『女性向け、ソウゴウキカク、菜波(ライトノベル、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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「……ヤバイ。どうして、こんな……」
キスから開放された唇が、熱を乞うようにわななき、荒い息を吐き続ける。このまま王子様に、お姫様は……と考えて心をときめかすも、やはりどうしても隠せない、どうしようもなく僕が「男」である証拠が、この甘い空気によってムクムクと起き上がりだしてしまったのだ。
劇団枯れ葉。大学生から社会人が趣味で集まった、地方にある小さな街の、小さな劇団。
明坂ツムギは男役(王子様)の時だけ、小さな劇団の中ではスターである。女性ファンがついているが、男役から普段に戻れば気付かれないほどの地味女。その豹変ぶりがカッコイイと、桜井ノゾムは密かに憧れていた。ツムギが王子様役で新たな台本が組まれるが、姫役をするはずだった小柄美女が急病で入院してしまう。ノゾムが代役をすることになり、練習時間外にツムギと二人で練習をすることに。王子と姫になりきっている雰囲気にそのまま流される。 -
私まさか……痴漢の手に、感じてるの?
ショーツとストッキングの布越しだというのに……自分の手での慰めよりも、遥かに大きな快感があったのだ。その事に、驚かずにはいられない。
……イヤ……どうして? 怖いのに、気持ち悪いのに……イヤなの、に……?
気持とは裏腹に、私の身体はひどく感じていた。こんな痴漢の手によって。
仕事に関しては一切の妥協を許さない31歳のミクは、鬼主任と呼ばれているが、本人もそれなりにストレスを抱えていて発散出来ずにいた。
そしてある日を境に通勤電車で痴漢に遭うようになる。日毎に過激さを増していく痴漢の正体も掴めず、誰にも相談できずに悩みながらも、身体が反応して欲求不満を抱えていく。
そして一度自覚してしまった淫欲は確実に翻弄し、無意識の中に浸透し続けていた。 -
「あん……っ。ミキオくんのコレ……私との、相性、いい感じ…っ」
膝立ちになって上に跨り、ミキオの全てを淫花の中へと飲み込みながら、ヒカルは恍惚とした表情で甘くこぼす。
仕事帰りの深夜、ミキオは倒れていたヒカルを助け、その流れでカラダの関係を持った。
『野良猫のような女性だ……』
その言葉通り、気まぐれで部屋に訪れ、気づいた時には温もりだけ残していなくなる女性だった。
徐々に惹かれてゆくミキオだが、ヒカルには“セフレ”が複数人いることを本人から聞かされていた。
ある日、ミキオは仕事場付近を歩いているヒカルを見つける。隣には褐色肌の筋肉質な男が……。
後をつけると、ヒカルはセフレ数人に囲まれていた。
「オレ、まだヤりたりないんだけどなぁ」
不穏な空気と緊張感が漂う中、ミキオは戸惑いながらも一歩前に踏み出した。 -
「お兄ちゃん……雫ね、こんなに欲情したの、はじめてなの……」
瞳を潤ませながら顔を近づけてくるのは……。俺の妹だ。
五つ年下、大学生二十歳、ちょっとツリ目で子猫のような甘いロリフェイスにふわふわしたツインテール、それに似合わぬデカイ乳を持ち、そこいらの男を小悪魔的に誘惑しやがる魔性の女。
女王様に育ったクソ妹は、俺を「お兄ちゃん」と呼びはするが、敬意などは抱いていない。
ハズなのに……。
今の俺は、寝ている間に拘束され、とろけた表情の妹が俺の上に跨っているという状況だ。
「ふふふ……。これでお兄ちゃんは、雫の物だよ?」
可愛く言ってもやっていることが可愛くない。
頭の中で色々と考えている間にも、雫はブラウスのボタンを外しはじめた……。 -
「お願い、触って……真雪のココ、もうこんなに、ぬ、濡れてるの……」
淫らな熱と共に過去の思い出をシンクロさせ、自らの身体を慰める真雪。
妄想内の相手は一人暮らしをしていた時の職場の店長。
下心を優しさと勘違いし、二股をかけられ、『女の悦び』を色濃く教え込まれた相手だ。
「誰かが塗りかえてくれればいいのに……」
都会の暮らしに挫折して田舎へ帰郷したのは三年前。だが、未だ浮いた話の無い真雪は独り身だった。
仕事を終えたある日の夕方の帰宅途中。
珍しく人の姿があり、真雪は確かに驚愕する。
相手も振り向き、こちらを見て瞳を大きくさせている。そこには驚きよりも歓喜の色が強く浮かび上がっていた。 -
「やだ……これ外して……」
「まだそんなことを言っているのですか? やれやれ、あなたには相当のお仕置きが必要みたいですね」
大企業の社長秘書・笹木莉亜は、才色兼備、男性社員の高嶺の花、社長でさえ逆えない女王様だった。しかし突然、男たちの罠にはまって立場が一変してしまう。
「この大きな胸はどんな感触なのかと思っていましたけど、想像していた以上に柔らかい。それにしてもエロいですねぇ……これ、僕以外の人たちにも見てもらいません? きっと喜びますよ」
――まさか……冗談よね?
そんな願いも虚しく、欲望を露わにした複数の男性社員たちの気配が現れた――。 -
「ねぇ、お願い……気持よく、して……?」
大学のサークル棟、屋上へと向かう階段の踊り場。
潤んだ瞳に欲情の色を浮かべ、身をよじらせ涙声で俺をそう煽るのは、「妹」みたいな存在だった幼馴染のミナギ。
家族同然の存在で「女」として見たことが無かった。
「ハヤトくんのせいなんだから……してよ……」
豹変した理由は俺のせいらしいけど、原因はわからない。
でも、今にも泣きそうな表情されたら……責任持ってシテあげないと。 -
「悪いけど……お前じゃ勃たないみたい」
誘ってくる彼女をそう拒絶する裕也の頭の中には、姉の彩音がいた。
その日、両親の帰宅が遅く、久しぶりに彩音と二人きりになれることで嬉しさがこみ上げる。
夕飯を作る彩音に風呂掃除を頼まれた裕也。
「姉ちゃん……」
高校生の時、風呂場で偶然見た彩音の裸体を思い出し、つい股間に手が伸びる。
その時、裕也を呼びに現れた彩音に、その姿を見られてしまう。 -
椅子に座らされたままテープで拘束され、身動きの取れないフタバ。
左右から、実の兄イチカと、弟ミツグがその姿を見下ろしていた。
今日は両親の結婚記念日。父母は、三人がプレゼントしたフルムーン旅行へ出かけている。
「姉ちゃんの、濃いニオイがする」
弟のミツグは、フタバの恥部に顔を近づけてひとり言のように零す。
そして兄イチカは、手にしたナイフの刃先を又布に当ててきた……。
【本作品はハニーロマンスVol.6に掲載されております】 -
司法試験に合格し、新米だが弁護士という職業を勤めている文子。
小学生時代、家が貧乏だから「貧乏神」というあだ名をつけられた。
そんな同級生たちに「弁護士になりましたよ?」と優越感に浸る為、同窓会に出席をする。
テンションの高い同級生を横目に、一人端っこで食事を進めていると、一人のイケメンが隣に座った。
その男は、大きな会社を幾つも持っている財閥の御曹司:龍造寺円架。
「あ、貧乏神さん……?」
いきなり失礼な一言を発する男だが、話し込むうちに意外な一面が垣間見え、気がつくと二次会には行かず、二人で高級ホテルのスイートルームにいた……。 -
「私が……忘れさせてあげましょうか?」
誰もいない夜の公園。
ついさっき、初めて会ったばかりの失恋年下青年にそう告げ、唇を重ねた。
私は塾の講師。
そして彼、泉水くんは、私を元カノと間違えて暗がりの公園で抱きすくめてきた相手だ。
「口で、してあげよっか? 先生にして欲しいこと、言ってご覧なさい?」
私は着ていたシャツを捲り上げ、ブラに包まれた胸を見せつけながら煽ってやった。
「弥音先生、く、口で…っ、先生のその口で…して、ください……っ」
子宮の辺りがキュンっとむず痒くなった私は、透明の先走りの汁が溢れる鈴口に向かって舌を伸ばす。 -
「す、すげぇ……マジかよ! こんな美人さんがこんな場所で、マジでオマ○コ広げてるなんて……っ」
「だから嘘じゃないって、言ったでしょ?」
「あ、うんっ。もっとじっくり見てもいいだろ? 本物の……見るのって初めてだから……」
声に反応して比奈子は腰を浮かす。本物を知らない童貞に蜜花の全てを教えこむように指で開いて赤く充血した粘膜を見せつけた。
「わ…かる? おちんち…んを、挿れるところが、お口開けてるでしょ…? その上に、おしっこの穴が……あるの。それから……」 -
「同人誌即売会」という、コスプレイヤーが集まるオタクイベント会場。
エスカレーターで倒れそうになった“くノ一キャラ”のコスプレ女性を助けた音羽。
その女性は、驚くことに会社の部下、明理だった。
倒れた時に足をくじき、一人歩くこともままならぬ明理を自宅まで送ることに。
コスプレが趣味ということを会社では話さないで欲しいと懇願する明理。
「わたしと音羽さんだけの秘密をください……っ」
意味を理解できないでいる音羽の目の前に、明理の唇が近づく……。 -
「マナ、お前ちょっと、レイに抱かれてやってくれないか?」
魔女である妹にそう懇願する兄:シグ。
セックスをすることで、同じ魔道士であるレイの魔力の状態を保つためだと言う。
勃ち上がったレイの男根がマナの脚の間、柔らかな秘部に当たる。
「わたくしに欲情してくださるのね? 嬉しいですわ……」
そう啼きながら、もどかしげに身をくねらす。
「お兄様は、どうなさいますの?」
二人を傍観していたシグだが、ゆっくりと妹の身体に背後から腕を伸ばしてゆく。 -
地味でおとなしい三十歳独身OL・奈保子は、元同級生の元春と再会し、「中学生の時からずっと好きだった。俺は本気だから」と迫られる。
【どうせわたしなんか…】を刷り込まれた自分を捨てられない奈保子。
しかし次第に心を許し始めたとき、可愛い年下女子と一緒にいる元春を見てしまう。
わたしが彼と釣り合う女じゃないことも彼が本気でわたしなんかに恋しているとも思ってはいない。
わたしのような冴えない女など放っておけばよかったのに……。こじらせ女子とイケメン男子の甘くてちょいエロラブストーリー。 -
「好きです! 結婚してください!」
皮の鎧に長剣を装備した戦士・タイムが、水郷地帯で水死体のように水の中に浮かんでいた女戦士・コーレアを見つけて抱き上げると、彼女はいきなりそう告白した。2人の出逢いと戦いの旅が始まった――。
「タイム……あの腕に抱かれ、直接体温を感じることが出来たら……」
今夜もタイムを想って自慰に耽る純潔のコーレア。しかしそんな彼女の気持ちを知りながら子供扱いするタイム。
―これがあなたの欲望ね―
不思議な声が聞こえた。そしてある日、目覚めると2人は抱き合いながら濡れた秘所と熱い男根を擦りつけていた。
「お前の魔法で動けねぇんだ……」「あたし……あたし……っ」
魔法を使った覚えも無い。自分が怖い。弱々しく頭を振り泣いた。その姿は女戦士ではなく、ただの「女」。出逢った頃に聞いた「数日間の記憶の欠落。そしてあの不思議な声……」。
2人の魔法使い戦士の恋の行方は――!? -
「恥ずかしい……この格好……」
「恥ずかしくしてるんですよ。」
「ひわ……ぁッ!」
「さっきみたいに強請ってくださいよ。孕ませてください。って」
熱くなりだした自分の手のひらを引っ込め、代わりに淫溝に自身をあてがって入るか入らないか微妙なところを擦ると、彼女はユサユサと腰を揺すってわなないた。
「…ぁう、は…ぁ……は、孕ま……せてっ、わたしに、春日さんの種…注いで……わたしを、完全に……っ、春日さんの物に、し、して……ッ!」 -
「お兄ちゃんの変態」
挑発するように脚を開いてスカートを捲り上げ、蒸れた秘蜜を包むショーツを兄:秋成に見せつける妹の花音。
ある日ずぶ濡れで帰宅し、部屋で着替えていた時のこと。
部屋のドアの隙間から秋成が覗いていることに気付いた。
注がれる熱には嫌悪感は無く、その視線に花音は欲情してしまった。 -
「あ…ふわぁぁっ…おしっこ…出ちゃうぅ…っ!」
6年前に自分からフッた相手:進を想いながら自慰に耽る美世。
友達のままでいようと言った手前、いまさら好きとは言い出せないでいた。
「もういい加減に僕の、僕だけのものになってくれよ……」
ある日、泥酔した進に美世は押し倒される。
「や…ぁ…は、恥ずかし…ぃ」
恥じらいながらも、一生消えない痕を残して欲しいと、美世は従う様に脚を開いた。 -
「眼鏡を外しちゃうと、ちゃんと見えないだろう?」
高校時代のドS彼氏は、エッチの時も眼鏡を掛けておくよう調教した。
いつからか、ユイの身体は眼鏡を掛けると欲情スイッチが入るように……。
ある日、ユイが店主を務める古書店を大学院生のイツキが訪れる。
「この人、眼鏡した方がきっと、もっと───」
視力が悪そうなユイを見てそう感じたイツキ。
ほんの悪戯心で、イツキは自分の眼鏡をユイの顔へと近づけた。
「眼鏡、似合ってますよ?」
赤面するユイ……だが次の瞬間、淫らな欲情が滾ったユイにイツキは抱きつかれていた。 -
「姉弟なのに……挿れちゃうんだ……」
オレは昔から姉に逆らうことが出来ない。
理不尽で、高圧的で……。そして、美人で、巨乳な姉:美羽ちゃんが、今、下着姿で、俺の上に跨っている。
「挿れた瞬間に射精しちゃったりとか……がっかりさせないでよ?」
横暴さを生まれ持つ「姉」という生物に、オレという「弟」たる生物が、今、征服されてゆく。
「姉の命令は、絶対だからねっ!」 -
「教頭先生……っ、あっ、やぁ……っ! ど、どうして……!?」
眠りから覚めた新任教師の可奈子は、縄で拘束され、全裸の状態だった。
目の前にいる教頭の荒木が淹れてくれたお茶の中に、睡眠薬と媚薬が入っていた。
その日以来、荒木の命令に逆らえない可奈子。
しかし、恐ろしさに支配される中、惚けた期待が仄かに雑じっているのを、可奈子は気づかないふりをする……。
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