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『哲学、中公文庫、801円~1000円(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~10件目/全10件

  • ヴァレリーの全作品は現代世界の一つの無比に精緻な叙事詩である――。表題作ほか、訳者によって精選された「知性に就て」「地中海の感興」「レオナルドと哲学者達」の全四篇を収める。巻末に吉田健一の単行本未収録エッセイを併録する。
    【目次】
    訳者の序(吉田健一)
    精神の政治学/知性に就て/地中海の感興/レオナルドと哲学者達(ヴァレリー/吉田健一訳)
    ヴァレリーに就て(ヴァレリー頌/ヴァレリーのこと 吉田健一)
  • 1,100(税込)
    著:
    源了圓
    レーベル: 中公文庫

    江戸時代の思想の理解なくして近代日本の理解はない。伊藤仁斎、荻生徂徠、本居宣長……鎖国と封建制という厳しい条件下で発展を遂げた思想の諸相を明快に解説、その潜在的な近代性を明らかにする。江戸思想史の全体像をつかむうえで最上の入門書。新たに巻末エッセイ「自分と出会う」を付す。〈解説〉小島康敬

    【目次より】
     序  徳川時代の再検討
    第一章 朱子学とその受容
    第二章 陽明学とその受容
    第三章 古学思想の形成とその展開
    第四章 武士の道徳
    第五章 町人と商業肯定の思想
    第六章 十八世紀の開明思想
    第七章 経世家の思想と民衆の思想
    第八章 国学運動の人々
    第九章 幕末志士の悲願
    終 章 幕末から明治へ
  • イスラーム教徒とキリスト教徒が抗争する十二世紀の地中海。勢力を広げるムワッヒド朝が突きつけた「改宗か死か」。神を求める人間の葛藤、迷い、失望と愛憎。マイモニデスはスペインからエジプトへと異郷を放浪しながら、言葉の力で迫害に抵抗し、人々に生きる勇気を与える。史実に基づき、中世最大のユダヤ思想家の波乱の生涯を描く歴史物語。



    序 章

    第一章  背教者

    第二章  書状の決闘

    第三章  ミルトスの庭

    第四章  フスタート炎上

    第五章  死者の町

    第六章  王者と賢者

    終 章

    あとがき/表記上の注記/引用出典/参考文献
  • 戦後の「正義」に抗い、自身の「私情」に忠実であることを表明した「戦後と私」、三島由紀夫、石原慎太郎、大江健三郎を論じた卓越した批評「神話の克服」。「私」三部作ほか、癒えることのない敗戦による喪失感と悲しみを文学へと昇華した批評・随想集。自作回想「批評家のノート」初収録。
    〈解説〉「江藤淳と『私』」平山周吉
    【目次】

    文学と私/戦後と私/場所と私/文反古と分別ざかり/批評家のノート

     Ⅱ
    伊東静雄『反響』/三島由紀夫の家/大江健三郎の問題/神話の克服

     Ⅲ
    現代と漱石と私/小林秀雄と私

    解説 江藤淳と「私」(平山周吉)
  • 「保守」という思想はいったいどのようなものであるか? 小林秀雄、三木清、橋川文三、福田恆存、竹内好、大川周明……。近代日本史をふまえつつ、気鋭の研究者は先人たちを訪ね直し、保守思想をその起源から描出した。混迷の現代日本にも迫り、読者に新たな発見を与える保守のヒント集。
  • 990(税込)
    訳者:
    町田三郎
    訳者:
    尾崎秀樹
    レーベル: 中公文庫

    春秋戦国時代に成立した軍事思想書で、徹底した合理主義を説く「孫子」。戦国時代初期、一大変革期に楚の宰相を務めた呉起の言を集め、戦争における「仁」の重要性を説く「呉子」。ともに兵法書として名高い二書を合本。混迷深まる現代における必携の書。〈解説〉湯浅邦弘
  • 22年前に刊行された哲学の名対談を完全復刊。「稀有の体系的哲学者」と「サブ・カルャーの旗手を任じる作家」という異色のふたりが、いかに生きるか、そして哲学に何ができるかという問いをめぐって、真摯な問答を交わした名著。本書に漲る異様な気迫は、両者が思索の場で真剣勝負をしているところから生まれたものだ。難解な哲学を、問答によってやさしく、しかし体系的に読める、ロングセラーにして哲学入門の必読書。
    目次より
    現代哲学とは何か
    同時代の哲学
    マルクス主義の行く方
    現代哲学のたたかい
  • 昭和二十年八月十五日、終戦の玉音放送を拝したラジオの前の人びとは、一瞬の静寂のうちに、何を聞きとったのだろうか。太宰治、三島由紀夫、吉本隆明らによる、その日の言説を繙きながら、歴史の彼方に忘れ去られた至高の瞬間をさぐる、精神史の試み。

    *目次から
    第一章 折口信夫「神 やぶれたまふ」
    第二章 橋川文三「『戦争体験』論の意味」
    第三章 桶谷秀昭『昭和精神史』
    第四章 太宰治「トカトントン」
    第五章 伊東静雄の日記
    第六章 磯田光一『戦後史の空間』
    第七章 吉本隆明『高村光太郎』
    第八章 三島由紀夫『英霊の聲』
    第九章 「イサク奉献」(旧約聖書『創世記』)
    第十章 昭和天皇御製「身はいかになるとも」

    *著者紹介
    長谷川三千子 1946年東京生まれ。祖母は作家・野上弥生子。東京大学文学部哲学科卒業、同大学院博士課程中退。東京大学文学部助手などを経て、埼玉大学教授。2011年退官、同大学名誉教授。2013年よりNHK経営委員。著書に『からごころ――日本精神の逆説』(中公叢書・中公文庫)、『バベルの謎――ヤハウィストの冒険』(中公文庫、和辻哲郎文化賞)、『民主主義とは何なのか』(文春新書)、『日本語の哲学へ』(ちくま新書)、『九条を読もう!』(幻冬舎新書)など。
  • 辛亥革命に身を投じた北一輝が帰国後の一九二三年に著し、国家改造の青写真を示して発禁処分になった『国家改造案原理大綱』。一部を伏せ字とし改題して刊行された本書は、昭和の青年将校を魅了し二・二六事件の引き金となったが、一方で私有財産制限、華族制廃止、財閥解体を訴え戦後改革の先駆けとも評される。〈解説〉嘉戸一将。
  • シリーズ2冊
    9221,153(税込)
    著:
    保坂和志
    レーベル: 中公文庫

    小説は、読んでいる時間のなかにしかない。読むたびに、「世界」や「人間」や「私」について、新たな問いをつくりだすもの、それが小説なのだ――。ときに立ち止まり、ときに駆け抜ける、思考の原形としての「生(なま)」の小説論。

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