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コアミックス作品コイン50%還元

『海外文学、竹書房 全作品コイン50倍(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全200件

  • 『GODZILLA ゴジラ』の製作チームが贈る、
    最凶・最強・最恐──最大の王
    究極のモンスター降臨!
    南太平洋のどこか──神秘の島〈髑髏島〉
    しかし、そこは──人類立入禁止
    怪物だらけのこの島では
    人類は虫けらにしか過ぎない
    命を賭けて脱出せよ!

    『キングコング 髑髏島の巨神』
    2017年3月25日より、丸の内ピカデリー・新宿ピカデリーほか全国ロードショー
    〈あらすじ〉コングが王者(キング)になる──誰も知らない物語。
    それは簡単な任務のはずだった…。侵略地拡大のため、調査遠征隊が謎の島に潜入する。しかし、そこは人が決して足を踏み入れてはならない島──髑髏(ドクロ)島だった。爆弾を落とし、気軽に調査を開始した隊員たちの前に突如として姿を現す、島の巨大なる守護神“コング”。巨神の圧倒的なパワーの前に唖然とする隊員たち。骸骨が散らばる島の岩壁には血塗られた巨大な手の痕跡までもが…。だが、悪夢はそれだけではなかった。彼らの前には、謎の巨獣たちが次々と現れる。逃げても、隠れても、容赦なく襲いかかる巨獣たちを目の前に人間は虫ケラに過ぎず為す術もない……。絶体絶命、待ったなしの猛襲が続く中、やがて明らかになる髑髏島の秘密──。果たして、コングは人類にとって悪魔なのか、神なる存在なのか──。人類は生きて、この島から脱出できるのか──。
  • 「戦闘機に関する正確な記述が素晴らしく、陰謀と迫力あるアクションを見事に融合させている。
    サスペンスに満ちた内容で、最後までページをめくる手が止まらない。
    じつに素晴らしい作品だ」――クライブ・カッスラー

    遂に出撃した新型ステルス機に異常発生!
    敵地で孤立したドリーム・キャッチャーの運命は!?

    アメリカ軍上部からの重圧と数々の困難を乗り越え、ニック・バロンたちは遂に新型ステルス機〈ドリーム・キャッチャー〉の開発に成功する。
    しかし、成功の余韻に浸る間もなく、彼らは新型機と共に戦場であるイラクへと投入される。
    ミッションはイラクとアル・カイーダの仲介役の抹殺。
    期待と不安の中、ニックは〈ドリーム・キャッチャー〉に乗り込み、初の実戦に臨む。
    だが投下時にトラブルが発生し、ニックは敵地の只中で絶体絶命の危機に陥ってしまう――!
    いま、空と陸双方で戦いの火蓋が切って落とされた。
    敵に囲まれた砂漠の真ん中で孤立したニックと〈ドリーム・キャッチャー〉の運命は!?
    ステルス機を駆る特殊部隊777チェイスの活躍を描くミリタリーアクションシリーズ!
  • 「飛行シーンと戦闘シーンの描写が素晴らしい。ステルス機の元パイロットでなくてはかけない描写だ」――ジェームズ・ストッダード

    新型ステルス機ドリーム・キャッチャーを開発せよ!
    戦闘機乗りたちの誇り、ステルス機開発の試行錯誤……
    B-2、A-10、MQ-1プレデターの元パイロットの究極の軍事アクション小説!

    ニューヨークでの同時多発テロ発生後、アメリカ軍はイラク側の幹部を抹殺するためにドローンを使った作戦を刊行するも失敗を繰り返してしまう。
    業を煮やした上層部は大統領直轄の極秘作戦〈ケルベロス〉を発動させる。
    目的は新型ステルス機を完成させることだ。
    作戦への参加を要請された空軍大尉ダニー・シャープは、変人だが天才的な頭脳を持つスコット博士と共に〈ドリーム・キャッチャー〉の開発に着手する。
    一方、以前からB-2ステルス機への搭乗を希望していた空軍パイロットのニック・バロンへも〈ケルベロス〉への参加が命じられる。
    遂にステルス機に乗れる日が来たと勇み立つニックだったが、彼を待っていたのは地獄のような日々だった――。
    元ステルス機パイロットの著者による、空軍を舞台にした軍事アクションシリーズ!
  • さあ、暗殺(ゲーム)を始めよう

    過去を捨てた最強の暗殺者(キドン)は、ふたたびモサドの駒となるのか

    逆探知されても絶対に発見されない場所とは?

    モサド最強の暗殺者(キドン)ダヴィッド・スラトンは死んだ。
    いまでは彼はアメリカ人として妻のクリスティンと平凡だが幸福な日常を送っていた。
    しかし、平穏な生活は長く続かなかった。

    モサドの新長官ヌーリンは、イランの核開発を阻止するために
    二度ハメディ博士の暗殺を計画したがいずれも失敗していた。
    業を煮やしたヌーリンは、権謀術数渦巻く盤上に比類なき暗殺者を投入することを決意したのだ。

    モサドは学会のためにスウェーデンを訪れていたクリスティンを人質に取ろうとするが、
    彼女は追手から逃れ行方不明に。
    妻の危機を救うべく、最強の暗殺者は北欧の地に降り立った――。
  • さあ、暗殺(ゲーム)を始めよう

    過去を捨てた最強の暗殺者(キドン)は、ふたたびモサドの駒となるのか

    逆探知されても絶対に発見されない場所とは?

    モサド最強の暗殺者(キドン)ダヴィッド・スラトンは死んだ。
    いまでは彼はアメリカ人として妻のクリスティンと平凡だが幸福な日常を送っていた。
    しかし、平穏な生活は長く続かなかった。

    モサドの新長官ヌーリンは、イランの核開発を阻止するために
    二度ハメディ博士の暗殺を計画したがいずれも失敗していた。
    業を煮やしたヌーリンは、権謀術数渦巻く盤上に比類なき暗殺者を投入することを決意したのだ。

    モサドは学会のためにスウェーデンを訪れていたクリスティンを人質に取ろうとするが、
    彼女は追手から逃れ行方不明に。
    妻の危機を救うべく、最強の暗殺者は北欧の地に降り立った――。
  • このゲームには任務遂行(バッドエンド)しかない

    殺しのテクニックを駆使し、盤上をひっくり返せるか――

    防水スプレーを使い、狙撃を成功させる方法とは?

    孤立無援の状態で、スラトンは標的のハメディ博士が講演をするスイスへと向かう。
    イランとモサド、さらにはスウェーデン警察からの追撃を受けながらも
    スラトンは暗殺者としての経験とテクニックを活かし、着々と準備を進める。

    妻からはふたたび暗殺に手を染めれば自分たちの関係は終わりと告げられていたが、
    任務を遂行しなければ自分たちは一生モサドから狙われる。
    幸せな結末(ハッピーエンド)などありえない。
    平凡で穏やかな日常は過ぎ去ってしまったのだ。
    板挟みとなった暗殺者が選んだ道は――。

    大胆なストーリーと殺しのプロの緻密な描写が書評家たちをうならせた人気シリーズ!
  • 世界で、日本でベストセラー。
    歴史の謎に科学で挑む、米国国防省内の機密組織〈シグマフォース〉。
    ヒットシリーズをまとめて読める超合本版・第2弾。
    シグマフォースVS秘密組織ギルドとの戦いも佳境に。
    遂に明かされる組織の正体とは……
    シリーズを繋ぐブリッジ・ストリーの短編も収録。



    シグマフォースVSギルド 革命編

    [収録作品]
    ■シリーズNo.4 ロマの血脈
    世界を震撼させる恐怖の「ウラヌス計画」と「サターン計画」、
    人類救済の鍵を握る〈デルポイの巫女たちの末裔〉、
    そして舞台は、世界の要人達が集まる石棺化の式典の迫るチェルノブイリ原発へ――。〈シグマフォース〉チームを襲う最大の危機とは!?

    ■シリーズNo.5 ケルトの封印
    癒しか、呪いか? その封印が解かれし時――人類は未来への扉を開くのか?
    それとも破滅へ一歩を踏み出すのか?
    人類の運命がかかった「ドゥームズデイ・ブックの鍵」
    その鍵を求めて、シグマとギルドが対決する最終決戦の地は、
    世界有数の厳重な警備を誇る場所だった……。

    ■シリーズNo.5.5 セイチャンの首輪
    シリーズとシリーズを繋ぐブリッジ・ストーリー。
    第2弾は、敵か味方か謎の女、セイチャンが主人公。
    「ジェファーソンの密約」前日譚。

    ■シリーズNo.6 ジェファーソンの密約
    光と闇の米建国史――。
    アメリカ建国の父が先住民と交わした密約、
    建国の歴史の裏に隠された大いなる謎……
    それらが解き明かされる時、アメリカ建国の大いなる秘密と謎の組織〈ギルド〉の役割があきらかになる!

    ■シリーズNo.6.5 タッカーの相棒
    シリーズとシリーズを繋ぐブリッジ・ストーリー。
    第3弾は、『ギルドの系譜』で初登場の、元陸軍レンジャー部隊のタッカー・ウェイン大尉と軍用犬のケインが主人公。

    ■シリーズNo.7 ギルドの系譜
    ギルド、エシェロン、星の一族様々な名で呼ばれ、遥か昔から世界を司る謎の“組織”。最大の秘密とされている〈真の血筋〉に、ついに辿り着く〈シグマフォース〉とグレイソン・ピアース。
    ついに明かされる秘密組織〈ギルド〉の黒幕は果たして誰か?


    [著者プロフィール]
    ジェームズ・ロリンズ James Rollins
    1961年イリノイ州生まれ。1990年代後半から作家としての活動を始め、2004年に発表した『ウバールの悪魔』に登場した「シグマフォース」を、2005年の『マギの聖骨』から本格的にシリーズ化。以後、『ナチの亡霊』『イヴの迷宮』などを経て、2019年1月にアメリカで刊行予定の最新作“Crucible”に至るまで、シリーズは十三作(『ウバールの悪魔』も含めると十四作)を数える。歴史的事実に基づきながら、最新の研究成果や科学技術を取り入れて構成した緻密なストーリーには定評があり、アクションシーンの描写でもアメリカで一、二を争う作家との評価を得ている。「シグマフォース・シリーズ」から派生した元兵士のタッカーと軍用犬ケインを主人公とする「タッカー&ケイン・シリーズ」(グランド・ブラックウッドとの共著)も、『黙示録の種子』、『チューリングの遺産』の二作が刊行されている。
  • 世界で、日本でベストセラー。
    歴史の謎に科学で挑む、米国国防省内の機密組織〈シグマフォース〉。
    ヒットシリーズをまとめて読める超合本版・第1弾。
    シリーズを繋ぐブリッジ・ストリーの短編も収録。

    GREEN BERET〈グリーンベレー〉、DELTA FORCE〈デルタフォース〉、NAVY SEALs〈ネイビーシールズ〉……米国が世界に誇る最強の特殊部隊。
    だが、これらを超える最強の秘密特殊部隊があった――その名は、SIGMA FORCE〈シグマフォース〉。
    彼らは、殺す訓練を受けた科学者。ジェームズ・ボンドより切れ者で、危険度は2倍。



    シグマフォースVSギルド 野望編

    [収録作品]
    ■シリーズNo.0 ウバールの悪魔
    神の怒りで砂にまみれて消えた都市〈ウバール〉
    そこに眠るは、世界を崩壊させる大いなる力……
    〈シグマフォース〉シリーズの原点!

    ■シリーズNo.1 マギの整骨
    それは“生命の根源”を解き明かす唯一の鍵
    科学とオカルトの境界線が破壊された時、
    人知の及ばぬ未知の絶対領域が姿を現す!

    ■シリーズNo.2 ナチの亡霊
    ナチの残党が研究を続ける〈釣鐘〉とは何か?
    ダーウィンの聖書に記された〈鍵〉とは?
    来るべき人類の進化に向けて、闇の勢力が動き出す!

    ■シリーズNo.2.5 コワルスキの恋
    シリーズとシリーズを繋ぐブリッジ・ストーリー。
    『ユダの覚醒』で本格登場のジョー・コワルスキが主人公。

    ■シリーズNo.3 ユダの覚醒
    それは人間を変貌させる力を秘めた裏切りの〈菌(ウィルス)〉
    マルコ・ポーロが死ぬまで語らなかった謎……。
    〈ユダの菌株〉というウィルスが起こす奇病……。
    一見、関わりのないふたつの謎が明らかになる時、
    人類の内側に秘められた大いなる謎が正体を現す……


    [著者プロフィール]
    ジェームズ・ロリンズ James Rollins
    1961年イリノイ州生まれ。1990年代後半から作家としての活動を始め、2004年に発表した『ウバールの悪魔』に登場した「シグマフォース」を、2005年の『マギの聖骨』から本格的にシリーズ化。以後、『ナチの亡霊』『イヴの迷宮』などを経て、2019年1月にアメリカで刊行予定の最新作“Crucible”に至るまで、シリーズは十三作(『ウバールの悪魔』も含めると十四作)を数える。歴史的事実に基づきながら、最新の研究成果や科学技術を取り入れて構成した緻密なストーリーには定評があり、アクションシーンの描写でもアメリカで一、二を争う作家との評価を得ている。「シグマフォース・シリーズ」から派生した元兵士のタッカーと軍用犬ケインを主人公とする「タッカー&ケイン・シリーズ」(グランド・ブラックウッドとの共著)も、『黙示録の種子』、『チューリングの遺産』の二作が刊行されている。
  • 世界で、日本でベストセラー。
    歴史の謎に科学で挑む、米国国防省内の機密組織〈シグマフォース〉。
    ヒットシリーズをまとめて読める超合本版・第3弾。
    ギルドとの長い闘いを終えた〈シグマフォース〉に最大の悲劇と危機が訪れる!
    シリーズを繋ぐブリッジ・ストリーの短編、外伝シリーズも収録。



    新世紀編

    [収録作品]
    ■シリーズNo.8 チンギスの陵墓
    謎の組織〈ギルド〉との長い闘いを終えた〈シグマフォース〉。
    だが、休む間もなく新たな脅威に直面する。
    彗星の尾に接近した軍事衛星が地球に墜落するが、その衛星から送られてきた最後の画像には、廃墟と化したアメリカ東海岸の“未来”が映っていたのだ……。

    ■外伝タッカー&ケイン シリーズNo.1 黙示録の種子
    “人”と“犬”の種を超えた深い絆で結ばれた元米軍大尉と軍用犬――タッカー&ケイン。
    彼らは、世界各地を放浪しながら〈仕事〉の時に備えていた。
    ロシアでのある仕事を終えたところに、
    〈シグマフォース〉のペインター司令官より“仕事”の依頼が――。
    一人の製薬王の亡命の手伝い……だがそれは、人類の存亡を賭けた冒険の始まりだった!

    ■シリーズNo.9 ダーウィンの警告
    我々は、ここに来るべきではなかった……──チャールズ・ダーウィン
    南極大陸から〈第六の絶滅〉が、今、始まる……
    ダーウィンが進化論の発表を遅らせてまで、夢中になった発見とは何か?

    ■シリーズNo.9.5 ミッドナイト・ウォッチ
    シリーズとシリーズを繋ぐブリッジ・ストーリー。
    第4弾は、〈シグマフォース〉のコンピュータにハッカーが侵入。コワルスキと新メンバーがその危機に立ち向かう。

    ■シリーズNo.10 イヴの迷宮
    〈聖なる母の遺骨〉が示す、人類の叡智の根源とその未来──
    なぜ人類の知能は急速に発達したのか?
    〈シグマフォース〉VS 中国軍科学技術集団が激突!
    人類の未来の鍵を手にするのはどちらだ!?


    [著者プロフィール]
    ジェームズ・ロリンズ James Rollins
    1961年イリノイ州生まれ。1990年代後半から作家としての活動を始め、2004年に発表した『ウバールの悪魔』に登場した「シグマフォース」を、2005年の『マギの聖骨』から本格的にシリーズ化。以後、『ナチの亡霊』『イヴの迷宮』などを経て、2019年1月にアメリカで刊行予定の最新作“Crucible”に至るまで、シリーズは十三作(『ウバールの悪魔』も含めると十四作)を数える。歴史的事実に基づきながら、最新の研究成果や科学技術を取り入れて構成した緻密なストーリーには定評があり、アクションシーンの描写でもアメリカで一、二を争う作家との評価を得ている。「シグマフォース・シリーズ」から派生した元兵士のタッカーと軍用犬ケインを主人公とする「タッカー&ケイン・シリーズ」(グランド・ブラックウッドとの共著)も、『黙示録の種子』、『チューリングの遺産』の二作が刊行されている。
  • 宇宙艦隊史上屈指の偉大な艦長であるジャン=リュック・ピカード氏による初の自叙伝!

    今初めて、
    ここに綴る。

    家族との確執、軍法会議、報われぬ愛、
    エンタープライズ艦長就任、そしてボーグによる同化、
    宇宙で遭遇した数々の思い出を――

    〈U.S.S エンタープライズ〉元艦長・ジャン=リュック・ピカードの波乱の人生が語られる、初の自叙伝!
    ワイン農家に生まれ、宇宙にあこがれた少年は、いかにして“宇宙艦隊で最も偉大な艦長”として名を残したのか。

    宇宙艦隊史上屈指の偉大な艦長であるジャン=リュック・ピカード氏の人生が、自身の言葉によってついに語られる。
    著者の波瀾万丈の人生とキャリアは、読む者の心を強く突き動かす。
    家族との確執、軍法会議、報われぬ愛、カーデシア軍による監禁と拷問、そしてボーグによる同化、宇宙で遭遇した数々の出来事が、ジャン=リュック・ピカードの物語を真に忘れがたいものにしている。

    ピカードは、ご存知のように探検家、外交官、なかでも〈U.S.S.エンタープライズ NCC1701-D及びE〉艦長時代の功績により、銀河史にその名を永遠に刻んでいる。
    本書では、幼少時代に宇宙に夢を馳せるようになったきっかけ、兄ロベール及び父親との長きに渡る確執、そして宇宙アカデミーへの入学に至る経緯が明らかにされている。
    そして、〈U.S.S.リライアント〉での勤務から艦長として率いた初の船〈U.S.S.スターゲイザー〉での様々な冒険、惑星連邦宇宙艦隊の旗艦であるギャラクシー級戦艦〈U.S.S.エンタープライズ NCC1701-D〉艦長就任とその数々の任務についても触れている。
    また幼少期やアカデミー卒業時など、彼の人生における決定的瞬間を切り抜いている貴重な写真も収録。


    「法が絶対である限り、正義は存在しえない。
    人生そのものでさえ例外でできている」
    ――ジャン=リュック・ピカード

    難破し、命の尽きた“老嬢”を振り返る。山ほどの思い出の源泉。ロートン、マザーラと彼の子どもたち……艦長に就任し、ウォーカーとジャックが船に乗り組み……ビバリー……。
    感傷に浸っているひまはない。やるべきことがある。日誌を開いた。その時だった、日付に気づいたのは。
    クイン艦長が「メイク・イット・ソー」というのを初めて聞いたときのことを思い出した。二三五五年七月十三日。
    わたしの五十歳の誕生日。そして、すべてを失った日だ。
    ――第七章 再び宇宙へ――五十歳の誕生日、老嬢との別れ(本文より)


    著者について

    [著者プロフィール]
    ジャン=リュック・ピカード
    Jean-Luc Picard
    2305年生まれ。地球・フランス出身の地球人。惑星連邦の宇宙艦隊大佐。


    [編者プロフィール]
    デイヴィッド・A・グッドマン
    David A. Goodman
    メモリー・アルファの歴史家でもある。ジャン=リュック・ピカードの引退後、自叙伝の編集を依頼され、彼とともに本書を書きあげた。
    作家・脚本家・プロデューサー。一九八八年、『ゴールデン・ガールズ』の脚本家としてキャリアをスタート。これまでに『スター・トレック エンタープライズ』『アメリカン・ダッド』『フューチュラマ』など、二〇作あまりのテレビシリーズを手がけてきた。『フューチュラマ』では、『スター・トレック』へのオマージュとなるエピソード「Where No Fan Has Gone Before」の脚本を執筆。 代表作『ファミリー・ガイ』では、エグゼクティブ・プロデューサー兼ヘッドライターを担当し、一〇〇本以上のエピソードを手がけている。 『スター・トレック』のパロディ版ともいえる『宇宙探査艦オーヴィル』ではエグゼクティヴ・プロデューサーを努めている。カリフォルニア州パシフィックパリセーズに家族と住んでいる。
  • 相互核発射――核の脅威が解き放たれる!!

    組織的な抵抗ができないまま戦力差に圧倒される米軍は、かろうじて敵を退けた通信施設を足がかりに指揮・連絡系統の回復を図り、一部復旧に成功する。わずかに光明が差したものの、圧倒的な戦力差は埋まらない。防戦一方のアメリカの劣勢は変わらなかった。猛攻を続けるソヴィエト軍により、ベルリンが陥落。逮捕されたネオナチのリーダー、フロミッシュは直ちに処刑され、その様子は世界に発信された。もはやソヴィエトの勝利は疑いようもない状況下にあって、アメリカ軍はなおも頑強な抵抗を続ける。業を煮やしたチェニンコ書記長は、ついに神経ガスと小型核の使用を命じる。欧州最大の航空基地を一瞬にして失ったアメリカ軍に打つ手はない――、ソヴィエト側が確信するさなか、アメリカ欧州軍指令部では起死回生の作戦が進行しつつあった。だがそれを完遂するには、あらゆる犠牲を想定した“時間稼ぎ”が必要であった。刻一刻と戦況が悪化する中、アメリカ大統領は最後の選択を迫られる……。


    著者について

    ●著者略歴

    ウォルト・グラッグ
    WALT GRAGG
    テキサス州オースティンで妻や子ども、孫たちとともに暮らす元弁護士。ロースクール入学前にアメリカ陸軍で軍隊生活を経験し、さまざまな任務に従事。冷戦のさなかには、ドイツのアメリカ欧州軍司令本部に三年間勤務している。この頃、ドイツ防衛時のアメリカ軍の作戦計画に関与し、数多くの演習に参加。本書の着想を得るとともに、これらの実体験が本書の場面設定や描写のもとになった。本書『ザ・レッド・ライン 第三次欧州大戦』が長編小説のデビュー作となる。

    ●訳者略歴

    北川由子
    Yuko Kitagawa
    翻訳家。英国ニューカッスル大学修士課程修了。得意なゲームはアーケードゲームとレースゲーム。主な訳書に、『亡霊は砂塵に消えた ステルス機特殊部隊777チェイス』『不可解の国のアリッサ』『マインクラフト はじまりの島』(すべて竹書房)などがある。
  • 米独露開戦――ヨーロッパは三度戦場と化す!!

    プーチン時代が終焉を迎えたロシアでは、息を吹き返した共産勢力が政権を握り、“ソヴィエト”の復権が急速に進められていた。粛清を繰り返し書記長の座に就いたチェニンコは、ワルシャワ条約機構を復活。さらに、東西ドイツの分断を目論み軍事介入を開始した。一方、ドイツではネオナチが台頭し、これに対抗。二カ月の内戦の末にソヴィエト軍の放逐に成功する。東西の統一を維持したことでネオナチ支持の機運が高まり、次の総選挙ではそのリーダーであるフロミッシュの勝利が確実視されるようになっていく。ナチスを憎悪するチェニンコに対し、ソヴィエト軍作戦長官はある作戦を提案する。圧倒的な物量で陸と空から一気にドイツ全土へ侵攻するその計画は、大規模演習と偽って百万のソヴィエト兵をドイツ国境沿いに集結。同時多発的に在欧米軍の通信機能を破壊・分断し、指揮系統を麻痺させた隙をつき、五日間でドイツを制圧する電撃作戦だった。

    著者について
    ●著者略歴

    ウォルト・グラッグ
    WALT GRAGG
    テキサス州オースティンで妻や子ども、孫たちとともに暮らす元弁護士。ロースクール入学前にアメリカ陸軍で軍隊生活を経験し、さまざまな任務に従事。冷戦のさなかには、ドイツのアメリカ欧州軍司令本部に三年間勤務している。この頃、ドイツ防衛時のアメリカ軍の作戦計画に関与し、数多くの演習に参加。本書の着想を得るとともに、これらの実体験が本書の場面設定や描写のもとになった。本書『ザ・レッド・ライン 第三次欧州大戦』が長編小説のデビュー作となる。

    ●訳者略歴

    北川由子
    Yuko Kitagawa
    翻訳家。英国ニューカッスル大学修士課程修了。得意なゲームはアーケードゲームとレースゲーム。主な訳書に、『亡霊は砂塵に消えた ステルス機特殊部隊777チェイス』『不可解の国のアリッサ』『マインクラフト はじまりの島』(すべて竹書房)などがある。
  • 米独露開戦――ヨーロッパは三度戦場と化す!!

    プーチン時代が終焉を迎えたロシアでは、息を吹き返した共産勢力が政権を握り、“ソヴィエト”の復権が急速に進められていた。粛清を繰り返し書記長の座に就いたチェニンコは、ワルシャワ条約機構を復活。さらに、東西ドイツの分断を目論み軍事介入を開始した。一方、ドイツではネオナチが台頭し、これに対抗。二カ月の内戦の末にソヴィエト軍の放逐に成功する。東西の統一を維持したことでネオナチ支持の機運が高まり、次の総選挙ではそのリーダーであるフロミッシュの勝利が確実視されるようになっていく。ナチスを憎悪するチェニンコに対し、ソヴィエト軍作戦長官はある作戦を提案する。圧倒的な物量で陸と空から一気にドイツ全土へ侵攻するその計画は、大規模演習と偽って百万のソヴィエト兵をドイツ国境沿いに集結。同時多発的に在欧米軍の通信機能を破壊・分断し、指揮系統を麻痺させた隙をつき、五日間でドイツを制圧する電撃作戦だった。

    著者について
    ●著者略歴

    ウォルト・グラッグ
    WALT GRAGG
    テキサス州オースティンで妻や子ども、孫たちとともに暮らす元弁護士。ロースクール入学前にアメリカ陸軍で軍隊生活を経験し、さまざまな任務に従事。冷戦のさなかには、ドイツのアメリカ欧州軍司令本部に三年間勤務している。この頃、ドイツ防衛時のアメリカ軍の作戦計画に関与し、数多くの演習に参加。本書の着想を得るとともに、これらの実体験が本書の場面設定や描写のもとになった。本書『ザ・レッド・ライン 第三次欧州大戦』が長編小説のデビュー作となる。

    ●訳者略歴

    北川由子
    Yuko Kitagawa
    翻訳家。英国ニューカッスル大学修士課程修了。得意なゲームはアーケードゲームとレースゲーム。主な訳書に、『亡霊は砂塵に消えた ステルス機特殊部隊777チェイス』『不可解の国のアリッサ』『マインクラフト はじまりの島』(すべて竹書房)などがある。?
  • 一番強いヤツは、どこだ。

    少年が呼び寄せてしまったのは、宇宙最強のハンターだった――。
    最強の戦闘種族=プレデターが、銀河の彼方からやって来る。

    話題の映画を完全小説化!
    ★2018年9月14日(金)全国ロードショー!


    何世紀にもわたって、地球には“ハンター”が訪れていた。
    彼らの目的は、人間の最高の戦士と戦うこと。
    その目的は不明だが、この“ハンター”は獲物を殺すと、痕跡を残さず跡形もなく消えていった。
    少年は知らなかった。
    彼が起動した装置が、宇宙でも最も危険なハンターを呼び寄せていたことを――。
    それは人類の終焉なのか?
    阻止できるのは、元軍人と科学の女性教師だけだった……


    地球外、最強。完全進化した“伝説”が降ってくる。

    〈あらすじ〉一人の少年が起動させてしまった謎の装置。そこから発信されたのは宇宙で最も危険なハンターを呼び寄せる、人類にとって最悪のシグナルだった。かつて、人類を恐怖のどん底に突き落とした一人の異星人。比類なき格闘センスと圧倒的キル・スキル、そして侍を彷彿とさせる武士道を持ち合わせた超好戦的ハンター、その名は“プレデター”。ヤツが、より強く、賢く、他の種のDNAを利用して遺伝子レベルでアップグレードして再び我々の前に姿を現す! 絶滅必至の人類に果たして生き残る道はあるのか…? そして突如現れた[究極(ルビ:アルティメット)のプレデター]の正体とは?

    映画『ザ・プレデター』

    監督・脚本:シェーン・ブラック 脚本:フレッド・デッカー
    出演:ボイド・ホルブルック、トレヴァンテ・ローズ、オリヴィア・マン、トーマス・ジェーン、キーガン=マイケル・キー、ジェイコブ・トレンブレイ
    配給:20世紀フォックス映画 公開日:2018年9月14日(金)
  • 2017年10月27日に世界同時発売された人気ゲーム『アサシン クリード オリジンズ』、その前日譚が描かれるオリジナル小説が遂に登場。
    小説版では、ゲーム本編では語られなかった“アサシン伝説”の秘密が明かされる。
    アサシン教団 VS テンプル騎士団――ふたつの思想はなぜ対立したのか?
    原初のアサシンはいかにして誕生したのか? 
    ――シリーズ全ての原点となる“オリジン”を目撃せよ!

    <あらすじ>
    密命を受けて旅立った父を追い、15歳のバエクはシワの街を発つ。
    旅先で降りかかる困難を乗り越えた彼は、やがて自分がファラオの守護戦士「メジャイ」の血を継ぐ者であることを知る。
    だが、謎の組織「古き結社」がその血筋を絶たんと画策し、放たれた刺客がバエクの前に立ちはだかる――。

    著者について

    ●著者プロフィール
    オリヴァー・ボーデン
    Oliver Bowden
    1948年イギリス生まれ。演劇団体イングリッシュ・ステージ・カンパニー、BBC勤務を経て1984年に専業作家となる。ゲームソフト「アサシンクリード」の小説版を一貫して手がける。同シリーズの著書に『アサシン クリード 預言』『アサシン クリード 血盟』(ともにヴィレッジブックス刊)のほか、『The Secret Crusade』『Revelations』『Forsaken』などがある。別名義での作品も多く、前衛美術収集家ペギー・グッゲンハイムの伝記『Art Lover』は高い評価を受けた。

    ●翻訳著者プロフィール
    阿部清美
    Kiyomi Abe
    翻訳家。主な訳書に『24CTU 機密記録』シリーズ、『24 TWENTY FOUR シーズ ン7-8』『メイキング・オブ・「トワイライト・初恋」』『タイラー・ロックの冒険』シリーズ(小社刊)、『アサシン クリード 預言』『アサシン クリード 血盟』(ともにヴィレッジブックス刊)、『ギレルモ・デル・トロ創作ノート 驚異の部屋』『クリムゾン・ピーク アート・オブ・ダークネス』『ギレルモ・デル・トロの怪物の館 映画・創作ノート・コレクションの内なる世界』『ギレルモ・デル・トロのシェイプ・オブ・ウォーター 混沌の時代に贈るおとぎ話』(DU BOOKS刊)、『クリムゾン・ピーク』(扶桑社刊) 、『シェイプ・オブ・ウォーター』(小社刊)などがある。
  • あまりにも巨大な竜グリオール
    彼の上には川が流れ村があり、その体内では四季が巡る

    “舞台”は動かぬ巨竜
    唯一無二のシリーズ短篇集が遂に日本初刊行
    初邦訳1篇、初収録2篇を含む全4篇を収録

    全長1マイルにもおよぶ、巨大な竜グリオール。
    数千年前に魔法使いとの戦いに敗れた彼はもはや動けず、
    体は草木と土におおわれ川が流れ、その上には村ができている。
    しかし、周囲に住むひとびとは彼の強大な思念に操られ、
    決して逃れることはできない――。
    奇想天外な方法で竜を殺そうとする男の生涯を描いた表題作、
    グリオールの体内に囚われた女が見る異形の世界「鱗狩人の美しき娘」、
    巨竜が産み落とした宝石を巡る法廷ミステリ「始祖の石」、
    初邦訳の竜の女と粗野な男の異類婚姻譚「嘘つきの館」。
    ローカス賞を受賞したほか、数々の賞にノミネートされた、異なる魅力を持つ4篇を収録。
    動かぬ巨竜を“舞台"にした傑作ファンタジーシリーズ、日本初の短篇集。
  • わたし以外、全員スーパーリッチ!?
    つきあっていた彼氏が、実はアジアの大金持ちの息子だったなんて――
    クレイジーなほどゴージャスな世界に巻き込まれた私。
    “本当の幸せ”を掴むことができるの?

    世界17カ国で出版! 全世界の女性の心を掴んでベストセラー!
    > “アジアの大金持ちたち”(クレイジー・リッチ・アジアンズ)の物語が、遂に日本上陸。
    映画化原作! 『クレイジー・リッチ! 』ワーナー・ブラザース配給で2018年9月28日(金)公開


    ★『ヴォーグ』『エル』『ニューヨーク・タイムズ』『ウォール・ストリート・ジャーナル』『ヴァニティ・フェア』――全米 各紙・誌で絶賛!

    痛烈に面白く……、今年の夏一番の小説。
    ――「ヴォーグ」誌
    たくさんのプライベート・ジェットとより巨大な豪邸、そして信じられないほど巨額の富でドーピングした『ダイナスティ』。
    ――ヴァニティフェア.com
    お節介な大家族と果てしないルブタン・コレクション――それらに囲まれたジェットセッターの人生を描いた風刺的な物語に夢中させられる。
    ――「グラマー」誌
    読むのがやめられないほど愉快で、他に類がなく、現代的な小説……。
    私は実際、食事も『ダウントン・アビー』を見るのも忘れるほど読書にのめり込んでしまった。
    ――プラム・サイクス、『ブロンド娘の野望』(2004年)著者
    独創的で小気味いい本作は、ジェットコースターのように楽しめる。大好き!
    ――ジャッキー・コリンズ、『The Power Trip』著者
    あっという間に気に入った……、富と滑稽が支配する世界にようこそ!
    ――「O」誌
    新旧合わせたシンガポールの途方もない富豪ワールドについての痛快な風刺小説であり、役立つガイドブックでもある。
    ――デイリー・ニュース
    ジェーン・オースティンか、もしかしたらイーディス・ウォートンがシンガポールで取材して、習俗についての生き生きとした痛快な小説を書いたのだろう。
    シンガポールの風習が生き生きと描かれた作品――きっと、ジェーン・オースティンか、イーディス・ウォートンが取材して執筆したものだろう
    ――カーカス・レビュー

    〈STORY〉
    ニューヨーク大学で経済学の教鞭をとるレイチェル・チューは、西海岸育ちのABC(アメリカ生まれの中国人)。母ひとり子一人の環境で、経済的に苦しいながらも現在の地位までたどり着いた苦労人。同じ大学で歴史学を教えるニコラス・ヤングと交際中で、約1年が経とうとしていた。「友人の結婚式があるから、僕の故郷のシンガポールで夏を過ごさないか?」ニコラスから誘われたレイチェルは一瞬悩んだが、彼との関係性や友人・両親、そしてシンガポールへの興味から旅行を決意する。しかし、その決断が、アジア中の女性&金持ち一家に大いなる波紋を与えるとは、この時の彼女には知る由もなかった……。実はニコラスは、アジアの社交界で知る人がいないほどの、大金持ち一家の長男。その伴侶の座は、女性陣の垂涎の的。そんな彼が、“彼女”を連れて故郷に帰ってくる――。それは、ニコラスの友人の結婚式同様のビッグでサプライズなスキャンダルでもあり、レイチェルを失墜させようとするヤン一族や、シンガポール社交界の独身女性たちのとの闘いの始まりを意味していた……。そして、ここに女性のなかで誰よりも“彼女”の存在を気にしている人物――彼の母親エレノアだ。ニコラスがそんな注目の存在であることを知らなかったレイチェルを待ち受ける運命とは……?

    著者について

    ケヴィン・クワン Kevin Kwan
    シンガポール生まれの著者は、11歳で米国に渡り、パーソンズ美術大学を卒業。『マーサ・スチュアート・リビング』誌やデザイン会社などで働いたあと、2000年にクリエイティブ・スタジオを設立。ニューヨークタイムズ紙やMOMAのビジュアル・プロジェクトの制作に携わる。2014年、シンガポールでの自身の思い出や経験をベースにした本書でデビュー。
  • わたし以外、全員スーパーセレブ!?
    クレイジーでゴージャスな世界で
    アジアイチのバチェラーを巡る女たちのバトルが開幕!

    アメリカ・ヨーロッパ・アジア
    世界17ヵ国の女性たちを熱狂させたベストセラー小説、ついに上陸!
    『セックス・アンド・ザ・シティ』『プラダを着た悪魔』に続く、“私たち”の物語。
    ★映画『クレイジー・リッチ!』原作!2018年9月28日(金)ロードショー


    恋人ニックに誘われて彼の故郷シンガポールを訪れた中国系アメリカ人のレイチェルは、彼がアジア屈指の名家、ヤン家の御曹司であることを知る。億万長者の彼の一族の生活を目の当たりにしてレイチェルは戸惑うが、ニックの母や親族・友人たちは彼女を玉の輿狙いと決めつけ二人の仲を引き裂きにかかる……。
    シンガポール華僑の桁外れにリッチな暮らしぶりや、富、血筋、人脈への滑稽なまでの執着が、ユーモアと皮肉たっぷりに華やかに描かれる。
    主な舞台は、今もっとも暑い視線を浴びているシンガポール。


    【STORY】生粋のニューヨーカーであるレイチェルは、恋人のニックが親友の結婚式に出席するため、一緒にシンガポールへ向かう。初めてのアジア旅行に胸を躍らせながらも、それまでニックが家族の話を避けているように感じていたレイチェルは、彼の家族に会うことにとても緊張していた。出発当日、空港で案内された先はファーストクラス……なんとニックは、かの国でもとりわけ裕福な一族の御曹司であるだけでなく、社交界の女性たちから超人気の独身男の一人だったのだ!そんなニックの恋人として現れたレイチェルに、嫉妬深いお嬢様たちだけでなく、ふたりの交際をよく思わないニックの母エレナまでもが立ちはだかるのだった。果たしてレイチェルは、クレイジーでリッチなこの世界で“本当の幸せ”を掴むことができるのか――!?


    ――全米 各紙・誌で大絶賛!

    めちゃくちゃイケてる!
    アメリカやイギリスのシンデレラストーリーにうんざりした人に最適。
    ――「ニューヨーク・タイムズ」紙

    痛烈に面白い……今年の夏一番の小説。
    ――「ヴォーグ」誌

    読むのがやめられないほど愉快!
    他に類がない、現代的な小説だ。私は食事も忘れるほどのめり込んだ。
    ――プラム・サイクス[作家]

    独創的で小気味いい。ジェットコースターのような楽しさ。大好き!
    ――ジャッキー・コリンズ[作家]

    たくさんのプライベート・ジェットとより巨大な豪邸、そして信じられないほど巨額の富でドーピングした『ダイナスティ』。
    ――ヴァニティフェア.com

    金持ちと不潔な金持ち、そしてクレイジーな金持ちがいる……。『高慢と偏見』を思わせるパロディ小説。
    ――「ピープル」誌

    シンガポールの風習が生き生きと描かれた作品――きっと、ジェーン・オースティンか、イーディス・ウォートンが取材して執筆したものだろう
    ――カーカス・レビュー

    著者について

    ケビン・クワン Kevin Kwan
    シンガポール生まれの著者は、11歳で米国に渡り、パーソンズ美術大学を卒業。『マーサ・スチュアート・リビング』誌やデザイン会社などで働いたあと、2000年にクリエイティブ・スタジオを設立。ニューヨークタイムズ紙やMOMAのビジュアル・プロジェクトの制作に携わる。2014年、シンガポールでの自身の思い出や経験をベースにした本作でデビュー。
  • わたし以外、全員スーパーリッチ!?
    つきあっていた彼氏が、実はアジアの大金持ちの息子だったなんて――
    クレイジーなほどゴージャスな世界に巻き込まれた私。
    “本当の幸せ”を掴むことができるの?

    世界17カ国で出版! 全世界の女性の心を掴んでベストセラー!
    > “アジアの大金持ちたち”(クレイジー・リッチ・アジアンズ)の物語が、遂に日本上陸。
    映画化原作! 『クレイジー・リッチ! 』ワーナー・ブラザース配給で2018年9月28日(金)公開


    ★『ヴォーグ』『エル』『ニューヨーク・タイムズ』『ウォール・ストリート・ジャーナル』『ヴァニティ・フェア』――全米 各紙・誌で絶賛!

    痛烈に面白く……、今年の夏一番の小説。
    ――「ヴォーグ」誌
    たくさんのプライベート・ジェットとより巨大な豪邸、そして信じられないほど巨額の富でドーピングした『ダイナスティ』。
    ――ヴァニティフェア.com
    お節介な大家族と果てしないルブタン・コレクション――それらに囲まれたジェットセッターの人生を描いた風刺的な物語に夢中させられる。
    ――「グラマー」誌
    読むのがやめられないほど愉快で、他に類がなく、現代的な小説……。
    私は実際、食事も『ダウントン・アビー』を見るのも忘れるほど読書にのめり込んでしまった。
    ――プラム・サイクス、『ブロンド娘の野望』(2004年)著者
    独創的で小気味いい本作は、ジェットコースターのように楽しめる。大好き!
    ――ジャッキー・コリンズ、『The Power Trip』著者
    あっという間に気に入った……、富と滑稽が支配する世界にようこそ!
    ――「O」誌
    新旧合わせたシンガポールの途方もない富豪ワールドについての痛快な風刺小説であり、役立つガイドブックでもある。
    ――デイリー・ニュース
    ジェーン・オースティンか、もしかしたらイーディス・ウォートンがシンガポールで取材して、習俗についての生き生きとした痛快な小説を書いたのだろう。
    シンガポールの風習が生き生きと描かれた作品――きっと、ジェーン・オースティンか、イーディス・ウォートンが取材して執筆したものだろう
    ――カーカス・レビュー

    〈STORY〉
    ニューヨーク大学で経済学の教鞭をとるレイチェル・チューは、西海岸育ちのABC(アメリカ生まれの中国人)。母ひとり子一人の環境で、経済的に苦しいながらも現在の地位までたどり着いた苦労人。同じ大学で歴史学を教えるニコラス・ヤングと交際中で、約1年が経とうとしていた。「友人の結婚式があるから、僕の故郷のシンガポールで夏を過ごさないか?」ニコラスから誘われたレイチェルは一瞬悩んだが、彼との関係性や友人・両親、そしてシンガポールへの興味から旅行を決意する。しかし、その決断が、アジア中の女性&金持ち一家に大いなる波紋を与えるとは、この時の彼女には知る由もなかった……。実はニコラスは、アジアの社交界で知る人がいないほどの、大金持ち一家の長男。その伴侶の座は、女性陣の垂涎の的。そんな彼が、“彼女”を連れて故郷に帰ってくる――。それは、ニコラスの友人の結婚式同様のビッグでサプライズなスキャンダルでもあり、レイチェルを失墜させようとするヤン一族や、シンガポール社交界の独身女性たちのとの闘いの始まりを意味していた……。そして、ここに女性のなかで誰よりも“彼女”の存在を気にしている人物――彼の母親エレノアだ。ニコラスがそんな注目の存在であることを知らなかったレイチェルを待ち受ける運命とは……?

    著者について

    ケヴィン・クワン Kevin Kwan
    シンガポール生まれの著者は、11歳で米国に渡り、パーソンズ美術大学を卒業。『マーサ・スチュアート・リビング』誌やデザイン会社などで働いたあと、2000年にクリエイティブ・スタジオを設立。ニューヨークタイムズ紙やMOMAのビジュアル・プロジェクトの制作に携わる。2014年、シンガポールでの自身の思い出や経験をベースにした本書でデビュー。
  • 2008年フィリップ・K・ディック賞受賞作家
    デイヴィッド・ウォルトン最新作

    未知の菌の力によって知能が飛躍的に向上したニールの兄ポールは、アルツハイマー病の父チャールズまでをも菌に感染させ、ともに病院から姿を消してしまう。菌に感染して以来、ポールの行動は明らかに不自然だ。兄への不信を胸に、父を探すためアメリカへと帰国したニールだったが、無事に保護した父から衝撃の事実を聞かされる。 時を同じくして、菌の感染者によって勢力を拡大したブラジルの反政府組織〈リガドス〉が台頭。不可解とも思える拡散力で、ブラジルだけでなくアメリカ国内までをも混沌に陥れる。NSAにもその余波が押し寄せ、ニールによって解読されたリガドスの通信の暗号形式が、次々と別のものに切り替えられ、解読が困難になっていく。 菌の感染とともに影響力を拡げるリガドスの脅威は、世界規模の危機へと発展する。そしてその背後には、暗躍するポールの影があった。ニールが菌と人との狭間に揺れている間にも、リガドスはついにアルバカーキの核弾頭貯蔵施設への侵攻を開始する。


    著者について

    ■著者略歴

    デイヴィッド・ウォルトン
    David Walton
    アメリカ、フィラデルフィア在住。2008年にフィリップ・K・ディック賞を受賞した『Terminal Mind』でデビュー。著作に、量子物理学を扱ったSFミステリー『Superposition』と『Supersymmetry』、“平らな地球”が描かれるSFファンタジー『Quintessence』とその続編『Quintessence Sky』などがある。昼間はロッキード・マーティン社で働くエンジニアとして、そして夜には7人の子供の穏やかな父親として二重の人生を送る。

    ■訳者略歴

    押野慎吾
    Shingo Oshino
    東洋大学国文学科卒業。卒業後いくつかの職を経たのち、現在は新聞社勤務のかたわら、フィクション・ノンフィション作品の翻訳に従事している。訳書に『地獄の門』(小社刊)などがある。
  • ウォール・ストリート・ジャーナル
    「ベスト・ブック・オブ 2017」
    SF部門 年間第1位!

    アルツハイマー病を患い引退した父にあこがれ、国家安全保障局(NSA)局員として働き始めたニール・ジョーンズは、数学と暗号解読に絶対の自信を持っていた。南米から発せられた謎の通信を持ち前のひらめきで解読したニールは、NSA長官とともにブラジルへと赴くことになる。そこで目にしたのは、異常に高まった環境保全意識と、反政府組織の不自然な協力関係、そして突如として天才的な知能を発揮し始める人々だった。 一方、菌類学者としてアマゾンを訪れていたニールの兄ポールは、サンプル採取のさなかテロリストの襲撃に遭い、命からがら帰国する。アマゾンで罹患した真菌感染症のために生死の境をさまよったポールだったが、なんとか一命をとりとめた。だが回復したポールは、それまでにはなかった驚異的な知能の片鱗を見せ始める。 ブラジルの紛争と知能の向上という全く無関係に見えるふたつの事柄が、人を狂わす菌の力で絡み合い、アメリカ全土を巻き込んだ異常事態へと発展していく――。


    著者について

    ■著者略歴

    デイヴィッド・ウォルトン
    David Walton
    アメリカ、フィラデルフィア在住。2008年にフィリップ・K・ディック賞を受賞した『Terminal Mind』でデビュー。著作に、量子物理学を扱ったSFミステリー『Superposition』と『Supersymmetry』、“平らな地球”が描かれるSFファンタジー『Quintessence』とその続編『Quintessence Sky』などがある。昼間はロッキード・マーティン社で働くエンジニアとして、そして夜には7人の子供の穏やかな父親として二重の人生を送る。

    ■訳者略歴

    押野慎吾
    Shingo Oshino
    東洋大学国文学科卒業。卒業後いくつかの職を経たのち、現在は新聞社勤務のかたわら、フィクション・ノンフィション作品の翻訳に従事している。訳書に『地獄の門』(小社刊)などがある。
  • ウォール・ストリート・ジャーナル
    「ベスト・ブック・オブ 2017」
    SF部門 年間第1位!

    アルツハイマー病を患い引退した父にあこがれ、国家安全保障局(NSA)局員として働き始めたニール・ジョーンズは、数学と暗号解読に絶対の自信を持っていた。南米から発せられた謎の通信を持ち前のひらめきで解読したニールは、NSA長官とともにブラジルへと赴くことになる。そこで目にしたのは、異常に高まった環境保全意識と、反政府組織の不自然な協力関係、そして突如として天才的な知能を発揮し始める人々だった。 一方、菌類学者としてアマゾンを訪れていたニールの兄ポールは、サンプル採取のさなかテロリストの襲撃に遭い、命からがら帰国する。アマゾンで罹患した真菌感染症のために生死の境をさまよったポールだったが、なんとか一命をとりとめた。だが回復したポールは、それまでにはなかった驚異的な知能の片鱗を見せ始める。 ブラジルの紛争と知能の向上という全く無関係に見えるふたつの事柄が、人を狂わす菌の力で絡み合い、アメリカ全土を巻き込んだ異常事態へと発展していく――。


    著者について

    ■著者略歴

    デイヴィッド・ウォルトン
    David Walton
    アメリカ、フィラデルフィア在住。2008年にフィリップ・K・ディック賞を受賞した『Terminal Mind』でデビュー。著作に、量子物理学を扱ったSFミステリー『Superposition』と『Supersymmetry』、“平らな地球"が描かれるSFファンタジー『Quintessence』とその続編『Quintessence Sky』などがある。昼間はロッキード・マーティン社で働くエンジニアとして、そして夜には7人の子供の穏やかな父親として二重の人生を送る。

    ■訳者略歴

    押野慎吾
    Shingo Oshino
    東洋大学国文学科卒業。卒業後いくつかの職を経たのち、現在は新聞社勤務のかたわら、フィクション・ノンフィション作品の翻訳に従事している。訳書に『地獄の門』(小社刊)などがある。
  • 2017年10月27日に世界同時発売された人気ゲーム『アサシン クリード オリジンズ』、その前日譚が描かれるオリジナル小説が遂に登場。
    小説版では、ゲーム本編では語られなかった“アサシン伝説”の秘密が明かされる。
    アサシン教団 VS テンプル騎士団――ふたつの思想はなぜ対立したのか?
    原初のアサシンはいかにして誕生したのか? 
    ――シリーズ全ての原点となる“オリジン”を目撃せよ!

    <あらすじ>
    アヤとともに厳しい試練を重ねたバエクは、真の「メジャイ」として父に認められる。
    だが、その喜びもつかの間、「古き結社」の放った刺客によって父が命を落とす。
    父の仇を討つため、そして結社の野望を砕くため――バエクは剣を取り、アサシンとなる。
    <孤高の暗殺者>の伝説が、ここから始まる!

    著者について

    ●著者プロフィール
    オリヴァー・ボーデン
    Oliver Bowden
    1948年イギリス生まれ。演劇団体イングリッシュ・ステージ・カンパニー、BBC勤務を経て1984年に専業作家となる。ゲームソフト「アサシンクリード」の小説版を一貫して手がける。同シリーズの著書に『アサシン クリード 預言』『アサシン クリード 血盟』(ともにヴィレッジブックス刊)のほか、『The Secret Crusade』『Revelations』『Forsaken』などがある。別名義での作品も多く、前衛美術収集家ペギー・グッゲンハイムの伝記『Art Lover』は高い評価を受けた。

    ●翻訳著者プロフィール
    阿部清美
    Kiyomi Abe
    翻訳家。主な訳書に『24CTU 機密記録』シリーズ、『24 TWENTY FOUR シーズン7-8』『メイキング・オブ・「トワイライト・初恋」』『タイラー・ロックの冒険』シリーズ(小社刊)、『アサシン クリード 預言』『アサシン クリード 血盟』(ともにヴィレッジブックス刊)、『ギレルモ・デル・トロ創作ノート 驚異の部屋』『クリムゾン・ピーク アート・オブ・ダークネス』『ギレルモ・デル・トロの怪物の館 映画・創作ノート・コレクションの内なる世界』『ギレルモ・デル・トロのシェイプ・オブ・ウォーター 混沌の時代に贈るおとぎ話』(DU BOOKS刊)、『クリムゾン・ピーク』(扶桑社刊) 、『シェイプ・オブ・ウォーター』(小社刊)などがある。
  • 2017年10月27日に世界同時発売された人気ゲーム『アサシン クリード オリジンズ』、その前日譚が描かれるオリジナル小説が遂に登場。
    小説版では、ゲーム本編では語られなかった“アサシン伝説”の秘密が明かされる。
    アサシン教団 VS テンプル騎士団――ふたつの思想はなぜ対立したのか?
    原初のアサシンはいかにして誕生したのか? 
    ――シリーズ全ての原点となる“オリジン”を目撃せよ!

    <あらすじ>
    密命を受けて旅立った父を追い、15歳のバエクはシワの街を発つ。
    旅先で降りかかる困難を乗り越えた彼は、やがて自分がファラオの守護戦士「メジャイ」の血を継ぐ者であることを知る。
    だが、謎の組織「古き結社」がその血筋を絶たんと画策し、放たれた刺客がバエクの前に立ちはだかる――。

    著者について

    ●著者プロフィール
    オリヴァー・ボーデン
    Oliver Bowden
    1948年イギリス生まれ。演劇団体イングリッシュ・ステージ・カンパニー、BBC勤務を経て1984年に専業作家となる。ゲームソフト「アサシンクリード」の小説版を一貫して手がける。同シリーズの著書に『アサシン クリード 預言』『アサシン クリード 血盟』(ともにヴィレッジブックス刊)のほか、『The Secret Crusade』『Revelations』『Forsaken』などがある。別名義での作品も多く、前衛美術収集家ペギー・グッゲンハイムの伝記『Art Lover』は高い評価を受けた。

    ●翻訳著者プロフィール
    阿部清美
    Kiyomi Abe
    翻訳家。主な訳書に『24CTU 機密記録』シリーズ、『24 TWENTY FOUR シーズン7-8』『メイキング・オブ・「トワイライト・初恋」』『タイラー・ロックの冒険』シリーズ(小社刊)、『アサシン クリード 預言』『アサシン クリード 血盟』(ともにヴィレッジブックス刊)、『ギレルモ・デル・トロ創作ノート 驚異の部屋』『クリムゾン・ピーク アート・オブ・ダークネス』『ギレルモ・デル・トロの怪物の館 映画・創作ノート・コレクションの内なる世界』『ギレルモ・デル・トロのシェイプ・オブ・ウォーター 混沌の時代に贈るおとぎ話』(DU BOOKS刊)、『クリムゾン・ピーク』(扶桑社刊) 、『シェイプ・オブ・ウォーター』(小社刊)などがある。
  • 歴史から学ばざる者は、それを繰り返す運命にある──

    〈古細菌〉と謎のウィルスが
    現代に〈十の災い〉を引き起こす──
    〈シグマフォース〉が旧約聖書“出エジプト記”の謎を追う!

    全世界で日本でベストセラー! シリーズ最新作!

    十の災いが本当にエジプトに起きたのだとしたら、
    それが再び、今度は世界規模で起きることがありうるだろうか?
    その質問に対する答えは、恐ろしいことに……「ありうる」だ。
    ――ジェームズ・ロリンズ

    アフリカで発生した奇病と、
    地球温暖化を食い止めるための夢のエネルギー網──
    一見、無関係なような二つの要素が絡みながら、
    舞台は、灼熱の砂漠やジャングル、そして極北の地へ!

    ★巻頭に『モーセの災い』前日譚にあたる、セイチャン&コワルスキ登場の短編『クラッシュ・アンド・バーン』を特別収録!

    〈あらすじ〉二年前にアフリカの砂漠で行方不明になったハロルド・マッケイブ教授が半ばミイラ化した状態で発見され、その死体から謎の病気が広がる。シグマフォースのペインター・クロウ司令官は旧友のサフィア・アル=マーズから調査を依頼されるが、サフィアも何者かに拉致されてしまう。グレイ・ピアース、セイチャン、ジョー・コワルスキは、教授の娘のジェーン、教え子のデレク・ランキンとともにスーダンに赴き、旧約聖書の出エジプト記の「十の災い」を研究していた教授の資料から病気の原因と治療法の発見を試みる。サフィアの奪還を目指すペインターは、彼女が極北の地のオーロラ・ステーションにいることを突き止める。施設を運営するのは発明家ニコラ・ステラを崇拝する実業家サイモン・ハートネルだった。


    ◆歴史的事実から──出エジプト記と十の災い
    モーセによってエジプト人にもたらされた十の災いを科学的に説明しようとの試みは、これまでにも数多く行なわれている。言うまでもなく、この問題に関する本書の記述のほとんどは推察と憶測によるものだが、科学的な検証にも基づいている。例えば、約三千五百年前に起きた地中海の火山テーラの噴火は、人類史上最大の規模であったと考えられている。それだけの規模の噴火に伴う火山灰が引き起こした大気および気候の変動は、かなりの影響を及ぼしたと思われる。それによって赤道付近にもオーロラが発生したのだろうか? 二〇〇六年のアラスカの火山オーガスティンの噴火は、噴煙中に大規模な雷が発生したことから研究の対象になった。その威力はオーロラに影響を与えるほどであったと言われている。

    著者について
    [著者プロフィール]
    ジェームズ・ロリンズ James Rollins
    1961年イリノイ州生まれ。1990年代後半から作家としての活動を始め、2004年に発表した『ウバールの悪魔』に登場した「シグマフォース」を、2005年の『マギの聖骨』から本格的にシリーズ化。以後、『ナチの亡霊』『イヴの迷宮』などを経て、2019年1月にアメリカで刊行予定の最新作“Crucible” に至るまで、シリーズは十三作(『ウバールの悪魔』も含めると十四作)を数える。歴史的事実に基づきながら、最新の研究成果や科学技術を取り入れて構成した緻密なストーリーには定評があり、アクションシーンの描写でもアメリカで一、二を争う作家との評価を得ている。「シグマフォース・シリーズ」から派生した元兵士のタッカーと軍用犬ケインを主人公とする「タッカー&ケイン・シリーズ」(グランド・ブラックウッドとの共著)も、『黙示録の種子』、『チューリングの遺産』の二作が刊行されている。
    ジェームズ・ロリンズのオフィシャルサイト
    ■http://www.jamesrollins.com

    [翻訳者プロフィール]
    桑田 健 Takeshi Kuwata
    1965年生まれ。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒。主な訳書に『痛いほど君が好きなのに』(ヴィレッジブックス)、『すべてはゲームのために マイ・ストーリー』(ソニーマガジンズ)、『マギの聖骨』『イヴの迷宮』などの「シグマフォース・シリーズ」、『THE HUNTERS ルーマニアの財宝列車を奪還せよ』、『THE HUNTERS アレクサンダー大王の墓を発掘せよ』、『黙示録の種子』『チューリングの遺産』(以上、竹書房)、『オバマノミクス-「持てる者への優遇の経済」から「持たざる者への思いやりの経済」へ』(サンガ)、『地球 驚異の自然現象』(河出書房新社)がある。
  • 人が創りし〈災い〉が、人類に審判を下す──

    ニコラ・テスラの〈失われたノート〉に
    秘められた“革新的な計画”とは!?
    “ギルド”復活の兆しか? 謎の暗殺者登場!

    全世界で日本でベストセラー! シリーズ最新作!

    直感とは知識を超越した存在である。
    人の作り出した想像も及ばないような恐怖を目の当たりにするだろう。
    ――ニコラ・テスラ

    友人関係だったマーク・トゥエインとニコラ・テスラ。
    二人の冒険の影には、人類の未来を脅かす謎があった……
    ミイラ、ヒエログリフの刺青、呪い、砂漠に埋もれた石の女神、そして十の災い──
    電気細菌、古細菌、世界的温暖化──
    テスラが夢見た壮大な計画は、人類になにをもたらすのか?


    〈あらすじ〉砂漠で調査を進めるグレイたちは、十九世紀のイギリスの探検家リヴィングストンとスタンリーの間で交わされた書簡を手がかりに、砂に埋もれた謎の建造物にたどり着く。そんなグレイたちを、かつてシグマが壊滅させた組織「ギルド」の生き残り、ヴァーリャ・ミハイロフ率いるグループが追っていた。彼女を派遣したハートネルはニコラ・テスラのアイデアをもとに、環境に優しいエネルギー網の構築を計画していたが、そのためにグレイたちが探し求めているものを必要としていたのだ。エジプトから広がる疾病は聖書の十の災いが現代によみがえったものなのか? 狂気に取りつかれたハートネルは新たな災いを解き放とうとしているのか? 地球を災いから救うために残された時間は刻一刻と少なくなりつつあった。


    ◆科学的事実から──電気細菌と古細菌
    本書で扱われる〈電気細菌〉〈古細菌〉に関してはほぼすべてが事実である。科学者たちは泥に電気ショックを与え、餌を求めて何が現れるかを調べることで、こうした電子を食べる細菌を次々に発見している。世界各地の研究所で、この奇妙な微生物の実用化について研究を進めており、送電用の生きたバイオケーブルの成育から、環境の浄化などのあらゆる種類の産業用途が可能なナノマシーンの電源としての応用に至るまで、その可能性の調査が行なわれている。古細菌は細菌とはまったく別個の存在で、自由自在に形を変えて細長いフィラメントを形成することもできる。生物の第三のドメインに属する古細菌はウィルスとともに進化し、しばしばその遺伝的特質を取り入れる。そのため、それだけでも危険な病原性の古細菌が、ジカ熱のような先天性の異常を引き起こすおそれのある恐ろしいウィルスも併せ持っている可能性は十分に考えられる。

    著者について
    [著者プロフィール]
    ジェームズ・ロリンズ James Rollins
    1961年イリノイ州生まれ。1990年代後半から作家としての活動を始め、2004年に発表した『ウバールの悪魔』に登場した「シグマフォース」を、2005年の『マギの聖骨』から本格的にシリーズ化。以後、『ナチの亡霊』『イヴの迷宮』などを経て、2019年1月にアメリカで刊行予定の最新作“Crucible” に至るまで、シリーズは十三作(『ウバールの悪魔』も含めると十四作)を数える。歴史的事実に基づきながら、最新の研究成果や科学技術を取り入れて構成した緻密なストーリーには定評があり、アクションシーンの描写でもアメリカで一、二を争う作家との評価を得ている。「シグマフォース・シリーズ」から派生した元兵士のタッカーと軍用犬ケインを主人公とする「タッカー&ケイン・シリーズ」(グランド・ブラックウッドとの共著)も、『黙示録の種子』、『チューリングの遺産』の二作が刊行されている。
    ジェームズ・ロリンズのオフィシャルサイト
    ■http://www.jamesrollins.com

    [翻訳者プロフィール]
    桑田 健 Takeshi Kuwata
    1965年生まれ。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒。主な訳書に『痛いほど君が好きなのに』(ヴィレッジブックス)、『すべてはゲームのために マイ・ストーリー』(ソニーマガジンズ)、『マギの聖骨』『イヴの迷宮』などの「シグマフォース・シリーズ」、『THE HUNTERS ルーマニアの財宝列車を奪還せよ』、『THE HUNTERS アレクサンダー大王の墓を発掘せよ』、『黙示録の種子』『チューリングの遺産』(以上、竹書房)、『オバマノミクス-「持てる者への優遇の経済」から「持たざる者への思いやりの経済」へ』(サンガ)、『地球 驚異の自然現象』(河出書房新社)。
  • 歴史から学ばざる者は、それを繰り返す運命にある──

    〈古細菌〉と謎のウィルスが
    現代に〈十の災い〉を引き起こす──
    〈シグマフォース〉が旧約聖書“出エジプト記”の謎を追う!

    全世界で日本でベストセラー! シリーズ最新作!

    十の災いが本当にエジプトに起きたのだとしたら、
    それが再び、今度は世界規模で起きることがありうるだろうか?
    その質問に対する答えは、恐ろしいことに……「ありうる」だ。
    ――ジェームズ・ロリンズ

    アフリカで発生した奇病と、
    地球温暖化を食い止めるための夢のエネルギー網──
    一見、無関係なような二つの要素が絡みながら、
    舞台は、灼熱の砂漠やジャングル、そして極北の地へ!

    ★巻頭に『モーセの災い』前日譚にあたる、セイチャン&コワルスキ登場の短編『クラッシュ・アンド・バーン』を特別収録!

    〈あらすじ〉二年前にアフリカの砂漠で行方不明になったハロルド・マッケイブ教授が半ばミイラ化した状態で発見され、その死体から謎の病気が広がる。シグマフォースのペインター・クロウ司令官は旧友のサフィア・アル=マーズから調査を依頼されるが、サフィアも何者かに拉致されてしまう。グレイ・ピアース、セイチャン、ジョー・コワルスキは、教授の娘のジェーン、教え子のデレク・ランキンとともにスーダンに赴き、旧約聖書の出エジプト記の「十の災い」を研究していた教授の資料から病気の原因と治療法の発見を試みる。サフィアの奪還を目指すペインターは、彼女が極北の地のオーロラ・ステーションにいることを突き止める。施設を運営するのは発明家ニコラ・ステラを崇拝する実業家サイモン・ハートネルだった。


    ◆歴史的事実から──出エジプト記と十の災い
    モーセによってエジプト人にもたらされた十の災いを科学的に説明しようとの試みは、これまでにも数多く行なわれている。言うまでもなく、この問題に関する本書の記述のほとんどは推察と憶測によるものだが、科学的な検証にも基づいている。例えば、約三千五百年前に起きた地中海の火山テーラの噴火は、人類史上最大の規模であったと考えられている。それだけの規模の噴火に伴う火山灰が引き起こした大気および気候の変動は、かなりの影響を及ぼしたと思われる。それによって赤道付近にもオーロラが発生したのだろうか? 二〇〇六年のアラスカの火山オーガスティンの噴火は、噴煙中に大規模な雷が発生したことから研究の対象になった。その威力はオーロラに影響を与えるほどであったと言われている。

    著者について
    [著者プロフィール]
    ジェームズ・ロリンズ James Rollins
    1961年イリノイ州生まれ。1990年代後半から作家としての活動を始め、2004年に発表した『ウバールの悪魔』に登場した「シグマフォース」を、2005年の『マギの聖骨』から本格的にシリーズ化。以後、『ナチの亡霊』『イヴの迷宮』などを経て、2019年1月にアメリカで刊行予定の最新作“Crucible” に至るまで、シリーズは十三作(『ウバールの悪魔』も含めると十四作)を数える。歴史的事実に基づきながら、最新の研究成果や科学技術を取り入れて構成した緻密なストーリーには定評があり、アクションシーンの描写でもアメリカで一、二を争う作家との評価を得ている。「シグマフォース・シリーズ」から派生した元兵士のタッカーと軍用犬ケインを主人公とする「タッカー&ケイン・シリーズ」(グランド・ブラックウッドとの共著)も、『黙示録の種子』、『チューリングの遺産』の二作が刊行されている。
    ジェームズ・ロリンズのオフィシャルサイト
    ■http://www.jamesrollins.com

    [翻訳者プロフィール]
    桑田 健 Takeshi Kuwata
    1965年生まれ。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒。主な訳書に『痛いほど君が好きなのに』(ヴィレッジブックス)、『すべてはゲームのために マイ・ストーリー』(ソニーマガジンズ)、『マギの聖骨』『イヴの迷宮』などの「シグマフォース・シリーズ」、『THE HUNTERS ルーマニアの財宝列車を奪還せよ』、『THE HUNTERS アレクサンダー大王の墓を発掘せよ』、『黙示録の種子』『チューリングの遺産』(以上、竹書房)、『オバマノミクス-「持てる者への優遇の経済」から「持たざる者への思いやりの経済」へ』(サンガ)、『地球 驚異の自然現象』(河出書房新社がある。
  • ニューヨーク・タイムズベストセラー連続1位獲得!

    「おまえは確実に狙われる。墓場より刑務所のほうがましだ」
    二十年前の真相があぶり出す教会爆破テロの深い闇――
    デッカーを狙う<三銃士>とは何者なのか?

    “真犯人”だと自白してきた死刑囚、チャールズ・モンゴメリーと妻のレジーナは、カネのために虚偽の証言をしていた。無実を裏づける唯一の根拠が失われたメルヴィンは再び手錠をかけられ、法廷に立たされる。ボガード捜査官の機転によって最悪の事態は回避したものの、彼が容疑者であることにかわりはない。 捜査が一進一退を繰り返す最中、ダヴェンポートが誘拐されてしまう。犯行グループの目的は判然としないものの、デッカーはあることに気づく。一連の事件の動機と行動に一貫性がないのだ。それは犯行グループが複数存在する可能性を示している。おそらく、メルヴィンを刑務所から出所させた者とそれを好ましく思わない者がいるのだ。 だが、黒幕に辿りつくには手がかりがあまりにも少ない。それでもデッカーの特別な脳が謎を解く糸口をたぐりよせる。20年前のあの夜、メルヴィンの両親はなぜ死ななければならなかったのか? ――そこに隠された真実が、すべての謎を解く鍵を握っていた。

    著者について
    ■著者プロフィール
    David Baldacci
    1960年アメリカ、バージニア州生まれ。バージニア大学ロースクール卒。ワシントンDCで9年間弁護士を務め、クリント・イーストウッド監督・主演で映画化された『目撃』(徳間書店)でデビュー。以降も『ラストマン・スタンディング』などベストセラーを世に送り出し、作品は45ヵ国語に翻訳され、80ヵ国で販売されている。近刊に、本シリーズの第一弾『完全記憶探偵』(小社刊)がある。
    ■訳者プロフィール
    関 麻衣子
    Maiko Seki
    千葉県生まれ。青山学院大学文学部卒。法律事務所勤務を経て英日翻訳者に。主な訳書にデイヴィッド・バルダッチ著『完全記憶探偵』、マット・ショー&マイケル・ブレイ共著『ネクロフィリアの食卓』(ともに小社刊)、サンジーヴ・シェティ著『リオネル・メッシ(MESSIGRAPHICA)』(東洋館出版社)などがある。
  • ニューヨーク・タイムズベストセラー連続1位獲得!

    「なぜ俺は“親殺しの死刑囚”にされた?」
    完璧な記憶力ですべて謎を見通す異能の探偵が
    二十年前に封印された冤罪の謎を追う!!

    FBI特別班で新たな任務に就くことになったエイモス・デッカーは、ヴァージニアにある本部へと車を走らせていた。その道中、カーラジオから流れてきた死刑囚の名前が、デッカーの“特別な脳”を刺激する。あらゆることを鮮明に記憶し、決して忘れることもできない、完全記憶能力を持つ脳を――。 死刑囚の名はメルヴィン・マーズ。大学フットボール界のスター選手だった彼は、NFL入りを目の前にして両親殺害容疑で逮捕。以来20年間、殺人犯として生きてきた彼は、最後の再審請求も棄却され、死刑が目前に迫っていた。だが、刑が執行される5分前、想定外の事態が起こる。メルヴィンの両親を殺した“真犯人”が現れたのだ。 死刑執行5分前に現れた“真犯人”は、なぜ二十年の沈黙を破り、マーズを救おうとしたのか? マーズの事件に、自身の妻子殺害事件を重ねあわせたデッカーは、仲間とともに20年前の謎に挑むが、やがて彼の両親が深い闇を抱えていたことが判明する。

    著者について
    ■著者プロフィール
    David Baldacci
    1960年アメリカ、バージニア州生まれ。バージニア大学ロースクール卒。ワシントンDCで9年間弁護士を務め、クリント・イーストウッド監督・主演で映画化された『目撃』(徳間書店)でデビュー。以降も『ラストマン・スタンディング』などベストセラーを世に送り出し、作品は45ヵ国語に翻訳され、80ヵ国で販売されている。近刊に、本シリーズの第一弾『完全記憶探偵』(小社刊)がある。
    ■訳者プロフィール
    関 麻衣子
    Maiko Seki
    千葉県生まれ。青山学院大学文学部卒。法律事務所勤務を経て英日翻訳者に。主な訳書にデイヴィッド・バルダッチ著『完全記憶探偵』、マット・ショー&マイケル・ブレイ共著『ネクロフィリアの食卓』(ともに小社刊)、サンジーヴ・シェティ著『リオネル・メッシ(MESSIGRAPHICA)』(東洋館出版社)などがある。
  • ニューヨーク・タイムズベストセラー連続1位獲得!

    「なぜ俺は“親殺しの死刑囚”にされた?」
    完璧な記憶力ですべて謎を見通す異能の探偵が
    二十年前に封印された冤罪の謎を追う!!

    FBI特別班で新たな任務に就くことになったエイモス・デッカーは、ヴァージニアにある本部へと車を走らせていた。その道中、カーラジオから流れてきた死刑囚の名前が、デッカーの“特別な脳”を刺激する。あらゆることを鮮明に記憶し、決して忘れることもできない、完全記憶能力を持つ脳を――。 死刑囚の名はメルヴィン・マーズ。大学フットボール界のスター選手だった彼は、NFL入りを目の前にして両親殺害容疑で逮捕。以来20年間、殺人犯として生きてきた彼は、最後の再審請求も棄却され、死刑が目前に迫っていた。だが、刑が執行される5分前、想定外の事態が起こる。メルヴィンの両親を殺した“真犯人”が現れたのだ。 死刑執行5分前に現れた“真犯人”は、なぜ二十年の沈黙を破り、マーズを救おうとしたのか? マーズの事件に、自身の妻子殺害事件を重ねあわせたデッカーは、仲間とともに20年前の謎に挑むが、やがて彼の両親が深い闇を抱えていたことが判明する。

    著者について
    ■著者プロフィール
    David Baldacci
    1960年アメリカ、バージニア州生まれ。バージニア大学ロースクール卒。ワシントンDCで9年間弁護士を務め、クリント・イーストウッド監督・主演で映画化された『目撃』(徳間書店)でデビュー。以降も『ラストマン・スタンディング』などベストセラーを世に送り出し、作品は45ヵ国語に翻訳され、80ヵ国で販売されている。近刊に、本シリーズの第一弾『完全記憶探偵』(小社刊)がある。
    ■訳者プロフィール
    関 麻衣子
    Maiko Seki
    千葉県生まれ。青山学院大学文学部卒。法律事務所勤務を経て英日翻訳者に。主な訳書にデイヴィッド・バルダッチ著『完全記憶探偵』、マット・ショー&マイケル・ブレイ共著『ネクロフィリアの食卓』(ともに小社刊)、サンジーヴ・シェティ著『リオネル・メッシ(MESSIGRAPHICA)』(東洋館出版社)などがある。
  • 堅実な令嬢と放蕩者の恋の鍵は〈不運な屋敷〉の使用人たちが握る

    有能なる執事は曲芸を披露し、けなげなメイドは幸せを探し一歩を踏み出す
    貴族社会の影の主役たちが活躍する人気シリーズ! !

    高級住宅街メイフェアのクラージズ通りにある〈不運な屋敷〉では、喜劇役者のような執事レインバードをはじめ、ひとくせあるが有能な使用人たちが家族のように暮らしていた。新たなシーズンがはじまり、屋敷の借り主も見つかり、みんなほっとしていた。ところが、新しい借り主であるガイ卿は戦争から戻った解放感からか、いきなり乱痴気騒ぎを巻き起こし、使用人たちを呆然とさせる。
    そのガイ卿が、酔っぱらっているときに出逢った生真面目な令嬢エスターに恋をした。レインバードたちは彼女こそが放蕩者のガイ卿を変える運命の相手かもしれないと思うが、正反対のふたりの恋が一筋縄でいくわけもなく、またもや〈不運な屋敷〉の使用人たちは借り主の恋のために奔走することに――。
    華やかなる貴族社会の影の主役たちが活躍する人気シリーズ!
  • 鉤十字のピッケルが導くのは、絶望か頂か――
    第2次世界大戦前、ヒムラーはひとりの兵士に史上初のエベレスト踏破を命じた!

    虜になる作品。エベレストの頂(いただき)と登山家の内なる狂気へと読者をいざなう……なんというプロットだろう。見事と言うに尽きる。
    ――サー・ロバート・スワン(作家・人類初の徒歩による北極点及び南極点踏破者)

    1938年。ドイツ猟兵部隊のヨーゼフ・ベッカーは卓越した登山技術を使い、
    仲間と共にけわしい山を越え、ユダヤ人の国外逃亡を助けていた。
    だが、ある日彼らは捕縛され友人たちは罠にかけられ命を落とす。
    ただひとり生き残ったヨーゼフにヒムラーから指令が下る。
    それは、ナチスのために人類初のエベレストを制覇しろというものだった――。
    現代。ニール・クインは山に魅入られた男だが、
    いまでは金のために山岳ガイドをしていた。
    今回の仕事は少年冒険家のエベレスト登頂に付き添うことだったが、
    少年は亡くなり危うく遭難しかけたところを救出される。
    彼に残ったのは山中で発見した、鉤十字が刻まれた1本のピッケルだけだった。
    そして、そのピッケルが彼の運命を大きく変えてゆく。
    歴史ミステリと山岳小説の頂点!
  • 鉤十字のピッケルが導くのは、絶望か頂か――
    第2次世界大戦前、ヒムラーはひとりの兵士に史上初のエベレスト踏破を命じた!

    虜になる作品。エベレストの頂(いただき)と登山家の内なる狂気へと読者をいざなう……なんというプロットだろう。見事と言うに尽きる。
    ――サー・ロバート・スワン(作家・人類初の徒歩による北極点及び南極点踏破者)

    1938年。ドイツ猟兵部隊のヨーゼフ・ベッカーは卓越した登山技術を使い、
    仲間と共にけわしい山を越え、ユダヤ人の国外逃亡を助けていた。
    だが、ある日彼らは捕縛され友人たちは罠にかけられ命を落とす。
    ただひとり生き残ったヨーゼフにヒムラーから指令が下る。
    それは、ナチスのために人類初のエベレストを制覇しろというものだった――。
    現代。ニール・クインは山に魅入られた男だが、
    いまでは金のために山岳ガイドをしていた。
    今回の仕事は少年冒険家のエベレスト登頂に付き添うことだったが、
    少年は亡くなり危うく遭難しかけたところを救出される。
    彼に残ったのは山中で発見した、鉤十字が刻まれた1本のピッケルだけだった。
    そして、そのピッケルが彼の運命を大きく変えてゆく。
    歴史ミステリと山岳小説の頂点!
  • 歩み続けろ、後悔は山頂に置いてゆけ
    鉤十字のピッケルを狙い、ネオナチが暗躍し、謎の骨董商が動き出す!

    登山に犯罪ドラマ、そして歴史ミステリ。通常では考えにくい組み合わせをファージングは見事に実現してみせた。裏切りや栄華に人間対自然といった要素のすべてが巧く描かれており、さらに歴史の謎と魅力的な登場人物たちが加わって完璧な物語に仕上がっている。まさに最高の一冊だ。
    ――〈アズ・オールウェイズ〉

    1939年。訓練を終えたヨーゼフはチベットへと向かう。
    イギリス軍の監視の目をかいくぐり頂上を目指さなくてはいけないが、
    同行するシェルパが揉めごとを起こすなど山に至るまでの道も険しいものだった――。
    現代。クインが発見したピッケルを狙い、謎めいたドイツ人骨董商、ネオナチらがうごめきだす。
    骨董商を訪ね詳しい情報を得たクインだったが、
    彼への復讐をもくろむサロンとピッケルを狙うネオナチからの襲撃を受ける。
    そして、彼は何かに導かれるかのようにふたたびエベレストの頂点を目指すことになる――。
    果たしてヨーゼフはエベレスト登頂に成功したのか? すべての世界最高峰に眠っている……。
  • 二人が奏でる純愛(メロディー)──

    《夜しか会えない二人》の最初で最後の本気の恋
    最高に切なくて愛おしい、感涙ラブストーリー!
    映画『タイヨウのうた』ハリウッド・リメイク版

    太陽の光にあたれない少女と夢を諦めてしまった少年の
    甘酸っぱくも切ない出会い──17歳の命懸けの恋!

    映画『ミッドナイト・サン タイヨウのうた』5月11日(金)より全国ロードショー
    監督:スコット・スピアー(『ステップ・アップ4 レボリューション』『ステップ・アップ5 アルティメット』
    出演:ベラ・ソーン、パトリック・シュワルツェネッガー、ロブ・リグル、クイン・シェパード、ケン・トレンブレット

    二人で過ごした時間は、どの瞬間も輝いていた──
    〈あらすじ〉17歳のケイティは、太陽の光にあたれない“XP”という病を抱えていた。そのため、幼い頃から昼間は家から出られず、父親と二人で時間が経つのを待つだけの日々が続いている。家の前を行き来するチャーリーに恋をするが、窓越しに見つめるだけの片想い。毎日、何年もチャーリーの姿を追いかけていた。自分も彼のように普通の人生を送ることができたら……。そんな彼女の唯一の楽しみは、毎夜ギターを片手に駅前まで行き、通行人を相手に歌を歌うこと。ある夜、駅で演奏していると目の前にチャーリーが現れる。二人は急速に魅かれ合い、恋に落ちる。だが、ケイティは彼に病気のことを言えなかった……。

    著者について
    トリッシュ・クック Trish Cook
    作家。YA向けの小説を主に執筆している。また女性誌にエッセイも連鎖中。執筆の合間には、走ったり、ボートを漕ぐなどアスリートの側面もあり、2度のフルマラソン、4度のハーフマラソンにチャレンジしている。本作のヒロイン同様に音楽好きで、作詞・作曲・ギターが得意で自らバンドで歌っている。夢は『アメージング・レース』に出ることだが、一番近いのは『ジャパニーズゲームショー「マジで!?」』の最終ラウンドに残ったこと(そして残念ながら最後のキャストカットで落とされる)。主な作品に『Outward Blonde』『So Lyrical』『Overnight Sensation』『Notes from the Blender』『A Really Awesome Messv』(いずれも未邦訳)などがある。
  • 枝豆ひとつ、5万円──
    その居酒屋は、深夜0時から金貸しになる。
    金への欲望と恐怖をリアルに描く闇金小説!

    トサン→10日で3割の超暴利! チリも積もれば、限度額。

    元ボクサー、キャバクラ嬢、半ぐれ、ヤクザ
    金の魔力に取り憑かれたアウトローな連中たち。
    返せるあてのない借金を抱え、最後の手段として居酒屋「銭形」を訪れた人々の運命は……
    2018年5月26日公開の映画『ゼニガタ』原作小説!

    居酒屋経営者の裏の顔は──超暴利な闇金業者。
    〈あらすじ〉
    錆びついた漁船が停泊するひなびた漁港。
    路地裏の一角でひっそり営む居酒屋「銭形〈ゼニガタ〉」。
    店主は銭形兄弟の富男(大谷亮平)と静香。
    表向きは居酒屋だが、深夜0時から闇金業を始める。
    トサン(10日で3割)という違法な高金利で金を貸し、苛烈な取立てで債務者を追い込むのが銭形兄弟のスタイル。
    ある日、ボクサー崩れの男・八雲が「銭形」に入れてくれと申し出てくる……。
    地方でくすぶるキャバクラ嬢や半ぐれ、ヤクザなど、金の魔力に取り憑かれたアウトローな連中たち。
    返せるあてのない借金を抱え、最後の手段として居酒屋「銭形」を訪れた人々の運命を描く“闇金”ピカレスク小説。

    主演・大谷亮平『逃げるは恥だが役に立つ』『奪い愛、冬』
    映画『ゼニガタ』2018年5月26日(土)全国ロードショー
  • ジェフリー・D・コイストラ「パフ」
    デニス・ダンヴァーズ「ベンジャミンの治癒」
    ナンシー・スプリンガー「化身」
    ジョディ・リン・ナイ「宇宙に猫パンチ」

    誇り高く孤独を愛するが、寂しさを感じたとき彼らはそばにいてくれる。甘えるが媚びず、気まぐれだが頼りになる相棒。そんな不思議な生き物の名は猫――。マシュマロを焼く天才猫が登場するコイストラ「パフ」、宇宙船に乗せられた“船猫”が活躍するナイ「宇宙に猫パンチ」など、愛すべき個性豊かな4匹の猫たちが宇宙狭しと跳び回る。名アンソロジストがすべての猫好きとSFファンに贈る、猫SFアンソロジーの決定版!地上でも宇宙でも、やっぱり猫は猫なのだ。
  • ※「化身」と編者あとがきのみが収録されています。

    最後の生命を使い、九度生まれ変わった誇り高き猫。
    世間から外れた者たちが集まるカーニヴァルへやってきた彼女は不思議な男と出逢う……。
  • ※「ヘリックス・ザ・キャット」と編者あとがきのみが収録されています。

    ぼくは愛猫のヘリックスと共に楽しく暮らしながら、いままでにない優れた柔軟ガラスを開発していた。
    ところがある日、交通事故で死んだ男の魂が、そのガラスで作った瓶の中に飛び込んできて……。
    奇才スタージョンが描く、憎たらしいが愛さずにはいられない猫ヘリックスの物語。
  • ※「宇宙に猫パンチ」と編者あとがきのみが収録されています。

    新型宇宙船のテスト航行にマスコット猫として乗せられたケルヴィン。
    彼女はあくまでマスコットのはずだったが……。
    宇宙船に乗せられた猫のまさかの活躍を描く、痛快猫SF!
  • ※「ベンジャミンの治癒」と編者あとがきのみが収録されています。

    飼い猫のベンジャミンはぼくが16歳のときにたしかに死んだ。
    だが、ぐったりした彼を抱き締め生きている姿を思い描くとベンジャミンは甦った。
    それから30年が経ったが、ベンジャミンはぴんぴんしているし人間の言葉まで話すようになった。
    年を取らなくなった猫ベンジャミンと飼い主の深い絆をユーモアを交えて描いた傑作。
  • アカデミー賞 最有力! ほか数々の賞にノミネートされている本年度最大の話題と感動作
    ギレルモ・デル・トロ監督がダニエル・クラウスと共に、自ら小説化。日米同時発売!

    ◎第71回英国アカデミー賞 最多12部門ノミネート
    ◎第75回ゴールデン・グローブ賞 最多7部門ノミネート 2部門(監督賞・音楽賞)受賞
    ◎第23回放送映画批評家協会賞 最多14ノミネート 4部門(作品賞・監督賞・美術賞・作曲賞)受賞
    ◎第52回全米映画批評家協会賞 主演女優賞受賞
    ◎ベネチア国際映画祭 金獅子賞受賞 2017

    『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロ監督が贈る
    切なくも愛おしい、誰も観たことがない究極のファンタジー・ロマンス

    独自の世界観を持つストーリーテラー、ギレルモ・デル・トロと著名作家ダニエル・クラウス。
    才能あるふたりのコラボレーションが生み出した、人の心を捉えて離さない切なく美しいラブストーリー。
    ふたりのアーティストによって一から創り出されたこの物語は、大胆にもふたつのメディアで段階的にリリースされる──
    ひとつは文学、ひとつは映画で。あなたがこれまで見たことも経験したこともない世界。
    それが『シェイプ・オブ・ウォーター』の中に広がっている。

    今、言葉を越えて──心が繋がる
    〈あらすじ〉1962年、孤児院で育ったイライザ・エスポジートは、生まれつき口が利けない。ボルチモアにある政府の極秘研究施設で深夜勤務の清掃業務をこなしつつ、彼女は己の退屈な人生の中でもがいていた。そんなある晩のこと、イライザは偶然にも、“ある何か”を見てしまう。それは、この研究施設創設以来の“貴重品”。アマゾンの奥地で神のように崇められていたという“彼”の奇妙だが、どこか魅惑的な姿に心奪われたイライザは、周囲の目を盗んで会いに行くようになる。子供の頃のトラウマで声が出せないイライザだったが、“彼”とのコミュニケーションに言葉は必要なかった。音楽とダンスに手話、そして熱い眼差しで二人の心が通い始めた時、イライザは“彼”が間もなく国家の威信をかけた実験の犠牲になると知る──。

    ◎映画『シェイプ・オブ・ウォーター』2018年3月1日(木)全国ロードショー!
    監督:ギレルモ・デル・トロ
    出演:サリー・ホーキンス、マイケル・シャノン、リチャード・ジェンキンス、ダグ・ジョーンズ、マイケル・スタールバーグ、オクタヴィア・スペンサー
  • イギリス大財閥の総帥ジョン・ヴォドワの死に疑問を持つ息子のマークは、事件を調べていくうちに父の大いなる秘密にたどりつく。謎を解くキーワードは<スフィンクス>――。それは、ピラミッドの時代の秘儀を受け継ぐ九人の賢者が集う秘密結社の名であった。そして今、見える姿と見えざる姿で世界に散っていた賢者たちは、古(いにしえ)の叡智を狙う謎の組織によって命の危険にさらされていた。生き残った<スフィンクス>を護り、父を奪った暗殺者を討つため、マークは親友のブルースとともに、巨悪の陰謀に立ち向かう。

    『太陽の王ラムセス』のクリスチャン・ジャックが贈る、歴史スリラー巨編!
  • 亡き父の跡を継ぎ、大財閥の総帥となったマークは、ブルースやイギリス諜報機関の力を借りて、<スフィンクス>の行方を探す。中国、日本、イタリア――世界中に散っていた賢者たちは、マークたちがたどりつく前に暗殺者の手にかかり、消されてしまう。生き残った<スフィンクス>はふたり……。
    そのうちのひとりとワディ・エル・セブア神殿で邂逅をはたすマークとブルースだったが、そこにも暗殺者が待ち受けていた。古(いにしえ)の秘儀とそれを受け継ぐ<スフィンクス>を、ふたりは護ることができるのか?

    叡智を巡る光と闇の戦いが終わるとき、新たな<スフィンクス>が覚醒する!
  • イギリス大財閥の総帥ジョン・ヴォドワの死に疑問を持つ息子のマークは、事件を調べていくうちに父の大いなる秘密にたどりつく。謎を解くキーワードは<スフィンクス>――。それは、ピラミッドの時代の秘儀を受け継ぐ九人の賢者が集う秘密結社の名であった。そして今、見える姿と見えざる姿で世界に散っていた賢者たちは、古(いにしえ)の叡智を狙う謎の組織によって命の危険にさらされていた。生き残った<スフィンクス>を護り、父を奪った暗殺者を討つため、マークは親友のブルースとともに、巨悪の陰謀に立ち向かう。

    『太陽の王ラムセス』のクリスチャン・ジャックが贈る、歴史スリラー巨編!
  • 戦友(とも)を救うのに理由はいらない

    SAS部隊は、わずか4人でボコ・ハラムから人質を奪還できるのか!?

    ダニー・ブラックたちSAS部隊に命じられたのは、ナイジェリアでの政務高等弁務官の護衛。
    さしたる危険もなく退屈な任務――のはずだった。
    しかし、出発直前に護衛するはずだった高等弁務官がボコ・ハラムに誘拐され事態は急変する。

    ここまでやるか、クリス・ライアン! 容赦なきシリーズ最高傑作!
  • 正義のために手段は問わない

    ISIS、ボコ・ハラムを裏で操る大物テロリスト“カリフ”とは何者なのか! ?
    ここまでやるか、クリス・ライアン! 容赦なきシリーズ最高傑作!

    ISISとボコ・ハラムを陰から動かし、ひとびとがその名前を口にするのも恐れる謎の大物テロリスト“カリフ”。
    ナイジェリアでの一件にも、ロンドンマラソンへのテロ計画にもこの人物がからんでいるらしいが、手がかりは皆無だ。
    ナイジェリアで逃がした謎の中国人のあとを追ったダニー・ブラックたちは、海上での奇襲作戦を決行する。
    しかし、そこで見つかったのは、さらなる計画の一部に過ぎなかった。
    誰かに操られているような、いやな予感を覚えつつも目の前のテロリスト共を始末していくダニー。
    そして彼は遂に “カリフ”の正体を知る――。
    シリーズ最高密度のスリルとアクション、容赦なき現実が詰まった最新作! !
  • 戦友(とも)を救うのに理由はいらない

    SAS部隊は、わずか4人でボコ・ハラムから人質を奪還できるのか! ?

    ダニー・ブラックたちSAS部隊に命じられたのは、ナイジェリアでの政務高等弁務官の護衛。
    さしたる危険もなく退屈な任務――のはずだった。
    しかし、出発直前に護衛するはずだった高等弁務官がボコ・ハラムに誘拐され事態は急変する。
    わずか4人でナイジェリアに乗り込み、
    ボコ・ハラム相手に奪還作戦を遂行することとなったSAS部隊を待ち受けていたのは、想像を超える最悪の展開だった。
    一方イギリスでは、ロンドンマラソンへのテロ計画を知ったMI6が動き出す。
    孤立無援のダニーたちは絶体絶命の状況を打破できるのか?

    冒頭には前作と本作を繋ぐ、スパッドのその後を描いた「密殺部隊(マーダーチーム)」を特別収録。
  • フィリッパ・モリアーティとの昼食会で襲われたシャーロットとジェイミーはからくも脱出に成功した。その後、画学生マリー=エレーヌのアトリエを訪れたジェイミーは、贋作制作の秘密をつかんだと考えるが、帰り道に黒塗りの車に連れ込まれ、さらわれてしまう――。
    毒殺未遂と失踪事件から始まった絵画贋作事件の真相とは――? そしてシャーロットとジェイミー、オーガスト・モリアーティの複雑な関係の行方は……!? 謎が謎を呼ぶ、大好評シリーズ第2弾!
  • シャーロック・ホームズの5代目子孫にして女子高生探偵シャーロットと、同じ高校に通うワトスン博士の子孫、ジェイミーは数々の事件を解決してきた。やがて訪れた冬休み、それぞれの実家を訪ねあったふたりは、シャーロットの母の毒殺未遂、叔父で探偵のレアンダーの失踪事件に遭遇する。手がかりを追ってベルリンへと旅立った子孫コンビは、今度は<消えた八月(ラスト・オブ・オーガスト)>という作品で有名な画家、ランゲンベルクの贋作事件に巻き込まれる。さらにモリアーティ家の末っ子でホームズの初恋の男性、オーガストが現れて……。大好評シリーズ第2弾!
  • シャーロック・ホームズの5代目子孫にして女子高生探偵シャーロットと、同じ高校に通うワトスン博士の子孫、ジェイミーは数々の事件を解決してきた。やがて訪れた冬休み、それぞれの実家を訪ねあったふたりは、シャーロットの母の毒殺未遂、叔父で探偵のレアンダーの失踪事件に遭遇する。手がかりを追ってベルリンへと旅立った子孫コンビは、今度は<消えた八月(ラスト・オブ・オーガスト)>という作品で有名な画家、ランゲンベルクの贋作事件に巻き込まれる。さらにモリアーティ家の末っ子でホームズの初恋の男性、オーガストが現れて……。大好評シリーズ第2弾!
  • 〈北朝鮮の核開発〉〈アルカイダによる同時多発テロ事件〉を事前に作品で予見!
    アメリカでは〈未来を予見する作家〉として注目を浴びるデヴィッド・ハグバーグ最新作!
    明日、起こりうるテロをリアルとフィクションを交えて見事に描いたエンタテインメント!

    「昨日の出来事が必要なら新聞を読め。
     だが、“明日起こること”を知りたければ
     この作家の作品を読むべきだ」
    ──ウォード・ラーセン[USA Todayベストセラー作家]

    新建築の高層ビルが突如倒壊
    ISISの犯行声明が出され、次なるテロが示唆されるなか、
    元CIAエージェントは事件の核心は他にあると警告する──

     超高層のタワービル〈アトエイス〉に備えられている九百トンものカウンターウエイト。だが、もしそのコントロールが効かなければ、どんなビルも圧力に耐えることはできない。
     突然、巨大な楽器の弦を弾くようなブーンという音がして、ビルの骨格が軋んだ。と同時に床は西側へ向かって大きく傾き、全員の体が一かたまりとなって転がっていった。誰もが泣き叫んでいるという状況の中で、少なくとも二人が、なおも携帯電話に向かってなにかを叫び続けていた。
    ──本文より

    【あらすじ】ニューヨーク、マンハッタン。完成したばかりの高層ビルのペントハウスでパーティが開かれるなか、不気味な振動が巨塔を襲う。それは地震でもなく、何者かによる物理的攻撃でもなかった。あっという間の出来事に、逃げる時間もなくビルの倒壊で多くの人命が失われた。人々の脳裏に9.11同時多発テロ事件の悪夢がよみがえり、アメリカ国民は震撼する。事件発生直後、犯行声明がテロ組織ISIS(イスラム国)から出された。政府は二棟目のビルへの攻撃を警戒し、元CIAのカーク・マクガーヴィに協力を要請。ビルが倒壊した原因は何か? 事件は本当にISISの犯行なのか? マクガーヴィは、恋人のピートともに事件の真相を追う──。
  • 〈北朝鮮の核開発〉〈アルカイダによる同時多発テロ事件〉を事前に作品で予見!
    アメリカでは〈未来を予見する作家〉として注目を浴びるデヴィッド・ハグバーグ最新作!
    明日、起こりうるテロをリアルとフィクションを交えて見事に描いたエンタテインメント!

    「昨日の出来事が必要なら新聞を読め。
     だが、“明日起こること”を知りたければ
     この作家の作品を読むべきだ」
    ──ウォード・ラーセン[USA Todayベストセラー作家]

    新建築の高層ビルが突如倒壊
    ISISの犯行声明が出され、次なるテロが示唆されるなか、
    元CIAエージェントは事件の核心は他にあると警告する──

     超高層のタワービル〈アトエイス〉に備えられている九百トンものカウンターウエイト。だが、もしそのコントロールが効かなければ、どんなビルも圧力に耐えることはできない。
     突然、巨大な楽器の弦を弾くようなブーンという音がして、ビルの骨格が軋んだ。と同時に床は西側へ向かって大きく傾き、全員の体が一かたまりとなって転がっていった。誰もが泣き叫んでいるという状況の中で、少なくとも二人が、なおも携帯電話に向かってなにかを叫び続けていた。
    ──本文より

    【あらすじ】ニューヨーク、マンハッタン。完成したばかりの高層ビルのペントハウスでパーティが開かれるなか、不気味な振動が巨塔を襲う。それは地震でもなく、何者かによる物理的攻撃でもなかった。あっという間の出来事に、逃げる時間もなくビルの倒壊で多くの人命が失われた。人々の脳裏に9.11同時多発テロ事件の悪夢がよみがえり、アメリカ国民は震撼する。事件発生直後、犯行声明がテロ組織ISIS(イスラム国)から出された。政府は二棟目のビルへの攻撃を警戒し、元CIAのカーク・マクガーヴィに協力を要請。ビルが倒壊した原因は何か? 事件は本当にISISの犯行なのか? マクガーヴィは、恋人のピートともに事件の真相を追う──。
  • 〈北朝鮮の核開発〉〈アルカイダによる同時多発テロ事件〉を事前に作品で予見!
    アメリカでは〈未来を予見する作家〉として注目を浴びるデヴィッド・ハグバーグ最新作!
    明日、起こりうるテロをリアルとフィクションを交えて見事に描いたエンタテインメント!

    倒壊へのカウントダウンがいま始まる──。
    元CIAのベストセラー作家が描く明日のテロリズム。

    顔のない男──謎のテロリスト
    を追って、舞台はカンヌ映画祭からF1モナコ・グランプリ、
    そして、再びニューヨーク・マンハッタンへ。
    第二のビル倒壊のカウントダウンが開始される──。

    「爆破されたと考えるほうが、設計者にとっては都合がいい。だが、それではあまりにも短絡的だと思わないか?」
    「“オッカムの剃刀”だよ、ダン。最も単純な説明が、たいてい正しいものさ」
    「だが、今回は例外だ」
     エンディコットの工学上の知識が、同調質量ダンパーが崩壊の原因だとする考えを妨げていた。しかしだからといって、爆破を原因だと断定するわけにはいかない。目撃者たちから提供された動画からも分かるように、ビルは倒れる前、中心から三メートル以上左右に大きく揺れていた。しかも、瓦礫から爆発物の痕跡は見つかっていないのである。
    ──本文より

    【あらすじ】マクガーヴィとピートは、不審な人物としてメキシコ人のカスティーリョに目をつける。同時に“ナスル・ザ・イーグル”というコードネームの暗殺者の存在が浮かび上がる。二人は、暗殺者の目的がもうすぐグランド・オープンする超高層タワーのお披露目に忍び込むことだと推理し、セレブたちの集まるモナコへと飛ぶ。一方、暗殺者もマクガーヴィとピートの存在を察知し、激しい駆け引きがかわされる。あと、一歩のところで暗殺者を逃したマクガーヴィはニューヨークへと戻り、最終決戦の場であるタワーの警備にあたる……。果たして、第二のビル倒壊を防ぐことはできるのか──。“未来を予見する作家”が放つ、ハイテクの隙をつくテロ行為の未来像!
  • キングスマン壊滅! 英国紳士は世界を飛ぶ!
    話題の映画を完全小説化!

    表の顔は、ロンドンの高級テーラー。
    その実態は、どの国にも属さない世界最強のスパイ機関だった!

    全世界が熱狂した『キングスマン』から2年。
    イギリスから世界に飛び出して、キレッキレの超絶アクションも、ギミック満載のスパイ・ガジェットも、常識破りのパワーアップ! 超個性的な新キャラクターを加えて、アカデミー賞俳優4人を含む超豪華キャストが集結。さらに世界のポップスター、エルトン・ジョンまで怪演を披露!
    アメリカ他各国でNo.1大ヒットを記録して、またもや世界をブッ飛ばした最新作がやってくる!
    監督:マシュー・ヴォーン
    出演:コリン・ファース、ジュリアン・ムーア、タロン・エガートン、マーク・ストロング、ハル・ベリー、エルトン・ジョン、チャニング・テイタム、ジェフ・ブリッジス
    配給:20世紀フォックス映画 2018年1月5日(金)全国ロードショー!

    【あらすじ】世界的麻薬組織〈ゴールデン・サークル〉の攻撃により壊滅した〈キングスマン〉。残された2人、エグジーと、メカ担当のマーリンは、バーボン・ウイスキーの蒸溜所を経営するコテコテにアメリカンな同盟スパイ機関〈ステイツマン〉と合流。さらに、彼らの前には、死んだはずのハリーまで現れる! 一方、上品な見た目に反して超サイコな〈ゴールデン・サークル〉のボス、ポピーは、世界中の麻薬使用者を人質にした驚愕の陰謀を始動させていた。果たして、エグジーの前に現れたハリーの秘密とは? そして、一流エージェントに成長したエグジーは、敵の陰謀を阻止することができるの!?
  • 大西洋の海底で発見された巨大な“リング”

    それが与えるのは叡智か、それとも破滅なのか
    謎を解く鍵を握るのはイルカ!


    カリブ海で原子力潜水艦が奇妙な音をキャッチしたことが始まりだった。
    その直後、潜水艦の計器に異常が発生した。機材の確認などで原因が突き止められなかったため、海軍調査官クレイは最新の探査機での海域の調査を開始するが、探査機は制御不能となり海底へと沈んでしまう。
    手詰まりになったクレイは、マイアミ水族館の海洋生物研究者たちに協力を要請する。それはイルカによる調査を試すためだった。研究者たちはイルカの言語を解析し、意思疎通することに成功していたのだ。いまやこの調査の鍵はイルカたちが握っていた。
    一方、制御不能となる前の探査機から送られてきた映像を分析していたチームはありえないものを発見する。そこに映っていたのは、高速で回転する巨大な“リング”だった。
  • 大西洋の海底で発見された巨大な“リング”

    それが与えるのは叡智か、それとも破滅なのか
    謎を解く鍵を握るのはイルカ!


    カリブ海で原子力潜水艦が奇妙な音をキャッチしたことが始まりだった。
    その直後、潜水艦の計器に異常が発生した。機材の確認などで原因が突き止められなかったため、海軍調査官クレイは最新の探査機での海域の調査を開始するが、探査機は制御不能となり海底へと沈んでしまう。
    手詰まりになったクレイは、マイアミ水族館の海洋生物研究者たちに協力を要請する。それはイルカによる調査を試すためだった。研究者たちはイルカの言語を解析し、意思疎通することに成功していたのだ。いまやこの調査の鍵はイルカたちが握っていた。
    一方、制御不能となる前の探査機から送られてきた映像を分析していたチームはありえないものを発見する。そこに映っていたのは、高速で回転する巨大な“リング”だった。
  • “リング”から現れた男が語る衝撃の真実

    男の正体は? いま人類は驚愕の真実を知る
    Amazon.comレビュー数6,700件超え(☆4.4)の大ヒット作!


    誰が何のためにそれを深海に造ったのか。すべてが不明な謎の建造物“リング”。たしかなのは、現在の人類の技術では決して造ることのできないものだということだ。“リング”に対するアメリカ政府内での議論は紛糾し、どうするべきかの決断を下すことができずにいた。
    その頃、南極大陸では氷棚の崩落の可能性が高まっていた。崩落が起きれば巨大な津波を引き起こし、何百万人もの命が失われる。クレイたちは攻撃と崩落を止めるべく必死にあがくが、タイムリミットは刻一刻と迫っていた……。
    “リング”から来た男が真実を語りだすとき、クレイは驚愕の真実を知る――。Amazonレビュー6千件以上、超ヒット作、遂に登場!
  • アメリカ軍×ナチス&日本軍×吸血蝙蝠

    アマゾン奥地に日本軍の巨大潜水艦が出現! !
    深い霧と断崖絶壁に守られた秘境で行われる人体実験とロケット開発の真の目的は! ?

    アマゾンの奥深くに現地人さえも近寄らない秘境がある。絶え間ない霧と600メートルの崖に囲まれ、恐ろしい部族が住まうその土地を人は“地獄の門”と呼ぶ――。
    第2次世界大戦中の1944年。トリニダードのアメリカ軍基地へとやってきた、
    動物学者でありアメリカ陸軍大尉のマックレディに上官が命じた任務は
    信じられないものだった。アマゾンの奥地で座礁した日本軍の巨大潜水艦から現れた
    ナチス親衛隊のあとを追い、“地獄の門”へと向かえというのだ。いったい、
    ナチスと日本軍はこんなところで何をしているのか? “地獄の門”へと向かう途中、
    村に立ち寄ったマックレディは、村人たちが血の海の中で死んでいるのを発見する。
    そのとき、彼の頭の中に謎の声が語りかけてきた──。
    ナチスの目的、そして謎の声の正体は?
  • アメリカ軍×ナチス&日本軍×吸血蝙蝠

    絶滅生物たちが支配する魔境でのサバイバル! !
    アメリカ陸軍大尉はナチスと怪物から逃れ、地獄からの脱出を果たせるのか! ?

    ナチスが進めていたふたつの計画、捕虜や現地人を使った人体実験、
    そしてロケット開発を兵器に利用する研究は順調に進んでいるかに思えた。
    ところが人間の血の味を覚えた巨大な吸血蝙蝠によって、ナチスは甚大な被害を受けてしまう。
    計画にも支障が出始めたため、ナチスは吸血蝙蝠捕獲を目的とした遠征部隊を編成する。
    ナチスに囚われたマックレディは強制的に同行させられるが、
    彼らが目指す吸血蝙蝠の巣はまさに魔境の中にあった。
    隙をついてナチスの手から逃れたマックレディだったが、
    彼の行く手には絶滅したはずの狂悪な生物たちが蠢いていた。
    そこは動物の楽園だったが、人間にとっては地獄でしかなかった。
    絶体絶命の危機におちいりながらも、ナチスの野望を止めるべくマックレディは決死の逃避行を続ける。
    一方、ナチスの計画は着々と進められ、遂に作戦遂行へのカウントダウンが始まる――。
    アマゾン奥地での大冒険の結末は! ? ジェームズ・キャメロン驚愕のデビュー大作!

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