『ライトノベル(ラノベ)、女性向け、ガッシュ文庫』の電子書籍一覧
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「めちゃくちゃいいにおいだ。我慢してるこっちが変になる――」 存在感が薄いのに犬にだけ異様に好かれる体質の真純は、犬用品を扱う会社の社長・大神に気に入られている。大神はやたらスキンシップが多く、人付き合いの苦手な真純は困惑気味。しかし、家に招かれ押し倒されて、真純はようやく理解する。真純から放たれるにおいに興奮した大神にはふわふわの耳ともふもふなしっぽが…! なんと大神は犬の神様で、真純は犬を惑わすメス犬フェロモンの持ち主だった――!?
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営業マンの理久はメンズ・バーに足を踏み入れた。そこで偶然、初恋の相手のカメラマン・大悟に再会する。私生活での問題を相談すると、居合わせた弁護士のトーマが引き受けてくれることに。しかし後日、その報酬に理久の体を要求されてしまう。気弱な理久は大悟にも言えず、返済義務があるからと拒めない。悩んでいた理久だったが、ある日仕事先に大悟がやってくる。商品の撮影をしながらふたりの仲は深まるが、大悟にキスされそうになった瞬間、トーマから呼びだしの連絡が入り――?
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国王直轄である守衛隊の長官を務める異母兄の下、暗殺者として働くオーリ。肖像画家として、その腕と美貌で貴族たちの館を渡り歩き、目的のためには身体を利用することすら厭わない。幼い日に身寄りを喪い、ひどい境遇にあったのを救ってくれた兄の役に立ちたくて、自ら志願したのだ。一方、子爵でありながら、不正に私腹を肥やす貴族から金品を奪う盗賊のクライン。あるパーティーで出会った二人は、互いの正体を知らないまま惹かれ合うようになるが――。
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唯一の家族だった祖父を亡くし、孤独になった英語教師の義己。遺言で明らかになった祖父の隠し子・誠吾と同居することになり、初めは粗暴な誠吾に苦手意識しかなかったが、生活を共にするうちに惹かれていく。だが、自分の出生の秘密を知った義己は、誠吾とキスを交わした翌日、教師も辞めて姿を消した。家族や誠吾との思い出が詰まったあの家には、もう二度と帰れない――。すれ違ったままの二人の結末は…?
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珈琲店の調理を任されている真如は甘いものが大好きな好青年。ある日、仕事の帰りに倒れていた子犬を見つける。これも何かの縁と自宅へ連れ帰り、手厚く保護することに。汚れていたためお風呂に入れてみると子犬は真っ白い子狐であることが判明! しかもその子狐が突然人の言葉を話しはじめ、聞けばなんとお社に住む狐珀という『お狐様』だという。狐珀との同居生活が始まったが、その日から真如は夜な夜な銀髪の麗しい男性との淫夢を見るようになり――!?
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人気アナウンサー・倉科恂のストレス発散方法は、極秘会員制クラブで男を買い、セックスをすること。優しい愛撫なんかいらない、ひどく抱いてほしい――。過去のトラウマから、倉科は乱暴なセックスで精神の安定を保っていた。その危うい秘密はクラブ内で長く守られていたが、ある夜の相手・津雲が仕事帰りの倉科の前に現れる。それから、6歳年下の粗野な男は、ベッドの上でもプライベートでも倉科を翻弄し…!?
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「冷徹マシン」の仇名で通っている大学教授の杜野塚葉一(39)は、潔癖症で屈折した性格の持ち主。自分のペースを崩されるのが大嫌いの変わり者だ。そんな葉一が、隣人の火事のせいで住まいを変えることに。ところが、新しく紹介されたところは、なんと男ばかりが住むボロい共同アパートだった! 紆余曲折の末、1ヵ月だけと腹を括った葉一だったが、初日から馴れ馴れしく世話を焼いてくる花屋の美青年・真柴が、自分の名を呼びながら自慰行為をしている声を聞いてしまい―――!?
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外資企業で働く知広の唯一の趣味は高級ホテルのアフタヌーンティー。ある日、行きつけのラウンジで高東尭仁佐と出会う。紳士的な彼と逢瀬を重ねるうちに惹かれ、流されるまま情熱的な一夜を共にしてしまう。だが後日、彼が新任の部下として知広の前に現れた。再会した尭仁佐に迫られるが関係の露見を恐れ彼を拒絶。しかし「逃がしませんよ。あなたに拒否権はない」と脅され、週末の度に抱かれることになり――。
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学生の綾人には最近悩みごとがある。夜は元より講義中でもエロい夢ばかり見てしまうのだ。イケメンの親友の悠真にいじわるな顔をして「悪夢を見ればいい」なんて言われたからだろうか。夢の中では何故か悠真が綾人の恋人になって現れ、淫らな悪戯をしかけてくる。裸エプロン姿で乳首をいじられたり、ミニスカナース服でご奉仕させられたり……。恥ずかしいはずなのに快感は徐々に増していく。そして淫夢を繰り返すうちに、綾人はいつの間にか悠真に心惹かれていき――?
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有名私立校・宝生学院の英語教師である義己は、理事長だった祖父が亡くなり、両親も早くからいないので孤独になった。
しかし、遺言で祖父に隠し子がいたことを知る。
石神誠吾というその男は、義己と同じ年の元Jリーガー。
しかも学院の後継者候補の一人に指名されていた。
後継者にふさわしいふるまいを誠吾に教えるべく生活を共にすることになるが、粗暴で紳士的マナーを知らない誠吾は最も苦手とするタイプ。
ペースを乱されては戸惑う義己だったが、しだいに彼の人柄に惹かれていき――。 -
恋人に突然別れを告げられ、命を絶とうとしていた怪奇作家の了則は、淫靡で邪悪な物の怪の禍に助けられて契約を交わした――。
それから禍は、この家に棲みつく代わりに了則の精を吸いとっている。
美貌の禍は本来、人の肉を喰らう化け物だ。
なのに人のような情や温もりに了則は癒されていく……。
けれどもこれは捕食行為で愛情ではない。
分かっていながらも惹かれる心は止められず――。 -
大正初期、小宮志乃は横浜の名家「逢坂家」へ奉公に出ることに。
そこで一人の青年と出会う。
彼は逢坂家の次男・匡喜。
優しく男らしい匡喜に惹かれていく志乃だったが、ある時逢坂家の忌まわしい秘密を知ってしまう。
それは匡喜がご神木(ノウゼンカズラ)の依り代――物の怪憑きであるということ。
人間の「精」を搾取しなければ生き延びられず、物の怪に意識を支配された匡喜の異形の姿に志乃は怯えるが、伸びる無数の触手で蹂躙されてしまい…!? -
自分と母を捨てた父に復讐するため、性別を偽り花街で芸妓として暮らす志季。
一振りの短刀だけが父を探す手がかりだった。
ある夜、穂積という男に躰の秘密と復讐心を知られてしまう。
穂積はなんの気まぐれか、復讐の手助けをしてくれると言うが、その代償は…躰。
目的のため、志季は己の身を差し出すが―――「子爵と冷たい華」
兄が急逝し、跡継ぎとなった嵯峨野経行。
家のしきたりでいわくつきの一族に仕えることになるが、その若き当主・貴久との出会いは運命的なものであった―――「華の枢」
淫靡な時代浪漫2編。 -
趣味でギャラリーカフェを経営している燿には夜の顔があった。
それは『義賊』。
悪徳政治家の裏金を狙い、すべて養護施設に匿名で寄付をしているのだ。
ある時、著名な青年実業家・勅使河原とお近づきになる。
名家の御曹司でもあり慈善活動に熱心で話の合う勅使河原に惹かれていく燿。
そんな折、義賊としての燿の前に一人の男が現れる。
その男から「義賊行為をやめるなら見逃してやってもいい」と言われて口付けられ──
だが何故だか勅使河原の顔が過ってしまい…!? -
天涯孤独の咲空は強運の持ち主で、ギャンブルに負けたことがない。
立ち寄った雀荘でいかさまを疑われた咲空は、御曹司の刀矢に助けられる。
「おまえの顔が好みだ。いますぐ付きあってセックスしたい」
無謀な告白を諦めさせるため勝負を挑むが何故か負けてしまう。
今まで一度も負けたことがなかったのに……
絶望を味わいながら咲空は処女を失った。
それ以降は一カ月ごとの勝負で咲空が勝てば晴れて恋人関係解消、刀矢が勝てばセックスされ放題。
そんな関係に耐えられなくなった咲空は――? -
「使用人を管理するのも執事の仕事だ」
容姿、成績、家柄、全て兼ね備えたエバーツ観光専門学校バトラー科の誇る、永坂昌彦。
豪華客船の実習で昌彦のもと、CAとして基は働くことになる。
「実習中に男漁りはやめておけ」
ある夜、自分の性癖が知られたことに基は憤りを感じ、昌彦に勝負を挑む。
その取り澄ました執事顔、暴いてやる!
基は懸命に官能的なキスをしかけるのだが昌彦は尊大ないつもの態度を崩さず…。
快楽に堕ちた方が負け…執事×CAの愛の駆け引きが始まった――。 -
本当の心を仮面で隠した少年・至は援交相手を物色中に、人捜しをしている建築デザイナー・室岡に出会う。
誠実そうなイイ男だったので、今夜のカモにしようとラブホに誘うが予想外に優しくされ至は戸惑う。
行きずりの相手のはずなのに至は室岡に嘘をつき、その後もくりかえし彼を誘惑してしまう。
どうせあんたは俺なんか見ちゃいない…。
激しい愛撫に溺れる身体とは裏腹に、嘘だけで繋がる関係は至の心に深く突き刺さって――。 -
テレビ制作や舞台関係など幅広く活躍しているAV監督の間野は、ほぼ勃たなくなっていた。
とはいえ、当面使うアテもないし気にしてはいない。
そんな折、新しい舞台の仕事で、6年前にネコ男優として人気がありながら突然引退した佐藤と再会する。
小柄で可愛かった佐藤は長身イケメンに育ち、すっかり面変わりしていた!
しかも実はバリタチで、昔から間野が好きで押し倒したかったと告白され、エロ技(テク)で懐柔されてしまい――!? -
想いを寄せていた叔父に裏切られ人生に疲れた由希は、最後の思い出にと、両親を亡くしたヒマラヤへと向かった。
吹雪の中遭難し、目覚めると見知らぬ村で、そこにはユキヒョウ族だという男たちがいた。
彼らは由希に自分たち兄弟の「花嫁」になれと迫り、三者三様のやり方で愛を与えてくる。
温もりに飢えていた由希は、彼らの愛撫に酔い、身体は次第にその過ぎる快楽に溺れるようになり……。
――獣三兄弟から甘く、狂おしく愛される男の運命は!? -
「ずっと探してた。…愁也さんが好きだから」
手の負傷で美容師をやむなく辞め、ゲイ専門のホストクラブで働く愁也。
気が向けば客に身体も許すような自堕落な日々のある夜、泥酔して動けずにいた所に声をかけてくれた好みの男を半ば強引に誘い、ベッドイン。
火遊びのつもりが数日後に再会し、衝撃の告白をされる。
加賀宮利市――彼は美容師時代の顧客だった。
あの純朴な少年がこんな男前に!?
しかも彼のファーストキスも童貞も自分が奪ったと知り愕然とした愁也は、加賀宮を真っ当な道に戻そうと必死になるが…!? -
中原にある華国の皇子・李雪霞は見目麗しく控えめな青年だったが大きな秘密を抱えていた。
それは――両性具有であること。
そして次期女帝になるはずだった亡き姉の身代わりを務めていること。
そんな折、華国は隣国・耀の大軍に侵略されてしまう。
皇女として国を逃れた雪霞だったが、耀国の皇帝・劉貴奨に捕らえられ妃として貴奨の後宮に入ることに。
もし男だと知られれば殺されてしまう…そう危惧していた矢先、貴奨から夜伽を命じられて――!? -
人嫌いで揉めては研究チームを転々とさせられていた大沢霊長類研究所所員・入江に下った新しい辞令は、トラの子の世話。
――が、やってきたのは浅葱という人間の子で、密林でトラに育てられていたという。
警戒心むき出しで触れることも難しかった浅葱だが、やがて乱暴ながらも根気強く面倒を見続けた入江にひな鳥のように懐く。
無垢な好意と信頼は入江の心をほぐしていくが、浅葱の入江に対する気持ちは恋にまで育ってしまい…!? -
「この減らず口にキスしたの、どこのどいつだ」
かつて天才少年と呼ばれたフィギュアスケーターの隼。
オリンピック最終選考会に敗れ失意の中、ひとりの男と出会う。
「泣くんじゃない、次がある。あきらめるな」
――ふいにかけられた慰めの言葉と、優しいキス。
ダブルのスーツが似合う見惚れるほど精悍な顔だちの男は、隼のファンだと言い愛情のこもった眼差しで隼を見つめていた。
極道にしか見えない彼・天城のことが心から離れず、隼は天城の後を追うが!?
――運命は、隼をオリンピックへと導く…! -
祖父が経営する洋食店でシェフを務める川上晴佳は、ある男との再会に愕然とする。
大手企業の御曹司である彼・西島紘明は、理由も告げず晴佳を捨てたかつての恋人。
事業のため土地を譲ってほしいと店を訪れ、過去をないものとして振るまう紘明に憤った晴佳は理不尽な条件を出す。
接待しだいでは考えてもいい、と。
だが、過ぎた「接待」はやがて身体の関係に。
そして再び紘明への恋情を募らせた晴佳は、身体を繋げても心は自分にないことを思うたび胸が痛み――。 -
「三人で家族になろう」
一族経営の大企業、マサキ・コーポレーションの若き代表取締役社長・真崎史彦。
その専属秘書兼恋人の水澤倫章は、過去最大の危機に遭遇していた――。
ある晩、真崎が何故か赤ちゃんを抱っこして家に帰ってきた!
しかも「正真正銘、俺たちの息子だ」と真崎は言い放つ。
当惑した倫章は「この浮気者――っ!」と真崎の頬を叩き、家を出ていくが――!? -
AV会社に所属し性器修正に従事するモザイク職人の創丙は、多忙で食にも睡眠にも無頓着。
しかも勃たなくなって久しい。
そんな折、友人の保証人になり借金取りに追われるハメになった青年・覚馬をなりゆきでかくまうことになる。
覚馬はゲイ向けの元AV男優で、映像の中ではSキャラだったのに実は真面目な好青年。
同居するうち創丙の面倒をあれこれ見てくれるようになるが、ある日「本当に勃たないか、俺と試してみます?」と下半身の世話までされ…!? -
探偵事務所の所員である根津千登世は、ある任務のためケーキ屋に潜入中。
オーナー兼パティシエの九頭竜がヤクザの息子で、敵対する組の依頼で彼を調査しているのだ。
九頭竜を筆頭に店員は極道ばりの強面ばかりで、戦々恐々の毎日。
ある夜、九頭竜とふたりきりでの残業中、下戸なのにうっかりアルコールを摂取して酔っ払い、正体がバレてしまった!
その上、いやらしい尋問をされ、身体の恥ずかしい秘密まで知られてしまい――!? -
政財界のアドバイザーとして特別な使命を帯びた国の特殊機関・ヘプタゴンに所属する宗教学者の七生。
その日、七生に捜査協力を依頼してきたのは、眼光の鋭い公安警察の鬼防だった。
ある教団の背後に蠢く不穏な闇を明らかにしようと昼夜を問わず調査を進めるうちに、思いのほか情の厚い鬼防に惹かれていく。
戸惑いを隠せない七生だが、ある朝鬼防に押し倒されキスされてしまう。
そんな矢先、事件の核心に迫った七生は教団に狙われて――!? -
「おまえの身体を作り変えてやろう」
競馬好きの父親に大学入学資金を使いこまれた朝日は、バイトをしながら受験勉強に励んでいる。
そんな折、父親の借金が発覚し、返済のため否応なく資産家で馬主の剛也に身を売ることに。
豪奢な一室に囚われて意地悪な眼差しで性感帯を開発される。
借りた金の分だけ抱かれたらこの部屋を出ていくと心に誓う朝日だったが、傲慢な剛也に玩具のように扱われながらも身体は次第に快楽に溺れてゆき──? -
病院で目を覚ました黒河は、事故の影響により記憶を失っていた。
その時そばにいてくれたのは実業家の生田目という男。
彼曰く自分たちは恋人同士だったという。
黒河は生田目の目の前で車に轢かれており、そのトラウマゆえ生田目は激しい執着を見せる。
記憶が戻らない以上頼る相手もおらず、黒河は生田目との甘苦しい軟禁生活に溺れていく。
だが少しずつ戻る記憶で自分はチンピラ上がりのヤクザだったことを知り同時に生田目からの強烈な視線を思い出す。
自分は一体何者なのか…そしてあの視線の意味は――? -
美しく気の強いフリージャーナリストの早瀬紘也は、とある事件の調査をしていた。
そこでラグジュアリーホテルを広く展開する『エンパイア・ホテル・グループ』の若き経営者・神樂龍一の黒い噂を耳にする。
切れ者で、社長として手腕を発揮し瞬く間に事業を拡大させた男だ。
紘也は神樂の裏の顔を暴こうとその美貌を利用して神樂に近づく。
すると神樂に気に入られホテルのスイートルームに軟禁されてしまい、毎晩熱く口説かれるようになり…!? -
3年前、両親を殺され、穏やかな日常を奪われた悠一。
事件後は、親の仇である男・浅倉の愛人に仕立てられた。
大手有名グループ企業のナンバー2である浅倉とは弁護士だった父の仕事相手として知り合い、以前は恋心すら抱いていたのに…。
心は凍え、憎い男の腕の中で快楽に溺れる刹那だけ渇いた現実を忘れる。
そんな日常を繰り返しながら、復讐の絶好の機会を狙っているが――!? -
訳あって人目を避けて村外れの古民家に暮らす画家のハルヲ。
そんなハルヲのオッドアイはこの世のものでないものを映しだす。
ある雨の日、鬼憑きの男・白井と出会い好奇心で家に招き入れてしまう。
極道と縁を切りこの地へ来たという白井と生活するうち、寡黙な男の孤独に触れて惹かれ始める。
そして夜半、酔った白井に体を抱き寄せられ唇を重ねられた…。
想いが通じあったと喜んだのも束の間、幸せな時間は長くは続かず──。 -
美貌の青年実業家として成功していた祥。
しかし自ら立ち上げたIT関連事業が倒産したため、日雇いの肉体労働をすることに。
そんな折出会ったのは、この世で信じているのは金くらいという心の乾いた大城という男だった。
経営コンサルタントを名乗り脱税専門の商売をする悪党だ。
大城に過去の弱みを握られ嬲られる祥だったが、やがて「どん底から這い上がる気があるなら俺と手を組め」と仕事を持ちかけられて──? -
真面目な新米刑事の甲斐は、管内で起こった事件に使われた薬物の分析を科警研に依頼することになる。
担当として現れたのは、類稀なる美貌と頭脳の持ち主だが冷徹で人に情を持つことがない那波という男。
そんな那波に甲斐は一目惚れしてしまった。
すると、甲斐の想いを知ってか知らずか、那波は事あるごとに思わせぶりな態度で翻弄してきて――!?
ずるい大人の恋と欲望入り混じる淫らな駆け引き。 -
信仰に身を捧げる小さな村の神父・シエンは、左手に癒しの力を持っていた。
ある日、その力で国を助けてほしいと請われ国王のもとへ赴くが、城に着いた夜、紅蓮の竜に攫われてしまう。
そして目覚めると、赤毛の屈強な男に組み敷かれていた。
男の名はイグニス・レクス――伝説の竜王だった。
彼はシエンを古城に囚えて純潔を奪い、幾度もその肢体を貪った。
なぜ自分がこんな目にあうのかわからず、困惑ばかりのシエン。
繰り返される快楽にまみれた陵辱の理由とは──。 -
ずっと片想いしてたから、初めてのHは衝動だった――。
優の恋人は、大手旅行会社勤務のカッコいい叔父・白馬さん。
叔父さんに合鍵を貰っているので、優は学校帰りに部屋に入って仕事の帰りを待つ。
帰ってきたら、玄関でお帰りと出迎える。
とても幸せだけど、誰にも言えない内緒の恋。
優が諦めきれずようやく掴んだこの恋。
しかしある日突然、叔父さんにお見合い話が持ち上がって――!? -
海辺の町のパン屋の息子・芳生は、避暑で別荘を訪れた大手ホテルの御曹司・美埜里に出会う。
厳格な家庭に育ち、甘い物を禁じられているという美埜里。
素朴で優しい芳生は、欲しがるまま甘いカップケーキを食べさせた。
「僕、世界で一番芳生さんが好き。僕のこと嫌い?」
清純で砂糖菓子のような美埜里が可愛くて堪らなかった。
身分違いの恋に苦悩しながらも、芳生は甘く優しく美埜里を愛した。
――それから五年。
芳生は東京のホテルでシェフになり蜜月を過ごしていたが、美埜里に見合いの話が持ち上がり――!? -
三十歳を迎えて童貞だと魔法使いになれるという都市伝説――まさに蓮は魔法使い予備軍だ。
純情ゆえにキスをしたこともない。
そんな蓮の隣人・羽川は妖艶で美しく、いつも女性を部屋に連れ込んでいる男。
遠い存在のはずだったのに、空腹の羽川にご飯をふるまってから気に入られ、食事を共にするようになる。
だがある日「男は好みじゃないけど、君は特別だ」と、突然押し倒されてしまい――!? -
もう、情熱的な恋愛をする体力も精力もない――
そんな想いでいた40代の村雨は、とあるバーの常連客・桐谷に恋をしてしまった。
小綺麗で、優しい微笑みが魅力の小説家である彼。
若くもないし、なにより男だ。
わざわざ面倒ごとを増やしたくない。
でも、桐谷が欲しい。
村雨は、恥を忍んでゲイの部下に恋愛相談したり、身体改造のためにジムに通ってみたりと奔走し、
ようやく桐谷とふたりきりの甘い夜を手にした……はずが、慎重になりすぎてどうもうまくいかず――? -
「愛してる。俺のものになってくれ」
体は与えようとも、心は与えない…どんなに残酷でも。
彼は将来を嘱望される後継ぎ、そして私の生きる支えだから。
――恩ある社長から子息の世話役を与えられて十一年、川名進は彼の専務就任とともに東光コンツェルンの中核企業で秘書となった。
ずっと成長を見守ってきた夏来が逞しく精悍な男になるのを見つめ続け、補佐だけに専念した。
…冷静な秘書の顔で欲望をひた隠しにして。
だが過去の恋人を知った夏来に、進は熱烈に求められて…。
堕ちてはいけない恋。 -
バゲットサンド、鶏の唐揚げ、栗ごはん…等々。
料理好きの新は、新入生総代の藤田八雲に人生初の一目惚れ!
八雲を追いかけ興味もないのに大学の散歩サークルに入会し、穏やかで優しい八雲をますます好きになる。
八雲の笑顔が見たい――。
ただそれだけの想いで、新は八雲の好物を作って差し入れしている。
そんなけなげな努力が実を結び、八雲からカフェごはんに誘われる。
でも、どんなに仲良くなっても恋の対象になれないと思った新は――!? -
淫らな花嫁には、制裁を
ある晩、可愛い妹から仮装パーティーに招待された伊月は、不本意ながらゴスロリの衣装に身を包んだ。
そして出向いたパーティー会場で、憎まれている男・尚人に再会する。
しかし尚人は伊月と気づかないまま、濃厚なキスと甘美な愛撫を仕掛けてきて…!?
大企業のドS社長×意地っ張りな学生の期間限定 花嫁指南! -
資産家の冨久家は八人兄弟の大家族。
親から捨てられ冨久家の次男になった和音は、くり返し告白してくる義弟の隆太を振り続けていた。
だけど和音の心は揺れる。
本当は和音も隆太が好きなのだ。
初めて会った幼い頃から、隆太のまっすぐで強い部分に惹かれている。
それでもこの気持ちは伝えられない。
自分がもっとも欲しいのは「家族」だから…。
そしてとうとう隆太に「俺、和音のこと諦めた」と告げられてしまうが――? -
「全裸になって床に跪いて、俺に永遠の愛と忠誠を誓ってもらおう」
学年首席、次期生徒会長と噂される有能な人物・善に一目惚れしてしまった甲介。
しかし、善の裏の顔は…伝説の縄師の父と元奴隷の母の間に生まれたSMサラブレッド!
「甲介のしなやかで細い身体に縄をかけて、その可愛い顔を涙でグチャグチャにしてやりたい…」
なんてうっとり言われて、それでもちょっとキュンとしちゃうなんて…!?
ハイテンションコミカル緊縛ラブ! -
破壊や殺戮を請け負う外法使いが集う村で、巫として暮らす時雨。
お方様の命で高名な咒禁師・楸に近づくが、記憶喪失を装った時雨を自宅に住まわせてくれた剛胆な楸のそばは温かく、しだいに惹かれていった。
しかしそんな矢先、村に連れ戻された時雨は、眷属に力を与えるためと雄に隷属する淫紋をつけられ、男どもに蹂躙されてしまう。
楸を想い心は抗えど、快楽に呑まれ男の性を貪欲に享受する躰──。
そして淫らな業を身に宿したまま、楸のもとに戻され…!? -
義兄さんが好き――。
愛しくてたまらない人と深くまで繋がって、明良は甘く喘いだ。
両親を事故で亡くし施設暮らしをしていた明良は、資産家で大家族の養子に迎え入れられた。
長男で大手企業勤務の一と惹かれあい恋人同士になるが、家族には内緒の関係。
ホテルでセックスはできるけれど、傍にいるのに手も触れられないしキスもできない。
秘密が明らかになったら、恋人と温かい家族を失ってしまう。
解っていたはずなのに、他の兄弟に感づかれてしまい――!? -
鈴村翔真は自動車営業マンとしてストレスフルな毎日を過ごしていた。
ある日、疲れて帰宅すると天羽凱という長身の美男子が訪ねてくる。
何事かと思えば「約束通り、嫁になりにきた」ととんでもない衝撃発言が!
更に天羽は子供の頃翔真が助けた『鴉天狗』で、その恩返しのため来たのだという。
半信半疑ながら彼の作る手料理に釣られ居座られてしまい、「嫁の務め」と言い張る天羽にエッチを迫られるが、
なんと翔真が抱かれるはめになり──!? -
オメガであるがゆえに両親から敬遠され、高校生で一人暮らしの遥。
そんな遥の目下の悩みは、ストーカー被害に遭っていること。
それを5才下の弟・都に知られると、遥に懐いている都はボディーガードをすると言ってきた。
助っ人として連れてきたのは、地元名士の子息でアルファの少年・嗣英。
出会い頭に「俺と付き合わない?」と迫られびっくりするが、小学生なのに大人びていて甘い匂いがする嗣英に遥はどきどきさせられて…!? -
亡き母の遺言で髪を伸ばし、顔を隠して生きるリオ。
アルファばかりの貴族社会でオメガであるリオは異端で、父亡きあとは継母と妹に使用人として扱われ暮らしていた。
そんなある夜、妹の忘れ物を届けに舞踏会に行かねばならなくなる。
ろくな服を持たないリオは意を決し、妹のお古のドレスを纏い女性の装いで城へ向かった。
ところが帰り道、まばゆい星に誘われて足を踏み入れた庭園で貴族のヴェレスと出会う。
そこで発情を引き起こしてしまったリオの匂いに煽られた彼に無垢な躰を拓かれて…。 -
類まれな強い力の持ち主で扶桑神社の神職を勤める神那岐稔は、その力に惹きつけられた美貌の妖の爽と幼少時から共に暮らしている。
爽が裏で営む祓い屋稼業のため「力が不足するから稔の力を分けてほしい」と告げられ、毎夜痺れるような快感を注ぎこまれて稔の気は昂ぶる。
けれど爽は欲情した稔の気を吸いたいだけで……。
自分はただの餌でしかないのかと悲観して爽の神域から離れたところ疫鬼に襲われてしまい──!? -
「恋人が、できました」
幼い頃、母を亡くした入江家の長男・真樹は、家族第一の父親思い。
だけどそんな真樹にも、ようやく大好きな恋人が♪
サラリーマンの智宏は、優しくて穏やかで……だけど、Hの時はとっても意地悪。
ある日、父親に紹介しようとすると、何と父親がハウスメイド(♂)とデキていることを知らされる。
ずっと一緒に暮らしてたのに裏切られた!
ショックを受けた真樹は、智宏の元に家出するが――!? -
「怖がらなくても、ちゃんと感じさせてやるよ」
納得ずくのはずだった。
けれど、男に身体を拓かれる屈辱が拭えるわけはなく――。
駆け出しの能面師の聖は、若手人気能楽師・桑折禎臣から能面制作の依頼をされる。
だが、恋多き男としてもマスコミを賑わす禎臣は、代償として聖の身体を求めた。
この機会を逃せば己の面を使ってもらえることなどないかもしれない…。
能面師の道の厳しさを知る聖は、禎臣に身を差し出すが――。
プライドを懸けた淫らな駆け引き。 -
「もう一度キスをしたら、引き返せませんよ?」
幼い子持ちやもめの入江杏介宅では、優秀なハウスメイドを雇っている。
住み込みで働く都築は、料理も掃除も完璧で、子供にも優しく面倒も良くみてくれる男前。
いつしか杏介は都築の細やかな心遣いに惹かれるようになった。
だけど、杏介にだけはいつも無表情でそっけない。
都築への切ない想いを抱えた杏介は、思い余ってキスをしかけるが――!? -
元刑事の伊吹はなりゆきで、女装家タレントのマネージャーを務めていた。
近頃、不審な人物の陰が気になっていたのだが、いざ捕まえてみると、その男・行司はタレントのファンだという。
小綺麗な容姿も、不自然な言動にも違和感ばかり募る伊吹だったが、行司の正体は刑事で、ある事情から近づいたのだと知って…。
ひとりで突っ走って捜査をしようとする行司を放っておけず、伊吹は手を貸すことになるが、
人との接触に慣れていない行司の掏れてなさに、心が動かされ――。 -
立花が営む弱小探偵事務所に、小田切と名乗るハンサムで王子様のような青年がやってきた。
依頼かと思いきや開口一番「ここで雇われてやる」と横柄な態度。
そんな余裕はないとお帰り願おうとしたが強引に居着かれてしまった。
理論的でクールな小田切と正義感が強く熱い立花。
相反する相手のはずなのに、仕方なく一緒に仕事をこなすうち少しずつ距離は近づいていき、酔った勢いで体を重ねてしまう。
だが、どうやら彼には重大な秘密があるようで──!? -
「俺が今からお前を楽しませてやろう」
警察庁テロ対策室の東郷は、ある日記憶喪失の青年に出会う。
生真面目な東郷は、一晩だけ男を家に泊めることに。
ところが、純朴そうで気弱だった青年が突然豹変し、東郷は荒々しくシャツを脱がされ襲われヤられてしまう。
しかもその青年は、東郷が仕事で追っていた洗脳手法の研究をしているドSなヘンタイ学者で――!? -
失恋した夜、ベッドにいたのは苦手だった奴で…!?
高校の部活仲間との飲み会の席で、ずっと好きだった友人の結婚を知った、すぐる。
友達で十分と思っていたのに、いざ永遠に告白できなくなってみると辛すぎて…その夜、深酒をした。
目が覚めると、エリートサラリーマンになった元副部長・西嶋の腕の中。
泣いて迫って記憶をなくすという失態を晒したらしいのに、西嶋に優しく受け止められていた。
完璧すぎる西嶋が苦手だったすぐる。
でも、寂しさを紛らわすために、セフレ関係を結ぶことになり…? -
「脱がせてほしい。あんたが欲しいんだ」
ホテルのベッドに横たわり、佳彦は欲情に濡れた瞳で男を見つめた――。
美貌の佳彦は過去を視るという異質な力を持つ。
しかしそれを使う代償としてはしたない欲望に囚われるのだ。
事件に巻き込まれた知人を捜すため力を使い熱く昂ぶった佳彦は、思いがけず居合わせた精悍な刑事の佐伯に抱かれてしまう。
それから佐伯に事件解決のために力を使うように強いられ、悦楽を与えられた。
悪印象だったはずが次第に佐伯の執拗な熱いまなざしに心を動かされて――?
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