『【夏☆電書2019】X文庫レーベルフェア、霊鬼綺談(ライトノベル)』の電子書籍一覧
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「冬に赤い桜が咲くと、死人が出るよ――」少しずつ、周囲の環境に溶けこんできた勇帆と高陽が、友人の誘いで訪れた古い社宅には、このような言い伝えがあった。そして、実際に赤い桜が狂い咲いた時、赤ん坊が死んだ……。哀しみをこらえつつ、原因を探る二人。だが、トモという謎の少年の存在が、二人の友情に陰を落としてゆく……。戦慄のサイキック・ホラー、第4作!
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膨大な群集の行きかう街の底にあって、まるで、そこだけぽつんと取り残されたかのような交差点。――そんなふうに見えるのは、不可解な事故の続く場所だと思うが故の錯覚なのだろうか――? あるときは狂気を誘う月光の下で。あるときは陰惨な雨の降りしきるなかで。次々と死に向かって、少女たちは身を投げる。――繰り返し血潮に彩られる魔の十字路は、勇帆と高陽に何を語るのか。迫真のサイキック・ホラー、第2作!
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「……っつ……!」次々と襲いかかる霊の攻撃に、高陽の姿勢が崩れた。力で抑えこむのではない、霊の心を癒すのだ。――父の言葉が高陽の脳裏に閃く。だが、焦れば焦るほど、どうすればいいかわからない。不安と怯懦とが、急速に心に広がりだす。一人の少女が、勇帆と高陽に持ちこんだ依頼。それは予想だにしなかった、恐ろしい背景を秘めていた! 迫真のサイキック・ホラー、第3作!!
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祖父と祖母に囲まれて、少年は育った。少年の父は、少年の幼い頃に亡くなっていた。――母もなかった。母は、父の死後まもなく、他の男とどこかに姿を消したと聞いた。それだから、母を慕えば、叱責された。厭な言葉も聞かされた。だが少年は、老いた祖父母に寄りそうようにして、日々を送っていた。そうして、――あの日、祖父の首筋に異様な赤痣を発見したとき、すべては一変したのだ! 鬼気の燐光ゆれる、サイキック・ホラー!
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なぜ、俺は高陽を殺す夢を見るんだ――!? バスケ部が、那須での合宿を決めたときから、勇帆は、毎晩、同じ悪夢に悩まされていた。長い髪、着物姿の、高陽と同じ顔をした美しい女。彼女を追う自分の拳は、何故か金槌を振り上げて――。憔悴する勇帆を心配する湊は、高陽と双子を那須に呼ぶ。そこには、謎めいた少年・トモの姿もあった。那須に、何があるのか!? 急展開のシリーズ第5作!
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平安時代、都の平和を脅かす九尾の狐がとりついていた美しい少女・藻女と、それを退治する立場の陰陽師・安倍泰成――。自分たちが魅かれあいつつも不倶戴天の仇敵どうしが転生した姿だと知って、動揺する高陽と勇帆。自分は過去に高陽を殺した――悩む勇帆。自分は昔、人間を害した――苦しむ高陽。二人に救いの手はさしのべられるのか!? 霊鬼綺談、堂々の完結!
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