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『歴史、その他(レーベルなし)、鈴木旭(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~3件目/全3件

  • 770(税込)
    著:
    鈴木旭
    レーベル: ――
    出版社: 島燈社

    第一回歴史群像大賞受賞作品の電子書籍化。天下に覇を唱える者にはそれなりにリーダーとしての資質が備わっている。その資質に魅かれて人は集まる。しかし、資質の内実は人によって大きく異なる。信長、秀吉、家康。それぞれ強烈な個性の持ち主だったが、「うつけ」と評された信長が他の二人と違う異彩を放っていたのはどの部分か。大胆と細心、非情と優しさ。個性の振幅の激しい信長は、彼を見る位相によって、その姿形も大きく変わる。未知の新しい武器への飽くなき興味、市場経済への先見、細心にして大胆な戦術と戦略……大軍今川義元に乾坤一擲の勝負を挑む桶狭間の戦いまでの躍動する魅力的な<うつけ信長>が著者独自の解釈によって活写された歴史小説の傑作。信長のもとに集まった若き日の木下藤吉郎、前田利家、蜂須賀小六、佐々成政、さらにはお馴染みの柴田勝家、森可成、滝川一益、池田興恒らの脇役陣も個性的に描かれていて読み応え十分。
    〈目次〉
    はじめに 弾正忠織田家
    第 一 章 なまずの蒲焼の巻 惣領の決断
    第 二 章 くつわ踊りの巻 商人団との同盟
    第 三 章 古川の鮒の巻 ヘッドハンテイング
    第 四 章 一羽の山鳩の巻 新旧の相剋
    第 五 章 桂馬の二段跳びの巻 新しい国造り
    第 六 章 尾張大根の巻 青年の志
    第 七 章 鷹踊りの巻 独裁王の本音
    第 八 章 蓮飯の祝いの巻 新時代の予見
    第 九 章 泥だらけの脇差しの巻 絶体絶命の危機
    第 十 章 粗末な田舎料理の巻 商人王国の建設
    第十一章 敦盛の舞の巻 決死の逆転勝利
    第十二章 兄弟喧嘩の巻 尾張統一戦争
    第十三章 相撲大会の巻 桶狭間合戦 その一
    第十四章 一番槍の巻 桶狭間合戦 その二
  • シリーズ2冊
    770(税込)
    著:
    鈴木旭
    レーベル: ――
    出版社: 島燈社

    日本史、世界史を問わず、歴史上の人物解析に独自の視点をもち、その明快な論理構成には定評のある著者がライフワークのひとつにしてきた古代山岳祭祀遺跡の研究。たったひとつの岩石に刻まれている謎の絵文字・絵模様。見逃してしまえばただの石ころにすぎなくなるが、謎を解析すれば、先人たちが残した貴重なメッセージと深遠な古代世界が目の前に広がる。磐座、組石遺構、聖なる山、ピラミッド……謎を解く快感が次の謎解きへのバネとなる。この魅力のサイクルにとりつかれた著者は各地のミステリーゾーンへと分け入って行く。なかでも、1992年、各分野の専門家で組織された調査団の一員として参加した黒又山総合調査では、古代人の精神世界に迫る「黒又山ネットワーク」の存在を提示して大きな話題となる。『ピラミッド黙示録』は、祭祀遺跡の研究に情熱を注いできた著者がロマンを抱いて前に進もうとしている全ての人に贈る「希望の書」でもある。
    〈目次〉
    プロローグ 青天の霹靂……ある日、突然に始まる狂騒曲
    第一章 彦島の巡り会い……本物とニセモノの奇妙な友情
    第二章 宮迫ドルメンの不思議……あり得ない体験の驚きとショック
    第三章 押戸石山山頂部の閃き……蘇る飯縄山の原体験的記憶
    第四章 「サンデー毎日」の先行的体験……考古学の限界を突き破る試み
    第五章 環太平洋学会との出会い……果てしない旅の始まり
    第六章 パソコンボーイの科学的直観……三角山=ピラミッドか?
    第七章 脇役が主役になる気分?……神の悪戯か? 次々に訪れる試練
    第八章 たった一人の苦闘と苦悶……乾いた雑巾を絞り上げる日々
    第九章「理科」的手法の大活躍……データで推理する科学的調査
    第十章 驚くべき古代サイエンス……ピラミッドは古代山岳祭祀遺跡だった
    エピローグ 大湯ホテルの怪談話……怪現象の連続に驚く
  • 880(税込)
    著:
    鈴木旭
    レーベル: ――
    出版社: 島燈社

    1994年に学研の第1回歴史群像大賞を「うつけ信長」で受賞し、その後はノンフィクションで活躍していた著者が、満を持して世に問う歴史小説の再デビュー作品。
    尾張の織田信長が頭脳的な作戦を駆使して大軍の今川義元を破り、その名を天下に知らしめた後、甲斐の武田信玄が密かに入京の機会をうかがっていた永禄年間の後期。
    表面上は静かに見えた東北地方でも、水面下では覇権争いの動きが加速化しつつあった。羽前山形の最上宗家。開祖が斯波兼頼という由緒ある家柄でありながら、いまは米沢の伊達家に首根っこを押さえられ屈辱を味わっている立場。10代当主義守はお家存続が大事とばかりに伊達家の顔色をうかがっているが、嫡男義光はそんな父の態度に我慢ならず自主独立の炎を内に燃やしていた。義光の攻撃的な気性に不安を覚えた義守は家督を次男の義時に譲り、伊達家との友好関係を保持しようとする。伊達家の当主は輝宗。後に勇名を馳せる梵天丸(政宗)はまだ2歳そこそこの幼子だった。
    火花がはじける。父義守と次男義時が、義光抹殺へと動き始めたそのとき、機が熟したとばかりに義光が起つ。城から闇夜にまぎれて脱出した義光のもとに、最上家の権威復活を待ち望んで密かに連帯していた者たちが一気に結集する。義光の幼馴染みで山寺立石寺にて修行中の身だった光源坊(氏家守棟)、義光脱出を手引きした山家兄弟(義治、知治)、最上家と縁の深い五光山宝幢寺の尊海和尚……。そして、義光決起の時を陰で仕組んでいた黒幕は意外にも……。
    歴史的評価が「好」「悪」に二分されて、未だ人物像が定まっていない戦国武将最上義光。その最上義光の生涯を独自の歴史観と鑑識眼で活写し、新鮮な人物像を描き出す『異伝最上義光』の第1巻「立志編」。
    冒頭から主要人物たちが生き生きと躍動する、歴史小説ファン必読の一書。
    〈目次〉
    一 冬眠から醒めた熊
    二 百丈岩の誓い
    三 出直しの小僧丸
    四 上方風の町づくり
    五 船出の朝
    六 熊ときつねの戦い
    七 新時代を開く

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