『歴史、いるかネットブックス、青笹慶彦(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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元文元年(一七三六年)夏、江戸・田町の浪人で寺子屋の師匠をする深水出雲はがちゃがちゃ売りの三太に人捜しを頼まれた。芝浦新町の夫婦者の喧嘩の原因が地紙売りの間男のためかどうかを三太は確かめたがっていた。町で聞きこんでいた出雲は地紙売りを見かけた。壮年の美男で剣術の面ずれがあった。一方、増上寺の横堀には冬の着物姿で只見屋の番頭が死体でうかんでいた。
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天文二十二(一五五三)年如月、今川義元の家老、由比家に仕える地侍の伴十郎衛門の足軽をする佐平は、夜更けに同輩の孫吉が山中で怪力を放つ光景を目撃する。
孫吉の体につけた御札のおかげだと目星をつけた佐平は手に入れようと決める。
数日後の晩に佐平は甲州衆に追われた鉱山遊女の珠を救って同衾する。
珠のために真人間になれるかもしれないと考えた矢先に佐平の留守中に珠は甲州衆に連れ去られていた。
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