『必ずハマる!人気作品フェア あやかし編(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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「本当に恐いのは、妖か、それとも人間か」 ミステリで、ホラーで、人情家族小説。人気作家、榎田ユウリの人気作、三冊合本版で登場!!
突如発見された「妖怪」のDNA。
それを持つ存在を、「妖人」と呼ぶ。
都内に佇む茶室、妖奇庵。
美貌の主・洗足伊織(せんぞく いおり)は、
明晰な頭脳をもつ隻眼の美青年。
口が悪くひねくれ気味だが、彼は人間と妖人とを見分ける力を持つ。
その能力を頼られて、警察からは捜査協力の依頼が。
今日のお客は、警視庁妖人対策本部(Y対)の新人刑事、脇坂。
彼に「アブラトリ」という妖怪が絡む、女子大生殺人事件について相談され……。
家令の美青年で「管狐(くだぎつね)」の夷(えびす)、無垢な美少年で「小豆洗い」のマメ。
家族同様の絆で結ばれた二人と、ひっそり暮らしていたいのに、
事件が伊織を放ってはおかない。
穏やかな日常に潜む「悪意」を、伊織は暴くことができるのか。
大人気妖人探偵小説!
※本電子書籍は『妖奇庵夜話 その探偵、人にあらず』『妖奇庵夜話 空蝉の少年』『妖奇庵夜話 人魚を喰らう者』を1冊にまとめた合本版です。 -
あなたの思い出、お見せください。品に詰まった想いと秘密を読み解きます
仙台の片隅に佇む鄙びた古物屋。店に似合わない美しい店員は眼帯をしていた。そんな店だからか、持ち込まれるのは奇妙な品ばかり。屋根裏の湯呑、不幸の玩具――。彼女の鑑定“思い出読み”がつなぐ、想いと縁の物語 -
生徒は“つくも神”の子供達! 新米先生の学園ふれあい奮闘記。
就職浪人を目前に震えていた向澤明音に、一通の採用通知が届く。差出は“神望町つくも神小学校”。そこは一人前のつくも神を目指すタマゴ達の学校だった! もう一つの神保町を舞台に、明音は生徒を卒業へ導いていく -
「――このホテルで100人もてなすまでは、君は私の嫁だ」
祖母が若い頃経営していた「霧雨ホテル」を相続した芽衣。しかしホテルは八尋という謎の支配人により、「人ではない客」をもてなす宿になっていた。ホテルを取り戻すため、八尋の嫁としてあやかし達をおもてなし!? -
最高の「この世の土産」で、安らかな成仏をお約束します。
霊感の強い未涼は、幽霊が見えることで幼い頃から苦労ばかり……。それが何故か幽霊相手の商売をすることになってしまい!?死者が心残りなく成仏できるよう、居候探偵・翠川と共に「この世の土産」探しに大奮闘! -
奇貨屋・芙蓉庵。その店は心に傷を持つ客が訪れる、業を扱う奇妙な雑貨屋。
必要とした人しか見つけることができないが、そこに行けば確実に必要とする品が手に入るという、奇妙な雑貨屋「奇貨屋・芙蓉庵」。そこで働くことになった青年遼太が見たのは、訪れる客が心に抱える傷と闇だった。 -
騒ぎに奔走! 相棒に翻弄?“送り人”たちの黄泉路お仕事物語!
幽霊生活安全課――そこは迷える霊を導く“送り人”たちの属す公安機構。霊媒体質を持つ遠野は、霊の過去を見抜ける九里とコンビを結成! 事件解決に邁進する……はずが、相棒はいい加減を絵に描いたような男で!? -
超絶美形モフモフ兄弟と料理上手な刑事・桜のあやかしミステリー
刑事の桜は人間の兄弟に生まれ変わった猫又と妖狐に出会った。あやかしも動物も人間も思わずかしずくほどの美貌と食欲を持つ彼ら。桜が料理作りに通い詰める一方、焼き肉を見返りにあやかし兄弟が殺人事件に挑む! -
存在証明不可能型生命体――通称・悪魔を巡るオカルトミステリー
怠惰な美術館員・鷹栖晶の本当の職務。それは悪魔と交渉し、彼らにまつわる事件を解決すること。ある日、死んだ友人・音井の肉体を間借りする悪魔と共に、戦時中に存在した「F機関」を巡る事件に巻き込まれ――。 -
ようこそ奥深きお茶の世界へ――「お茶の道のりは、果てなくありますよ」
藤堂は緑茶専門店「お茶の燎」で店主の燎と不思議な和装男・市松と出逢う。その後小梳神社の蔵に入り込んでしまうのだが……扉を開けると、そこは緑茶生い茂る廻廊!? その奥に現れたのは仏頂面の店主の燎で――? -
兄は不動産鑑定士で神主!? 噂の心霊物件、正しく査定します!
神戸三宮にある「高比良不動産鑑定事務所」。茅夏が働くことにした、兄・陸生の営むその職場は、事実上その手の“霊的物件”専門の鑑定事務所だった! 受付担当の茅夏が、奇妙な依頼に巻き込まれるのも必然で……。 -
お得意様は、神さま? 懐かしい駄菓子が人と神さまをつなぐ――
谷中銀座の外れにある駄菓子店「こおり屋」。店を整理するため訪れた彰次だが、神さまも訪れるというこの駄菓子店を何故か手伝うことになって――。「にんじん」「こざくら餅」……駄菓子でつなぐ人と神さまの物語。 -
ここは地獄。毒舌だけど癒やし系。 冥界カウンセラー三瀬川さんの、相談受付始まります。
働きすぎて階段から落ちた平凡なOLの貴子。目覚めた先は、三途の川のほとりだった。悲嘆に暮れる貴子の前に、この世の者とは思えない美しい青年・三瀬川が現れる。――彼の額には、二本の角があった。 有無を言わせず貴子を連れて三瀬川が向かったのは、江戸情緒溢れる不思議な町。彼はそこでカウンセリングルームを営んでおり、貴子に助手をしてほしいのだという。「地獄のカウンセリングルーム」とは? そして貴子の運命は? 悩みがあるのは人間だけじゃない。地獄蘊蓄満載、毒舌カウンセラー三瀬川さんによる、地獄の住人たちの相談受付が始まります。 -
令嬢探偵と執事が織りなす、華やかな明治オカルト事件譚
一夜にして家族や使用人を惨殺された、嵯杏院伯爵家令嬢・薔子。事件の真相を知るため、生き残った執事の統真と共に探偵業を始める。貴族間の表沙汰にできない些細な事件を契機に、あやしい事件に巻き込まれ……。 -
「怖がらないであげて。彼らはね、あわいものなんだよ」
妖怪絵を得意とする絵師、安心院多聞。その絵はまるで生きているようだと評されるが、それもそのはず。彼が使う筆には秘密があって――。いまも生まれる“妖怪(あわいもの)”。その一瞬の邂逅を、絵筆で切り取る。 -
原画師の兄と刺繍師の弟。縫い象るは、この世ならざる魂の幻影。
古寺織物に勤める原画師の早苗と刺繍師の瑞穂は、性格も見た目も正反対の兄弟。二人はある日、人にとり憑いているという刺繍の検分を依頼される。一族に伝わる刺繍の「秘術」で事件を解決しようとする二人だが…… -
『からくさ図書館来客簿』の仲町六絵が描く、あやかしたちと遊ぶ、ジャパネスク・ファンタジー。
南都。京の都のごとく栄えるこの都市に、遥か異国の血を引く青年妖術師・天竺ムスルがいた。 緑色の瞳を持ち、喋る紅い鳥を友とする彼には、表の仕事である金貸し以外にもうひとつ裏の顔がある。 不思議な力を秘めた彼のもとには、あやかしに関わる刀剣をはじめ、物騒な事物が次々と舞い込んでくるのだ。 ムスルの構えた通称『天竺屋敷』に奉公に来た少女・葉月は、仕え女として働くうちに、彼とともにあやかしと関わってゆくことになり――。 『からくさ図書館来客簿』シリーズの仲町六絵が描く、ジャパネスク・ファンタジー。 -
都市の迷い子、案内します。街歩きふしぎ発見ミステリー!
お散歩専門店“とうきょう堂”。そこは東京に数多ある不思議スポットを訪れて以来、怪異に悩む人々がやってくる案内処。店の住人“先生”が、相談事に示す解決方法とは――? 「さあ、あとはお散歩をするだけです」 -
手に入れたのは、魔法のドロップ。駄菓子屋の主は……魔女?
夏休み前日。駄菓子屋凸凹堂で手に入れたドロップには不思議な力が宿っていた。それから町は騒動続き。さらに凸凹堂の主も姿を消して――? これもドロップのせいなの? ドロップと私の秘密を巡る、ひと夏の冒険。 -
その美術館では、絵画から飛び出た“もののけ”が、あなたを待っている――
妖怪画ばかりを収蔵している桧山記念美術館、通称“もののけ館”。そこへ学芸員見習いとして訪れた朋絵は、夜もふけたころに絵から妖怪が消えるという怪奇に行き会ってしまい!? 美術と妖怪をめぐる現代のお伽話。 -
――彼の写真には、”余計なもの”が写りすぎる。
「ある事情」により廃線跡を巡るツアーに参加することになった中野剛。そこで彼が出会ったのは、謎めいたカメラマン、春馬龍一だった。だが、様々なトラブルにより、一人また一人と参加者が脱落していき――? -
――この男、凄いんです。 行く先々で起こる世にも不思議な事件を絵魂術で解決!
各地を訪れながら襖絵や屏風絵を描き、生計を立てる画学生の舟木和豊。彼は、不思議な力を持っている。 描いた絵に魂を“与え”、また生きているものの魂を絵に“封じ込める”こともできる「絵魂術」。この怪しの術を幼少時代に会得した和豊だが、能力はひっそりと隠しながら暮らしてきた。 旅のお供は、不思議な“喋る”学生帽、無邪気な愛弟子・サナ。そんな三人(?)が赴いた先で何故か次から次へと事件が舞い込んでくる。その陰に見え隠れするのは、かつての恩師の姿で――!? 優しく、心温まる人情物語の幕開け。 -
あやかし飴屋がつくりだすのは、世にも不思議な妖怪飴。
「俺は、多分、なんだって、視える」 「僕は、大体のものは、つくれますから」 皮肉屋の青年・叶義は幼い頃、あやかしの神隠しに遭って以来、いかなるものも“視えないものはない”という。妖しい美貌を持つ飴細工師・牡丹はその手で“つくれないものはない”という――。 二人の青年が営むは、世にも不思議な妖怪飴屋。奇妙な縁に惹かれた彼らは、祭り囃子の響く神社で今宵も妖怪飴をつくりだす。人と寄り添うあやかしの、形なき姿を象るために。あやしうつくし、あやかし飴屋の神隠し。 -
綾櫛横丁の奥に住む、若く美しい表具師・環。不思議な力をもつ彼女の正体は――
高校生の小幡洸之介は、画家である父の作品が夜になると動き出すという怪奇現象に日々悩まされていた。そんなとき、クラスメイトから 「綾櫛横丁にいる大妖怪が、そうした事件を解決してくれる」 という噂を聞き、半信半疑で訪ねることにする。丑三つ時を狙って綾櫛横丁の奥へと足を進めると、たしかに怪しげな日本家屋が建っていた。意を決して中へと入った洸之介が目にしたのは、驚くような光景だった。そして洸之介は、加納環と名乗る、若く美しい女性表具師と出会う ――。 人間と妖怪が織りなす、ほろ苦くも微笑ましい、どこか懐かしい不思議な物語。 -
「これぞまさに伝奇小説である」中山義秀文学賞上田秀人激賞! 典医の女房、狭霧に隠された秘密とは?
戦国の世を舞台に紡がれる、幽玄怪異譚。天文二年、戦国時代の大和。筒井の里に住む狭霧には、病をもたらす物の怪を退治する不思議な力が備わっていた。大名に仕える典医である夫、義伯と支え合いながら病者を助けていた狭霧。しかしある日、主君の筒井順興の末子力丸の死を境に、ふたりとその息子鷲王は物の怪のわざわいに見舞われ、やがては筒井氏をめぐる大きな争いへと巻き込まれてゆき――。 第17回電撃小説大賞<メディアワークス文庫賞>受賞の短編『典医の女房』に大幅加筆をし、装いも新たに登場!
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