『教育、亜紀書房、1001円~(実用)』の電子書籍一覧
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日本精神史の埋もれた鉱脈を掘り起こす新シリーズ〈叡知の書棚〉刊行スタート!
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《自己の存在の秘密を学ぼうとする人へ 》
古代ギリシア以来のヨーロッパの教育観・人間観に照らし、教育とは何かを考える。
その先に展望される、あるべき理想の教育とは──。
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独創的な教育家にして、医学、農業、経済学、芸術学、建築学、文学、哲学、宗教に至る広大な領野を探究した大思想家ルドルフ・シュタイナー(1861~1925)。
シュタイナー研究の第一人者が、その教育思想の可能性を深く掘り下げる決定的な名著、待望の復刊。
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普通、人は霊的という言葉にあまりなじんでいませんから、この言葉だけで既に何か違和感を感じて、「霊的因果律」という考え方にはとてもついていけない、と思うでしょう。けれども霊的という、いわば学問的には聞き慣れない言葉を意識的に使うことがシュタイナーの思想を理解するのに必要なことなのです。(本文より) -
解放の教育学はこの本から始まった ――
1979 年の刊行以来、増刷を重ねてきた教育関係者の必携書!!
初版発行から50年を経た今、大幅増補を加え50周年記念版として刊行。
教育の視点から「抑圧の文化」に対峙する視点を提示する。
世界中で読み継がれている教育思想と実践の書であり、
常に新しい読者を獲得してきた信頼の一冊。
初版刊行50周年を記念し、
チョムスキーなど世界の碩学がオマージュを寄せた決定版!!
自由の実践としての教育は、
支配のための実践である教育とは異なり、
抽象的で孤立し、世界とつながりをもたない
宙ぶらりんな人間を否定するし、
また人間不在の世界のありようも否定する。
(本文より) -
《「選ばれる学校」、「選ばれない学校」の分断を乗り越えるために》
「学校選択の自由と多様化」を名目にすすむ公立校の統廃合。そして、社会的・経済的に「学びの機会」に恵まれない子どもたち――。
《教育は、だれのものなのか》
機会均等により学力向上を追求した戦後の「メリトクラシー」から親の経済力と価値観が子どもの学力を決める「ペアレントクラシ―」へ。
学区制廃止、中高一貫校の導入などで広がる学校の二極化と学力格差……。
《「公正」の原理こそが、公立学校を蘇生させる》
PISA(OECD生徒の学習到達度調査)で上位成績を収める国々は、いずれも学力格差を縮める施策を採っている。しかし、日本では格差是正の動きはほとんど見られない。「成果主義」「競争主義」を掲げる方向性が変わらなければ、教育現場での努力にもおのずと限界がある。
「卓越性を求める教育」から「格差をなくす教育」へと舵を切るために、今できることとは何か?
公教育のより良い未来のために新たな道をさぐる提言の書
【目次】
■ まえがき
〈Ⅰ部〉
1章 メリトクラシーからペアレントクラシーへ
1 大きな歴史の流れの中で
2 学校の二極化とは何か?
3 学校教育は公共財か、私的財か
4 公正と卓越性――関係性の変容
2章 新自由主義的教育改革とは何なのか?
1 そもそも新自由主義とは
2 新自由主義的教育改革の典型例――サッチャー教育改革について
3 日本への導入
4 新自由主義をめぐるせめぎあい
〈Ⅱ部〉
3章 お受験狂想曲――卓越性をめぐる親子ぐるみのたたかい
1 はじめに
2 「教育を選ぶ」人とはだれか
3 中学受験
4 習い事
5 「お受験」の現状
6 「お受験」を支える人々
4章 学校選択制のいま
1 イギリスの教育は動いていた!
2 日本の学校選択制の草分け――品川区の事例
3 学校選択制の盛衰
4 遅れてきた大阪市?!
5 考察――根づかなかった学校選択
5章 小中学生の学力格差――学校間格差の顕在化
1 「学力の二極化」から「学校の二極化」へ
2 「2こぶラクダ」化の克服――「効果のある学校」の存在
3 国際学力データによる学校間格差の検討
4 学力向上策との関係性――茨木市の事例から
5 学校選択との関係性――大阪市の事例から
6章 高校の学区制――高校教育の変動の視点から
1 戦後高校教育の発足――高校三原則
2 学区制の歴史的変遷の全体像
3 高校教育の展開のなかで――1950年代から90年代まで
4 21世紀に入ってからの大きな変化
5 まとめ――本音が理念を上回る
7章 高校教育の現在――卓越性と公正のはざまで
1 私学優勢――高校における卓越性
2 高校の階層構造――ローレンの研究から
3 生徒文化はどう変わったか
4 高校教育の「多様化」――政策の流れ
5 卓越性と公正のバランス――大阪府の事例から
8章 多様化か、複線化か――学校体系のゆくえ
1 複線型学校体系と単線型学校体系
2 高等専門学校――中級技術者を育成する
3 中等教育学校――公立部門の復権を目指して
4 義務教育学校――卓越性と統廃合ニーズ
5 学校体系は複線化したのか
〈Ⅲ部〉
9章 より公正な教育を求めて――学力格差を撃つ
1 はじめに
2 海外ではどうなっているか
3 日本ではどうなっているか
4 まとめ
10章 公教育のこれから――アミタリアンをつくる
1 教育機会確保法の時代
2 「しんどい層にとっての学校」からの展開
3 公教育の理念を考える
4 やわらかい学校システムをつくる
5 おわりに
■ 参考文献
■ あとがき -
教育関係者、必読
“英語教育改革”を乗り切るヒントがここに!
多くの人々がふつうに英語を話すフィンランド。
それを支えるのは、独自の学校教育の在り方だ。
どんな授業、どんな教科書でそれが可能になるのか——
日本でも外国語(英語)は5、6年生から正規教科に、
中学校では、外国語(英語)で授業を行うことが「基本」になる。
「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を総合的に学んでいくうえで知っておきたいフィンランドの英語教育。
その成功の軌跡と日本への示唆が詰まった一冊。
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