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『女性向け、同人誌・個人出版、月と猫(文芸・小説、ライトノベル)』の電子書籍一覧

1 ~2件目/全2件

  • 550(税込)
    著者:
    泉水あさこ
    レーベル: 月と猫
    出版社: 月と猫

    高校三年生の時突然姿を消した友人・和貴を、太一は八年間待ち続けていた。
    ある日高校の同級生だった秦野省吾が、太一の家を訪れる。
    「俺に手を貸してくれないか」という秦野の提案を受け入れ、太一は自らの持つちからを使うことになった。
    『ちから』は死に瀕した人々の、命の最期の想いを再現するものだった。
    ―本文よりー
     亡くなったひとたちの記憶を追体験するごとに、僕はある奇妙な欲望が自分のうちにあることに気づいた。
     それは生きている自分をなげうって、死んだ彼らになり代わりたいという欲望だった。
     死をもって完結するには、あまりにも短い人生だったと思われる、そんなひとたちになり代わりたいと願った。
     それほどまでに彼らの生の瞬間は鮮やかで、僕を恍惚とさせる光彩を放っていた。
    やがて止まっていた時計が動き出すように、太一の周囲に様々な出来事が起こり始める。
    前作「十三夜」は、和貴と太一の出会いから別れまでを綴ったものでした。
    「十六夜」はその後日譚となります。前作と併せて読んでいただけると嬉しいです。
  • 220(税込)
    著者:
    泉水あさこ
    レーベル: 月と猫
    出版社: 月と猫

    ―――おまえ、血の匂いがする。「山の上の家」に住む孤独な少年太一と出会ったとき、和貴は言った。ふたりは狼を祖神とする一族の末裔だった。

    ふたりの主人公が出会い、共に物語を紡ぎ始めた。
    しかしある日突如として、残酷な運命によって引き裂かれてしまう。
    ホラー、伝奇ものとしても昭和ノスタルジック青春譚としても楽しんでいただけます。

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