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『時代劇マンガ、ビッグコミックス、1円~、2018年11月3日以前(マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全290件

  • 舞台はフランス革命前夜。
    三部会の議員となり、貧困にあえぐ国を合法的に救いたい平民のギデオン。
    目的のためなら残酷でも最短の道を進もうとする、貴族のジョルジュ。
    国を変えたい二人の男が、共にその足を踏み出した。
    正義と悪と愛と憎悪の共同作業がむかうのは、血の地獄か、理想の未来か。
  • 693(税込)
    著:
    岩明均
    出版社: 小学館

    頼之の目的、丸川町の七夕祭りの謎、失踪した教授、ナン丸の超能力,すべての謎は丸神山の山頂でつながっていた! 再び丸神の里へ現れた頼之だったが、すでにその足取りは警察につかまれ、特殊部隊に囲まれることとなり、町は多くの犠牲者が生み出される惨状と化した。だが実は頼之は丸神の里の領主。里の者はたちは警察に協力することを拒んだが、ついに現れた丸神教授のとりなしによって、頼之逮捕に協力することになったのだった。すべては里を守るために――。すべての謎が明かされる大伝奇ロマン、完結!
  • 前代未聞の「新・三國志」!!

    「千年に一人の神算鬼謀の軍師」「作戦の神様」様々な異名を取る天才軍師・諸葛孔明は、なんと泣き虫だった!?

    新解釈にあふれ、無類に面白いベストセラー小説を超絶画力でコミカライズ!!
  • 革命はいざギロチンの時。何を思う最終巻!

    産みの親であるロワール公から「愛していなかった」という真実を告げられたギデオンは、傷心のままジュルジュを送り出し、友人であるルイ16世とも距離をおき始めた。
    一方、扇動者だったジュルジュを失っても革命の炎は止まらない。
    ギデオン、ジョルジュ、ソランジュ、ルイ16世、マリー、ロベスピエール、サン=ジュスト……革命の時を共に生きた彼らの感情が最後に行き着く場所は?

    「新説フランス革命史」感動のフィナーレ!!
  • 戦乱の世に、運命にあらがい信念に生きる人間像を描く大河歴史コミック

    ▼第1話/脱獄▼第2話/仇討▼第3話/疾風剣▼第4話/無風道人(1)▼第5話/無風道人(2)▼第6話/無風道人(3)▼第7話/無風道人(4)▼第8話/秘太刀▼第9話/幻の使者▼第10話/通り魔▼第11話/雷雲党▼第12話/忍剣▼第13話/土一揆▼第14話/地摺り残月剣▼第15話/雷雲砦▼第16話/密偵▼第17話/天神戦法●登場人物/結城重太郎(伏影城元城主の一子。父の仇討ちをめざす)。影丸(謎の忍者。雷雲党を説得し城を攻めるよう導く。農民に人望が厚い)。無風道人(謎の僧侶。重太郎に剣の基本、吹毛剣を教える) ●あらすじ/永禄年間のこと。土牢に幽閉されていた子どもが助け出された。それは伏影城元城主、結城隼人光春の一子、重太郎だった。当時の家老坂上主膳の謀反により、城はのっとられ父は非業の死を遂げていた。牢を出た重太郎は、父の仇をうつため単身城に忍び込む。そこに待っていたのは、謎の忍者と主膳の影武者の死体だった(第1、2話)。▼城で会った忍者、影丸に助けられた重太郎は、追手から身を隠しつつ腕と心をみがくために、武者修行の旅に出る。一方主膳は、腕のたつ最上三剣士に重太郎を討つよう申しつける。その頃、重太郎は瀕死の落武者から「陰の流れ疾風の剣」を伝授されていた…(第3話)。▼仇討ちのために、重太郎は無風道人のもとから故郷へ戻っていた。影丸は、闘いで腕をなくし倒れた重太郎を助け、雷雲党の砦にかくまうが…(第15話)。●本巻の特徴/剣法とは精神論でなく、ただひとを殺すための方法だと語る無風道人。ウサギを殺すことなく毛だけを斬る、太刀先の見切りを教える。登場人物の異なる信念がぶつかりあい、重太郎は剣の腕をあげていく。●その他の登場キャラクター/坂上主膳(第2、12、13話)、最上三剣士(第3、5~7話)、林崎甚助(第3、16話)、上泉秀胤(第3話)、明美(第6、8、9話)、眼づけの熊(第6、7、16話)、雷雲党(第11、15、17話)、螢火(第12、14話)●その他のデータ/登場する忍術・剣術~陰の流れ疾風の剣(第3話)、金剛縛または合気遠当ての術(第8話)、吹毛剣(第8話)、地摺り斬月剣(第14話)、天神戦法(第17話) 解説~武光誠(明治学院大学助教授)
  • 693(税込)

    伊賀忍びの里に現れた謎の少年ワタリと老忍者四貫目。伊賀の秘密の掟を暴こうとする2人の背後には、支配者の魔の手がしのびよる…。
  • 感情の新フランス革命史、運命の頂へ!

    ヴェルサイユ宮殿に迫る、怒れる女たちの行進は、
    ついにアントワネットをプチ・トリアノンまで追い詰めた。

    王国を転覆させようとするジョルジュ、守ろうとするギデオン。
    交叉したふたりの運命を根底から揺るがす、驚愕の出来事が!?
  • 693(税込)
    著:
    岩明均
    出版社: 小学館

    頼之もまた「手がとどく者」。高志を知っており、なぜかナン丸を消そうとした…! そして頼之が高志やナン丸の前から姿を消した後、次々と起こる怪事件。人間が消え、セスナが消え、船が消え、ビルが消え…巨大な屋敷ごと政治家が消え…。頼之の仕業と思しいものの、その意図は誰もが計りかねていた。いっぽう、教授が研究していた「丸神の里の七夕」についての解明を進める丸神ゼミ生たちは、不可解な真実に行き当たっていた――!!
  • 生きて娘のもとへ帰るため、拷問に耐える平民・ギデオン。
    そのギデオンを救うため、王族に弓を引く貴族・ジョルジュ。
    二人をつなぐその過去には、
    まだ新たな秘密が隠されていた。
    愛されることを捨てたジョルジュだが、
    ギデオンだけは別の存在、もう一人の自分・・・
    そして、ベルサイユ宮殿では、
    30代、母となったアントワネットが、
    庭の茂みで、艶やかに、悪戯に咲く。
  • フランス王室の転覆を目論むジョルジョの謀略は、じわじわとルイ16世とアントワネットを追い詰めてゆく。その裏には、ルイの妹・エリザベートの存在が…!?
  • 693(税込)
    著:
    岩明均
    出版社: 小学館

    丸神教授の消息を求めて丸川町を訪れたゼミの面々は、丸神山で不思議な儀式を目撃したことを町民たちからとがめられてしまう。いっぽうナン丸の超能力は、「手が届く者」高志の手ほどきによって上達したが、その力は高志らによって、超能力セミナーの見世物として利用されることになってしまった。そのころ、丸川町では「頼之」と呼ばれる人物の行方が取りざたされていた――岩明均の伝奇ロマン、謎が謎をよぶ第2集。
  • 【電子版限定特典!】
    コミックス累計1000万部を超える大ヒット医療漫画『医龍』、驚愕のサスペンスホラー『幽麗塔』と、
    描く作品全てが大きな注目を浴びる乃木坂太郎が、新たに「フランス革命」に挑戦した意欲作『第3のギデオン』。
    その最新第4集発売を記念して、著者を代表する3作品の、これまで発表されていなかった秘蔵カラーイラストを
    デジタル画集として進呈! ファンならずとも感涙の美麗画の数々を手に入れられるのはこの機会だけです!!

    【作品内容紹介】
    ギデオンとジョルジュ、幼い頃に袂をわかった親友。
    「フランスという国を変えたい!」という思いは同じだが、
    いまやギデオンは【国王ルイ16世の知遇も得る議員】、
    かたやジョルジュは【王国転覆を企むテロリスト】という、
    対立する立場になった。

    国が貧窮し、ジョルジュの策略で王室への憎悪が民衆に充満する中、
    ふたりの運命は、ルイ16世、王妃マリー・アントワネットなどを
    巻き込んで激しく交叉する。

    そしてついに、国の運命を大きく左右する男、ロベスピエールに変化が…!
  • 693(税込)
    著:
    岩明均
    出版社: 小学館

    ちょっとした超能力が使えるのが取り柄の南丸こと、ナン丸はある日、知り合いでもない民俗学の教授・丸神から呼び出しを受けた。だが丸神は調査のため「丸神の里」へ行ったきりで戻っておらず、残された研究生からは「教授とナン丸は、同じルーツを持つらしい」と告げられ、心当たりを尋ねられた。だが何も知らない――。いっぽう「丸神の里」東北の丸川町では、殺害方法のわからない猟奇事件が起きた。失踪した丸神教授の研究内容と足取りを追って、丸神ゼミとナン丸は「丸神の里へ」おもむくが…。
  • 「父殺し」の欲望に覚醒したロベスピエール達は、ついに武器をとり、要塞バスティーユへと向かい始める。

    その先頭に立つジョルジュと、王室と民衆の間でもがくギデオン。

    今また、ふたりの運命が交叉する。
  • 王子を暗殺するため、
    ベルサイユ宮殿に侵入したジョルジュ。
    そこにいたのは、王妃マリー・アントワネット。
    身を挺して我が子を守ろうとするアントワネット。
    思わぬ抵抗に手こずるジョルジュ。
    そこにルイ16世が現れ、
    ジョルジュはついに、国王と対峙する。
    もう後戻りできないジョルジュ。
    正義と悪が結託し、愛と憎悪が混じり合う。
    そして革命へ!!
  • 東京神田で創作居酒屋を営む武藤銀次。
    店も料理も中途半端な銀次は、
    不思議な井戸を通って江戸と東京を行ったり来たり。
    めし友になった家さんと、江戸グルメを大満喫。

    ところが、ひょんなことから家さんが
    11代将軍・徳川家斉だと気づいてしまい・・・!?

    元祖すき焼き、江戸のカクテル、びっくりウナギ、
    何十杯でもごはん・・・ほか、美味しい品々続々登場!!
  • 滋養美味、江戸生まれ“究極の初物”とは?

    江戸と東京を行ったり来たりのタイムトリッパー・武藤銀次は、創作居酒屋・銀次を営む。

    江戸では将軍様の食事を担当する賄方・長谷川平蔵と一緒に江戸グルメを食べ歩き。さらに将軍様ともメシ友に!!

    旬と滋養に溢れた江戸の美味が、東京で「華」ひらく!!
  • 景を失い、男達の闘いは激化する――!

    七五三兵衛の銛に撃ち抜かれ、難波の海に沈んだ景。

    眞鍋海賊は茫然自失の雑賀衆を後にし、景を救う為に舞い戻ってきた村上海賊と正面から激突!! 詞戦いや村上海賊の秘密兵器も登場し、いよいよ戦は熾烈の極みへ!!

    景のいない戦場で、それでも男達はそれぞれの意地と誇りを賭け、史上に残る大海戦を繰り広げる―――!!
  • 妹を守る。それが兄の“戦国”だった――

    天二十一年(一五五二年)、穏やかに一年の始まりを祝う景虎たち。

    戦乱が絶えぬ中、束の間の休息と思われたが、武田晴信(後の信玄)の軍師、山本勘助がはなった「草」が越後に潜入…
    その陰は、隠居中の景虎の兄・晴景の周辺にも忍び寄る。


    病弱、戦嫌い、家族想い。
    時代と立場を誤り、生まれてきてしまった心優しい人。


    景虎を女城主とし、陰ながら支えた彼にも、歴史に記されなかった戦いがあった。


    さらに、景虎に助けを求め、関東から招かれざる客がやってくる。

    いざ、新たな戦いへ――


    東村アキコが描く本気の大河ロマン。
    女・上杉謙信一代記、第6集!
  • 戦国大名の先駆け、伊勢新九郎の物語!

    織田信長、豊臣秀吉、徳川家康……
    かの有名な武将たちが活躍する時代の少し前、戦乱の世のはじまりを生き抜き、切り開いた男がいた―――
    その名を伊勢新九郎。
    彼はいかにして戦国大名となったのか。
    彼はそもそも何者だったのか。
    知られざる伊勢新九郎の生涯を、まったく新しい解釈で描く意欲作!
    「戦国大名のはしり」とも言われる武将を描く、話題騒然の本格歴史コミック、待望の第1集!!!!!
  • 605(税込)

    類いまれな英雄・劉邦を描くエンタメ史劇!

    始皇帝暗殺をもくろむ美男子・張良、劉邦の人生を変える美女・呂雉など美しい主要人物がゾクゾクと登場する第3集です!

    ―・S・T・O・R・Y―
    始皇帝暗殺を四六時中考えながら中華全土を放浪する美男子・張良。はるか東の町で、ついに彼の必要とする怪力男に出会う。その男を手に入れるため、張良に提示された条件は、一か八かで奴隷になることだった・・・・・・!?

    一方、夏侯嬰を「失った」後も、亭長(警察署長)として毎日を過ごす劉邦。ずっと卵を産まなかった雌鶏がとつぜん卵を産んだその日、劉邦は導かれるように大富豪の宴会に足が向かうが・・・・・・

    衝撃のラストに間違いなく息を呑む第3集、是非ご期待ください!!!
  • インカ帝國、その滅亡の道がここに極まる!

    次々と大切なものを奪われるティトゥ、インカ帝國の落日に為す術は…歴史の一幕を紡ぐ叙事詩、ついに完結!!
    インカ帝國、読者諸兄はその名をもちろんご存じだろう。
    しかし、文字を持たない文化であったインカには帝國側の歴史書は存在しない。征服者であったスペイン側の記録が残るのみである。しかし落日のインカ帝國にあって最後の抵抗を続けた人物ティトゥ・クシがいる。彼がインカ側最後の文献をスペイン国王への陳述書の形で残した。(インカの反乱 岩波文庫)
    これは、落日のインカで最後に輝いた青年の物語である!
  • インカ帝國、その滅亡の道を辿ろう!

    インカ帝國、読者諸兄はその名をもちろんご存じだろう。
    しかし、文字を持たない文化であったインカには帝國側の歴史書は存在しない。征服者であったスペイン側の記録が残るのみである。しかし落日のインカ帝國にあって最後の抵抗を続けた人物ティトゥ・クシがいる。彼がインカ側最後の文献をスペイン国王への陳述書の形で残した。(インカの反乱 岩波文庫)
    これは、落日のインカで最後に輝いた青年の物語である!
    父であるインカ帝國皇帝に、退位を迫った息子・ティトゥとアマルゥ。迫り来るエスパーニャの兵と闘うことは出来るか!?インカの誇りを見せることがかなうのか…!?
  • 693(税込)
    原作:
    和田竜
    漫画:
    吉田史朗
    出版社: 小学館

    ついに、秘策・鬼手が発動した―――!!

    とうとう村上海賊秘策中の秘策、鬼手の正体が明かされる!!そして村上海賊の男達は姫君を救うために全軍反転、ここに第一次木津川海戦の幕が開けることとなった。

    しかし助けが到着するまで、このままでは七五三兵衛率いる眞鍋海賊の猛攻に耐えることができない。そのとき、村上海賊の娘として景が取った選択とは―――!?
  • 反響轟轟!話題の歴史物語、待望の第2集!

    武田鉄矢氏はじめ、各所で激賞の嵐!!

    時は大正。自らの為に創設された御学問所で
    強烈な講師陣による英才教育を施される
    迪宮(みちのみや)少年。

    やがて天皇となることを運命づけられた少年も、
    とはいえ多感な10代半ば。

    学友たちとのかけがえのない日々を過ごす一方で、
    母のように慕った教育係・足立タカとの悲しい別れや
    周囲が押し進める「お妃候補」との出会いを経て
    少しずつ大人への階段を登ってゆく姿が
    情感豊かに描かれます。

    ビッグコミックオリジナル誌にて大きな反響を呼ぶ
    「誰も見たことのない」歴史物語--
    身震い必至の第2集、いよいよ発刊!!
  • 江戸×東京 ウマめしハイブリッド!!

    旗本の賄頭(まかないがしら)、カタブツ・平山堅衛門が、東京へ!??

    新戦力の加入で、ウマさがさらにパワーアップした居酒屋・銀次。

    …ところで、お江戸の平山家は大丈夫??
  • 693(税込)

    ▼第1話/首の男〔エスキモー編〕▼第2話/羊飼いトリア〔インド編〕▼第3話/山女魚(やまめ)(聴耳草紙より)▼第4話/馬婿〔日本編〕▼第5話/狼石(聴耳草紙より)▼第6話/お仙〔日本編〕▼第7話/赤沼〔日本編〕●あらすじ/あるところに漁師の兄弟がいた。二人は仲が良く、いつも協力し、お互いを尊重しあいながら暮らしていた。だがある時、近所に住む「お仙」という美しい女性に出会った二人は、ともに心奪われてしまう。嫉妬と疑心暗鬼から、いがみあうようになってしまった彼らは、遂に船の上でケンカを始め、襲ってきた嵐に飲まれてしまった。幸い二人は命を落とすことはなく、浜に打ち上げられるが、そこで自分たちの愚かさに気づく。とはいえ、お仙のことは諦めきれない。二人は思い悩んだあげく、許されざる行動を起こしてしまう…(第6話)。●本巻の特徴/数々の力作を生んできた『神話伝説シリーズ』の最終巻。男女の愛と兄弟愛の葛藤を描いた表題作「お仙」をはじめ、「山女魚」「馬婿」など、日本の民間説話に素材やアイディアを求めた5編と、外国の神話伝説をもとにした「首の男」「羊飼いトリア」の2編を収録している。初出は「首の男」「羊飼いトリア」「山女魚」1979年、「馬婿」「狼石」「お仙」「赤沼」1980年。なお引用されている「聴耳草紙」というのは、東北・遠野出身の民族学者・佐々木喜善が、自分の故郷に伝承されている伝説を採集した記録である。●その他のデータ/巻末に、国際日本文化研究センター教授・小松和彦氏によるエッセイ「常民の心性への接近」を収録。
  • ▼第1話/ボロロ〔アマゾン編〕▼第2話/ワタカ〔日本編〕▼第3話/風狗〔日本編〕▼第4話/Tama(聴耳草紙より)〔日本編〕▼第5話/印南野(いなみの)(今昔物語)▼第6話/夜行(やぎょう)さん〔日本編〕●あらすじ/少女・ユキの一家が飼っていた馬が死んだ。農民にとって牛馬を失うことは、死を意味する。新たな馬を購入するために、ユキの母は質奉公に出た。質奉公とは、身売りのことである。その後、女房を失って自堕落になった父に、母と同じように身を売られそうになったユキは、山へ逃げ込み、そこで白馬に姿を変えた母に出会う…(第2話)。●本巻の特徴/大和(現在の奈良県)に伝わる話を描いた表題作「ワタカ」をはじめ、今昔物語から3つのエピソードを選び、作者の意図によって自由に配置・改作した「風狗」、「聴耳草紙」に着想を得た「Tama」、阿波の伝承話「夜行(やぎょう)さん」など、全6話を収録。初出は「ボロロ」1979年、「ワタカ」1974年、「風狗」1979年、「Tama」「印南野」「夜行さん」1980年。●その他のデータ/巻末に、藤本由香里氏によるエッセイ『観音さまの口』を収録。
  • 605(税込)

    類いまれな英雄・劉邦を描くエンタメ史劇!

    武勇、才気なくして農民から皇帝に駆け上がった男・
    劉邦と周囲の男たちをヒット作『土竜の唄』の著者が
    渾身の力で描きます! 男気、色気、笑いあふれる歴史活劇、
    早くも2集の登場です!

    ―・S・T・O・R・Y―
    故郷の沛に久々に戻った劉邦。
    仲間の仇を討つ為に古くからの宿敵、雍歯と対立します。泣く子もだまる沛の大侠・王陵が
    二人に提案した方法は蠱毒呑魂(こどくどんこん)。
    中華の猛毒が1つだけ入った盃を飲む、
    命がけの勝負に劉邦は挑む事に・・・・・!?
  • ▼第1話/名張忍法塾▼第2話/蜘蛛丸▼第3話/犬を呼ぶ少女▼第4話/伝火矢才蔵▼第5話/竜震〔真田軍記より〕
    ●登場人物/才蔵(名張忍法塾の卒業生。伝火矢の術の使い手)。蜘蛛丸(名張忍法塾の卒業生。蜘蛛手を操る)。桔梗(名張忍法塾の卒業生。傀儡の術の使い手)。次郎(桔梗の忍犬)。
    ●あらすじ/伊賀・名張の里の忍法塾では、一人前の忍者を目指して大勢の若者が厳しい訓練に励んでいた。慶長15年、蜘蛛丸、才蔵、桔梗の3人の若者は修行を終え、己の術のみを信じて、それぞれの道へ旅立っていくのだった(第1話)。▼豊臣方と決戦間近の徳川家に仕えることになった蜘蛛丸は、大阪城の銃の数の調査という使命を与えられる。人足として潜入した蜘蛛丸に、自分も徳川方の忍者だと名乗る文次という男が親しげに話しかけてくる。最初は掟どうりになんのことか分からないふりをしていた蜘蛛丸だったが、見張りに囲まれた際の文次の献身的な行動を見て、心を開く。しかし、蜘蛛丸も文次も見張りに捕まってしまう……(第2話)。
  • ▼第1話/イオ -変身-▼第2話/野牛の歌〔アメリカ編〕▼第3話/大熊の星〔インディアン編〕▼第4話/犬の島 セドナI 〔インディアン編〕▼第5話/犬の島 セドナII〔エスキモー編〕
    ●あらすじ/ある日、一人の男が狩りに出かけた。その途中、泥沼にはまりこみ抜け出せなくなっていた野牛を見かけた彼は、必死の努力で野牛を助ける。それから何年か後。男の住む村に「父さんを探しに来た」という不思議な少年が現れた。少年が言うには、自分の父は、かつて野牛を助けたその男だという。そして、母のもとに案内するという少年に連れられた男の前に現れたのは、一頭の野牛だった…(第2話)。
    ●本巻の特徴/表題作「野牛の歌」をはじめ、北米先住民の神話・伝承を基に描かれた「大熊の星〔インディアン編〕」、「犬の島 セドナI 〔インディアン編〕」、「犬の島 セドナII〔エスキモー編〕」、そしてギリシャ神話を下敷きにした「イオ -変身-」を収録。「大熊の星」では星座のいわれが、「犬の島 セドナI 」、「犬の島 セドナII」では、海に面した土地で生きてきた先住民たちの伝承が語られている。初出は「イオ-変身-」1975年7月、「野牛の歌」1976年4月、「大熊の星」1976年5月、「犬の島セドナI 」1979年2月、「犬の島 セドナII」1979年3月。
    ●その他のデータ/巻末に、拓殖大学外国語学部教授・松下直弘氏によるエッセイ『野牛の歌 神話・伝承の輝き』を収録。
  • 愛洲蔭流の秘太刀・吹毛剣の奥義とは? 無風の青年時代を描く巨匠・白土三平の幻の名作!

    ▼第1話/野兎斬り1▼第2話/野兎斬り2▼第3話/野兎斬り3
    ●登場人物/無風(陰流の祖・愛洲移香斎から野兎斬りの秘太刀を伝授された男)、下間隼人(無風とともに愛洲移香斎から野兎斬りの秘太刀を伝授される。のちに、富樫軍の侍大将となる)
    ●あらすじ/陰流の祖・愛洲移香斎から野兎斬りの秘太刀を伝授された無風と名のる男と下間隼人が、戦国の世に出ていった。今は侍大将、出城の城代にまでなった隼人も、無風のことが気になっていた。自分と同じ腕を持っているとすれば、どこかで名を聞いてもおかしくないのだが、無風の行方はわからなかったからだ。ある日、生まれながらに剣鬼の才を持った少年が、隼人の本陣を訪れた。たちどころに彼は、下間の三勇士の一人を妖剣にて不能にしてしまった。隼人は、この少年天才剣士に無風を捜すように命じるが……(第1話)。
  • ▼第1話/四ツ身の術▼第2話/二人小僧▼第3話/江戸屋主人長兵衛控え日誌より▼第4話/ある殺し屋の場合▼第5話/大上段絶命▼第6話/十蔵岩▼第7話/きのこ姫▼第8話/真剣白刃砕き▼第9話/くぐつ
    ●あらすじ/天正四年、不思議な術を使う柘植小四郎(つげこしろう)という男が、上杉謙信に会いたいと、その居城にやって来た。小四郎の術に興味を持った謙信は、彼を庭に入れ、術を見せるよう命令する。謙信の命令を受け、小四郎はとっておきの術を見せようとするが……(第1話)。▼ねずみ小僧として数々の盗みを働いてきた次郎吉だったが、病気の母親のために足を洗い、真面目に働こうとしていた。しかし、なかなかろくな仕事に就けず、次郎吉は盗みを働いてしまい、村人に捕らわれてしまう。生きる気力をなくした次郎吉は自殺しようとしたが、楓という女に助けられる。前科者の次郎吉に冷たい村人の中にあって、楓は次郎吉に思いを寄せていたのだ。それを聞いた次郎吉は、楓のためにもう一度真面目に働こうと決心する。しかし、村から逃げているときに「ねずみ小僧を追って江戸からやって来た」という男に会ってしまう……(第2話)。
  • 693(税込)

    ▼第1話/第1章・怪童子誕生▼第2話/第2章・謎の男▼第3話/第3章・狼谷の決闘▼第4話/第4章・伊賀の忍者▼第5話/第5章・再会▼第6話/第6章・地走り。放浪の巻▼第7話/第7章・仇討ち●登場人物/佐助(狼に育てられ、その後忍術の修行を積む。狼の群を率いる)、影丸(佐助の忍術の師匠。陰から佐助を見守る)、お春(佐助の母親。佐助を捜している)●あらすじ/ある農民夫婦の息子・佐助は両親が目を離している間に姿を消してしまった。 村人たちの必死の捜索も徒労に終わり、佐助はついに見つからなかった。それから月日はめぐり、遠く離れた村を狼の群が襲った。親玉狼を狙いに山に足を踏み入れた猟師・留吉に襲いかかってきたのは、なんと狼ではなく少年だった……!(第1話)。▼再び村を狼の群が襲った。しかし、今度は村人に逆襲されて少年は捕らえられ、「狼小僧」として話題になる。その噂を聞いて、「もしや佐助では……」とお春が村を訪ねてくる。母の子守歌に一度は心を開きかけた佐助だが、仲間の遠吠えで再び狼へと戻ってしまう。そこへ村人が襲いかかるが、煙幕が張られ、佐助は謎の男によって連れ去られる。意識を回復した佐助は、男に襲いかかるが……(第2話)。
  • 戦国忍者の活躍を描く白土三平の幻の名作!

    雲の巻▼第1話/神隠し▼第2話/死神の使者▼第3話/風魔砦▼第4話/明智の忍者▼第5話/天紋▼第6話/竜煙の謎。残月の巻(一)▼第7話/伊賀忍者▼第8話/金色の鷹▼第9話/狸とその部下▼第10話/謎?▼第11話/土遁変化▼第12話/誓い▼第13話/亡霊▼第14話/乱心法虫遁変化▼第15話/変わり身▼解説/初見良昭 ●登場人物/小太郎(風魔の忍者。竜煙の書を持って風魔の一族から逃亡する)。宗剣真(医者。22カ国の言葉を操り、この世でただ1人、竜煙の書を読めるという)。風魔十法斎(風魔の主領。天下を手に入れるために竜煙の書を狙う)。佐助(風魔の忍者。小太郎の師)。お春(小太郎の実母。小太郎を捜して放浪している)。 ●あらすじ/戦国の世、農民・お春の子、小太郎は大ワシによって連れ去られたまま行方不明となり、いつしか十数年の歳月が流れた……(第1話)。▼死神小僧という少年が現れた村は、全滅してしまうという噂が広まっていた。そこへ、ある平和な村に死神小僧が出現。彼を50人もの甲賀忍者が取り囲むのだが……(第2話)。▼風魔砦に現れた死神小僧は、風魔の主領に会わせろと主張する。高笑いする仮面の下から現れた顔はなんと主領の息子・小太郎だった。小太郎は父の命により上杉謙信のもとに忍び込み、ある人形を奪ってきたのだった。そして、その人形の中には巻物が隠されていた……(第3話)。 ●その他の登場キャラクター/十官道人(竜煙の谷に住み、竜煙の書の謎を知る老人。十官流忍法道の使い手)、石川五右衛門(伊賀忍者の集団の首領。天下を狙っている)、服部半蔵(家康の隠密団首領。家康の命で竜煙の書を狙う)、美女丸(秀吉配下の忍者)、美香(宗剣真の娘)
  • 第一部・桔梗の巻▼第1話/第1章・妖術[プロローグ]▼第2話/怪人暗夜軒▼第3話/妖術(丑三)▼第4話/第2章・謎の群・真田の忍者▼第5話/謎の群▼第6話/真田剣流▼第7話/真田屋敷▼第8話/第3章・死の影・剣光▼第9話/割散▼第10話/猿風▼第11話/死の影▼第12話/第4章・密宗・風魔▼第13話/流光▼第14話/密宗▼第15話/丑の刻▼第16話/風穴▼第17話/茨木。第二部・丑三の巻(一)▼第18話/第1章・小法師▼第19話/第2章・夜鷹▼第20話/第3章・死の商人▼解説/副田義也 ●登場人物/桔梗(大和高原の一角に暮らす少女)。暗夜軒(丑三の術を操る謎の怪人)。油屋の妖蔵(油屋稼業の裏で人身売買や武器の売買も行う商人。丑三の書を狙う)。岩波乱童(桔梗の祖父。岩波流銃術の使い手)。 ●あらすじ/慶長年間、大和高原の一角の大自然の中で祖父の岩波乱童と暮らす娘・桔梗は、暗夜軒の一味に囲まれていた剣士の助けに入るが、逆に危機に陥ってしまったところを祖父に助けられる。暗夜軒は丑三の術で乱童の命を奪うといい残して消えていく。翌日から乱童の身の回りに不気味な人形が現れるようになり、乱童は高熱を発し、桔梗に一本の巻物を託して死んでしまう(第1話)。▼秘密の実験を見てしまった桔梗は、忍者に殺されかける。そこに金色の鳥が現れて桔梗を連れて飛び去っていくが、巻物を落としていってしまう。河原で意識を回復した桔梗は、巻物がないことに気づく……(第2話)。 ●その他の登場キャラクター/猿飛、霧隠、穴山小助(真田の忍者)。武蔵(剣術の修行のため放浪している。後に二刀流に開眼)。南海坊天海(家康の参謀役の怪僧。暗夜軒を操る)。服部半蔵(公儀隠密団の首領)。太郎(風魔の一族の忍者)。
  • 693(税込)

    ▼第1話/プロローグ▼第2話/第1章・神かくし▼第3話/第2章・亡霊復活▼第4話/第3章・多面武蔵▼第5話/第4章・異変二階堂流▼第6話/第5章・二階堂乱舞▼第7話/第6章・猿風▼第8話/第7章・月影▼第9話/第8章・螢火狂乱▼第10話/第9章・竜煙▼第11話/第10章・飢牙作戦▼第12話/第11章・シジマ無情▼解説/石川弘義 ●登場人物/コッパ(全国の忍びの権利と生活を守る風魔一族の少年忍者。少々そそっかしい性格の持ち主)。スズメ(コッパに思いを寄せる少女)。犬丸半蔵(風魔一族の壊滅を狙う公儀隠密)。五月右近(ひょうひょうと生きる浪人。スズメの父)。宮本武蔵(浪人。二刀流を操る剣の達人)。太郎(風魔一族のナンバー2。コッパの兄貴分)。 ●あらすじ/コッパはある日、剣の達人でありながらひょうひょうと生きる浪人・五月右近とその娘・スズメに出会う。スズメをコッパのもとに残して右近は仕事を探しに出かけるが帰りが遅い……(第1話)。▼真剣勝負をすれば、お互いに無事ではすまないことを悟った右近と武蔵は、剣を引く。右近はスズメのもとヘ急ぐ途中、2人の忍者に襲われ、眠り薬を使われて連れ去られる。右近の帰りを心配するスズメに泣きつかれたコッパは、風魔の一族に助けを求める。話を聞いた風魔の太郎は、近ごろ剣客が相次いで誘拐されていることから、その裏に事件の臭いをかぎつける(第2話)。 ●その他の登場キャラクター/風魔の小太郎(風魔一族の首領)。二階堂主水(熊本で道場を開く剣術家。実は風魔一族で、「心の一方」の使い手)。シジマ(才蔵の忍犬)。
  • 693(税込)

    ▼第1話/第8章・友▼第2話/第9章・剣士・隼人▼第3話/第10章・三本角群狼の巻▼第4話/第11章・ベココ谷▼第5話/第12章・群狼 ●登場人物/佐助(狼に育てられ、その後忍術の修行を積む。狼の群を率いる)、一本杉のドッコ(怪力の農夫。一揆の首領として立ち上がる) ●あらすじ/チコの死により、固く心を閉ざしてしまった佐助。だが、そんな彼にも一人の友だちができた。彼女の名は楓。佐助に興味を持った彼女は、村の悪ガキたちにからかわれていた佐助を助けてくれるのだが……(第1話)。▼飢饉がやってきた。人間も食料を求めて山へ足を踏み入れるようになり、狼との縄張り争いが始まった。佐助は農夫の一本杉のドッコと謀って、茨木城の倉場を襲い、武士たちの米を奪う計画を立てる。佐助の合図で、狼と農民たちが一斉に城に襲いかかる……(第2話)。
  • 第二部・丑三の巻(二)▼第1話/第4章・夜賀のコワミ▼第2話/第5章・共鳴りの術▼第3話/第6章・陰月の太刀▼第4話/第7章・三つボクロ▼第5話/第8章・風魔一族▼第6話/第9章・風魔主領▼第7話/第10章・怪僧天海▼第8話/第11章・タンジン▼第9話/第12章・丑三 ●登場人物/桔梗(父の行方を捜す少女)。暗夜軒(丑三の術を操る謎の怪人)。太郎(風魔の一族の忍者)。油屋の妖蔵(油屋稼業の裏で人身売買や武器の売買も行う商人。丑三の書を狙う)。服部半蔵(公儀隠密団の首領)。猿飛、霧隠、穴山小助(真田の忍者)。 ●あらすじ/夜鷹は半蔵の身柄と交換に、油屋の妖蔵に丑三の書を渡す。妖蔵は夜賀を巻物に記された地図のもとに、四貫目を巻物の残り半分を手に入れるために真田屋敷へと向かわせる。しかし、この一件に風魔の一族が絡んでいることを知った四貫目は、あっさりと任務から手を引く。一方、夜賀は追ってきた夜鷹と戦いを繰り広げていた(第1話)。 ▼豊臣方と徳川方の決戦の日は近い。ふとしたことから丑三の書を手に入れた夜鷹は、どちら方につこうかと迷っていたが、柳生但馬に真田の猿飛を消すように命じられて道は決まる。その猿飛は謎の僧侶に姿を変えて農村に現れ、暗夜軒のもとへと迫っていた(第2話)。 ●その他の登場キャラクター/岩波乱童(桔梗の祖父。岩波流銃術の使い手)。武蔵(剣術の修行のため放浪している。後に二刀流に開眼)。南海坊天海(家康の参謀役の怪僧。暗夜軒を操る)。百官(忍組合ともいうべき風魔一族の主領)。コッパ(父を捜している少年)。
  • 天下を制する『竜煙』を巡る権力者の死闘!

    忍の巻▼第1話/人の変化▼第2話/砂の変化▼第3話/天の変化▼第4話/光の変化▼第5話/獣の変化。流星の巻▼第6話/無惨無限沼▼第7話/柳生親子▼第8話/白仮面▼第9話/無限沼第二のできごと▼第10話/還元▼第11話/斑猫▼第12話/影武者▼第13話/一葉浮水▼第14話/蛍火▼第15話/雷発 ●登場人物/小太郎(風魔の忍者。風魔の一族から逃亡後、竜煙の書の謎を追う)。宗剣真(医者。22カ国の言葉を操り、この世でただ1人、竜煙の書を読めるという)。風魔十法斎(風魔の主領。天下を手に入れるために竜煙の書を狙う)。佐助(風魔の忍者。小太郎の師)。 ●あらすじ/たび重なる戦乱と各地を襲った日照りで住む人もなく荒れ果てた大地を越えて風魔の忍者・佐助は家に戻るが、そこに家族の姿はなかった。話によると通りがかった秀吉の兵に妻・信乃は殺され、息子・太郎は父を捜しに旅に出たという。絶望のうちに放浪を始めた佐助だが、その卓越した力量によって、いつしか盗賊団の首領になっていた(第1話)。▼五右衛門砦を出た太郎は、父の佐助を求めて戦国の荒野をさまよっていた。ある日、太郎は砂漠に倒れていた母娘を助ける。事情を聞くと2人は五右衛門を捜しているのだという。案内を約束する太郎。喜ぶ母娘を一陣の風が包んだかと思うと……(第2話)。 ●その他の登場キャラクター/お春(小太郎の実母。小太郎を捜して放浪している)、石川五右衛門(伊賀忍者の集団の首領。天下を狙っている)、太郎(佐助の息子。父を捜して放浪する)、柳生石舟斎(剣法家。家康の命を受けつつ独自の行動をとる)、服部半蔵(家康の隠密団首領。家康の命で竜煙の書を狙う)、美女丸(秀吉配下の者)、美香(宗剣真の娘)
  • 693(税込)
    原作:
    和田竜
    漫画:
    吉田史朗
    出版社: 小学館

    いよいよ景の初陣が始まる! 怒濤の海戦!

    暗殺集団・多々良衆の襲撃をなんとか切り抜けた景姫は、自家存続のため毛利家と織田家の間で揺れる雑賀孫市の説得へ向かう。しかし中々首を縦に振らない孫市。そのとき景が取った行動は驚くべきものだった……!
    そして、ついに怒濤の海戦が始まる! 恐れ知らずの眞鍋海賊を前に、景の、門徒たちの命運やいかに―――!!
  • 693(税込)

    ▼第1部▼第2部●登場人物/松造(力も才能もない農夫。妻を信平に殺され復讐心に燃える)。妙(松造の妻)。伊予守信平(横暴な領主。農民のことは人とも思っていない)。 ●あらすじ/永禄年間、領主の伊予守信平は横暴と搾取の限りをつくしていた。松造の身重の妻・妙は、「腹の中の赤子の様子を見てみたい」という理由で信平に殺される。追いつめられた農民たちが起こした一揆も悲惨な終末を遂げ、松造もけがを負い、倒れていたところを忍者に拾われる……(第1部)。▼信平の圧政は続いていた。食糧不足で騒動が起こることを見越した信平は、罪のない娘たちを虐殺して農民たちを怒らせ、農民たちが一揆の相談に集まったところを一網打尽にしてしまう。怒り嘆く農民たち。そこに、「この悲劇は、罪もない兎を殺した呪いだ」と説く僧が現れる(第2部)。
  • 忍者影丸を通して描く感動の戦国ロマン

    ▼第1話/影一族(しびれ)▼第2話/影一族(岩魚)▼第3話/影一族(蔵六)▼第4話/影一族(三つ)●登場人物/影丸(陰の流れをくむ忍者。特殊な能力をもつ7人と出会い、影一族をつくる)●あらすじ/盗みをした男の一家が、川で処刑された。次の日、子どもにはかろうじて息があった。発見した村人たちはとどめをさそうとするが、なぜかもりをさそうとした瞬間、全身がしびれて死んでしまう。それを見ていた伝造というよそ者が、子どもを家につれて帰り、いっしょに暮らすようになった。そんなある日、襲ってきたオオカミが同じように一撃で倒された。この子、捨吉には危険な状態におかれたとき体内に変化が起こり、敵を感電死させる特殊な能力があったのだ(第1話)。▼魚をついていた男が沼におちて死亡した。八人目となった被害者に、村人は水魔のたたりだとうわさする。通りかかった侍が退治をかってでるが、一太刀あびせただけで水に落ち死んでしまう。数日後、湖を調べにきた男が傷をおった不思議な人間をみつけ、手当する。その身体は水中に適応したエラ孔や水掻きをもっていた。助けてくれた男に、身体半分が魚のような男、平太は生い立ちを語る…(第2話)。●本巻の特徴/影一族の影分身七人衆は、影丸を支え物語の重要な鍵をにぎる集団である。第4巻のくされにつづき、しびれ・岩魚・蔵六・三つの生い立ちと謎があかされる。今までかくされていた動きの意味や、影丸の不死身の理由までが明らかになる興奮の4編。●その他の登場キャラクター/しびれまたは捨吉(第1、2話)、くされ(第2話)、岩魚または平太(第2話)、蔵六または鬼吉(第3、4話)、鈴鹿の夜叉姫(第3話)、三つ(第4話)●その他のデータ/飛竜噴火渡りの術(第2話)、血走り(第3話)、蚊幕(第3話)、陰の流れ四本しめじの術(第3、4話)、仮死の法(第4話)、逆足(第4話)、影分身八つ身(第4話)
  • 戦乱の世に、運命にあらがい信念に生きる人間像を描く大河歴史コミック

    ▼第1話/会合(1)▼第2話/会合(2)▼第3話/会合(3)▼第4話/化性(1)▼第5話/化性(2)▼第6話/八つ身(1)▼第7話/八つ身(2)▼第8話/激流▼第9話/地走り(1)▼第10話/地走り(2)▼第11話/地走り(3)▼第12話/地走り(4)▼第13話/怪人▼第14話/蔵六▼第15話/神▼第16話/影一族(しびれ)▼第17話/無風(1)▼第18話/無風(2)●登場人物/結城重太郎(伏影城元城主の一子。父の仇討ちをめざす)。影丸(謎の忍者。戦乱の陰で暗躍し農民を助ける)。無風道人(院流の忍法「陰の流れ」をうけつぐ者。殺し屋として大物の首を狙い、その金を百姓に施す)。明美(重太郎を愛しそのあとを追う。影丸の妹)。●あらすじ/明智軍に包囲され、銃撃された重太郎の前にあらわれたのは、眼づけの熊だった。熊の率いる馬借は、光秀の影武者主膳の軍を全滅させる。重太郎といっしょに銃弾に倒れたかに見えた鬼吉は…(第1話)▼重太郎をみつけた明美は、撃たれた足を手当し献身的に看病する。明美の旅の連れ、太郎は鬼吉の息子であった。また重太郎の化膿した足を直したのは鬼吉に変装した影丸で、実は明美の探していた兄だった。意識の戻った重太郎は、仇討ちに憑かれたまま明美を残して去っていく(第4、5話)。●本巻の特徴/本能のまま反射的に行動する明美の性質について、エピソードをまじえながらくわしく語られている。相手を一心に愛する明美は、自分の身を捨てて重太郎を守る。また、甚助と無風の出会いにより、百姓も武士も同じ人間であり人に区別はないとする全編をつらぬく無風の信念が語られている。●その他のキャラクター/眼づけの熊(第1話)、鬼吉または蔵六(第6、9、14、15話)、坂上主膳(第1、2、10、11話)、太郎(第1、2、4、6、9、14話)、螢火(第2、3、6、10、11、16話)、明智光秀(第11話)、明智十人衆(第11話)、林崎甚助(第11、13、15、18話)、岩魚(第13、15話)、しびれ(第16話)、織田信長(第16話)●その他のデータ/登場する忍術~分身八つ身の術(第6話)
  • 693(税込)

    伊賀忍びの里に現れた謎の少年ワタリと老忍者四貫目。伊賀の秘密の掟を暴こうとする2人の背後には、支配者の魔の手がしのびよる…。待望の第3巻配信。
  • 戦乱の世に、運命にあらがい信念に生きる人間像を描く大河歴史コミック

    ▼第1話/地落し▼第2話/獣屍▼第3話/顕形(1)▼第4話/顕形(2)▼第5話/顕形(3)▼第6話/落首▼第7話/影丸見参▼第8話/毛塚用水▼第9話/波の鼓▼第10話/恋幻▼第11話/瘢瘡▼第12話/影一族(くされ)●登場人物/結城重太郎(伏影城元城主の一子。父の仇討ちをめざす)。影丸(謎の忍者。馬借隊を指揮し農民を先導して一揆を起こす。不死身だと恐れられている)。無風道人(陰流の忍法「陰の流れ」をうけつぐ者。殺し屋として大物の首を狙い、その金を農民に施す)●あらすじ/一揆のゲリラ軍に苦戦する信長勢。影武者主膳の率いる明智軍は、地形を読み、二手にわかれて敵を討ち取る計画をたてる。しかし相手の兵の少なさをみて総攻撃をかけた明智軍は、逆に影丸の軍の罠にはまる。地形を利用して徹底的に準備された攻撃は、明智軍を壊滅状態にした(第1話)。▼無風道人は信長の暗殺を請負い、死んだ牛にかくれて不意打ちをする。しかしそれは三人目の影武者の首だった。信長は道人を城に呼び、金五千本ののべ棒で影丸の首をとるように頼む(第2話)。▼ 光秀の影武者主膳は、甚助に仇として狙われていることを知って、先に甚助を殺そうとする。しかし待ち伏せした場所にあらわれたのは、偶然にももう一人の仇相手、重太郎だった。明美に命を助けられた重太郎は無人島に流れ着いた。そこで出会った老人から、誰もみたことがないといわれる幻の忍法、「波の鼓」を学び戻ってきたのだ。7年の月日が流れていた…(第9話)。●本巻の特徴/影丸は甚助に、自分が死んでもあとをつぐ者が必ずでて、いつか武士も百姓もない世の中がくるという考えを語る。無風は影丸の首をとり信長に献上するが、やがて首は消え、再び影丸は生きてその姿をあらわす。巻末に影一族の一人、くされの生い立ちも収録。●その他のキャラクター/坂上主膳(第1、9、10話)、木下藤吉郎(第1話)、螢火(第1、2、10話)、織田信長(第2、7話)、明美(第3~5、10話)、林崎甚助(第6、9話)、鬼吉または蔵六(第7話)、太郎(第7話)、くされ(第7、11話)、竹蔵(第8話)、宗忍性(第9話)、明智光秀(第9話)●その他のデータ/登場する忍術~唐忍法波の鼓(第9話)、移し身の術(第12話)
  • 693(税込)

    伊賀忍びの里に現れた謎の少年ワタリと老忍者四貫目。伊賀の秘密の掟を暴こうとする2人の背後には、支配者の魔の手がしのびよる…。完結の第4巻配信。
  • 戦乱の世に、運命にあらがい信念に生きる人間像を描く大河歴史コミック

    ▼第1話/落城▼第2話/序編▼第3話/廃虚▼第4話/無宿▼第5話/第二の影(1)▼第6話/第二の影(2)▼第7話/第二の影(3)▼第8話/陰の流れ(1)▼第9話/陰の流れ(2)▼第10話/陰の流れ(3)▼第11話/対決▼第12話/馬借▼第13話/一の太刀●登場人物/結城重太郎(伏影城元城主の一子。父の仇討ちをめざす)。影丸(謎の忍者。馬借隊を指揮し農民を先導して一揆を起こす。無風の弟子である)。無風道人(陰流の忍法「陰の流れ」をうけつぐ者。殺し屋として大物の首を狙う) ●あらすじ/討伐隊を奇襲し絶滅させた雷雲党は、すぐに隊になりすまして城にのりこむ。つづいて土一揆弾圧で不満をつのらしていた農民たちが、影丸の合図で攻め入ってきた。伏影城は落城し、農民たちの手によって火が放たれる。そのころなぜか、影丸は主膳を城から逃がしてやっていた。仇討ちをめざす一心の重太郎は、あとを追っていくが…(第1話)。▼重太郎に追われ木の上に身をかわした主膳は、夜があけると姿を消していた。主膳を取り逃がし戻ってきた重太郎の前に、城はあとかたもなかった。自分が農民の一揆のために、影丸に利用されたことを知る(第3話)。●本巻の特徴/主膳の正体は伊賀の抜忍だった。本巻で明智光秀になりかわろうとして逆に罠にはまり、今後影武者となる。また、陰流にまつわる信綱と無風の因縁があきらかになる。●その他の登場キャラクター/坂上主膳(第1、2、6、7話)、螢火(1、6、7話)、眼づけの熊(第3話)、柳生宗厳(第4、10話)、太郎・明美(第3、4、8、9、11話)、林崎甚助(第1、2、5、13話)、明智光秀(第5~7、11話)、風魔十法斎(第8話)、上泉信綱(第10話)、鬼吉(第3、11話)、馬借隊(第12話)、塚原卜伝(第13話)、足利義輝(第13話)●その他のデータ/登場する忍術・剣術~神陰流猿飛の部(第10話)、天狗飛び斬りの術(第13話)、卜伝流一の太刀の位(第13話)
  • 693(税込)

    伊賀忍びの里に現れた謎の少年ワタリと老忍者四貫目。伊賀の秘密の掟を暴こうとする2人の背後には、支配者の魔の手がしのびよる…。待望の第2巻配信。
  • 感動の戦国ロマン! 白土劇画の珠玉作

    ▼第1話/根切り▼第2話/影丸見参▼第3話/地摺り螢▼第4話/神隠し▼第5話/処刑▼第6話/御前試合▼第7話/残骸▼第8話/罠(1)▼第9話/罠(2)▼第10話/罠(3)▼第11話/風刃(1)▼第12話/風刃(2)▼第13話/風刃(3)▼第14話/群狼(1)▼第15話/群狼(2)▼第16話/気胸(1)▼第17話/梁山泊(1)▼第18話/梁山泊(2)▼第19話/気胸(2)▼第20話/気胸(3)▼第21話/刺客(1)▼第22話/刺客(2)▼第23話/刺客(3)▼第24話/刺客(4)●登場人物/結城重太郎(伏影城元城主の一子。父の仇討ちをめざす)。影丸(陰の流れをくむ忍者。一揆を指揮し、信長軍をてこずらせ続けるため深い恨みをかっている)。林崎甚助(重太郎と同じく主膳を仇とする男。仇討ちの旅で悪化していた病気が偶然直る)●あらすじ/信長の御前試合に重太郎が飛び入りし、そこで明美と再会する。その場で重太郎は光秀との真剣試合を願い出るが、さらにそこに飛び入りしてきたのは同じ仇を持つ男、甚助だった。信長は二人に、影丸の首をとってきた者にその権利を与えるという(第6話)。▼一揆で親をなくした孤児たちが集まって、村を襲い、荒し回るようになった。ある日、見つけた砦に無風がいた。必要なものは奪い平等に分けるのだという子どもたちに、必要なものは奪うのではなく、自分で作るのだと説く。そしてそのための金をもってこようと約束する(第18話)。●本巻の特徴/重太郎の子をみごもった明美は、信長の策略により、主膳らの手にかかり殺される。重太郎は罠にはまり、明美の仇として影丸を討ちにいくことになる。一方甚助は、光秀を追う途中でかまいたちにあい、偶然の作用で肺病が直る。同じ仇を持つ二人の人生が一瞬交錯し、また離れていく。●その他のキャラクター/くされ(第1、2話)、織田信長(第3、6、10話)、坂上主膳(第4~6話)、螢火(第4~7、11話)、太郎(第5話)、明美(第6、7話)、明智光秀(第10、12話)、苔丸(第14、15、17、18、23話)、北畠具教(第13、16、21、22話)、小萩(第16、19、21、23話)、おばば(第16、19、21話)、無風道人(第18、20、22話)●その他のデータ/登場する剣術~念流合掌の太刀(第13話)
  • 戦乱の世に、運命にあらがい信念に生きる人間像を描く大河歴史コミック

    ▼第1話/斬光▼第2話/群生(1)▼第3話/群生(2)▼第4話/群生(3)▼第5話/清水寺の血煙(1)▼第6話/清水寺の血煙(2)▼第7話/百足火(1)▼第8話/百足火(2)▼第9話/葉隠れ▼第10話/分裂(1)▼第11話/分裂(2)▼第12話/影の地帯(1)▼第13話/影の地帯(2)▼第14話/影の地帯(3)▼第15話/影の地帯(4)▼第16話/影の地帯(5)▼第17話/影の地帯(6)▼第18話/影の地帯(7)▼第19話/影の地帯(8)▼第20話/影の地帯(9)▼第21話/影の地帯(10)▼第22話/影の地帯(11)▼第23話/影の地帯(12)▼第24話/影の地帯(13)▼第25話/影の地帯(14)▼第26話/影の地帯(15)●登場人物/影丸(陰の流れをくむ忍者。一揆を指揮し、信長軍を手こずらせる)。林崎甚助(重太郎と同じく主膳を仇とする男。京へ主膳を討ちにいく)。螢火(明智十人衆とともに影一族の抹殺に命をかける。主膳の妹)●あらすじ/一揆軍は連日戦いを繰り返し、優勢に活動を展開していた。富田長秀のクーデターによりその機を狙った本願寺法王顕如は、ひろく門徒、農民に呼びかけた。各地の一揆軍は越前の戦いに参加し、かくして加賀とならんで越前は一揆軍の支配するところとなった(第7、8話)。▼苔丸に率いられた浮浪者たちは、さらに仲間が集まって今や巨大な盗賊の群れと化していた。しかしその中には苔丸に反抗的な者もいた。皆平等に助け合って力をあわせていくことを望む苔丸に、勘太は、すべて腕のある者が独占できるのだという。二人はボスの座をかけて戦い殺しあう。この仲間割れのさなかに兵隊に攻め込まれ、不意をつかれた子どもたちは全滅してしまう(第10、11話)。▼信長の命により、重太郎と螢火以下、明智十人衆の忍者たちが何度目かの影丸暗殺団として出発した。影一族と明智十人衆は、それぞれの術を使い、各地で死闘をくりひろげていく(第12~25話)。●本巻の特徴/最後は、螢火と残りの影一族との決戦になった。影一族は、自分の体に毒をぬり死んでもなお水源を汚すという、螢火の死をかけた術により壊滅した。一方、京へ仇討ちにいった甚助の討った男は主膳のしくんだ影武者だったが、本人が知ることはなかった。●その他のキャラクター/苔丸(第2~4、10、11話)、勘太(第2~4、10、11話)、坂上主膳の影武者長助(第6、9話)、蔵六・太郎(第8、20、26話)、光秀の影武者坂
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    ▼第1話/陰流異変(1)▼第2話/陰流異変(2)▼第3話/廃虚(1)▼第4話/廃虚(2)▼第5話/血の代償(1)▼第6話/血の代償(2)▼第7話/流水(1)▼第8話/流水(2)▼第9話/流水(3)▼第10話/流水(4)▼第11話/雑賀一揆▼第12話/北部戦線▼第13話/不死鳥落つ▼第14話/三日天下▼第15話/大砂塵●登場人物/重太郎(父の仇討ちに生きていたが、目的を見失いさまよう)。影丸(陰の流れをくむ忍者。一揆を指揮し、農民の自治支配をめざす)。無風道人(陰流の忍法「陰の流れ」をうけつぐ者)●あらすじ/兵法遊歴の旅からもどった上泉信綱の一行は、峠で見つけた死体が無風の仕業だと気づく。信綱は、同じ隠流の流れをくむ無風の忍法「陰の流れ」を邪法とみなしていた。新陰流をつくりあげた信綱は、今後のためにもこの機会に無風を倒すことに決めた。完全に包囲された無風は、まわり道の末なんとか逃げおおせるが…(第2話)。▼越前では顕如によって、合議制ではなく支配者がたてられた。これは農民と僧侶両方に別々の不満を呼ぶ。影丸は書状で顕如に意見するが、本願寺の発展だけを願う顕如は聞こうとはしなかった。やがて農民と僧侶の対立が深まり、越前の人々は門徒農民と僧侶以上の支配者層に分かれて衝突する。信長がその機を逃すはずはなかった…(第5話)。▼信長は越前に続いて雑賀一揆で勝利をおさめ、本願寺は孤立した。影丸が、もう一度顕如に全国一揆を呼びかけるよう説得に行くが、それは信長の仕掛けた罠だった。重太郎が明美の仇を討とうと顕如に化けていたのだ。主膳らに包囲された影丸は、その日のうちに八つ裂きの刑にかけられて死ぬ。本願寺は焼き払われ、信長は天下統一を果たした(第13話)。●本巻の特徴/光秀の影武者主膳は、本能寺の信長を襲い追われておちのびる。その首をとったのは生き延びた影一族の一人、蔵六だった。甚助は弟子を得て抜刀術の祖としての第2の人生を歩み、重太郎はまたさまよいつづける。無風によって一命をとりとめた苔丸は、農民として作物を作り始める。その無風は信綱と一騎打ちののち、自ら即身仏となった。生き残った者たちにはそれぞれの人生がまた動き始める…。●その他のキャラクター/上泉信綱(第2、9、10話)、林崎甚助(第3、15話)、苔丸(第4、15話)、素走りの才蔵(第5、12話)、おばば(第3、14話)、本願寺法王顕如(第5、13話)
  • 不死者と踊れ、血塗れのダンスを。

    フランス全土に広がる不死者の群れ。その退治に明け暮れる
    近衛兵のジェラール達は、不死者が「宝石」を狙っているという疑いを持つ。そこへある人物が、「宝石」はこの国の
    運命を握る存在であることを示唆。そして始まった壮絶なる
    争奪戦――この状況を知ったアントワネットは?

    革命の歴史を暗黒色の血で塗り替える
    新世代暗黒譚…その深部へ誘う第2集!
  • 605(税込)

    類いまれな英雄・劉邦を描くエンタメ史劇!

    武勇、才気なくして農民から皇帝まで
    一気に駆け上がった英雄・劉邦。

    その類いまれな漢(オトコ)の魅力を、
    『土竜の唄』の著者が渾身の力で描く
    とびっきりのエンタメ史劇です!!

    -・S・T・O・R・Y・-
    時は紀元前、中国全土を統一した秦の
    始皇帝統治下の都で一人の男が
    労役で働いていた。

    男の名前は劉季(後の劉邦)

    ある日、男は秦兵に捕まり、
    中華の極刑、炮烙(ほうらく)の刑に
    処せられる事になる。

    男の運命、そして中華の歴史は
    その時を境に大きく変わり始めた!!
  • 不屈の少女の修道院暗黒活劇、堂々完結!

    エーデルガルド総長率いるクラウストルム修道院が
    疫病をばらまいてパニックを引き起こす計画--
    総長が民心を掌握するための卑劣なる実験の準備が整う。

    一方、修道女となる誓願式で、総長と対峙することを得たエラ。
    修道院での宿願の3年間、復讐の幕がついに上がる!
    「魔女の子」の一人でしかなかったエラがその身を賭した闘いの行方は……!?


    この最終巻はフルボリューム、272Pです!!
  • 忍びの一族・泥鵺によって西田が殺され、呆然とするあずみを旗本らが襲った!あずみは必死に防戦するが刀が折れ、遂に組み伏せられてしまう。だがその時、甲賀忍者・飛猿の手によってあずみは窮地を脱する。翌朝、意識を取り戻したあずみを待っていた人物とは……
  • 接近戦での圧倒的な強さを警戒した風魔衆から、眠らせず、食べさせない“食攻め”で追い詰められるあずみ。じりじりと消耗しながらも、敵の包囲網を破る一瞬の隙を窺っていた彼女に、ついにチャンスが訪れた!果たして抜けきれるか!?風魔衆とあずみの攻防が激化する…
  • 「共和政事」という理念を新しい日本の政体にと理想に燃える兵馬。薩長側にも働きかけようと、かつての友であり敵である村田新八郎と話すため、江戸・上野に入る!!しかし、その時、旧幕府側の彰義隊に対する、新政府軍の砲撃が始まり!?
  • 693(税込)

    コップを割ったり注文の品を出し忘れたりと、店でミスを連発するせつは、お客さまを不快な気持ちで帰らせてしまったことに落ち込む。安本に相談しても「自分で考えること」だと言われ、溜まったグチを聞いてもらうべく次に岩下本家酒造を訪れる。そこで真剣に酒を造っているクロードを見かけ…
  • 693(税込)
    イラスト:
    池上遼一
    著:
    武論尊
    出版社: 小学館

    献帝を連れて逃げる関羽たちに、化け物巨人・張済が迫る! だが張済によって振り下ろされた斧は、意外な人物に…!?そして父兄の仇である倭人・燎宇が、実は劉備だということに気づいた女盗賊・紅蓮…食ってかかる彼女に対して、穏やかな笑みを浮かべて放った劉備のひと言とは…!?

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