『講談社 ライトノベル作品コイン最大60%還元フェア、新田一実(ライトノベル)』の電子書籍一覧
1 ~36件目/全36件
-
携帯電話から呪いの言葉が聞こえる――。そう訴え、一人の男子高校生が大道寺に携帯電話のお祓いを依頼してきた。同じ頃、竜憲は、沙弥子のバイク仲間が、やはり携帯電話から聞こえてくる不気味な声に悩まされていることを知る。数日後、大道寺を訪れた例の高校生が、校内で撲殺されたというニュースが流れた。慌てて事件現場を訪れた竜憲と大輔は、さらに驚くべき事実を目の当たりにする!!
-
死体役の女優は、もう生きていない――。テレビドラマの再放送を観てそう感じた竜憲は、鴻に調査を依頼する。後日、女優がドラマ収録直後に急死した事実を調べた鴻は、関連事件として厄介な依頼を受けてきた。人気ミュージシャンの周囲で、件の女優を含む人間が次々と謎の死を遂げるというのだ。さっそくテレビ局へ出向く竜憲と大輔。しかしその目前で、またも新たな死者が!!
-
鴻の友人でフリーライターの中沢高志が、大輔に相談を持ちかけてきた。彼氏が狼男だと主張する女子高生がいるというのだ。危険なことに竜憲をかかわらせたくない大輔は、数か月前の事件で知り合った蠱物師・嘉神伝世を、中沢に紹介する。ところが嘉神は、数日後、自分だけの手に負えるものではないと、竜憲を頼ってくる。嘉神はこの一件に、主の魂を喰い殺した、凶悪な蠱の存在を見出したというが……!?
-
大神が月夜見として復活して以来、竜憲は自分が死ぬ夢を頻繁に見ていた。同じ頃、入院していた溝口の退院を待って、壊れた道場の修復を始めた大道寺家に、修一が血相を変えて訪ねてくる。かつて忘れられた翔吾と同じように、大神の存在を周囲の人が覚えていないのだという。そしてついに、竜憲の中の姫神が目覚めた。消えてしまった二人のように、竜憲もまた、人々の記憶から忘れ去られてしまうのか!?
-
台風のなか、大道寺家に昏睡状態の男が運びこまれた。一向に目覚めない男の裏に「咲いている梅」の存在が式占で表れる。やがて、捜しあてた男の家で、狂い咲きしている梅の盆景を見つけた竜憲と大輔。ところが、その梅に触れた大輔は、突然その場から消えてしまった。大輔が取りこまれたのは陰陽の異空間? 子供たちがのどかに遊ぶこの世界と眠り続ける男の関係は……。
-
海岸に打ち上げられた水死体が、検死の前に消えた、という怪現象が報道された。時を同じくし、大道寺の顧客である会社重役・白石が、大道寺家で預かっていた曰く付きの掛け軸を、返してほしいと申し出る。修一と同じ会社に勤める息子の嫁候補を、掛け軸の絵の変化で判断するというのだ。ところが数日後、白石からただならぬ報告が届き、さらに修一からのSOSが!! 一連の事件にはなんらかの関連があるのか!?
-
あの忌まわしい邪眼の一件は、実はまだ完全に片付いていないのでは――? そんな思いを抱えて日々を過ごしていた竜憲は、ある日、綺麗な男に付き纏われているという女に遭遇し、その翌日、彼女が死体で見つかったことを知る。女は全身の血が凝固した状態で死んでいたが、竜憲は霊の存在を感じることはできなかった。その後も相次ぐ、綺麗な男の目撃談と死。この事件に、竜憲の能力は必要なのか!?
-
沙弥子が竜憲に相談を持ちかけてきた。格式ある家の養女となった高校時代の友人・宇津木和歌菜が、気持ちの悪い現象に悩まされているのだという。しかし、実際に会ってみた竜憲は、特別な霊の存在を感じとることができなかった。数日後、竜憲と大輔のもとに、蠱物師を名乗る青年・嘉神が訪ねてくる。和歌菜の実の父親から娘のお祓いを依頼された彼は、竜憲たちに協力を求めてくるが……!?
-
修一の寮での怪事件から2週間が過ぎたある日、蠱物師・嘉神が不可思議な依頼を持ち込んできた。理由もなく突如自殺した女性の魂を呼び寄せてほしいというのだ。自分の管轄外と考えた竜憲は、この件を鴻に任せるが、数日後、真紀子と共に買い物へ出た帰りの踏み切りで、自らが奇妙な自殺現場に遭遇してしまった。次々と続く、原因不明の自殺騒動。果たしてこれらは意図されたものなのか!?
-
ある日、馴染みの客から大道寺家に、花嫁行列の芥子人形が持ちこまれた。特に問題が起こったわけではないが、気になる夢を見たので調べて浄化してほしいという。男を嫌うらしい人形に因縁を感じた竜憲と大輔は、それを裏山の倉に納めて調査を開始。するとその晩二人は、自分たちが扮する花嫁と花婿が殺される幻を、同時に目撃した。事は思った以上に差し迫っている――。竜憲たちはさっそく、依頼人を訪ねるが!?
-
殺人実写フィルム? フリーライターの中沢のもとに送られてきた悪趣味なフィルムの謎を追う竜憲、大輔、中沢の3人は、送り主とおぼしき人物に会いに行ったが、なんと、竜憲と中沢が拉致されてしまった! 手術台に革ベルトで拘束され、敵の結界のせいか霊能力も使えない竜憲、その腹にはメスが……。大輔は鴻の協力を受け、必死で二人を探そうとするが、その二人の前にも罠が……!?
-
正月早々江の島で、目玉を抉られた死体が発見された。同じ頃、大輔の小学校の友人が修一経由でコンタクトをとってくる。叔父と従兄がたて続けに眼球の溶ける病で亡くなり、呪われていることを心配したのだ。話を聞いた大輔は竜憲と共に友人を訪ねる。しかし二人とも霊の存在を感じられなかった。ところが翌日、鴻が左目を抉られた仏頭を大道寺に持ち込んできた。仏頭と友人の件に奇妙な符合を覚えた竜憲と大輔は……。
-
修一の後輩が、原因不明の昏睡に陥った。霊的なものの仕業ではと判断した修一に依頼され、竜憲と大輔は入院先の病院へ向かう。そこで竜憲の視たものは、医学的には生存しているが魂は完全に抜けた“魂死体”だった。原因がまったくわからず戸惑う竜憲は、ある日、意外なものを手に入れる。それは、素戔嗚(すさのお)が大輔の血で作った血玉のブレスレットだった。これは、素戔嗚からの警告なのか――!? 竜憲と大輔の胸に、不吉な予感がはしる!!
-
修一の依頼で、竜憲と大輔の二人は、雪深いスキー場を訪れていた。修一の会社の人間が二人、そこで行方不明になったのだ。雪の中を歩きはじめて間もなく、二人は鄙びた寒村に辿り着く。しかし、その村は、明らかに異質な雰囲気を漂わせていた。神出鬼没な謎の少年、抜け出せない村落、そして二人の存在に気づかない村人達……。この村と消えたスキーヤーとの関連は!? 不可思議な村を竜憲と大輔が奔走する!!
-
竜憲が眠り続けて3か月の時が経った。食事も医療行為もいっさい受け付けず、ただ大輔から注がれる生命力だけで回復を待つ竜憲に、一同は歯痒い思いをするばかり。そんなある日、大道寺家に、3歳の時に人を殺した記憶が芽生えた、という少年の依頼が舞い込んだ。竜憲の代わりにと視た鴻は、単なる思い込みではないと判断する。しかし、進展を見せぬまま数日が過ぎ、やがて危機を乗り越えた竜憲が目覚めた!!
-
渋滞する首都高の路上に不自然に空いた車2台分の隙間。この不自然なスペースに、沙弥子は謎の黒いバイクを視(み)てしまう。一方、竜憲や修一と東名をドライブしていた大輔は、疾走する黒い車を目撃する。しかし、目立つはずのその自動車に、修一はおろか竜憲さえも気付いていなかった。話を聞いた竜憲は、2つの黒い乗り物に共通の物を感じ取る。そんな折中沢が奇妙な事故現場写真を持って現れた!!
-
嘉神からの紹介という名目で、若い娘が竜憲の元を訪れた。その娘の周りで次々と不幸が重なるのだという。しかし竜憲が見たかぎりでは、疑わしい霊が娘についている様子はまるでなかった。竜憲と大輔は嘉神にも話を聞き、嘉神が真相を調べている間に、娘の駆け込み寺的役割を担うと約束する。ところがその翌日、調査中の嘉神までが、瀕死のバイク事故を起こしてしまった!!
-
竜憲と大輔の母校が、再び異変に襲われた。嘉神の代理で学校を訪れ、生徒たちとの共存不可能な霊を片づけた二人は、その帰り道で異空間に入りこんだような違和感を覚える。幸い事なきを得たが、翌日、今度は竜憲がたった一人でその場所を訪れ、厄介な事態に陥ってしまった。SOSの報を受けた大輔は、溝口とともに竜憲救出へ向かう。ところが、二人を会わせまいとする力が動く……。大輔もまた異空間に!!
-
春、桜も満開の季節。竜憲のもとに、突然、修一からのSOSが入った。なんと翔吾が、研修先の長野で、突然行方をくらましたという。さっそく調査に乗り出した竜憲と大輔は、そのあたりに昔から伝わる神隠しの伝承を入手。選ばれた者が、次代の神となるべく異界行を行うため、姿を消すのだというのだ。調べを進めるうち竜憲は、翔吾が天照大神──日の戦士であったことを思い出す。その事実は、はたして、今回の一件と関係あるのか……!?
-
竜憲のもとへ、大輔が交通事故に遭ったという知らせが入った。しかし、大輔は現場から消えていた!漸く入院先をつきとめた竜憲と修一と翔吾だが、目の前に横たわっているのは、大輔の姿をした「別人」。……魂は何処へ!? 導かれて飛鳥へ旅立った竜憲は、姫神をめぐる恋の、驚愕の真相を知らされる。古の確執に巻き込まれた大輔の運命は!? 「生きていてくれ」……竜憲の慟哭が谺する!
-
まだ肌寒い春先のとある朝、竜憲と大輔のもとに、鴻が行方不明との連絡が入った。二人はさっそく電話の主――鴻の昔からの友人で、幽霊屋敷取材のため鄙びた温泉宿に泊まるライターの中沢高志のもとへ急行する。ところがその晩、意外なことが起こった。宿にいない鴻から「宿にいる」という連絡が入ったのだ!! 得体の知れない空間に紛れたのは鴻か、それとも!? はたしてこの一件に幽霊屋敷は絡んでいるのか……!?
-
竜憲が兄と慕う九鬼翔吾は、影一つない健勝な魂の持ち主である。しかし、彼に関わる人間は、何者かによって、つぎつぎ殺される。そして、真輝が現れてから、確実にその力を吸いとられている竜憲は、まさに危険に晒されているわけだ。そして、真輝の正体を探ろうと乗り出した鴻が、ついに取り込まれてしまう! 父・忠利に続き、一番弟子の鴻まで魔物に搦めとられたいま、竜憲を守れるのは誰!?
-
街路樹や道路標識などに心臓を直撃される死亡事故が、横浜を中心に相次いでいた。時を同じくして霊媒体質の吉川が、病院で会った“心臓を喰らう化け物”に怯えを見せる。ちょうどそのころ修一と翔吾が、パソコン通信関連の異様な相談を持ちかけてきた!! パソコン通信の殺人ゲームどおりに次々と起こる、悲惨な事故死や突然死。ゲームの仕掛け人は誰なのか? 吉川の見た化け物は、はたして殺人ゲームに関係しているのか……!?
-
本格的に霊能師の仕事を始めて2年あまり。竜憲のもとに、修一の知人から依頼が転がりこんだ。勤務先の高校で起こった幽霊騒動と生徒の蒸発について、調べてほしいと言う。大輔と沙弥子を伴った竜憲は、事の真相を確かめるべく、さっそく問題の高校へと急ぐ。そこで出会ったのは、独特の精神力を持つ美術部部長の美少女・水木雅美だった。「彼女をリョウちゃんに近づけてはならない」沙弥子の第六感に警告が鳴り響くが……!?
-
沙弥子は、身辺で起きる不可解な出来事を竜憲に相談したかった。しかし、竜憲が「癒しの術」を披露してしまってからというもの、彼のもとには依頼があとを絶たない。鴻は依頼者の窓口であり、大輔は健康管理兼説教役。アイドルなみの忙しさだ。――偉くなっちゃったんですねぇ――そんな沙弥子の呟きが竜憲に届かぬまま、魔物がつぎの犠牲(いけにえ)に選んだのは、なんと……!?
-
修一に呼びだされ、仔猫を押しつけられた大輔は、そこで不可思議な出来事に遭遇する。その特異体質ゆえに、霊の存在をまったく感じないはずの大輔が見たのは、サラリーマンふうの男にまとわりつく黒い影だった。霊障のために倒れてしまった男を、大輔は大道寺家に運びこむ。しかし、鋭い霊感力を持つ竜憲に見えたのも大輔と同じ黒い影のみ。見えないはずの者に見え、見えるはずの者に見えない謎の黒い影は、はたして何なのか……!?
-
クリスマスも間近い郊外の街。時間をつぶすために何げなく立ち寄ったライブハウスで、竜憲と大輔はベーシストの突然死に遭遇した。後日、そのベーシストの霊が現れるという知らせを受け、調べに入った鴻は、友人のルポライター・中沢に、死んだベーシスト・齋藤の周辺取材を依頼する。ところが、調査を始めた中沢に、記憶喪失という異変が起こった!! はたして、ベーシストの異常な死に方には、なんらかの意志が働いているのか……!?
-
霊能者を父に持つ大道寺竜憲に、幼なじみの沙弥子からSOS。倉に棲む霊の封印を解いたのだという。しかし、駆けつけた竜憲は、飛鳥の都を恐怖に陥れた、邪悪な魔物に取り憑かれてしまった。竜憲の身体を寝床とし、血に集い肉を喰らおうと襲いかかる魑魅魍魎。陰陽の頭である父・忠利は、破魔の術で、霊を引き剥がそうとするのだが……。殺(や)るか殺られるか――壮絶な戦いが始まる!!
-
鴻が、水を張った器の上で印を切ると、水面には波紋が生じ、わずかな隙間から這い出した邪気は、竜憲に襲いかかる! 古代の神でさえ操ることができない巨大な魔物が、いま蘇ろうとしていた。そして、黄泉の国から還ろうとする妄執に肉体を乗っ取られた大道寺忠利は、大輔に息子の身を託す――「竜憲から片時も目を離すな。神すらも畏れぬ、恐ろしい敵が現れた」と。餓えた魔物が餌を求めて、霊能者に牙をむく!!
-
「水に近づくな。水が燃え、炎が凍る」――魔物の予告どおり、花瓶は火を噴きあげた!! 謂れなき罪で死に追いやられ、その怨みが冤鬼となって彷徨い歩く――やがて、憎しみは憎しみを呼び、姫神を宿した竜憲と、その姫を守る戦士に取り込まれた大輔が狙われてしまったのだ! 強大な怨念を相手に、頼れるものは、もはや鴻ただひとり。しかし、竜憲の肉体に、とてつもなく恐ろしい毒牙が襲いかかることに!!
-
大道寺竜憲に、姉がいた!? いまは生死さえも定かではない忠利の「娘」だと名乗り出た真輝の目的は、何なのか? 大輔は、彼女の存在が竜憲の霊能力を、底なし沼のように吸いとっていくことに気づく。竜憲を真輝から遠ざけるため、掛け軸にまつわる因縁譚の調査に連れ出したのだけれど。依頼者である九鬼翔吾の豪放磊落さに魅かれたのか、竜憲は、兄のように慕っている様子……大輔に恋仇(ライバル)出現か!?
-
「出雲へ行け」と竜憲は、霊能者である父・大道寺忠利に、そう命じられた。やがて蘇り、竜憲の肉体を微塵に砕くであろう姫神の霊を封じこめる方法は、ただ一つ「反魂の術」しかない。死者を呼び戻し、本来の器に還すという、その術を操る佐伯老人を訪ねて、竜憲は出雲ヘ向かうのだが……。いま、肌を這うものは、竜憲の中の姫神を求める古代の戦士ではなく、醜怪な魔物の手。人外魔境の化け物の狙いは、いったい何!?
-
霊能者の息子・大道寺竜憲と、その親友の姉崎大輔のまわりで、奇怪な殺人事件が起きていた。どの遺体も、身体の一部分がないのである……腕が脚が。そして、足りないものは、あと一つ――竜憲は、まるで地獄絵図の餓鬼を思わせるものの正体を探ることに!
-
現世に蘇るため、器となる肉体を捜し求める妄執が、大道寺忠利に取り憑いた! 肉体と陰陽師の力をも手に入れた霊は、もはや、人の手には負えぬ強大なものとなる。そして、ついに、人間界を乗っ取りにかかったのだ!! 悠久の時を越えて目覚めた古の神宝である大道寺の剣、律泉の鏡、佐伯の珠が揃ったいま、竜憲と大輔は、この彷徨う死霊たちを送りとどける黄泉の国への扉を開くことはできるのか!?
-
「人形って……ちょっと恐いよね」沙弥子は、竜憲と大輔を誘って出かけた展示会で、人形を眺めながら息を呑んだ。主(あるじ)をなくしたいまも、かつて注がれた愛情や愛着を、いまだその内に残す彼らの、有象無象の思念が蠢いているかのようである。そして、一体の人形が忽然と消えたときから、周辺では怪事件が相次ぐ。いま、意志を持った人形が、無垢な笑みを浮かべて、人間に復讐の牙をむきはじめた!!
-
大輔の前には、美しい女が神出鬼没する。しかし、この女が現れるたび、誰かが消えていく――人を食らい、若さを食らって生き、大輔に会いにくる女の目的は何? 命を賭けて魔物と対峙する大輔の運命は!? “霊感探偵倶楽部”シリーズ第3弾!!
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。