して山賊となった弁之助は、十七歳で武者修行を志し、名も宮本武蔵に――。
十三歳の平田弁之助(幼名)が木刀で武芸者を撲殺した。美作国・宮本村生まれ。実父を知らず、山の和尚の許で山走りと棒打ちを習得したのだ。のち関ヶ原の西軍に参加、仕官の道を狙ったが、惨敗して山賊となる。殺(や)らなれけば殺られる。弁之助も殺人鬼と化した。が、虚しい。夢中で女を抱いた。十七歳で武者修行を志し、名も宮本武蔵に――。注目全十巻の第一弾! -
藩主・池田輝政はまだ怒り、武蔵斬殺の忍者群を差し向けた。斬るしかない。
武蔵は摂津の西宮で強烈な風邪で倒れた。曽根という老婆が介抱を……。老婆は言う。「武蔵か。武芸者に多い名だ。みな強かった。でも体を壊せば弱い」。弁之助の武蔵は、最強の武蔵になると誓った。姫路を通る。藩主・池田輝政はまだ怒り、武蔵斬殺の忍者群を差し向けた。斬るしかない。流れ流れて、加藤清正が知行の熊本へ。だが、ここでも武蔵の命を狙う白刃が待つ。 -
越前の剣豪・鐘巻自斎の高弟に、美男子で筋骨隆々の佐々木小次郎が出現した。二人の剣鬼の共通項は?
宮本武蔵は、300人も斬った。斬り慣れた体が疼く。出雲・松江に足を向けた。暫く穏やかに生きたいが、武芸者の休息は死しかない。その頃、越前の剣豪・鐘巻自斎の高弟に、美男子で筋骨隆々の佐々木小次郎が出現した。三尺二寸の刀を背負い、京へ向かう。滅法強い。一方、武蔵は、またも師の仇討ちに勇む山伏らに狙われていた。二人の剣鬼の共通項は、素質か練磨か。 -
一人対二百人。武蔵は考えた。右手に刀、左手に鎧通しを持ち、先に叢で敵を待った。
宮本武蔵は三人いた。各々一流の武芸者だった。その一人は年老いて名前を譲ってくれた人。もう一人が気にかかる。その武蔵が京の吉岡兵法所の総帥に挑戦状を突きつけた。引き分けた。だが、門人たちに叩き殺される。元・弁之助の武蔵は激怒した。京の一乗寺下り松にて遺恨試合となる。一人対二百人。武蔵は考えた。右手に刀、左手に鎧通しを持ち、先に叢で敵を待った。 -
小野次郎右衛門は眼を閉じて武蔵の攻撃を避けた。貫禄が違う。そして武蔵は甲州路に。またも女難剣難の嵐が……。
武蔵は江戸を離れた。憧れの小野次郎右衛門と対峙した瞬間が脳裡を去らない。450人も斬った人で、徳川家・剣術指南のひとりだ。小野は眼を閉じて武蔵の攻撃を避けた。貫禄が違う。甲州路に入った。またも女難剣難の嵐だ。下諏訪で黒曜石の利権を荒らす博徒一家を潰すための助っ人を引き受けた。斬る。斬りまくって小野を超えたい。だが修羅の旅はどこまで続くのか。 -
伊賀上野で、武蔵は、鎖鎌の名手・宍戸梅軒と対決する。梅軒は敗北を知らない。危うし、武蔵!
宮本武蔵は、柳生の庄に入った。剣豪の里だ。つい腕だめしをしたくなるが、撓え(竹刀)の打ち合いは遊びに等しい。武蔵は、奈良から伊賀上野へ旅立った。そのころ、佐々木小次郎は、越中・五箇山で山賊斬りをしていた。二人は、剣も強いが、女にも強い。伊賀上野で、武蔵は、鎖鎌の名手・宍戸梅軒と対決する。梅軒は敗北を知らない。危うし、武蔵! いかに戦うか? -
石巻街道で美男の剣士と擦れ違った。殺気を感じた。佐々木小次郎である。二人の前哨戦がもう始まった!
武蔵は川越城の攻防戦で大活躍した。城番は江戸に招かれ、五千石の旗本に昇格。武蔵にも仕官の誘いがかかる。断わった。旅は人を磨く。江戸を去り、水戸、仙台を巡る。含み針の如雲斎も手強かった。同じ武蔵と名乗る武芸者とも戦った。敗北は死だけしかない。石巻街道で美男の剣士と擦れ違った。殺気を感じた。佐々木小次郎である。二人の前哨戦がもう始まった! -
享保年間、江戸は禄を求める浪人であふれていた。版木職人・小田丸弥介は、深川界隈の浪人がひとり、またひとりと姿を消していることに気づく。浪人同士の斬り合いが、何者かの意志のもとで行われているらしい。かつては“人斬り”と異名をとった弥介も、百造と名乗る謎の男から浪人を斬るよう強要されるが…。
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大岡越前の密命をうけて、狼藉をはたらく浪人どもを斬り続ける名うての剣豪・小田丸弥介。地元博徒衆と新たに一家を旗揚げした流れ者浪人・玉虫3兄弟の抗争で、江戸深川には浪人が集まり始めていた。必殺の一閃で次々と浪人を倒してゆく弥介だが、その首に何者かが千両の賞金を懸けた。峰流剣豪小説の傑作。
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享保13年、将軍吉宗の御落胤を名乗り出た山伏・天一坊が、浪人の中から家臣を取り立てるとの触れを出した。吉宗から真偽のほどを吟味せよ、と命じられた大岡越前は、剣豪小田丸弥介を天一坊のもとに送り込む。幕府対天一坊一派の争いに巻き込まれた弥介は、黒装束の浪人集団が暗躍していることに気づくが……。
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人質にとられた妻子のために、江戸を離れ、暴徒・野盗の横行する関八州を回る密偵になるよう、大岡越前に強要された小田丸弥介。旅の途中の宿場で、四人の浪人をそれぞれ一太刀で倒した弥介は、その“人斬り”の豪剣を見込まれ、お勢と名乗る妖艶な美女に「ある浪人者が持つ生首を奪ってほしい」という奇怪な頼み事をされるが…。シリーズ第2作。
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治安乱れる江戸市中を、すべての記憶を失って彷徨する弥介。辻斬り強盗の浪人をいともたやすく斬り捨て、身についた人斬りの技に驚き、人を殺めても何の感傷も湧かない自分の心に懊悩する。ただひとつ覚えているのは五鬼荘彦斎という名前――川越城下に集結し、不穏な動きを見せる浪人集団の首領だが……。
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「牢人斬り」ながら名を轟かせた異能の剣豪の生涯
千曲川のほとりで石を打ち、石を跳ぶ。侍になりたかった。少年の名は左馬。身寄りがなく松林家に引き取られていた。中村泉十郎に剣術を学ぶ。だが、泉十郎が仇討に遭い、武者修業の旅に出る。この年、慶長十五年。関ヶ原の合戦より十年が過ぎていた。やがて江戸で町奉行に雇われ、牢人斬りに…。斬って斬って斬りまくった。だが、胸のつかえが降りない。このつかえを降ろしてくれるのは女の肌だけだ。のち将軍家光に秘術「足譚」を披露。「身の軽きこと蝙蝠の如し」と讃えられた、異彩を放つ寛永剣士ここに登場!
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