『フタスペ2019(小説)、藤井邦夫(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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盗賊「眠り猫」の一味で、口入屋を営むおせいの店で用心棒仕事の周旋を受けている浪人榎本平四郎。その平四郎が、旗本本田家の中間仕事を希望した。無外流の遣い手である平四郎は、何故本田家への周旋を望むのか……。裏があると睨んだ勘兵衛は、平四郎と本田家を探り始める。
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既に盗人稼業から足を洗った「仏の宗平」が、千住の寮で捕縛され斬殺された。かつて宗平にまんまと出し抜かれ、面目を潰した火付盗賊改の矢崎采女正による捕物だった。しかも、矢崎が宗平の首を小塚原の刑場に晒すという噂が流れ……。宗平と昵懇の間柄だった眠り猫の勘兵衛は、矢崎の目論見を阻止することができるのか!? 人気書き下ろし時代小説第八弾。
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日本橋室町の呉服問屋「丸菱屋」に押し込んだ盗賊、唐獅子の市蔵一味が、矢崎采女正率いる火盗改に御用となった。火盗改就任以来、立て続けに盗賊一味を捕縛する矢崎の手腕に疑念を抱いた眠り猫の勘兵衛は、冷徹で切れ者の矢崎の周辺を探りはじめる。人気書き下ろしシリーズ第六弾。
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眠り猫の勘兵衛が暮らす根岸の黒猫庵に、土浦の水呑百姓の娘おさきが迷いこんだ。借金の形に女衒富造に売られたおさきは、千住の女郎屋金子屋から逃げてきたという。偽の借用証文で女を女郎屋に売り飛ばす富造の噂を聞きつけた勘兵衛らがとった行動とは……。書き下ろし人気シリーズ第五弾。
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根岸の里に土地の者から「黒猫庵」と呼ばれる小さな家があった。そこには中年の浪人がひっそりと暮らしていた。浪人の名は錏(しころ)勘兵衛。年老いた黒猫とともに日がな一日縁側で昼寝をする勘兵衛だが、江戸が闇夜に包まれるとき、その男は盗賊のお頭と化し……。この男は善か、悪か!? ここに新たなるヒーローの誕生! 待望の書き下ろし新シリーズ!
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眠り猫の名を騙る盗賊が現れ、室町の呉服屋丸菱屋に押し込んだ。強引な外道働きだったその押し込みには、盗賊〝眠り猫″を貶める策略と、頭である勘兵衛に対する恨みが見え隠れしていた。盗賊眠り猫に恨みを持つ者――、かつて勘兵衛が密かに葬った盗賊〝野晒しの陣内″一味に見当をつけた勘兵衛らは、陣内の縁者たちの動静を探り始める。書き下ろし人気シリーズ第四弾。
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同業者を出し抜き、大名旗本家御用達の金看板をいくつも手に入れた米問屋「井筒屋」。その井筒屋に目を付けた眠り猫の勘兵衛と故買屋の吉五郎は、密かに金蔵を破るべく内偵をはじめるが、井筒屋の周辺では何やら別の盗賊の影が見え隠れしはじめ……。書き下ろし時代小説、大好評シリーズ第三弾。
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どんな盗賊にも破られない金蔵を作ったと自慢する蔵前の札差・大口屋のあるじ喜左衛門。その大口屋に弁天の五郎蔵一味が盗みに入るも、呆気なく捕縛されてしまう。自慢の金蔵に屈する盗賊を前に、高笑いする喜左衛門の噂を耳にした勘兵衛は、難攻不落の金蔵に挑もうとするが……。悪党の上前を撥ねる悪党、眠り猫の勘兵衛が下す裏仕置き。人気書き下ろしシリーズ第二弾。
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柳橋の船宿「笹舟」を営む岡っ引の弥平次は、柳橋の欄干にしゃがみ込み泣いている女を見かけ、手下の勇次にそのあとを追わせていた。その女が黄楊櫛職人忠吉の女房おかよだと突き止め、赤ん坊を身籠っていると知った勇次だったが、子を授かっても喜びを見せないおかよに戸惑いを覚えていた。そんな折、おかよが忠吉の許から姿を消し……。
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岡っ引の弥平次が営む柳橋の船宿「笹舟」。その笹舟に出入りする廻り髪結のおゆりは、かつての許嫁の御家人島崎清之助に付き纏われていた。おゆりの窮状を見かねた弥平次は、笹舟におゆりを匿い、おゆりから島崎を遠ざけようと試みるが……。人気シリーズの続編が待望の書き下ろしで復活!
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岡っ引・柳橋の弥平次のもとに、父親の直助を捜してほしいと幼い男の子が訪ねてきた。だがその直助は、かつて南町奉行所吟味方与力秋山久蔵らとともに壊滅に追い込んだ“始末屋”の一件で命を落としていた……。
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柳橋の船宿『笹舟』の主で南町奉行所定廻りから岡っ引の手札を貰う弥平次は、行方知れずの亭主・清吉を捜しに常陸国水戸から江戸に出てきたおとよと知り合った。清吉の消息を追いはじめた弥平次たちだったが、その探索は難航し……。
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諏訪町の油問屋近江屋に盗賊が押し込み、家族や奉公人ら九人を惨殺した。南町与力秋山久蔵と岡っ引の弥平次は、金蔵に残されていた天狗の絵から、甲州、駿府を荒らし回る〝天狗の政五郎″一味の仕業だと見当をつける。弥平次らは政五郎らを追いはじめるが、頭の政五郎がかつて信濃高遠藩の藩士だったことが知れ……。
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南町奉行所与力秋山久蔵の屋敷を訪ねた岡っ引の弥平次と娘のお糸は、その帰り道、浜町堀の稲荷堂で幼い娘を連れた旅姿の中年女が血を吐いて倒れているのを発見した。だが、労咳と思われるその女の左腕には三分二筋の古い入墨があり……。
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凶賊・土蜘蛛の儀平一味が江戸市中を荒し回っていた。月番の北町奉行所同心たちは何故か裏をかかれ、捕らえることができない。奉行所内に内通者がいると睨んだ臨時廻り同心の白縫半兵衛は一か八かの賭けにでる。「世の中には知らん顔した方が良いことがある」と嘯く白縫半兵衛の粋な人情裁きを描く好評シリーズ第五弾。
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神田三河町で金貸しの吉五郎と女房のおそめが殺された。血染めの匕首を手にした、取り立て屋のおときが自分がやったと言い、町方に捕縛された。しかし、その証言に不審なものを感じた半兵衛は……。「世の中には知らん顔した方が良いことがある」と嘯く、北町奉行所臨時廻り同心・白縫半兵衛の粋な人情裁きを描く好評シリーズ第四弾。
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日本橋の呉服屋「青木屋」が所有する本所の空き家が付け火で全焼した。同心の小平太と岡っ引の彦八は、現場近くで酔いつぶれていた日雇い人足の又吉を下手人として捕らえたが、捕違いを危惧する北町与力忠左衛門は同心の半兵衛に探索を命じる。
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鎌倉河岸で大工の留吉が殺された。背中を袈裟懸の一太刀で斬られており、金も盗られていないことから手錬れによる辻斬りとされた。探索を命じられた北町奉行所臨時廻り同心・白縫半兵衛だが、その前にひとりの女が現れて……。世の中には知らん顔した方が良いことがある、と嘯く半兵衛の人情裁きが冴える! 好評書き下ろし時代小説第三弾。
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御禁制の品の探索をしていた北町奉行所隠密廻り同心の原田平四郎が消息を絶った。与力の大久保忠左衛門の命を受け、原田の行方を追い始めた白縫半兵衛は、深川の廻船問屋「湊屋」を探りはじめるが……。書き下ろし人気時代小説シリーズ第十六弾。
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日本橋の高札場に年端も行かぬ男の子が一人泣きながらしゃがみ込んでいた。北町奉行所臨時廻り同心の白縫半兵衛は、新吉と名乗る子供が住んでいた小舟町の長屋を訪ねてみるが、そこには新吉の父初五郎が腹を刺されて倒れていた。人気書き下ろし時代小説第十八弾。
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八丁堀北島町にある白縫半兵衛の同心組屋敷に、突然六歳の少年が訪ねてきた。母親のおりんに言われ、半兵衛を訪ねてきた新吉だったが、その身体にはいくつもの青痣ができていた。おりんという女に心当たりのない半兵衛は、その親子の周辺を調べ始めるが……。“知らぬ顔の半兵衛”の粋な人情裁きを描く人気シリーズ第十九弾。
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惚れた男のために苦界に身を沈めながらも、果たされぬ約束に一縷の望みを抱く女・・・・。十年前に亭主を殺して行方知らずになった女と同じ顔の女・・・・。幼い我が子を無礼討ちにされた浪人が縋る武士の矜持・・・・。「世の中には私たちが知らん顔した方が良いことがある」と嘯く北町奉行所臨時廻り同心・白縫半兵衛の人情裁きを描く、書き下ろし時代小説。
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音羽町の玩具屋「童や」の娘・おみよが手込めにされた上に絞め殺され、江戸川に浮かんだ。北町同心の白縫半兵衛は「童や」に内職の凧を納める浪人、山崎平四郎に目をつけるが、その山崎には労咳を患う妻がおり……。「世の中には知らん顔したほうが良いことがある」と嘯く、北町奉行所臨時廻り同心・白縫半兵衛の粋な人情裁きを描く好評シリーズ第八弾。
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大身旗本佐橋主計の嫡男京一郎が、覆面の侍に襲われ重傷を負った。佐橋家が主筋の与力大久保忠左衛門に呼び出された北町奉行所臨時廻り同心白縫半兵衛は、秘密裏の覆面の侍を捕らえてほしいと頼まれるが……。人気書き下ろし時代小説シリーズ第十四弾。
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日本橋室町の小間物屋紅梅堂の周辺をうろつく遊び人風の若い男を探りはじめた臨時廻り同心白縫半兵衛。そんな折り、北町奉行所与力大久保忠左衛門の妻加世の実家、旗本村上家の婿養子が行方知れずとなった。姿を消した彦之丞の行方を追うにつれ、紅梅堂との関わりが浮き彫りになっていく……。人気シリーズ第十七弾。
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同心の白縫半兵衛らは、辻斬り強盗の捕物の際に、人足の峰吉と関わりを持った。そんな折、廻り髪結の房吉は、匕首を持った男たちが峰吉を襲おうとする現場に遭遇する。毎日、思案橋の袂に佇む峰吉の腕には、三分二筋の入墨があり…。シリーズ第十弾。
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赤坂御門傍の溜池脇で男が滅多刺しにされて殺された。北町奉行所臨時廻り同心の白縫半兵衛と役者くずれの鶴次郎が探索を開始するが、男は昔、中村座の大部屋役者をしていた女衒の栄吉だとわかり……。北町奉行所の同心・白縫半兵衛の人情裁きを描くシリーズ第十三弾。
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南町奉行所臨時廻り同心白縫半兵衛は市中見回りの最中、大身旗本の嫡男白崎紀一郎が野菜売りの百姓駒吉を無礼討ちした現場に出くわした。支配違いのため旗本に手出しの出来ない半兵衛は、役者崩れの鶴次郎に白崎に恨みを抱く駒吉の娘おちよの様子を見させていたが……。書き下ろし人気時代小説、シリーズ最終巻。
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北町奉行所臨時廻り同心の白縫半兵衛宅に、一匹の三毛猫が迷いこんだ。首に巻かれた小さな布切れにあった文字をたよりに飼い主に三毛猫を無事届けた半兵衛。そんな折り、与力の大久保忠左衛門に呼び出された半兵衛は、伝馬町の鍵役同心が行方知れずになったと告げられる。書き下ろし長編時代小説シリーズ第十二弾。
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下谷広小路の呉服商の主が誘拐され、300両の身代金が要求された。探索を任された半兵衛は、妻と倅の様子に不審を抱くが事件は思いもよらぬ転がりを見せてゆく。北町奉行臨時廻り同心 白縫半兵衛の人情裁きを描く第二弾。
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瀬戸物屋の主・文造が何者かに襲われ殺された。現場付近の目撃証言から、源助長屋に出入する女に目星を付けた半兵衛は、女の素性を確かめるべく長屋を見張っていたが、そこに現れた女は訳ありの様子で……。「世の中には私たちが知らん顔した方が良いことがある」と嘯く、北町奉行所臨時廻り同心・白縫半兵衛の粋な人情裁きを描く好評シリーズ第六弾。
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安中藩江戸留守居役の江藤刑部が囲っていた女、お杏が突然姿を消した。内々にその探索を命じられた北町奉行所臨時廻り同心の白縫半兵衛は、お杏の幼馴染みで江藤配下の山内小五郎と共にお杏の行方を追うが……。「世の中には私たちが知らん顔した方がいいことがある」と嘯く、人情同心の活躍を描く好評シリーズ第七弾!
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寄合に行ったきり行方を晦ましていた打ち物屋・堺屋の主、宗右衛門が、その十日後、浅草雷門の前で記憶を失い、みすぼらしい人足姿で発見される。北町奉行所臨時廻り同心白縫半兵衛は、堺屋の意を汲んだ与力大久保忠左衛門に命じられ、事の真相に迫るが……。書き下ろし時代小説第15弾。
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北町奉行所の支配与力大久保忠左衛門に呼び出された半兵衛は、おふみという女の行方を探せと命じられる。大身旗本の台所女中だったおふみは、二十五両もの金を持って逐電したというのだが…。好評シリーズ第十一弾。
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