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『社会、松本清張(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~5件目/全5件

  • シリーズ2冊
    715(税込)
    著:
    松本清張
    レーベル: 新潮文庫
    出版社: 新潮社

    保守党派閥抗争の確執の中、若手議員・川村は色と金を求め、銀座の高級クラブのママ織部佐登子に眼をつけた。だが、彼女は財界人をパトロンに持ち、政・財界間の影の資金ルートをつないでいた。次期首相を約束される寺西議員のもとから、逆リベートを運ぶ途中、佐登子は若い男に金を強奪されてしまう――。秘書、運転手、院内紙記者、代筆屋など代議士の陰で蠢く永田町人種の生態。
  • ホメイニ革命直後 緊迫のテヘランを描く。

     アメリカ在住のイラン人商人がふと洩らした言葉をヒントに、イラン革命の真相を追って、テヘランに乗り込んだ男の身に危機が迫った……。

     パーレビ王朝の近代化路線・白い革命と、イスラム最高指導者ホメイニの黒い革命。そして背後で暗躍するCIAの影。

     激動するイランで彼が見たものは何だったのか?

     筆者自らの革命勃発期のイラン滞在経験が動機となって描かれた作品で、豊富な取材力に基づいた、予言性に満ちた迫真のドキュメント・ノベル。
  • 玉突き衝突事故で、激しく燃えあがる3台の車。死者6名、重傷3名。A新聞の「読者のニュース写真年間最高賞」に輝いたのは、東名高速での凄惨な自動車事故を写した1枚の写真だった。夜景を撮影に来て事故に出くわした、という受賞者・山鹿恭介。“十万分の一”と評された奇跡のシャッターチャンスは、本当に偶然なのか? より迫力ある作品を残したいというアマチュア・カメラマンのエゴイズムを軸に「作られた報道写真」問題を深くえぐる社会派ミステリー。
  • 275(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    擬装倒産で私腹を肥やした経営陣をめぐる殺人事件。犯人像が二転、三転する社会派推理小説

    会社更生法という大企業優先の悪法を逆手にとり、擬装倒産で私腹を肥やす弱電機器の大手メーカー、イコマ電気社長。傘下の中小企業は軒並み行きづまり、自殺者が出るに及んで、ついに彼等の怒りが爆発した。そのさなか、前経理担当重役の杉村が失踪! 殺された疑いが……。不合理な社会のひずみをクローズ・アップし、激しく糾弾した松本清張の社会派長編推理小説。
  • 297(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    昭和史の謎に挑んだ松本清張の代表作!

    昭和23年1月26日、帝国銀行椎名町支店に東京都の腕章をした男が現れ、占領軍の命令で赤痢の予防薬を飲むよう告げると、行員らに毒物を飲ませ、現金と小切手を奪い逃走する事件が発生した。捜査本部は旧陸軍関係者を疑うが、やがて画家・平沢の名が浮上、自白だけで死刑判決が下る。膨大な資料をもとに、占領期に起こった事件の背後に潜む謀略を考察し、清張史観の出発点となった記念碑的名作。

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