『講談社 書籍コイン50倍!、服部千春(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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わたし、沢木なぎさ。小学6年生。民宿を経営しているわが家には、1年をとおして、いろんなお客さんがやってきます。海開きにはまだ早い時期だけど、1週間の滞在予定で、東京からお客さんがやってきました。ミニバスぐらいの大きな車からおりてきたのは、3人の大人たち。荷物もやけにたくさんで、ずっしりと重いものも。いったいどんな目的で、この町に来たの? 海辺の町を舞台に、なぎさたちのドキドキの夏がスタートします!
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卒業まで残りわずかとなり、6年1組では坂口先生へのサプライズ・プレゼントとして、クラス全員の写真をはったアルバムを作ることに。みんながお気に入りの写真をもってくるなか、宙がさし出したのは亡くなった双子の兄・海といっしょに写った一枚。宙の気持ちに思いをめぐらせ、萌はキュンとせつなくなる。そして、いよいよ迎えた卒業式。卒業証書を受け取る萌たちのまえに、奇跡がおこる――。涙なしには読めない感動の最終巻!
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小学校生活も残りわずか。萌は、卒業までに少しでもたくさん図書館に来たいと思っている。そんなある日、萌はわすれた本を取りに教室に戻るとちゅう、となりの2組の教室に女の子の人影があるのに気づく。親友の奈津にそのことを話すと、奈津は「バレンタインの花子さん、じゃないかな。」と言う。それは朝日小学校に伝わる〈怪談〉で、毎年バレンタインの時期になるとあらわれる、女の子の魂だという--。
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12月の初め、登校した萌は加賀雅から白い封筒を手わたされた。中に入っていたのは、12月25日の日曜日に加賀ハウスで行われる「クリスマス&バースデイパーティー」の招待状!「ん? バースデイパーティー?」と首をかしげる萌に対して、雅はバツのわるそうな顔で「わたし、誕生日が12月25日なの……。」と言う。萌は宙や奈津、さらには亮介といっしょにパーティーに参加することになったのだが--。
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朝日小学校恒例の学芸会が、1か月後にせまってきた。6年生は劇発表をすることになっていて、クラスでなにをやるか決めることに。『ツルの恩返し』、『ロミオとジュリエット』、『銀河鉄道の夜』……。つぎつぎ候補作があがるなか、萌は『オズの魔法使い』を主張。萌の強い意見にクラスのみんなもおどろくが、賛成多数で『オズ』に決定!さらに、主役のドロシー役にも萌が選ばれてしまい!?
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消しゴムのかすで作った人形のトムが、突然しゃべりはじめた! なかよくなったゆうきを助けるために、トムが不思議な力を発揮する! 運動が苦手なとしきにはバットが語りかけ、本当のことを言えないみなこのかわりに鏡が話し、いじめっこのあきらを自転車が守る。4年1組の子どもたちが体験した、不思議なお話を4つ集めた短編集。
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7月初めに行われる朝日小6年生の恒例行事、校内キャンプ! 担任の坂口先生のひと言で、修学旅行のときといっしょの班になった萌たちは、苦戦しながらテントをはり、班長・亮介の指示で夕飯のカレーづくりに励む。そして、夜の“きもだめし”で5班は図書館へ行くことに。ひっそりと静まりかえった洋館の建物。懐中電灯の明かりをたよりに、萌たちが「創作の部屋」のドアをあけると、そこには――!
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京都に着いた萌たち一行は、バスに乗りこみ二条城から金閣寺、平安神宮へ。美人のバスガイドさんの案内に、鼻の下をのばしてはしゃぎまくる亮介と坂口先生。亡くなった海の分までと、京都の景色を目に焼きつける宙。「この修学旅行で……」となにやら思いを秘めている奈津と雅。そして萌は、1200年の歴史をもつ京の都で、ある気配を感じていたのだった――。
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萌は、金曜日に図書館の前で同年代の女の子と着物姿の女の人を見かける。しかし、いっしょにいた奈津は、「女の人など見てはいない」という。翌週の月曜日、萌が図書館へ行くと、金曜日に見かけた女の子がひとみ先生と話をしていた。その子は、転校生の加賀雅。両親の離婚で、母の実家に引っ越してきたのだった。プライドが高く、弱みを見せないように虚勢をはる雅に対して、萌はどう接したらいいのかとまどう。
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夏休みの真っただ中、萌たちは1週間の滞在予定で加賀雅の別荘に行くことになった。車を走らせること2時間、美山高原の別荘地に入ると、『アルプスの少女ハイジ』が飛び出してきそうな山小屋風の建物や、『赤毛のアン』が住んでいそうな、緑色の切り妻屋根の家が見えてきた。いったいどんな豪邸なのかと、みんなが妄想をふくらませていると、到着したその先にはかやぶき屋根の農家みたいな家があって!?
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放課後の図書館で、萌は宙と亮介に、みずからの秘密を打ち明けた。3年前に亡くなった海の姿が見えるようになったこと。崖から落ちかけた宙を海といっしょに助け、その後、海が消えていったということ……。萌の話をじっと聞いていた宙と亮介はショックを抱える。そのとき萌は、図書館に男の子がいることに気づく。声をかけようとした矢先、萌は発熱のため倒れてしまい、気づくと男の子はいなくなっていた。
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校内キャンプのきもだめしのときに、図書館の創作の部屋にいた“赤いカサの”女の子。それは、萌が転校してくる前に交通事故にあい、今も意識を失ったまま入院中の、浅原えりなさんだった。えりなさんはどうしてたびたび学校にあらわれるのか、そして図書室の本棚から落ちる一冊の本との関係は?萌と奈津が、えりなさんが入院している病院へお見舞いに行くと――。
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萌のクラスに転校してきた加賀雅は、美人だけどタカビー。男子のみだったバスケ部に強引に入っちゃうし、無理やり図書委員になっちゃうし……。そんな強気な雅が苦手な萌だが、雅によりそう着物姿の不思議な女性を何度か見かけていた。ある日、忘れ物を届けに雅の家を訪れた萌は、壁に飾られた絵を見て、この人こそが着物姿の女性で、雅のおじいさんの伯母だったことを知る。
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3学期に入って、萌は司書のひとみ先生に、転校してきてからずっと抱えていた秘密を打ち明けた。萌が、二年前に亡くなった宙の双子の兄、海の姿が見えることを聞いたひとみ先生は、図書館の奥から一冊の本を萌に手わたす。『霊能少女サキ』というその本の内容は、驚くほど萌の体験と似ていたのだ。そんなある日、ひとみ先生との秘密の会話を、クラスメイトの奈津に聞かれてしまう。
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萌たちにとって小学校最後となる運動会がせまってきた。クラス対抗リレーで去年の雪辱をはたそうと燃える宙の対決相手は、因縁のライバル、大野優吾くん! 去年のアンカー対決で、宙は大野くんが落としたバトンをふんで転倒してしまったのだ。しかも大野くん、なんだか萌のことが好きみたいで。リレーに恋(!?)に火花を散らす、ふたりの勝負のゆくえは――!
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小5の夏休み、新しい町に引っ越してきた白石萌は、子犬のソラと散歩中に、同い年の男の子に出会う。犬と同じ名前だという宙(そら)くんは、ムッとしてるかと思えば、急にやさしく接してくれたりして、不思議な感じ。新学期に入って宙と同じクラスになった萌は、宙の過去を知り――。洋館風のステキな図書館、クラスメイトや司書の先生、そして愛犬とともに、萌の新生活がはじまる!
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「はーっくしょん!」くしゃみをすると、なんだかふしぎなことがおきるんだ。大好きだったおじいちゃんの思いをかなえる「たかし」、オムレツ作りの猛練習をする「ごう」、モデルのオーディションにチャレンジする「みどり」、リレーの選手に選ばれてがっかりする「さや」の4人が登場。四年一組全員が順番に主人公になる、ユーモア感動短編集です。
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そのつもりがないのに、ウソをついちゃうことってありますよね。イヌを飼ってるとか、好きな子をキライって言うとか、ふたごが入れ替わるとか、お父さんがロックやってたとか。そんなウソをついた子はいったいどうなるの?くしゃみをすると、ふしぎなことが必ず起きる、ふしぎなクラスが舞台の大人気短編集、第4弾!
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4年生は、なんでもわかってる。妹にやさしくしなきゃいけないことも、友だちとなかよくしなきゃいけないことも、家族がたいせつなことも。でも、ときどき、いじけた気持ちになってしまうのはなぜだろう?そんなとき、くしゃみをしたら、またまたふしぎなことが! 4年1組のみんなにおきた、ちょっとふしぎな物語の短編を4話収録。
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京都へ越してきた小学5年生の愛香(あいか)。祖父の花屋がある商店街で、“不思議堂”という店を営むおとめさんに、初日からふりまわされっぱなし。ある夜、愛香は、ネコの体から人間の子どもが抜け出てくるところを目撃してしまう。ネコは商店街の守り主だというが、なぜ自分にこんなものが見えるのか? おとめさんのいう「担(にな)い手」ってなに? 「?」だらけの京都生活、いよいよスタート!
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大人になった自分の姿、想像したことありますか?どんな仕事をしてるのかな、どんな暮らしをしてるのかな。未来のあなたはどういう人になっているんでしょう?そば屋の子どものみのる、虫歯が痛むまさる、アイドルをめざすみか、小説家の母を持つかりん。4年1組のみんなは、将来のことについていろいろ考えてみました。
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愛香たち「担い手」にしか姿が見えないはずの「おぼこさん」。それなのに、人ごみで「だれかに見られてる。」といいだすサチ。ほかにもおぼこさんが見える人が? とおどろく愛香。そんななか、京まち商店街に新しくオープンした<ラビアンの館>で占われた人たちが、みんな、おかしな服を着たり、元気をなくして店を休んだりするように。いったい、商店街でなにが起こっているの!?
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大好きな友だち、大切な家族。ずっといっしょにいられると思っていたのに、思いがけずはなればなれになってしまうこともある。でも、きっと「またあえるよね」。クラスのひとりひとりが主人公になる『四年一組ミラクル教室』も、いよいよシリーズ最終巻。「出会い」と「別れ」の小さなミラクルが、また、くしゃみからはじまります。
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ステキな洋館の図書館がある小学校に転入してきた萌。土曜日に開放された図書館で、同じクラスの女の子を見かける。その子、香川成美は、教室に通えずに「図書館登校」をしている子なのだ。萌は絵のじょうずな成美を、写生遠足に誘おうとするけれど……。また、図書館には「開かずの部屋」とよばれる部屋があり、司書のひとみ先生は、なにやら秘密を持っているようで!?
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名前って、考えてみると不思議なもの。だって自分のものなのに自分で決められないんだから。ハデな名前が気にいってない「せいら」、「トミー」とよばれたい古風な「とみぞー」、小さいころのよび名がそのままの「たもっちゃん」、亡くなったお姉さん「まみ」とよくまちがえられる「えみ」の4人が主人公になる、大人気短編集です。
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「ここにいてはいけない!」ナマズ池のほとりで、説明できないこわさを感じた愛香。「はじめて来たはずなのに、この池のことを知っている気がする」とおびえる「おぼこさんネコ」のサチ。やがて愛香は、<町の歴史調べ>の宿題をきっかけに「ナマズ池の言い伝え」や「おぼこさんの子守歌」を知り……。おぼこさんが、どうして商店街の守り主になったのか? そのひみつが明らかに!
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このごろ感じるふしぎな気持ち。今までぜんぜん気にならなかったのに、気がつけばあの子のことをさがしているのはなぜだろう?もしかして、こういう気分を恋っていうのかな。4年1組のみんなの心にそっとしのびこんだ、あたらしい感情。くしゃみとミラクルが、ちいさなちいさな温かい思いを、ゆっくり広げていきます。
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京都の商店街に越してきた愛香は、履物屋さんの「おぼこさんネコ」が、「もうすぐこの家にいられなくなる気がする」と話すのをきいてしまう。守り主の「おぼこさん」がいなくなったら、お店はどうなるの?おとめさんの水晶玉にうつった男の人はだれ?(ドロボー!?)おぼこさんの姿が見える「担い手」候補の愛香が、「担い手やるって、まだ決めてない~!」といいつつ、今日も走る!
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