『女性向け、ミステリー・推理・サスペンス、秋水社ORIGINAL、雑誌を除く(マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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稀代の殺人鬼と呼ばれたオリビア・テイラー。その罪により捕らえられ処刑されたのだが、目が覚めると見知らぬ世界に転生していた。そこは現代の日本、そしてオリビアが転生した女性は、ひとり息子の玲央と暮らすシングルマザーのメイサだった。ふたつの記憶がまじりあう中で現状を把握していくメイサは、内縁の夫・竜也によって事件に巻き込まれることになる…。母親想いのやさしい玲央やパート先の店長・夏木に囲まれて、シングルマザーとして生きることになったメイサの運命は…!?過去の殺人鬼としての記憶と感覚をもったシングルマザーが、現代の悪に立ち向かう!
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住人たちは全員セフレ!? シェアハウスで巻き起こる謎とは?――18歳の三浦いちかは、今日からシェアハウス・通称「暦」ハウスの住人になる。ここには3歳年上の幼馴染・笹尾絢人が住んでいる。18になったら一緒に暮らす、という絢人との約束を果たすために、いちかは高校卒業後、ひとり東京にやってきた。はずだったのだが、なぜかそこには絢人がいなくて…!? そして住人たちから知らされる衝撃の事実――「笹尾絢人は2ヶ月前に退去した」「ここはフリーS○Xのシェアハウス」…いちかに降りかかる様々な謎! この「暦」ハウスで一体、何が起きている!? そして絢人の行方は…!?女性漫画の名手・立野真琴が紡ぎ出す、謎が謎を呼ぶLOVE&サスペンス!
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水上舜生は社内でも業績トップの爽やかイケメン。誰もが憧れるエリートだ。入社当時のさえない自分に舜生はやさしく話しかけ、ことあるごとにフォローしてくれた。いつしか強く惹かれるようになった舜生にまさかのプロポーズ受け、幸せいっぱいの毎日をおくっているOL小嶋のどか。理想的な婚約者との入籍に向けて着々と準備を進めていたが、ある日社内でも冷酷無比と噂される男、久瀬に仕事で詰め寄られる。久瀬の登場により、のどかの知らないところで少しずつ変化がおこりはじめ、理想の婚約者との甘い生活は思いもよらぬ方向に展開していく――。
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カルト教にハマった姉が姪っ子と共に行方不明になって数年。職も恋人も失った沙江子が、占い師に導かれて豪華クルーズ船に乗ることに──。なんと、そこでは、集められた女たちがデスゲームに強制参加させられ、ギャンブルの餌食となっていた!「鮫が蠢く海面上で女たちが素っ裸で綱渡り」「落ちたら溺死!人間ゴンドラクイズ」などなど、血も涙もない屈辱的なデスゲームの数々! そしてゲームに大金を投じて狂喜乱舞する脂ぎった男たち! 沙江子は生き残ることができるのか? そして、カルト教にハマった姉と姪っ子の行方は……!?
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希望に燃える新人保育士の美紅(みく)は恩人である箕輪(みのわ)先生が園長を務める保育園で勤務し始める。だが憧れだった保育の仕事は『過酷労働、低賃金、なのに責任は重い』という過酷なもので…。さらにこの保育園では1カ月前に“園児が失踪した”という。『先輩保育士より先に妊娠してはいけない』という謎の職場ルール、「この『聖なる水』しかうちの子には飲ませないで!」と迫る保護者や天使のようにかわいい園児たちに振り回されっぱなしの悪戦苦闘の日々。そして、徐々に明らかになる園児失踪の真相…“犯人”は園の関係者の中にいる!? 現代の保育園のリアルを生々しく描きつつ感動と驚愕を贈るヒューマンミステリー!
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これが“人様の夫”を好きになった報いなのか!? 会社が倒産し、アパートまで失ってしまった厄年(33歳)真っ只中の美登里(みどり)は、5年前に『愛人』だった自分を捨て、二十歳の女とデキちゃった再婚をした元カレから手切れ金をもらえないかと電話をかけた。しかし男は最近、事故で死んだと知らされる。葬式に行ってみると、若妻は失踪し、元妻から彼の息子・ハジメ(5歳)の面倒をみるよう押し付けられてしまう。しかもゴミ屋敷と化した家ではハジメを誘拐しようとする強盗や、1億円の死亡保険金、ひき逃げ犯など、次々に不穏な出来事が…。謎めく事態の中で、ハジメを守り奮闘するスリルと感動のヒューマンミステリー!
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「形だけまねても、こんなものがわしらの住み家になるか!!」華子と強が出かけた先で助けたのは、川を流れてきた河童!? 水脈を操り、どこかの御祭神であるウリ。とある事件で眠らされてから200年も経ってしまった東京で、帰る場所である神社と、相棒のナスを探しているという。華子と強はウリの帰る神社と相棒ナスを探し出すことができるのか? 座敷童子に天狗、人魚まで、たくさんの妖怪たちと出会う非日常ファンタジー!※分冊版の1話~4話を収録した単行本版です。重複購入にご注意ください。
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「この世の歪みを正すのだ」
子どもの頃から自分だけに見えていた“大きな目”。ずっと死神だと思っていたこの“目”から、命を救われた秋人は“大きな目”(クロ)に「役目を果たせ」と告げられ、数々の怪異と対峙することになる――。ある日、生活費を稼ぐためバイトを探していた秋人は、ある骨董屋の店先にバイト募集の張り紙を発見した。興味深く眺めていると、そこへ店主が帰宅し、案内されるがまま店内へと足を踏み入れてしまう。店主は秋人を一目見ると「君に興味がある」と言い強引にバイトを決めてしまうが、秋人の背後にいる“大きな目”(クロ)は「あいつはみえているぞ」と秋人に警告してきて――!? -
カルト教にハマった姉が姪っ子と共に行方不明になって数年。職も恋人も失った沙江子が、占い師に導かれて豪華クルーズ船に乗ることに──。なんと、そこでは、集められた女たちがデスゲームに強制参加させられ、ギャンブルの餌食となっていた!「鮫が蠢く海面上で女たちが素っ裸で綱渡り」「落ちたら溺死!人間ゴンドラクイズ」などなど、血も涙もない屈辱的なデスゲームの数々! そしてゲームに大金を投じて狂喜乱舞する脂ぎった男たち! 沙江子は生き残ることができるのか? そして、カルト教にハマった姉と姪っ子の行方は……!?※この作品は同タイトル分冊版の1~5巻を収録した電子単行本版です。重複購入にご注意ください。
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稀代の殺人鬼と呼ばれたオリビア・テイラー。その罪により捕らえられ処刑されたのだが、目が覚めると見知らぬ世界に転生していた。そこは現代の日本、そしてオリビアが転生した女性は、ひとり息子の玲央と暮らすシングルマザーのメイサだった。ふたつの記憶がまじりあう中で現状を把握していくメイサは、内縁の夫・竜也によって事件に巻き込まれることになる…。母親想いのやさしい玲央やパート先の店長・夏木に囲まれて、シングルマザーとして生きることになったメイサの運命は…!?過去の殺人鬼としての記憶と感覚をもったシングルマザーが、現代の悪に立ち向かう!※この作品は同タイトル分冊版の1~6巻を収録した単行本版です。重複購入にご注意ください。
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【この作品は同タイトルの電子単行本版です】「ねえ、ほんの数日前、あなたは笑っていたよね?」愛する娘が命を絶った――。ルポライターとして働く杏奈に突如訪れた悲劇。目の前に横たわるのは、学校の4階から落ちたとは思えない、愛娘・陽の美しい身体――。あれだけ元気だった娘が、自殺…? 生きる気力を失った杏奈は、首を吊って娘の後を追おうとする。しかし目が覚めたら、なぜか陽の身体に転生していた…! 陽の身体の中に、杏奈の意識!? 一体どういうこと!? …理由は分からないけど、とにかく陽はここに生きている。再び前を向いた杏奈は、陽の死の真相を知るために動き出す!(1-4話収録、電子単行本版特別描きおろしページ付き!!)
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【この作品は同タイトルの1話~3話を収録した合冊版です。重複購入にご注意ください。】水上舜生は社内でも業績トップの爽やかイケメン。誰もが憧れるエリートだ。入社当時のさえない自分に舜生はやさしく話しかけ、ことあるごとにフォローしてくれた。いつしか強く惹かれるようになった舜生にまさかのプロポーズを受け、幸せいっぱいの毎日をおくっているOL小嶋のどか。理想的な婚約者との入籍に向けて着々と準備を進めていたが、ある日社内でも冷酷無比と噂される男、久瀬に仕事で詰め寄られる。久瀬の登場により、のどかの知らないところで少しずつ変化がおこりはじめ、理想の婚約者との甘い生活は思いもよらぬ方向に展開していく――。
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【この作品は同タイトル分冊版の1~4巻と描き下ろしイラストを収録した単行本版です】「いつからだろう…家族の愛を欲しいと思わなくなったのは――。」伯爵家に生まれた双児の娘…そのどちらかが生まれる前から「悪魔の花嫁」になる運命を定められている。何も知らず平和な日々を過ごした双児は、ある日、妹の手に現れた「悪魔の紋様」によって人生が狂わされることに――…。家族からの関心と愛情を一身に受ける妹・リューナと、誰からも見向きされず、孤立していく姉のルジー。そして双児を取り巻く人々の醜い感情と欲望……真の「悪魔の花嫁」となるのはいったい――?
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恋人の部屋を訪れた時、私が目にしたのはベッドの中で見知らぬ女と裸で愛し合う彼の姿だった…!? そのまま別れて半年以上経つが、未だにショックから立ち直れない。妹の万里子は新しい恋人でも作ったら? と気軽に言うが、そんなに早々と切り替えられない。万里子の婚約者の北沢が現れる。婚約者同士の2人は周囲に気が回らない。意識していなくても、こちらの失恋気分を見事に逆なでしてくれる。2人の邪魔をしてはいけないと去ろうとすると、自分達は誰がいても気にしないと言う。それはそうでしょうよ。海に旅行に行く相談へ一緒に行こうと言う。正直、今はまだ海は見たくない。そんな私の気持ちなどお構いなしに待ち合わせの店へ連れいかれる。待っていたのは金髪碧眼の外人、ジョーク。英会話教室の先生で一緒に旅行するパートナーを探している。彼にも誘われるが元彼との幸せな時間を思い出して辛くなりそう。それに、わざわざ妹達の仲を見せつけられに行くなんて、それこそ冗談ではない。だが万里子に半ば脅され結局行く事に。よりによって伊豆の海…。だが、どこまでも青く、そして深く澄み切った海が少しずつ私の心を解きほぐしていく…。今、沈黙の愛が始まる…!!
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おかしい…何か変だ。部屋を見渡して奈美子は呟く。何か盗られた訳ではない。でも誰か私の留守中に入り込んでいるような気がしてしょうがない。鍵はしっかり掛けている。だから余計不気味だ。会社の同僚は、気のせいじゃないの? 奈美子は潔癖症だから。引っ越したばかりでまだ部屋に馴染んでいないのよ。などと言うが、そうは思えない。だって帰って来る度に部屋の感じが変わっている。半分だけ閉めたはずのカーテンが締め切ってあったり、テーブルの上の物の位置が変わっていたり…。押し入れやトイレのドアをいきなり開けてみるものの誰もいない。やっぱり気のせい? そうじゃなきゃ困る。自分の部屋が一番物騒だなんてたまらない。ふとタンスを見ると、なんと下着を入れていた引き出しが開いている!? 細かい所が気になって気付かなかった。ここ2~3日に渡って1枚ずつ下着が盗まれていたのだ!! 部屋の鍵は3本。その内の2本は私が持っている。残りの1本を持っている大家が怪しい。下着泥棒の相談を兼ねて大家を訪ねると、前の住人がスペアキーを作っていたかもと言う。その人物は、なんと美奈子と同じ会社に勤めていた…!?
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「ねえ、ほんの数日前、あなたは笑っていたよね?」
愛する娘が命を絶った――。ルポライターとして働く杏奈に突如訪れた悲劇。目の前に横たわるのは、学校の4階から落ちたとは思えない、愛娘・陽の美しい身体――。あれだけ元気だった娘が、自殺…? 生きる気力を失った杏奈は、首を吊って娘の後を追おうとする。しかし目が覚めたら、なぜか陽の身体に転生していた…! 陽の身体の中に、杏奈の意識!? 一体どういうこと!? …理由は分からないけど、とにかく陽はここに生きている。再び前を向いた杏奈は、陽の死の真相を知るために動き出す! -
【この作品は、同タイトルの全話を収録し、描きおろし20pの読み切りを加えた完全版です】「アナタの人生、リセットしてみない?」みにくい外見のせいで、幼いころから周囲からも家族からも嫌われたモエコ。大人になってもそれは変わらず、ならば自分を変えようと整形貯金をするが、会社でやさしくしてくれた飯島にモエコは金を貸してしまう。しかし、からだの関係まで結んだ彼に金ヅル扱いされていることを知り、モエコは彼を殺してしまう。犯罪者として刑務所に収容されるが、ある日、人生をやり直す機会が訪れた。「リセット・プログラム」による全身整形。それは今までの外見を捨て、まったくの別人として生きるという選択だった!!
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私は、とある山奥のひなびた無人駅で降りた。恋人の圭が闇金から借りた金を踏み倒したまま逃げ回っているため、私の勤める店にまで取り立てがやって来て暴力を振るうようになったからだ。身の危険を感じた私達は圭の会社で扱っていた山奥の別荘に隠れる事になった。駅を降りると、うっそうとした森に囲まれ、暗くて人気も無い。なんだか不気味で寒気がする。突然カラスの群れが大きな鳴き声と共に羽ばたき飛び交う。余りの恐怖に思わず悲鳴を上げ、一緒に来ていた圭の弟分の準也にしがみつく。ちょうど到着した圭の車のヘッドライトに驚いたようだ。私達は圭の車でさらに山と森の奥に入り、ぽつんと立つ豪勢な屋敷にもぐり込んだ。翌朝、目を覚ますと準也の姿が見えない。夜には気が付かなかった沼が屋敷の近くにあった。その岸に準也が来ていた上着が!? 準也がいなくなっても気にもしない圭。彼は私が準也に魅かれているって知ってるんだわ…。まさか圭が準也を…。でも、もし私と準也が肉体関係を持ってしまった事に気が付いていたら…!?
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秘書課のマドンナだった杏子の夫、神村が浮気相手のマンションで転落死した。事故か、それとも自殺か…!? 神村の同僚、広瀬は焼香に行った帰りに神村の自宅の近くで1人の女を見掛ける。どこかで見た事がある。神村の浮気相手は課で良く接待に使っていた銀座のカトレアという店の矢崎麻美というホステスだった。そうか、あの時どこかで見たと思ったのは麻美だったのだ。だが、どうしてあの女があんな所に…。再び杏子を訪ねた広瀬は麻美を見かけた事を話した。すると杏子は激しく動揺し、コーヒーポットを落として割ってしまう。カケラを拾い集める杏子。「痩せましたね。杏子さん」と声を掛けると杏子は静かに涙を流した。その姿を見ている内に思わず広瀬は杏子に口づけてしまう。そして2人はリビングで、そしてかつての夫婦の寝室で互いを求め合ってしまう。広瀬は杏子の事を愛していた。なぜ神村を押しのけて名乗りを上げなかったのかと後悔していた。やすやすと杏子を手に入れた神村をずっとうらやんでいたと杏子を抱きながら語った。広瀬が帰ろうとした時に杏子は「私を救ってくれる?」と不思議な事を言った。あれはどういう意味なんだ…!?
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【この作品は同タイトルの電子単行本版です】夫とセックスレスがつづいてもう3年…。私はもう女としてみられないの? 27歳の時に夫と結婚。間もなくして、息子が生まれた。そろそろ、ふたりめが欲しいけど、きょうも夫は抱いてくれない。満たされない日々を過ごしていたところに、突然、みしらぬ男性からDMがきた。「嫁があなたの旦那さんと浮気しているようなのです」って、どういうこと? でも、送られてきた不倫現場の写真に写る男はどうみても夫で…。結婚の理想と現実を描く衝撃のドラマ!描き下ろしマンガも収録!(1-5話を収録)
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【この作品は同タイトルの1~5話と単行本限定の番外編を収録した単行本版です】大貫可菜は老舗の製薬会社の社長令嬢。父が騙されてつくった借金のカタに、極道・柊洋司に引き取られる。若頭候補である洋司は、可菜を組長への貢ぎ物として、「女」に育てるつもりだった。すべてを洋司に奪われた可菜だったが、たったひとつ、隠し持っていたものがあった。大貫家の女が代々受け継いできた、猛毒が仕込まれたペンダント。「ひとりでは死なないわ」猛毒を手に、可菜はある復讐を決意する――。
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東海建設の社長夫人、尾高燿子が殺害されてた!? 駆けつけた妹の尚美が遺体を見ようとするが、あまりにもむごい殺され方に燿子の夫、正剛に止められる。警察は強盗殺人にしては殺し方がひどすぎるので怨恨か変質者の犯行ではないかと見ている。初七日の日、母親と叔母が尚美が大学を卒業したら正剛と再婚して貰いたいと提案する。会社と尾高の財産を婿養子である正剛に独り占めされたくないのだ。混乱する尚美だが正剛は異存ないと言う。正剛は事件の日の行動を不審に思われ連日のように事情聴取を受けていた。義兄にあんなひどい事が出来る訳がない。だが刑事から、燿子が従兄の貴志と深い関係にあった事や複数の男性と関係があったと聞かされ…!?
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デザイン事務所に勤める志帆子は、まだどこのショップにも出していないはずのサンプルと同じデザインの服を着た女性を見かける。一昨日の展示会で見たばかり。それをどうして着て歩いている人間が…。だめだ、見失ってしまった。翌日、カタログの打ち合わせの帰りに、同じ服を着たあの女性を見かけ後を追う。事務所の管理はきちんとしているから盗まれたはずがない。誰かが持ち出してきている? でもあんな背の高い女性がいたかしら。彼女は事務所のデザイナー、桐島のマンションに入って行った。恋人? 一番妥当な線よね。だがその女性は女装した桐島だった!? 彼はオーナーの恋人だったのだ。桐島には哀しく悲惨な過去が。それは悲劇を巻き起こし…!?
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ピンク映画に出演し続け、ついに一般作の主演を掴んだ絵理。人気に拍車を掛けるため写真集を出す事になる。カメラマンは国際的な賞も取っている露木征彦。顔合わせの日に初めて会うと、これから付き添いも無しで2人だけで撮影すると言う。絵理が連れて行かれたのは森の奥深くにある豪奢な別送だった。少し怖いけど好奇心をかきたてられる。別荘のリビングに綺麗な女性の絵が飾ってある。画家だったという露木の父が描いたのだろうか。見とれていた絵理は近くの花瓶を落として割ってしまう。すると中からピストルが…!? それは露木の父が自殺した時に使ったものだった。次第に露木に惹かれていく絵理だが露木には狂気ともいえる過去の秘密があった…!?
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30年前に嫁いできた駒子は今では自治会長を務めている。自治会で最近越してきた澤田という男の事が話題に上がる。身長2メートル近くある大男で、なぜか大きなクマのぬいぐるみを背負っている。仕事もせずに昼間からゴミ拾いをしており恐怖感を抱いている住民もいる。このままでは子供達を外で遊ばせられないと言うので、駒子は澤田を空席だった自治会の会計にする事を提案する。皆、澤田の事を知らないから怖いのだ。仲間に入って貰えば安心するに違いない。駒子は嫁いで来てすぐに夫を亡くし子供もいないので誰かの世話を焼きたくてしょうがない。お節介が性分、生まれ持ったものなのだ。だが澤田には誰にも言えない生まれ持った性分があった…!?
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水村久美子が殺された。事件を知った探偵事務所の尾崎は先月行った素行調査を思い出す。仲田曉子という女性から夫、仲田正弘の素行調査を依頼されたのだ。妻に送った調査報告書には久美子が不倫相手として出ていた。死亡推定時刻直前に仲田が彼女の部屋を訪れ、帰宅後、車で出たまま現在まで行方不明。久美子の死因はネクタイによる絞殺でネクタイは仲田のものだった。現場の状況と言い仲田の取った行動と言い犯人は仲田以外に考えられない。だが曉子は久美子が夫の不倫相手だという事を事件の前に知っていたはず。曉子への疑惑を抱いた尾崎が家を訪ねると、曉子は抱いてくれと言う。ずるずると関係を続ける尾崎。これでは俺はまるで共犯者だ…!?
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久し振りの客…いや、調教しがいのありそうな奴隷だこと。今夜は特別にたっぷり可愛がってあげるわ、と鞭打ち。今夜は前にも増して良かったと喜ぶ男に「誠意はお金で見せてちょうだい」と請求書を出すと今月は苦しくて少しまけてくれないか? ですって!? せちがらい世の中になったものだわ。まさかSM業界で値切られるようになるとは…。だけど何より辛いのは私の快楽の源、奴隷達の出足が鈍って来た事…。そんな時、出世のために男に捨てられた女が女王様になって男に復讐したいと言って面接に来た。そんなクズみたいな男への復讐なんて、個人的な問題は個人で処理しなくちゃ。そう、趣味の範囲でね。でもその恨み、私が晴らしてあげてもいいわよ…!?
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人気アイドル、緒田公人の付き人になった佐野葉子。テレビや雑誌では優しくて好青年というイメージだったが、実際には言葉も態度も粗暴な公人に振り回されてしまう。撮影現場では見惚れてしまうほどカッコ良いが、終わった途端にスタイリストの女の子と消えてしまう。かつては事務所社長の片桐女史がマネージャーをしていたが、彼女が事務所立ち上げと同時にマネージャーを降りてから、どのマネージャーも長続きしなかったらしい。公人は片桐社長と愛人関係にあったのだ。片桐との関係を断ち切りたい公人は強引に葉子を抱き辛い思いを打ち明ける。それを知った片桐は陽子をクビに。片桐に別れを告げに行く公人。それが全ての悲劇の始まりだった…!?
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縁の名を語り俺の横で満ち足りた顔をして眠っている、この女は一体誰なんだ。縁が旅行に出かけたのはゴールデンウィーク直前の事だった。それから10日。俺の知っている縁は、まだ帰って来てはいない。全く面識の無い人間の名を名乗る事は出来ない。俺を訪ねて来たあの夜も迷いもせずに俺の名を呼んだ。臆する事も無く俺の腕に飛び込んで来た。まるで以前からの恋人の様に。まるで縁が乗り移ったかの様に。一体何時からこの女は自分を縁と思い込むようになったのだろう。俺は時々、縁は眼の前にいるこの女じゃないのかと錯覚しそうになる。俺は貪るように何度も何度も女を抱く。俺は何をしているんだ。この女からは縁の血の匂いがすると言うのに…!?
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2カ月前、俺はこの小さな漁師町の突端にある岬で頭から血を流して倒れていた所を山根寛子によって発見され一命をとりとめた。10日後に病院のベッドで意識を取り戻した時には自分がどこから来たのか何者であるのかも忘れてしまっていた。身元が分からないまま行く当ても無く病院を退院する事になった俺を受け入れてくれたのは、この町立病院で事務の仕事を始めたばかりの寛子だった。俺は一体何者なんだ? 一体あそこで何があったんだ? 何をしたんだ!? 昼間1人でいると不安でたまらなくなる。あの夢。俺が女の首を絞めているあの岬。あれは俺が倒れていた場所だ。警察は事故か自殺を図ったのではないかと言うが寛子を抱く度にあの夢を見てしまう…!?
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美しい者には残酷になる資格がある。そう言ったのは、あなたよね。営業の芝原が専務の娘と見合いしたと同僚達が噂している。彼は地方旧家の御曹司で一流私大卒のイケメンだ。さらに平成商事との大口契約を成立させたのが決めてになったらしい。経理部の地味OL、金井範子は芝原が扱っている平成商事の入金金額が通知書よりも5千万円も少ない事に気がつき、芝原に問い合わせる。なんとかするから目をつぶってくれと言う芝原に「あなたの頼みなら」と承知する範子。2人は秘密裏に関係を持つが、専務に知られ関係の清算を迫られた芝原は、範子を騙して会社の裏金を持ち出させる。芝原のためにと必死に犯罪に手を染めた範子を彼は冷たく捨て去るが…!?
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その女優の失踪記事が新聞の片隅に載ったのは1年ほど前の事だった。ドラマ「小夜子」で見せた瑞々しい感性は高く評価され、まさにこれからという時だっただけに、かなり話題を呼んだ。彼女の行方は未だに誰にも分からない。私が深沢寛演出のドラマ「恵利華」に出演してみないかと声を掛けられたのは、その同じ局でアルバイトをしていた大学3年の時だった。その時は、まさかヒロインの恵利華を演じる事になるとは夢にも思っていなかった。深沢は失踪した小夜子をドラマで演出し、名声を得た演出家だ。マネージャーの谷口さんは「恵利華を演じればいい」と言うけれど、やって行けるのかしら? そんな時「小夜子は生きていると思う?」と問われ…!?
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杏子は同じ会社の芳明と2年間付き合っていた。散々好き勝手してきて自由に羽根を伸ばして私達の関係に満足していると思っていたのに、ある日「愛しているなら何も聞かないで別れてくれ! 俺を自由にしてくれよ!」と言って出て行き、そのまま失踪。あんな別れ方をしたままじゃ私の気がすまない。問い詰めてやらなくちゃ。探偵に依頼して住所を突き止め会いに行くと、芳明は若い女と結婚して高級住宅に住んでいた!? 邪険に追い返された杏子に追い打ちをかけるように機密情報漏洩の疑いが掛かる…!? それは杏子がベッドで芳明に語った事だった。まさか私との事は全てお金のため!? 絶望する杏子に探偵事務所所長の相馬が持ち掛けたのは完全な復讐だった…!?
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戦国時代の幽霊が出るという噂を聞いて、友達と城跡に来たすみれ。そこで見つけた同じクラスの桂木鳶人は、大粒の涙を流していた――。結局幽霊は出なかったけど、彼が泣いていたのを不思議に思うすみれ。だって彼、泣くようなタイプに全然見えないから。ある日、すみれがもう一度城跡に行くと、今度は “血まみれの幽霊”が現れた!? でも不思議なの…幽霊の姿が、泣いていた彼の姿と重なるなんて……
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細工師の娘サフィニアは、裕福でないながらも幸せに暮らしていたが、ある日父に罪人の疑いがかかる。サフィニアも関与を疑われ追われるも、婚約者に助けられ、命からがら逃げのびた…。何もかもをなくした彼女が出会ったのは恐ろしい女領主の“アレキサンドラ”。サフィニアはアレキサンドラと瓜二つの顔を持っていた! 女領主は自分とよく似た顔とからだが『欲しい』といって――!?
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「オレをただの悪魔っ祓いと思うなよ…」オレのオモテの顔はバンドボーカル。ライブもガンガン演ってファンだってたくさんいるんだぜ! ライブ後いつものように打ち上げをしていたら、アイドルのマネージャーを名乗る女のヒトから「あなたの裏家業の力を貸していただきたい」と電話を受ける。オレの裏家業――霊媒師の仕事だ。指定された場所には様子のおかしいアイドルがいて…?
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「仕事と子どもとどっちが大切なんだ!」病院でソーシャルワーカーをしている信一郎。仕事内容は患者のよろず相談役。ある日信一郎は検査入院中の少女と出会う。症状は発熱を伴う頭痛腹痛と摂食障害だという彼女の周辺で、奇怪なことが次々起こりはじめる。少女が拒絶反応をしめしたとき、ガラスが割れ、点滴が壊れる! 怪奇現象の原因は彼女にあるとしか思えないが……? 表題作含む5編のホラーを集めた作品集です。
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教室で机を囲み、お昼を食べながら中学校時代の七不思議話に花を咲かせていた私たち。誰かが後ろを通る気配を察した友人が、通りやすくするために椅子を引くと、そこを走り抜けたのかフッと風が吹いた。私たちは呑気に会話を続けるがふと違和感に気付く。そこには人が通れるほどの幅などないのである。風が通ったのかとも思ったが、教室の窓も扉も締まっているため風の通り道はない。一体、何がそこを通ったの……?
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整った容姿と不思議な雰囲気を纏った記憶喪失の青年・アレックスは、世界を転々と歩き渡り、自分の本当の記憶と故郷を探し求めていた。彼は旅の途中で様々な人と出会うが、中には彼の優しい心と記憶喪失を利用して悪事を企てる者もいた。アレックスは満月の夜、吸血鬼として覚醒し、血を媒介に人々の記憶を喰らう。醜い欲にまみれた人間の闇を暴き、鉄槌を下す――!自分とは何者か追い求めるアレックスの、長い旅が始まる……。
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「アナタの人生、リセットしてみない?」みにくい外見のせいで、幼いころから周囲からも家族からも嫌われたモエコ。大人になってもそれは変わらず、ならば自分を変えようと整形貯金をするが、会社でやさしくしてくれた飯島にモエコは金を貸してしまう。しかし、からだの関係まで結んだ彼に金ヅル扱いされていることを知り、モエコは彼を殺してしまう。犯罪者として刑務所に収容されるが、ある日、人生をやり直す機会が訪れた。「リセット・プログラム」による全身整形。それは今までの外見を捨て、まったくの別人として生きるという選択だった!!
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【この作品は短篇集で、表題作のほかに以下の話が収録されています。「不倫相手は屋根裏に住む」「女友達に殺される!」「親友は性格ブス」「潔癖症~汚いものが許せない~」】「そうあたしは自分の存在価値が欲しかった」録に働きもせず、女遊びを繰り返してばかりいる夫・恭介。たとえ、家政婦としか見られていなくとも自分を必要とする彼と別れられずに、志津は空虚な日々を送っていた。日に日に酷くなっていく恭介の女遊び。そして、ついにスナックの女を家に住まわすまでになり…。そんな中、自身の妊娠が分かり、「私だけを必要としてくれる生き物」が出来た志津は…。
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「二人でこの背徳を続けるためにやったことなんだ」―愛し合う二人はベッドの上、互いの名を何度も呼びあいながら、激しいセックスに溺れる。その行為が狂っていると知りながら、どこまでも二人は堕ちて…。結婚式間近、謎の投身自殺を遂げた西野友里子。事件前日、彼女の元には「失楽園」の絵が何者かより送られていたという。刑事である山村佐知は、その絵にこそ事件の真相があると睨み、捜査に乗り出す。その最中に知り合った、友里子の婚約者である上田雅彦。雅彦は何かを隠している、と直感した山村は、彼のもとを何度も訪ねるが、いつものらりくらりと交わされてばかりで…。果たして、事件の真相は? 「失楽園」の絵とは何を意味する…!?
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「この生活を失ってしまったら あたし また…」傍から見ると相思相愛の若夫婦。夫を一途に愛していた妻の、突然過ぎる死の理由はー。クリスマスの日にふとした気まぐれで、同僚の田代喜和子をクラシックコンサートに誘った今宮。後日、彼女からその御礼にと部屋に招かれ、手料理を振舞われたのをきっかけに、二人は親密な仲となっていった。一見すると地味で暗いムードの喜和子であるが、その中に隠された「美点」を発見していく今宮は、徐々に彼女に惹かれ、結婚。貞淑で献身的な妻の愛を受ける今宮は、自分でも完璧で幸福な結婚生活を送っていると思っていたのだが、その愛はやがて今宮への依存にと変わっていき…。
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両親が何者かに殺された日、そのそばで凶器を持って放心している所を発見された歩美。ショックで記憶を失いつつも、従兄弟の淳生(あつき)に励まされ、日常生活に戻った彼女だったが、たびたび嫌がらせの手紙を受け取るようになる。手紙の主が、誰も知らないはずの背中の傷を知っていること、事件について語る淳生の様子がおかしいことから、歩美は淳生の仕業ではないかと疑い始めるが――。大注目★中里りえが描くミステリー長編作品!
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子供のころに遭遇した事故がキッカケで、右手で直接触れると触られた人間の思考が見える能力を持ってしまった江藤美月。他人が笑顔の裏に隠している悪意を見てしまったせいで、次々と不思議な事件に巻き込まれてゆく……。愛と憎しみが交差する、傑作ファンタジック・ミステリー!!
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。