『旅のミステリー小説フェア、101円~400円(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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殺したはずの女からの手紙…。殺人の連鎖が止まらない山岳ミステリの傑作
銀座で画廊を経営する三船晶彦のもとに届いた一通の手紙は、三年前、地蔵岳で崩壊地へ転落したはずの尾上祐里からのものだった! 三船と祐里は山行をかさねながら親密につきあうようになっていたが、三船の妻が交通事故で死んでから、祐里は三船の身辺を勝手に調べ、結婚を迫るようになっていた。一方で友人から紹介された石戸純子に惹かれはじめていた三船は、祐里を熕わしく思い、殺害を決意する―。脅迫か!復讐か!地蔵岳、摩周湖、八ケ岳。殺人が殺人を呼ぶ謎の真相は!? 傑作長編山岳ミステリー。 -
豪華客船クルーズに断ちがたい因縁を持つ男女が集まった。旅情溢れるミステリーロマン
鶴賀百貨店はロスアンゼルス支店のオープン三周年を記念してロスからパナマ運河を越えフロリダに到る豪華クルーズを行うことになった。社長夫妻・会長夫人ほか三百人以上の参加者の世話役にはM旅行社の牧野蘭子が指名された。蘭子の部下・上杉信吾、単身参加を申込む長井美希子、さらに社長夫人に同行することになった駒沢佐知子――いずれも断ちがたい因縁を持った男女が、何物かに引寄せられるように、このツアーに集って来る……。旅情溢れるミステリーロマン。 -
歴史と伝統を誇る京都の祭を舞台に、トリック・メーカーの女王が贈る傑作推理短編集
都大路をねり歩く華麗な時代祭の行列。先頭の馬車に仕掛けられた爆弾によって市長が死亡、さらに再開した行列の中で静御前に扮した女性が青酸死した――。テレビ中継のゲストとして祭を見ていた推理作家矢村麻沙子は、馬車の入っていた倉庫の数字錠から事件の真相に迫ってゆく……。(時代祭に人が死ぬ) 歴史と伝統を誇る京都の祭を舞台に、トリック・メーカーの女王が贈る傑作推理短編集! -
脅す者と脅される者の心理。切れ味鋭い、長編推理
仙台から夜行列車に乗り込んできた男女は、何かいわくありげな様子だった。ふたりの会話が、断片的に徳村の耳に入ってくる。男は官庁の課長で、女はそこに勤める事務員のようだ。何げなくふたりを観察していた徳村は、明け方、水戸を過ぎたあたりで、バックの中から洗面具を出そうとして、カメラを持ってきていたことに気づいた。次の瞬間、彼の頭にある考えが閃いた。〈お忍び旅行らしいふたりを写真に撮れば必ず金になる〉。徳村は身体の向きを変えると、相手の眼から隠すようにカメラをセットした。脅迫犯と被害者の微妙な心理のあやを巧みに描いた傑作長編推理。
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